このファイルには以下の項目が含まれています。
Pervasive PSQL v11 SP3 は、ADO.NET データ プロバイダーの 4 つのバージョン、3.2、3.5、4.0、および 4.1 バージョンを提供します。デフォルトで、すべてのバージョンがデータベース エンジンと一緒にインストールされます。
メモ Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダー 4.0 および Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダー 4.1 をご使用の場合は、Pervasive PSQL v11 SP3 は最新のアップデートが適用されている必要があります。
本リリースでは、データ プロバイダー 3.2 の使用が推奨されなくなりました。これは本リリースには含まれていますが、将来のリリースには含まれません。データ プロバイダー 3.2 を使用するアプリケーションは、引き続き PSQL v11 SP3 でも動作します。
ただし、データ プロバイダー 3.2 に対するバグ修正は行われません。代わりに、必要な修正はデータ プロバイダー 3.5 に含まれます。アプリケーションがデータ プロバイダー 3.2 を参照しており、そのアプリケーションにとって必要なバグ修正がデータ プロバイダー 3.5 に追加されている場合は、データ プロバイダー 3.5 以降を参照するように、アプリケーションを再コンパイルする必要があります。アプリケーションがバインド リダイレクトを使用している場合は、バインド リダイレクト ファイルを Pervasive.Data.SqlClient.3.5、Pervasive.Data.SqlClient.4.0、または Pervasive.Data.SqlClient.4.1 にアップデートする必要があります。
Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーはマネージ コードのみで構築されており、実行およびデータベースへの接続は完全に共通言語ランタイム(CLR)内で行うことができます。
メモ Windows XP または Windows Server 2003 環境では、.NET Framework 2.0 以降はデフォルトでインストールされません。事前に .NET Framework 2.0 以降がインストールされていないと、Pervasive PSQL ADO.NET プロバイダーは PSQL のインストール中にグローバル アセンブリ キャッシュ(GAC)へ書き込まれません。これは、プロバイダー アセンブリが PSQL のインストール場所にインストール済みであってもそうです。アプリケーション設計が、GAC に書き込まれている ADO.NET プロバイダーによって異なる場合、正しく機能するには次の手順に従う必要があります。
1. 正しい .NET Framework バージョンをインストールする
2. Pervasive PSQL インストールを修復する
ADO.NET プロバイダーの各バージョンで必要となる .NET Framework のバージョンの詳細については、Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーについてを参照してください。
『Pervasive PSQL Pervasive Data Provider for .NET Guide and Reference』の「本リリースでの新機能」を参照してください。
ADO.NET のための Pervasive PSQL データ プロバイダーで必要とされるファイルは、2 つの異なったインストールを通して提供されます。Pervasive PSQL データベース エンジン(全エディション)をインストールすると、デフォルトでプロバイダー アセンブリが含まれています。設計時ファイル、サンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリは、ADO.NET アクセス方法用のソフトウェア開発キット(SDK)に含まれています。
データベース エンジンのインストールは、32 ビット PSQL インストール先の PSQL\bin フォルダー下のバージョンに応じたフォルダーに、プロバイダー アセンブリをコピーします。3.2、3.5、4.0、および 4.1 で個別のフォルダーが使用されます。
.NET Framework のサポートされているバージョンを検出した場合は、次の処理も発生します。
メモ:インスタンスは、.NET Framework の最終一般提供(GA)リリースに対してのみ、DbProviderFactories 名前空間に追加されます。システム上にインストールされている .NET Framewaork が Alpha、Beta や RC のような、GA より前のリリースである場合、名前空間は更新されません。
汎用プロバイダーのインスタンス(Pervasive.Data.SqlClient)は常に最新のプロバイダー アセンブリを指します。
PSQL\bin フォルダーにコピーされたプロバイダー アセンブリは、インストール時にプリコンパイルされません。つまり、それらはローカル コンピューター上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加されません。プロバイダー アセンブリをプライベート サイド バイ サイド アセンブリとしてアプリケーションと一緒にインストールし、ターゲット システム上の Windows ネイティブ イメージ サービスに追加したい場合は、インストールにそれらを追加する必要があります。Microsoft MSDN ライブラリで "ネイティブ イメージ サービス" を参照してください。
メモ データベース エンジンのインストールがバージョン 3.2 より古い Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーを検出すると、古いプロバイダーはアンインストールされます。
ASP.NET 用のさまざまな Pervasive メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio 統合に必要な設計時ファイルは、AG-TECH PSQL Library からダウンロードできます。それぞれのアセンブリが含まれる SDK インストーラーは AG-TECH PSQL Library からダウンロードできます。
http://www.agtech.co.jp/support/reference/pervasive/psqllib/access_methods/adonet.html
メンバーシップ プロバイダーは、.NET アプリケーションを開発するコンピューターと、そのアプリケーションを実行するクライアント コンピューターにインストールする必要があります。
それぞれのメンバーシップ プロバイダーはインストール中に GAC にインストールされます。
SDK のインストーラーはサンプル ソース コード、テンプレートおよびライブラリをインストールすることに加え、Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーのために次の統合を実行します。
Pervasive PSQL ADO.NET SDK をインストール後に Visual Studio をインストールした場合は、SDK のインストーラーを再実行します。SDK のインストーラーは Pervasive PSQL メンバーシップ プロバイダーと Visual Studio を統合します。
