Audit for PSQL Viewer の使用
 
このページをシェアする                  
Audit for PSQL Viewer の使用
メイン ウィンドウのツアーとタスクの参照一覧
以下のトピックでは、Audit for PSQL Viewer の全般的な説明とその使用法を示します。
Audit for PSQL Viewer の概念
Audit for PSQL Viewer GUI のビジュアル リファレンス
Audit for PSQL Viewer の概念
ビューアーは、Audit for PSQL アプリケーションへのクライアント ユーザー インターフェイスです。このメイン ウィンドウから次の機能を利用できます。
Audit for PSQL サーバー
データ ツリー
ビュー ファイル
警告
レポート
Audit for PSQL サーバー
Audit for PSQL サーバーは一種の PSQL データベース サーバーで、Audit for PSQL イベント ハンドラーと構成ファイルは、このサーバーにインストールされて動作します。イベント ハンドラーは、データベースを監視し、監査レコードをログに記録します。このログは後で、Audit for PSQL Viewer クライアントで表示するために照会することができます。各 Audit for PSQL サーバーは、Audit for PSQL データ ツリーの最上位ブランチになります。
データ ツリー
データ ツリーは、監査システムをグラフィック形状で表します。ツリーの各ブランチは、Audit for PSQL サーバーとその現在のビュー ファイル、アーカイブされたファイル、および保存されたクエリを保持しています。詳細については、Audit for PSQL Viewer GUI のビジュアル リファレンスを参照してください。
ビュー ファイル
Audit for PSQL イベント ハンドラー ログ内の監査レコードは、クエリおよび表示用のビュー ファイルに移動されます。これらのレコードは、アーカイブ ファイルに移動されるまではビュー ファイル内にあります。データ ツリー内の各サーバーは、独自のビュー ファイルとアーカイブ ファイルを持ちます。詳細については、Audit for PSQL Viewer GUI のビジュアル リファレンスを参照してください。
警告
警告とは、新たにキャプチャされた監査レコードが一連の条件と一致していることを知らせる自動通知です。作動した警告により、選択した受信者のグループに電子メールを送信することができます。また、サーバー上のアプリケーションを起動します。警告での作業を参照してください。
レポート
画面表示用および印刷用のレポートは、監査レコードを選択するためのクエリを使って読み込まれます。レポートの印刷を参照してください。
Audit for PSQL Viewer GUI のビジュアル リファレンス
次のトピックは、Audit for PSQL Viewer のメイン ウィンドウを参照しています。ユーザーとしてログインし、クエリを実行して監査レコードを表示すると、ウィンドウは次の図のようになります。このウィンドウには次の項目が含まれています。
タイトル バー
メニューとツール バー
データ ツリー
監査レコード グリッド
監査レコードの詳細
ステータス バー
詳細を見るには、一覧内の項目をクリックするか、または画像の領域をクリックします。
タイトル バー
メイン ウィンドウのタイトル バーには、アプリケーション、アクティブなサーバー、および現在の画面の名前が列挙されます。この例では、監視しているシステムは PSQL データベースとなっています。
メニューとツール バー
このトピックでは、次の図に示すメイン ウィンドウのメニューとツール バーに含まれる項目について説明します。詳細を見るには、画像の領域をクリックします。
 
メニューまたはツール バー
コマンド
説明
ファイル
クエリ
または
レコードを検索するための Query Builder を表示します。クエリは、ユーザー、日付、操作などの条件に基づいて作成できます。詳細については、監査レコードの照会を参照してください。
警告
または
クエリに基づいて警告を作成します(たとえば、特定のユーザーが変更を行った、$100,000 を超える小切手が現金化された場合など)。作動した警告は、監視対象のレコードに アイコンを使ってフラグを付け、電子メールを送信するか、またはプログラムを起動するかいずれかの操作を実行します。詳細については、警告での作業を参照してください。
レポート
または
選択した監査レコードを出力します。詳細については、レポートの印刷を参照してください。
終了
ログアウトしてビューアーを閉じるには、[終了]を選択します。
編集
コピー
選択したフィールドをタブ区切りのテキスト文字列としてクリップボードにコピーします。
すべて選択
すべてのレコードを強調表示します。
ツール
検索
または
監査レコード内で特定のテキストを検索します。詳細については、監査レコードの検索を参照してください。
並べ替え
または
現在選択されている列を基準にして監査レコードを並べ替えます。詳細については、監査レコードの並べ替えを参照してください。
エクスポート
または
現在のビュー ファイルまたはアーカイブされたビュー ファイルをテキスト ファイルにエクスポートします。詳細については、他のアプリケーションへの監査レコードのエクスポートを参照してください。
表示
アクティブ ローカル モニターを表示
データ ツリー内に、現在インストールされているイベント ハンドラーに関する情報を提供するためのアイコンを表示します。この設定のデフォルトはオフで、通常の使用ではオフのままにしておきます。
