DTO を使用した Zen サーバーの設定
以下のトピックでは、Distributed Tuning Objects の設定グループを構成するオブジェクトについて説明します。
DtoCategories コレクション
このオブジェクトは、特定の DtoSession オブジェクトに使用できるすべての設定カテゴリを表す DtoCategory オブジェクトのコレクションです。
プロパティ
Count
コレクション内のメンバー数を返します。
Item
コレクションの特定のメンバーを返します。
メソッド
なし
備考
このコレクションでは、1 から始まる序数を渡して個別の項目を取得することができます。
Count プロパティを使用してコレクション内のメンバー数を調べます。
num_categories = my_categories.Count
Item プロパティを使用して、コレクションの 1 から始まるインデックスを取得します。
Set first_item = my_categories(1)
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'Categories コレクションを取得する
Dim my_categories as DtoCategories
Set my_categories = my_session.Categories
関連項目
DtoCategory オブジェクト
このオブジェクトを使用すれば、DtoCategories コレクションの特定のカテゴリで操作を実行することができます。
プロパティ
CategoryID
DtoCategory の一意のカテゴリ ID を返します。
Name
カテゴリの名前を返します。
Session
カテゴリのセッションを返します。
コレクション
メソッド
なし
備考
カテゴリの設定リストを取得するには、Settings プロパティを使って DtoSettings コレクションを返します。その後、その中に含まれる DtoSetting オブジェクトを使って特定の設定に関する情報を取得することができます。
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
Dim category as DtoCategory
Dim my_categories as DtoCategories
Dim settings as DtoSettings
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'Categories コレクションを取得する
Set my_categories = my_session.Categories
 
' コレクション内をループする
For Each category In my_categories
Set settings = category.Settings
Next
関連項目
DtoLicenseMgr オブジェクト
DTO2 のみ:このオブジェクトを使用すれば、製品ライセンスの認証と認証解除、ライセンス検証操作の開始、および製品情報の XML 文字列の取得が行えます。
プロパティ
なし
コレクション
なし
メソッド
備考
Session オブジェクトから取得します。
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
Dim my_licmgr as DtoLicenseMgr
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'License Manager オブジェクトを取得する
Set my_licmgr = my_session.LicenseMgr
 
'ライセンスを追加する
 
result = my_licmgr.AddLicense("ERXVD3U4ZS9KR94QPDHV5BN2")
関連項目
メソッドの詳細
AddLicense
ライセンスを認証します。
構文
result = LicenseManager.AddLicense(License)
引数
LicenseManager
DtoLicenseMgr オブジェクト
License
DtoSession オブジェクトを使って現在接続しているエンジンに対して認証する、有効なライセンス キー。
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
Dim my_licmgr as DtoLicenseMgr
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'License Manager オブジェクトを取得する
Set my_licmgr = my_session.LicenseMgr
 
'ライセンスを追加する
 
result = my_licmgr.AddLicense("ERXVD3U4ZS9KR94QPDHV5BN2")
DeleteLicense
ライセンスを認証解除します。
構文
result = LicenseManager.DeleteLicense(License)
引数
LicenseManager
DtoLicenseMgr オブジェクト
License
DtoSession オブジェクトを使って現在接続しているエンジンから認証解除する、有効なライセンス キー。
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
備考
なし
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
Dim my_licmgr as DtoLicenseMgr
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'License Manager オブジェクトを取得する
Set my_licmgr = my_session.LicenseMgr
 
'ライセンスを削除する
 
result = my_licmgr.DeleteLicense("ERXVD3U4ZS9KR94QPDHV5BN2")
GetProductInfo
License Manager で検出されたすべての Zen 製品の一覧を取得します。
構文
result = LicenseManager.GetProductInfo
引数
LicenseManager
DtoLicenseMgr オブジェクト
戻り値
result
製品の一覧を XML 形式の文字列で返します。
備考
XML 形式の文字列の詳細については、『Distributed Tuning Interface Guide』で PvGetProductsInfo() の備考を参照してください。
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim session As New DtoSession
Set session = New DtoSession
Dim result As dtoResult
result = session.Connect("server", "user", "password")
 
