Windows での PSQL のインストール後
このソフトウェアの削除に関する情報とよくある質問
以下のセクションでは、お使いのシステムからの PSQL の削除に関する手順とよくある質問について説明します。
PSQL インストール後の操作に関する一般的な質問
このセクションでは、インストール プログラム実行後の操作に関する情報を説明します。この質問は、特に明記されていない限り、すべてのデータベース エンジン製品を対象とします。インストール後に問題が生じた場合は、
インストール後のトラブルシューティングを参照してください。
Windows プラットフォームで PVSW\BIN にはどのような変更がありますか?
PSQL v10 以降、Windows プラットフォームの <ドライブ文字>:\pvsw\bin にはファイルがインストールされなくなりました。この変更は、Microsoft のガイドラインに対応した PSQL で行われています。
PSQL ファイルはどこにインストールされますか?
表
2 に、PSQL が Windows プラットフォームでプログラムやアプリケーション データ ファイルをインストールするデフォルトの場所の一覧を記載します。Linux および OS X プラットフォーム用の情報については、表
18 を参照してください。
表 2 PSQL の Windows におけるデフォルトのインストール場所
プラットフォーム | ファイルの種類 | デフォルトのインストール場所 |
Windows(64 ビット) | PSQL アプリケーション データ | <ドライブ >:\ProgramData\Actian\PSQL\ |
プログラム ファイル(64 ビット) | <ドライブ >:\Program Files\Actian\PSQL\ |
プログラム ファイル(32 ビット) | <ドライブ>:\Program Files (x86)\Actian\PSQL\ |
Windows(32 ビット) | PSQL アプリケーション データ | <ドライブ >:\ProgramData\Actian\PSQL\ |
| プログラム ファイル | <ドライブ >:\Program Files\Actian\PSQL\ |
メモ:DOS リクエスター ファイルはデフォルトで、32 ビット Windows プラットフォームでのみ <ドライブ>:\%WINDIR%\SYSTEM32\ にインストールされます。 |
アプリケーション データ ファイルとは何ですか?
アプリケーション データ ファイルとは、一般にシステムが書き込むことができるファイルです。アプリケーション データ ファイルの例としては、ログ ファイル、チュートリアル ファイルおよび DEMODATA や TEMPDB などのデータベース ファイルが挙げられます。
プログラム ファイルとは何ですか?
一般に、プログラム ファイルは機能するためにシステムが要求するファイルです。プログラム ファイルの例としては、バイナリ システム ファイル、実行ファイル、ダイナミック リンク ライブラリおよび .jar ファイルなどが挙げられます。
プログラム ファイルの 32 ビットと 64 ビットの違いは何ですか?
Microsoft ガイドラインでは、64 ビット コンポーネントは 32 ビット コンポーネントとは別々の場所にインストールするよう勧告しています。PSQL 64 ビットのコンポーネントは、64 ビット プログラム ファイルの場所にインストールされ、Windows レジストリで 64 ビット ハイブ下に登録されます。PSQL 32 ビットのコンポーネントは、32 ビット プログラム ファイルの場所にインストールされ、Windows レジストリで 32 ビット(x86)ハイブ下に登録されます。
ワークグループ環境に 64 ビット クライアントが必要になった場合はどのようにすればよいですか?
ワークグループのインストールでは 32 ビットまたは 64 ビット の Windows システムに適したコンポーネントをすべてインストールします。追加のインストールを行う必要はありません。
クライアントのインストール イメージにはどのような変更がありますか?
以前のバージョンの PSQL には、PSQL データベースへのアクセスに必要なクライアント ソフトウェアのインストールに使用するイメージが含まれていました。このイメージは PSQL からは必要なくなり、サーバー版やワークグループ版でクライアント コンポーネントをインストールするようになりました。クライアント マシンに単独でインストールする場合は、クライアント インストール パッケージを利用してください。
ワークグループ エンジンでクライアントをインストールする必要がありますか?
