Btrieve 2 SDK セットアップ - C/C++ 用
Btrieve 2 はあらゆるプロジェクト構成で機能し、含まれているライブラリは 32 ビットと 64 ビットの両方のプロジェクトをサポートします。プロジェクト プロパティに必要な調整は、コンパイラおよびリンカーから正しいヘッダーとライブラリが見えるように、プロジェクトでそれらをリンクすることだけです。
2 つのライブラリがあります。
- btrieveCpp.lib は C++ クラス ライブラリです。これは、btrieveC.lib に定義されている実装のラッパーで、リンケージ エディターの設定で追加の依存関係としてリストに含まれている必要があります。
- btrieveC.lib は C ライブラリです。実装が含まれており、データベース エンジンと直接通信します。これは btrieveCpp.lib の依存関係であるため、追加の依存関係リストから除かれます。
32 ビット ライブラリと 64 ビット ライブラリ自体の名前は同じで、btrieveCpp.lib および btrieveC.lib ですが、それぞれ SDK パッケージの win32 フォルダーおよび win64 フォルダー下に提供されます。
同じヘッダーがすべての構成に適用されるため、include フォルダーはより簡単です。
両方のヘッダーが存在している必要がありますが、1 番目の btrieveCpp.h のみが直接インクルードされ、2 番目は間接的にインクルードされます。
- btrieveCpp.h は btrieveCpp.lib に対応しており、プログラムに直接インクルードされます。
- btrieveC.h は btrieveC.lib に対応しており、btrieveCpp.h を介して間接的にインクルードされます。このファイルには、API のコアを構成する C 関数のほか、C および C++ の両方のプログラムに共通の、btrieve_status_code_t などの列挙が定義されています。