If result <> Dto_Success Then
MsgBox "Error on connect."& CStr(result)
Exit Sub
End If
Dim xmlstring As String
xmlstring = session.LicenseMgr.GetProductInfo
RichTextBox1.TextRTF = xmlstring
ValidateLicenses
セッション接続によって示されるコンピューターのすべてのキーに関する有効性のチェックを開始します。
構文
result = LicenseManager.ValidateLicenses
引数
LicenseManager
DtoLicenseMgr オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
備考
ValidateLicenses は、検証チェックの要求から生じた結果のみを返します。キーの状態に関する情報は何も返しません。キーの状態に関する情報も含め、製品情報の XML 文字列を取得するには、別に GetProductInfo を呼び出す必要があります。
'セッション オブジェクトのインスタンスを作成し、サーバーに接続する
Dim my_session as new DtoSession
Dim result as DtoResult
Dim my_licmgr as DtoLicenseMgr
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
 
'License Manager オブジェクトを取得する
Set my_licmgr = my_session.LicenseMgr
 
'すべてのキーの検証チェックを開始する
result = my_licmgr.ValidateLicenses
 
DtoSettings コレクション
このコレクションには、特定の DtoCategory オブジェクトのすべての設定を表す DtoSetting オブジェクトが含まれます。
プロパティ
Count
コレクション内のメンバー数を返します。
Item
コレクションの特定のメンバーを返します。
メソッド
なし
備考
Count プロパティを使用してコレクション内のメンバー数を調べます。
このコレクションでは、1 から始まる序数または設定名を含むバリアントを渡して個別の項目を取得することができます。
メモ:  また、DtoSession オブジェクトの GetSetting を使って個別の設定を取得することもできます。これにより、カテゴリと設定内のループを節約します。
Dim my_categories as DtoCategories
Set my_categories = my_session.Categories
 