ワークグループ エンジンをインストールする場合、クライアント ソフトウェアのライセンスを持ち、ワークグループ内でデータを共有するすべてのコンピューターにそのクライアント ソフトウェアをインストールする必要があります。各コンピューターにワークグループ エンジンがインストールされると、エンジンごとにデフォルトでクライアント ソフトウェアがインストールされるので、クライアント ソフトウェアを個別にインストールする必要がありません。
オンライン マニュアルはどのようにして見ることができますか?
ドキュメント ライブラリのビューアーは PSQL Control Center(PCC)に組み込まれました。ドキュメント ライブラリは、PCC インターフェイスの[ようこそ]ビュー、[ヘルプ]メニュー、F1(Windows)または Shift+F1(Linux)キーを押すことによって開くことができます。
オンライン マニュアルは、Adobe Acrobat(PDF)ファイルの形式でも見ることができます。PDF ファイルは PSQL インストール メディアの Books ディレクトリにあります。
ユーザー ライセンスの確認または更新方法は?
旧バージョンの PSQL のライセンスは新しいリリースには移行されません。製品の評価版をインストールする場合を除き、本リリースに適用できるライセンスが必要です。
License Administrator ユーティリティを使用すると、PSQL 製品のライセンス適用に使用するキーの表示や調整を行うことができます。たとえば、認証されているキーの検証、キーの状態の確認、およびキーに対して残っている認証数の確認が行えます。このユーティリティの詳細、およびライセンス管理用に実行できるタスクについては、『
PSQL User's Guide』の
ライセンス管理を参照してください。
PSQL ではどのようなユーザー ライセンスがインストールされますか?
インストール時にライセンス番号を入力しなかった場合は評価版がインストールされます。
このライセンスに必要な設定はありません。インストールした後に、License Administrator ユーティリティを使用して、インストールされたライセンスを見ることができます。このユーティリティの詳細については、『PSQL User's Guide』を参照してください。
次に行うこと
インストール時に問題があった場合や、トラブルシューティングに関する疑問がある場合は、
インストール後のトラブルシューティングを参照してください。
インストールが正常終了した場合は、引き続き、サーバーに接続するマシンへのクライアントのインストールおよび設定を行うことで PSQL の配布を実行します。詳細については、
PSQL Client(Windows 版)のインストールを参照してください。
PSQL のアンインストール
アンインストール プログラムでは、インストール プログラムでインストールされた PSQL およびすべての関連コンポーネントをシステムから削除します。レジストリ設定、各種設定、PSQL システムおよびサンプル データベースも削除されます。
アンインストール プログラムで以下のものは削除されません。
•PSQL キー
•PSQL のインストール ディレクトリに作成したデータベース
•それらのデータベースに関連する DSN およびデータベース名
•PSQL のインストール ディレクトリ以外の場所にあるデータベース
•Backup Agent または DataExchange などのその他の PSQL 製品。これら製品には独自のアンインストール プログラムがあります。各製品のマニュアルを参照してください。
►PSQL をアンインストールするには
1 PSQL ライセンス管理ユーティリティ(GUI または CLI)を使用して、製品の認証に使用されているキーを認証解除します。これにより、そのキーを別のインストールに使用することができるようになります。具体例については、『
PSQL User's Guide』の
キーを認証解除するにはを参照してください。
2 コントロール パネルで、[プログラムと機能]を選択します。
3 表示されるリストから、インストールされている PSQL 製品を選択します。
4 [変更]をクリックし、次に[次へ]をクリックします。
5 [削除]オプションを選択して[次へ]をクリックし、アンインストール処理の指示に従います。
実行中のアプリケーションが PSQL のアンインストールに支障をきたす可能性がある場合は、それらのアプリケーションを終了またはアンインストールしておく必要があります。
注意: アプリケーションを終了しないまま処理を続行すると、アンインストール中に予期しない結果が生じる可能性があります。
再起動の要求があった場合は、再起動してください。