Logging Application Block を正しく機能させるにはアプリケーションに次の行を含める必要があります。
ConfigurationManager.GetSection("Pervasive.Data.SqlClient.Entity");
以下の情報は Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーを機能させるためのアプリケーションの設計方法です。
ASP.NET ログイン コントロールは、カスタムの Pervasive メンバーシップ プロバイダーを使用して、ユーザー情報を格納するための個々のデータベースを指定します。
カスタムのメンバーシップ プロバイダーの記述に関する情報は、http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/f1kyba5e.aspx から入手できます。
メンバーシップ プロバイダーの場所については、ライブラリを参照してください。
ライブラリとサンプルに含まれるサンプルの ASP.NET アプリケーションは、ユーザーの作成、パスワードの変更、パスワードの回復、およびユーザーの検証を行う方法を示しています。
セットアップ プログラムは以下に示すライブラリを Program Files\Pervasive Software\PSQL\Bin\ADONET3.2 または ADONET3.5 フォルダーにインストールします。『Getting Started with Pervasive PSQL』の「Pervasive PSQL ファイルがインストールされる場所」も参照してください。
ライブラリ
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説明
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PSQL.Membership.Provider.dll
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ASP.NET ログイン コントロールから PSQL データベースの使用を可能にします。
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PSQL.VisualStudio.DataTools.dll
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Visual Studio の開発環境でサーバー エクスプローラー統合のために使用されます。
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以下の表は Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダーで提供されるサンプルの要約です。デフォルトで、この SDK のインストールでは、サンプル ファイルを ProgramData\Pervasive Software\PSQL\ado.net ディレクトリ内のバージョン別のフォルダーにコピーします。
注意:アプリケーション データの場所はオペレーティング システムによって異なります。詳細については『Getting Started with Pervasive PSQL』の「Pervasive PSQL ファイルがインストールされる場所」を参照してください。
これで、ASP.NET のログイン コントロールは Pervasive Membership Provider を使用するようになります。
CREATE TABLE Users ( PKID UniqueIdentifier NOT NULL PRIMARY KEY, Username Char (255) NOT NULL, ApplicationName char (255) NOT NULL, Email Char (128) NOT NULL, Comment Char (255), "Password" Char (128) NOT NULL, PasswordQuestion Char (255), PasswordAnswer Char (255), IsApproved SmallInt, LastActivityDate DateTime, LastLoginDate DateTime, LastPasswordChangedDate DateTime, CreationDate DateTime, IsOnLine SmallInt, IsLockedOut SmallInt, LastLockedOutDate DateTime, FailedPasswordAttemptCount Integer, FailedPasswordAttemptWindowStart DateTime, FailedPasswordAnswerAttemptCount Integer, FailedPasswordAnswerAttemptWindowStart DateTime )
<connectionStrings> <add name="PsqlServices" connectionString="ServerDSN=ASPNETPSQL;" /> </ connectionStrings> <system.web> <membership defaultProvider="PsqlMembershipProvider" userIsOnlineTimeWindow="120"></membership> </system.web><providers> <clear /> <add name="PsqlMembershipProvider" type="PSQL.Membership.PsqlMembershipProvider" connectionStringName="PsqlServices" enablePasswordRetrieval="true" enablePasswordReset="true" requiresQuestionAndAnswer="true" writeExceptionsToEventLog="true" debug="false" passwordFormat="Clear"/> </providers>
Pervasive PSQL ADO.NET データ プロバイダー 3.5 以降は、IPv6 環境(IPv4/IPv6 混在または IPv6 のみ)をサポートしています。これより前のバージョンのデータ プロバイダーを IPv6 のみの環境で使用すると、予期しない結果が生じる可能性があります。
Pervasive PSQL SDK ドキュメントの『Pervasive PSQL Pervasive Data Provider for .NET Guide and Reference』および『Pervasive.SQL Programmer's Guide』が .NET アプリケーションの開発に役立ちます。
Pervasive PSQL v11 SP3 の既知の問題はすべて Web サイトで公開されています。最新の既知の問題については、http://www.agtech.co.jp/download/update/pervasive/psqlv11.html をご覧ください。
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