Dim my_settings as DtoSettings
Dim first_setting as DtoSetting
Set my_settings = my_categories.Settings
Set first_setting = my_settings(1)
関連項目
DtoSetting オブジェクト
このオブジェクトは、環境設定を表します。
プロパティ
AllPossibleSelections
設定タイプが単一選択または複数選択であるとき、選択可能なすべての項目を表す DtoSelectionItems コレクションまたは DtoSelectionItem オブジェクトを返します。
このプロパティは、Type プロパティの設定が "dtoSingleSelection" または "dtoMultiSelection" の場合にのみ有効です。これらはそれぞれ、TypeNames プロパティの "Single Selection" および "Multiple Selection" に相当します。
Category
この設定に関連する DtoCategory オブジェクトを返します。
DefaultValue
設定のデフォルト値を返します。
戻り値は Type プロパティの設定に基づくバリアントです。
Type プロパティが "Single selection" の場合は DtoSelectionItem オブジェクトを返します。
Type プロパティが "Multiple selection" の場合は DtoSelectionItems コレクションを返します。
Factor
設定のファクター値を返します。
たとえば、多くの設定が Zen ではバイト単位で保存されていますが、ユーザーは設定を変更するときにキロバイト単位で値を入力する場合があります。
ある設定の Value プロパティで 16384 が返され、Factor プロパティが 1024 を返した場合、プログラムでは 16384 を 1024 で除算してユーザーに 16 を返します。その後、FactorString プロパティを照会し、新しい単位を取得します。この場合はキロバイトになります。
Value プロパティを設定する前に、ユーザーが指定した値に Factor プロパティを乗算する必要があります。
FactorString
Factor プロパティに合わせて調整された Value プロパティの単位を返します。たとえば、UnitString プロパティが "bytes" を返した場合、FactorString プロパティは "kbytes" を返し、Factor プロパティは "1024" を返します。
FalseString
ブール型の設定の False 値を返します。
このプロパティは、ブール型の設定の場合にのみ有効です。設定がブール型かどうかを調べるには、Type プロパティを使用します。
Help
ある設定に関連するヘルプ テキストを返します。
IsClient
その設定が Zen クライアントに対して有効か、または Enterprise Server に対して有効かどうかを示すブール値を返します。
True = クライアント
False = サーバー
Max
Long 型の設定の最大値を返します。
このプロパティは、Long 型の設定の場合にのみ有効です。設定が Long 型かどうかを調べるには、Type プロパティを使用します。
このプロパティで負数が返される場合、以下のように解釈されます。
/* 最大有効メモリまたはディスク サイズ */P_MAX_MEM_DISK_SIZE -129
/* 使用可能なディスク スペースによって制限される最大サイズ */P_MAX_LIMITED_BY_DISK -2
/* 使用可能なメモリによって制限される最大サイズ */P_MAX_LIMITED_BY_MEMORY -1
Min
Long 型の設定の最小値を返します。
このプロパティは、Long 型の設定の場合にのみ有効です。設定が Long 型かどうかを調べるには、Type プロパティを使用します。
このプロパティが有効でない場合は -1 を返します。
Name
設定の名前を返します。
Rank
設定のランクを返します。ランクのグループ設定は、上級ユーザーにのみ適用するかどうかを条件とします。
0 = 標準
1 = 上級
Session
このオブジェクトに関連するセッションを返します。
SettingID
設定の固有の識別子を返します。
TrueString
ブール型の設定の True 値を返します。
このプロパティは、ブール型の設定の場合にのみ有効です。設定がブール型かどうかを調べるには、Type プロパティを使用します。
Type
設定タイプ(設定タイプ列挙)を返します。
0 = Boolean(ブール型)
1 = Long(Long 型)
2 = String(文字列)
3 = Single selection(単一選択)
4 = Multiple selection(複数選択)
TypeName
設定のタイプを文字列形式で返します。
Boolean
Long
String
Single selection
Multiple selection
UnitString
Long 型の設定の単位を返します。
たとえば、secondsbytes などです。
ユーザーがより使いやすい値の範囲を利用できるよう Value プロパティを調整する場合は、Factor プロパティと FactorString プロパティを使用します。
Value
設定の値を取得または設定します。
戻り値は Type プロパティの設定に基づくバリアントです。
Type プロパティが "Single selection" の場合は DtoSelectionItem オブジェクトを返します。
Type プロパティが "Multiple selection" の場合は DtoSelectionItems コレクションを返します。
Long 型の設定に対してこのプロパティを設定する場合は、Min および Max プロパティで照会して、設定する値がその設定の制限範囲内であるかどうかをチェックしてください。
コレクション
メソッド
なし
備考
Type プロパティを使用して設定のタイプを見つけます。次のタイプによって異なることに注意してください。
TrueString および FalseString プロパティはブール型の設定(0)にのみ適用されます。
FactorFactorStringMaxMin および UnitString プロパティは Long 型の設定(1)にのみ適用されます。
Set my_settings = my_category.Settings
Set first_setting = my_settings(1)
関連項目
DtoSelectionItems コレクション
選択タイプの設定で、選択可能な値を表す DtoSelectionItem オブジェクトのコレクション。
プロパティ
Count
コレクション内のメンバー数を返します。
Item
コレクションの特定のメンバーを返します。
メソッド
備考
DtoSetting オブジェクトAllPossibleSelections プロパティは、DtoSelectionItems コレクションを返します。
Count プロパティを使用してコレクション内のメンバー数を調べます。
Set first_setting = my_settings(1)
 
type = first_setting.Type
 
'選択タイプの設定の場合のみこれを呼び出す
'設定タイプの一覧は、設定タイプ列挙を参照
 
if (type = dtoSingleSel) OR (type = dtoMultiSel)
Set all_the_selections = first_setting.AllPossibleSelections
関連項目
メソッドの詳細
Add
DtoSelectionItems コレクションに項目を追加します。
構文
result = Collection.Add(Object)
引数
Collection
オブジェクトを追加する DtoSelectionItems コレクション。
Object
追加する DtoSelectionItem オブジェクト。
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
備考
このメソッドには DtoSelectionItem タイプのパラメーターが必要です。このため、コレクションにオブジェクトを追加する前に、まずオブジェクトのインスタンスを作成してそのプロパティを設定する必要があります。
Dim Result As dtoResult
Dim Session As New DtoSession
Result = Session.Connect("nik-ntws", "", "")
Dim my_setting As DtoSetting
Dim SetID As Long
SetID = 26
Set my_setting = Session.GetSetting(SetID)
If my_setting Is Nothing Then
MsgBox " Setting is wrong"
Exit Sub
End If
 
