このファイルには以下の項目が含まれています。
PSQL v12 は ADO.NET データ プロバイダーのバージョン 4.0 および 4.2 の 2 つのバージョンを提供します。デフォルトで、すべてのバージョンがデータベース エンジンと一緒にインストールされます。
PSQL ADO.NET データ プロバイダーはマネージ コードのみで構築されており、実行およびデータベースへの接続は完全に共通言語ランタイム(CLR)内で行うことができます。
メモ アプリケーションがバインド リダイレクトを使用している場合は、バインド リダイレクト ファイルを Pervasive.Data.SqlClient.4.0 または Pervasive.Data.SqlClient.4.2 にアップデートする必要があります。
メモ Windows Server 2003 環境では、.NET Framework 2.0 以降はデフォルトでインストールされません。事前に .NET Framework 2.0 以降がインストールされていないと、PSQL ADO.NET プロバイダーは PSQL のインストール中にグローバル アセンブリ キャッシュ(GAC)へ書き込まれません。これは、プロバイダー アセンブリが PSQL のインストール場所にインストール済みであってもそうです。アプリケーション設計が、GAC に書き込まれている ADO.NET プロバイダーによって異なる場合、正しく機能するには次の手順に従う必要があります。
・ 正しい .NET Framework バージョンをインストールする
・ PSQL インストールを修復する
ADO.NET プロバイダーの各バージョンで必要となる .NET Framework のバージョンの詳細については、PSQL ADO.NET データ プロバイダーについてを参照してください。
『PSQL Data Provider for .NET Guide』の「本リリースでの新機能」を参照してください。
ADO.NET のための PSQL データ プロバイダーで必要とされるファイルは、2 つの異なったインストールを通して提供されます。PSQL データベース エンジン(全エディション)をインストールすると、デフォルトでプロバイダー アセンブリが含まれています。設計時ファイル、サンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリは、ADO.NET アクセス方法用のソフトウェア開発キット(SDK)に含まれています。
データベース エンジンのインストールは、PSQL インストール先の PSQL\bin フォルダー下のバージョンに応じたフォルダーに、プロバイダー アセンブリをコピーします。個別のフォルダーは 4.0 と 4.2 を使用します。
.NET Framework のサポートされているバージョンを検出した場合は、次の処理も発生します。
汎用プロバイダーのインスタンス(Pervasive.Data.SqlClient)は常に最新のプロバイダー アセンブリを指します。
PSQL\bin フォルダーにコピーされたプロバイダー アセンブリは、インストール時にプリコンパイルされません。つまり、それらはローカル コンピューター上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加されません。プロバイダー アセンブリをプライベート サイド バイ サイド アセンブリとしてアプリケーションと一緒にインストールし、ターゲット システム上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加したい場合は、インストールにそれらを追加する必要があります。Microsoft MSDN ライブラリで "ネイティブ イメージ サービス" を参照してください。
メモ データベース エンジンのインストールがバージョン 3.2 より古い PSQL ADO.NET データ プロバイダーを検出すると、古いプロバイダーはアンインストールされます。
ASP.NET 用のさまざまな PSQL メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio 統合に必要な設計時ファイルは、 AG-TECH PSQL Library からダウンロードできます。アセンブリ バージョンごとに独自の SDK インストーラーが用意されています。
メンバーシップ プロバイダーは、.NET アプリケーションを開発するコンピューターと、そのアプリケーションを実行するクライアント コンピューターにインストールする必要があります。
それぞれのメンバーシップ プロバイダーはインストール中に GAC にインストールされます。
SDK のインストーラーはサンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリをインストールすることに加え、PSQL ADO.NET データ プロバイダーのために次の統合を実行します。
PSQL ADO.NET SDK をインストール後に Visual Studio をインストールした場合は、SDK のインストーラーを再実行します。SDK のインストーラーは PSQL メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio を統合します。
Logging Application Block を正しく機能させるにはアプリケーションに次の行を含める必要があります。
ConfigurationManager.GetSection("Pervasive.Data.SqlClient.Entity");
以下の情報は PSQL ADO.NET データ プロバイダーを機能させるためのアプリケーションの設計方法です。
ASP.NET ログイン コントロールは、カスタムの PSQL メンバーシップ プロバイダーを使用して、ユーザー情報を格納するための個々のデータベースを指定します。
カスタムのメンバーシップ プロバイダーの記述に関する情報は、http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/f1kyba5e.aspx から入手できます。
メンバーシップ プロバイダーの場所については、ライブラリを参照してください。
ライブラリとサンプルに含まれるサンプルの ASP.NET アプリケーションは、ユーザーの作成、パスワードの変更、パスワードの回復、およびユーザーの検証を行う方法を示しています。
SDK セットアップ プログラムは以下に示すライブラリを PSQL\Bin フォルダーの内のバージョン別のフォルダーにコピーします。『Getting Started with PSQL』の「PSQL ファイルはどこにインストールされますか?」も参照してください。
ライブラリ
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説明
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---|---|
PSQL.Membership.Provider.dll
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ASP.NET ログイン コントロールから PSQL データベースの使用を可能にします。
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PSQL.VisualStudio.DataTools.dll
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Visual Studio の開発環境でサーバー エクスプローラー統合のために使用されます。
|
◎ メンバーシップ プロバイダーの使用手順
これで、ASP.NET のログイン コントロールは PSQL Membership Provider を使用するようになります。
CREATE TABLE Users ( PKID UniqueIdentifier NOT NULL PRIMARY KEY, Username Char (255) NOT NULL, ApplicationName char (255) NOT NULL, Email Char (128) NOT NULL, Comment Char (255), "Password" Char (128) NOT NULL, PasswordQuestion Char (255), PasswordAnswer Char (255), IsApproved SmallInt, LastActivityDate DateTime, LastLoginDate DateTime, LastPasswordChangedDate DateTime, CreationDate DateTime, IsOnLine SmallInt, IsLockedOut SmallInt, LastLockedOutDate DateTime, FailedPasswordAttemptCount Integer, FailedPasswordAttemptWindowStart DateTime, FailedPasswordAnswerAttemptCount Integer, FailedPasswordAnswerAttemptWindowStart DateTime )
<connectionStrings> <add name="PsqlServices" connectionString="ServerDSN=ASPNETPSQL;" /> </ connectionStrings> <system.web> <membership defaultProvider="PsqlMembershipProvider" userIsOnlineTimeWindow="120"></membership> </system.web><providers> <clear /> <add name="PsqlMembershipProvider" type="PSQL.Membership.PsqlMembershipProvider" connectionStringName="PsqlServices" enablePasswordRetrieval="true" enablePasswordReset="true" requiresQuestionAndAnswer="true" writeExceptionsToEventLog="true" debug="false" passwordFormat="Clear"/> </providers>
PSQL ADO.NET データ プロバイダーは、IPv6 環境(IPv4/IPv6 混在または IPv6 のみ)をサポートしています。
PSQL SDK ドキュメントの『PSQL Data Provider for .NET Guide』および『PSQL Programmers Guide』が .NET アプリケーションの開発に役立ちます。
以下の表は ADO.NET データ プロバイダーで提供されるサンプルの要約です。デフォルトで、この SDK のインストールでは、サンプル ファイルを ProgramData\Actian\PSQL\ado.net フォルダー内のバージョン別のフォルダーにコピーします。注意:アプリケーション データの場所はオペレーティング システムによって異なります。詳細については、『Getting Started with PSQL』の「PSQL ファイルはどこにインストールされますか?」を参照してください。
PSQL v12 の既知の問題はすべて PSQL Web サイトで公開されています。
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