一般リファレンス : Getting Started Guide with Zen : サーバー用のネットワーク通信の設定
  
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サーバー用のネットワーク通信の設定
Zen エンジン用のネットワーク通信の設定方法
以下のトピックでは、Zen でサポートされる ネットワーク通信の種類について説明します。
エンジンのネットワーク通信設定
TCP/IP サポートのセットアップ
エンジンのネットワーク通信設定
このセクションでは、Zen エンジンによって使用されるネットワーク通信用の構成について説明します。これらの設定の変更は、コマンド ライン ユーティリティまたは ZenCC 内のエンジン プロパティを使用して行うことができます。
各設定の詳細については、『Advanced Operations Guide』で説明しています。以下のネットワーク通信用の設定については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
自動再接続タイムアウト
自動再接続の有効化(Windows のみ)
リッスン IP アドレス
サポート プロトコル
TCP/IP マルチホーム
TCP/IP ポート
TCP/IP サポートのセットアップ
デフォルトで、TCP/IP は Zen クライアントとリモート データベース エンジン間または複数の Workgroup エンジン間でサポートされます。デフォルトの設定を変更する、あるいは TCP/IP サポートが使用可能かどうかを調べる必要がある場合はこのセクションを参照してください。
メモ:このセクションのタスクを行うには、データベース エンジンが起動しているコンピューターに対し管理者レベルの権限を持っているか、データベース エンジンが起動しているコンピューターで定義された Zen_Admin グループのメンバーでなければなりません。
TCP/IP サポートを有効にするには
以下の手順に従って、データベース エンジンが TCP/IP ネットワーク間でクライアントと通信できることを確認してください。
1 オペレーティング システムの[スタート]メニューまたはアプリ画面から Control Center(ZenCC)にアクセスします。
2 エクスプローラーで[エンジン]をダブルクリックし、ZenCC で登録しているエンジンの一覧を表示します。
3 ターゲット エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。ログインを指示された場合は、ログインします。
4 プロパティ ツリーで[通信プロトコル]をクリックすると、[サポート プロトコル]にプロトコルの一覧が表示されます。サポート プロトコルのリストで、[TCP/IP]のチェックがオンになっていれば、TCP/IP が既にサポートされています。
5 TCP/IP]のチェックボックスをクリックしてオンにしたら、この変更を反映させるためにデータベース エンジンを再起動します。
ヒント: クライアント コンピューター、あるいは、ほかのワークグループ コンピューター上のクライアント ソフトウェアでも TCP/IP を使用するよう構成されているか必ず確認してください。クライアント用のネットワーク通信の設定を参照してください。
マルチホーム TCP/IP サポートを有効にするには
以下の手順を実行することによって、Windows サーバーでインストール済みの 2 つのネットワーク カードを使用するよう構成します。
1 オペレーティング システムの[スタート]メニューまたはアプリ画面から Control Center(ZenCC)にアクセスします。
2 エクスプローラーで[エンジン]をダブルクリックし、ZenCC で登録しているエンジンの一覧を表示します。
3 ターゲット エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。ログインを指示された場合は、ログインします。
4 通信プロトコル]をクリックし、[TCP/IP マルチホーム]チェックボックスをオンにして、サーバー エンジンが複数のネットワーク インターフェイスでクライアント接続を受信待ちするよう構成します。
ネットワーク インターフェイスが 1 つしか存在しない場合、この設定は無視されます。
5 この変更を反映させるために、サーバー エンジンを再起動します。クライアントの設定を変更する必要はありません。
メモ:サーバー コンピューターに 2 つのネットワーク インターフェイスが存在するときに、[TCP/IP マルチホーム]オプションをオフに設定した場合は、[リッスン IP アドレス]の設定を変更してデータベース エンジンが受信待ちするネットワーク インターフェイスの TCP/IP アドレスを指定する必要があります。

IP アドレスを指定しないと、データベース エンジンでは最初のネットワーク インターフェイスからのみ通信を受け取り、オペレーティング システムにバインドします。これはドライバーのインストールによって変わるため、ドライバーのアップデート後には作業システムが中断してしまう恐れがあります。この問題を回避するには、必ず[リッスン IP アドレス]を設定するようにしてください。