'新しい値の割り当てを開始する
'ItemID 1 で項目を追加する
new_selections.Add my_setting.AllPossibleSelections.Item(1)
'TCP
 
my_setting.Value = new_selections
GetById
指定した ID で DtoSelectionItems コレクションから DtoSelectionItem オブジェクトを返します。
構文
my_selection_item = Collection.GetById(id)
引数
Collection
DtoSelectionItems コレクション
id
コレクションから取得する項目の ID。特定の選択項目の ID は DtoSelectionItem オブジェクトの ItemId プロパティを使って取得することができます。
戻り値
my_selection_item
Dim Result As DtoResult
Dim Session As New DtoSession
Result = Session.Connect("nik-ntws", "", "")
Dim my_setting As DtoSetting
Dim SetID As Long
SetID = 26
Set my_setting = Session.GetSetting(SetID)
If my_setting Is Nothing Then
MsgBox " Setting is wrong"
Exit Sub
End If
 
Dim new_selections As New DtoSelectionItems
new_selections.Add my_setting.AllPossibleSelections.GetByID(3) 'Microsoft TCP/IP
 
my_setting.Value = new_selections
Remove
DtoSelectionItems コレクションから項目を削除します。
構文
result = Collection.Remove(item)
引数
Collection
DtoSelectionItems コレクション
item
コレクションから削除する項目の(1 から始まる)インデックスまたは選択項目の名前を含むバリアント。
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
備考
このメソッドには DtoSelectionItem タイプのパラメーターが必要です。
Dim Result As DtoResult
Dim Session As New DtoSession
Result = Session.Connect("nik-ntws", "", "")
Dim my_setting As DtoSetting
Dim SetID As Long
SetID = 26
Set my_setting = Session.GetSetting(SetID)
If my_setting Is Nothing Then
MsgBox " Setting is wrong"
Exit Sub
End If
 
Dim new_selections As New DtoSelectionItems
new_selections.Add my_setting.AllPossibleSelections.GetByID(3) ''Microsoft TCP/IP
new_selections.Remove(1)
 
my_setting.Value = new_selections
DtoSelectionItem オブジェクト
選択タイプの設定で選択可能な値を表すオブジェクトです。
プロパティ
ItemID
選択項目の一意の ID を返します。
Setting
この選択項目を適用する設定を返します。
String
選択項目の値を返します。
メソッド
なし
備考
DtoSetting オブジェクトAllPossibleSelections プロパティは DtoSelectionItems コレクションを返します。
Set first_setting = my_settings.Item(1)
 
Dim type as dtoSettingType
type = first_setting.Type
 
'選択タイプの設定の場合のみこれを呼び出す
'設定タイプの一覧は、設定タイプ列挙を参照
 
if (type = dtoSingleSel) OR (type = dtoMultiSel) then
Dim all_the_selections as DtoSelectionItems
Dim selection as DtoSelectionitem
Set all_the_selections = first_setting.AllPossibleSelections
 
Dim String_text as String
For each selection in all_the_selections
String_text = selection.String
Next
関連項目
DtoServices オブジェクト
このオブジェクトは DtoService オブジェクトのコレクションです。これはサーバーで起動している Zen サービスを表します。
プロパティ
Status
サービスの状態を返します。状態を取得する以下のサービスを渡す必要があります。
dtoServiceTransactional
dtoServiceRelational
dtoServiceIDS
StatusString
現在の状態を表す文字列を返します。
メソッド
備考
DtoServices のメソッドは、DtoSession オブジェクトを使って接続するコンピューターで起動している Zen エンジンのサービスを制御します。これらのメソッドはすべて DtoResult 列挙を返します。
このオブジェクトによって、Windows プラットフォームで起動している Zen エンジンのサービスを開始および停止することができます。また、Status または StatusString プロパティを使って Zen サービスの現在の状態を照会することができます。
DtoServices オブジェクトに関するセキュリティ情報
このオブジェクトは、DtoSession オブジェクトと同じユーザー名とパスワードを使って Windows サーバーに接続することができます。
Microsoft の Internet Information Service(IIS)によってホストされる Web アプリケーションからこのオブジェクトのメソッドを使用する場合は、IIS によって DTO が IIS サービスと同じプロセス内で実行できるようにするために、DTO の Web アプリケーションがあるディレクトリ上でプロパティを設定する必要があります。これを行わない場合、IIS サービスの現在の状態は取得できますが、Startxx メソッドや Stopxx メソッドを使用したときに DTO エラー 431(アクセス拒否)が返されます。DtoServices オブジェクトのメソッドに必要な IIS フォルダー プロパティを設定するには、DTO Web アプリケーションが置かれているフォルダー上で以下の手順を実行してください。IIS の設定の詳細については、Microsoft IIS のドキュメントを参照してください。
DTO の Web アプリケーションからサービスを開始/停止できるように IIS を構成するには
1. スタート]メニューから[設定]を選択し、[コントロール パネル]をポイントします。
2. 管理ツール]をダブルクリックします。
3. インターネット サービス マネージャー]をダブルクリックします。
4. DTO の ASP アプリケーションがあるフォルダーを参照します。
5. 左ペインのフォルダーを右クリックして[プロパティ]を選択します。
6. ディレクトリ]タブをクリックします。
7. DtoServices のメソッドの IIS ディレクトリ プロパティに対して、ダイアログ ボックスの[アプリケーション保護]フィールドで "低(IIS プロセス)" を指定します。
'この例では、サーバーに接続し、
'すべての Zen サービスを再開する
 
