基本的なトラブルシューティング
一般的な問題の識別と解決方法
次のトピックでは、発生する一般的な問題の解決方法について説明します。
一般的なヒント
このトピックでは、Audit for Zen を使用するための一般的なヒントを紹介します。
• 監視するアプリケーション データを構成する際は、選択したファイルが AZ サーバーと同じサーバーに存在していることを確認してください。
• Zen の設定が最適化されていることを確認してください。共通設定には通信プロトコル、ファイル、ファイル ハンドルがあります。設定と最適化の詳細については、Zen ドキュメントを参照してください。
• AZ は監査レコードに自動的に番号を付けます。この番号は 2,147,483,647 を上限とします。上限に達すると番号付けを折り返し、次の監査レコードの番号を再び 1 から始めます。番号が急に小さくなった場合は、この状況が発生していないかどうかを確認してください。
トラブルシューティングの方法
以下のチェックリストでは AZ における問題を診断するのに役立つ項目を挙げます。
ステータス ログの再開
Audit for Zen は、amstatus.log にステータス レコードを書き込みます。このファイルは、デフォルトのインストールでは C:\ ProgramData\ Zen\ Audit\ logs に配置されます。この場所は、管理者ユーザーが[管理者]>[サーバー設定]>[監視のパス]で変更できます。ディスクがいっぱいである場合などの特定の状況下では、Audit for Zen はこのエラー状態が解消されても、このファイルへのステータス メッセージの追加を続行できないことがあります。ステータス ログを再開するには、ログの内容をエクスポートし、その後ログを削除します。Audit for Zen は自動的に新しい amstatus.log ファイルを作成し、記録を開始します。
► ステータス ログを再開するには
1 [AZCC]ウィンドウで、[管理者 ]>[ステータス ログの表示 ]を選択して[ステータス ログ]タブを表示します。
3 AZCC を終了します。
4 Zen サービスを停止します。
5 AZ のインストレーションにある logs フォルダーから、元の amstatus.log ファイルを削除します。
6 Zen サービスを再起動します。
Audit for Zen により、自動的に新しいステータス ログが作成され、現在のビュー ファイルで使用できるようになります。
アプリケーション データを変更したにもかかわらず、クエリを実行してもレコードが返されない
1 Audit for Zen の監視が有効になっていることを確認してください。
• AZCC の[監査サーバー]リストで、Zen サーバー名に "(監視実行中)" と表示されているはずです。
• Zen データベース エンジンが起動している必要があります。
2 監査の設定で、このアプリケーション ファイルが、監視対象として設定されていることを確認してください。
3 監視が実行されていて、ファイルが既に設定されている場合は、クエリを実行する前にビュー ファイルを更新してください。
4 アーカイブを行った直後でないことを確認してください。アーカイブの直後には現在のビュー ファイルには目的のレコードは存在しません。
5 ZenCC の License Administrator ツールを使用することで、Audit for Zen と Zen のどちらのライセンスもアクティブで、有効期限が切れていないことを確認してください。
データベース エンジン
AZ が機能するためには Zen データベース エンジンが起動している必要があります。
► データベース エンジンが起動しているかどうかを調べるには
次のいずれかを実行します。
• Zen Control Center で、[サービス]ノードを展開し、Zen データベース エンジンが起動していることを確認します。起動していない場合は、同じノードを右クリックして[全サービスの開始 ]を選択します。
• または、以下の手順を使用します:
1. コントロール パネルから、Windows の[サービス ]管理コンソールを開きます。
2. Actian Zen Enterprise Server Engine を見つけます。
3. 同サービスが開始されていない場合は、それを右クリックして[開始 ]を選択します。
このサイトは、JavaScriptを有効にして最適に動作します