アーカイブの表示設定
データ ツリーの[アーカイブ ファイル]の下に表示する項目の数を設定します。詳細については、データ ツリーを使って監査レコードをアーカイブするを参照してください。
Audit デバッグ メッセージを表示
特定の統合開発作業中に、デバッグ メッセージをクエリ結果に表示するかどうかを設定します。この設定のデフォルトはオフで、通常の使用ではオフのままにしておきます。
Audit モニター メッセージを表示
特定の統合開発作業中に、内部メッセージをクエリ結果に表示するかどうかを設定します。この設定のデフォルトはオフで、通常の使用ではオフのままにしておきます。
サーバー
追加
Audit for PSQL Viewer クライアントから Audit for PSQL サーバーへの接続を作成します。
削除
Audit for PSQL サーバー接続を削除します。サーバーは新しい監査レコードをキャプチャし続けますが、クライアントは現在、それらにアクセスすることはできません。ただし、現在のビュー ファイルやアーカイブ ファイルに既に入っているレコードを照会、表示することはできます。
現在のビュー ファイルを更新
または
監査ログを基に現在のビュー ファイルを更新し、クエリで最新の監査レコードが表示されるようにします。
現在のビュー ファイルをアーカイブ
現在のビュー ファイル内のすべての監査レコードをアーカイブします。この監査レコードには、ログ ファイルにキャプチャされているが、まだビューに更新されていないものも含まれます。
ビュー ファイルのアーカイブと圧縮
現在のビュー ファイル内のすべての監査レコードをアーカイブして圧縮します。この監査レコードには、ログ ファイルにキャプチャされているが、まだビューに更新されていないものも含まれます。
パスワードの変更
Audit for PSQL サーバーに現在ログインしているユーザーのパスワードを変更します。
管理者
(管理者ログインのみが利用可能)
ステータス ログの表示
Audit for PSQL の活動のステータス ログを表示します。
監査の設定
Audit for PSQL サーバーが監視するファイルや、個々のファイルの監視対象の操作などを設定します。
ユーザーのメンテナンス
または
ユーザーを追加または削除することができます。
サーバーの設定
Audit for PSQL サーバーのパスやその他のシステム設定を管理します。
ヘルプ
目次
ユーザー ガイドのオンライン版を提供します。
トラブルシューティング
一般的な問題をトラブルシューティングするための手順を提供します。追加のサポートについては、PSQL Web サイトをご覧ください。
インデックス
ユーザー ガイドのインデックス(キーワード)を表示します。
バージョン情報
Audit for PSQL のバージョン情報を表示します。
表示する列
監査レコードのグリッドにどの列を表示するかを設定するためのドロップダウン リストです。手順については、監査レコード グリッドに表示する列の設定を参照してください。
アクティブなサーバーとデータ ソース
ツール バーには次の例に示すように、現在の Audit for PSQL サーバーのログインと、前回のクエリ用に選択された監査ファイルが列挙されます。
Audit Server: \\VM-WIN7-ENT-64
Data Source: Current View File - AMVIEW
Data Source: Archived File - \\VM-WIN7-ENT-64\
PSVWAUDIT$\arch\20160321.00v
Data Source: Multiple View Files(つまり、現在のビュー ファイルとアーカイブ ファイルの両方)
データ ツリー
データ ツリーには Audit for PSQL サーバーが表示されます。プラス記号をクリックしてツリーのブランチを展開すると、詳細を見ることができます。また、ツリーのアイコンを右クリックすると、さまざまなコマンド オプションが表示されます。現在のビュー ファイルやアーカイブ ファイルに対してクエリを実行することができます。データ ツリーには、繰り返し利用するために保存されたクエリが一覧表示されるほか、利便性を図って、最後に実行されたクエリが提示されます。
監査レコード グリッド
現在のビュー ファイルまたはアーカイブ ファイルに対してクエリを実行した場合、監査レコード グリッドにその結果が表示されます。
監査レコードの詳細
監査レコードは、Audit for PSQL の操作とデータベースの活動の両方をキャプチャします。データベースの活動については、Audit for PSQL Viewer ウィンドウの下方部分にある監査レコードの詳細領域に、活動が発生したデータベースのフィールドが示されます。
メモ: データ レコードの詳細は、データの表示に使用する Audit for PSQL にデータベース スキーマがインポートされているかどうかに応じて、人間の言語または 16 進数で表示されます。詳細については、監査の設定での作業を参照してください。
ステータス バー
このセクションでは、メイン ウィンドウの下部にあるステータス バーに表示されるテキストについて説明します。
ステータス バーには次の 2 つのメッセージが表示されます。
現在、そのビューアーがクライアントになっているアクティブなサーバー。
アクティブなビュー ファイル。現在のビュー ファイルのデフォルトの名前である AMVIEW、または、ビューアーで現在選択されているアーカイブ ファイルの日付(たとえば、2016 年 3 月 25 日ならば 20160325)になります。