Dim my_session as new DtoSession
Dim my_services as DtoServices
Dim result as DtoResult
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
Set my_services = my_session.Services
result = my_services.RestartAllServices
 
'この例では、サーバーに接続し、
'DataExchange (DX) エージェント サービスと DX レプリケーション サービスを
'再開する
 
Dim my_session as new DtoSession
Dim my_services as DtoServices
Dim result1 as DtoResult
Dim result2 as DtoResult
 
result = my_session.Connect("myserver", "username", "password")
Set my_services = my_session.Services
result1 = my_services.StartDXReplication
result2 = my_services.StartDXAgent
関連項目
メソッドの詳細
RestartAllServices
トランザクショナル サービス、リレーショナル サービス、DataExchange(DX)エージェントおよび DX レプリケーション サービスを停止して再開始します。
構文
result = Services.RestartAllServices
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StartRelational
リレーショナル サービスを開始します。Zen v14 以降、これは StartTransactional メソッドと同じです。
構文
result = Services.StartRelational
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StartTransactional
Btrieve トランザクショナル サービスを開始します。Zen v14 以降、これは StartRelational メソッドと同じです。
構文
result = Services.StartTransactional
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StopRelational
リレーショナル エンジン サービスを停止します。Zen v14 以降、これは StopTransactional メソッドと同じです。
構文
result = Services.StopRelational
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StopTransactional
Btrieve トランザクショナル エンジン サービスを停止します。Zen v14 以降、これは StopRelational メソッドと同じです。
構文
result = Services.StopTransactional
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StartDXAgent
DataExchange(DX)エージェント サービスを開始します。DX エージェントは、レプリケーションでの重大な障害を検出し、管理者に電子メールで通知するコンポーネントです。詳細については、DataExchange ドキュメントを参照してください。
DX エージェント サービスは、DX レプリケーション サービスを開始する前でも開始することができますが、その場合はレプリケーション サービスが停止していることを通知するメッセージがエージェントから返されます。レプリケーション サービスがまだ実行していないため、これは正常な動作です。
構文
result = Services.StartDXAgent
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StartDXReplication
DataExchange(DX)レプリケーション サービス(レプリケーション エンジン)を開始します。レプリケーション エンジンでは、DataExchange レプリケーション ネットワーク内で、どれか 1 つの Zen データベースの変更を捕捉し、それをほかのデータベースと共有することができます。詳細については、DataExchange ドキュメントを参照してください。
レプリケーション サービスを開始すると、トランザクショナル サービスやリレーショナル サービスも開始します。
構文
result = Services.StartDXReplication
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StopDXAgent
DataExchange(DX)エージェント サービスを停止します。DX エージェントは、レプリケーションでの重大な障害を検出し、管理者に電子メールで通知するコンポーネントです。詳細については、DataExchange ドキュメントを参照してください。
構文
result = Services.StopDXAgent
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
StopDXReplication
DataExchange(DX)レプリケーション エンジンを停止します。レプリケーション エンジンでは、DataExchange レプリケーション ネットワーク内で、どれか 1 つの Zen データベースの変更を捕捉し、それをほかのデータベースと共有することができます。詳細については、DataExchange ドキュメントを参照してください。
構文
result = Services.StopDXReplication
引数
Services
DtoServices オブジェクト
戻り値
result
メソッド呼び出しの結果を示す DtoResult(Long 型の値)。DtoSession オブジェクトError プロパティを使って結果の説明を取得します。
 
最終更新日: 2024年07月12日