PSQL v12 SP1 リリース ノート
一般リリース 2016 年 7 月
目次
PSQL v12 SP1 一般リリース へようこそ。
このサービス パックのリリース ノートには以下のトピックが含まれています。
このドキュメントは PSQL のインストールに含まれていますが、リリース後に更新されることがあります。この最新版は常に PSQL Web サイトで公開されます。
概要
製品のエディション
このリリースには以下のエディションが含まれています。
Windows
- PSQL Server
- PSQL Vx Server
- PSQL Workgroup
- PSQL Client
Linux
OS X
- PSQL Server
- PSQL Vx Server
- PSQL Client
サポートされるプラットフォーム
このリリースは以下のオペレーティング システムの 32 ビット版および 64 ビット版でテストされています。
- Windows 10
- Windows Server 2012
- Windows Server 2012 R2
- Windows 8.1
- Windows Small Business Server 2011
- Windows Server 2008 R2
- Windows Foundation Server 2008 R2
- Windows 7
- Windows Small Business Server 2008
- Windows Server 2008
- Windows Vista
- Linux Red Hat Enterprise 7
- Mac OS X 10.9、10.10、10.11
最新のサービスパックを適用して、すべてのオペレーティング システムを更新することを推奨します。
製品認証
PSQL v12 には評価インストール用のトライアル キーが付属しています。このトライアル キーには Server 用に 20 ユーザー、Workgroup 用に 5 ユーザー、および Vx Server 用に中規模サイズ(20 GB)の制限が設けられています。
本リリースの PSQL v12 をインストールしている場合、インストール時またはインストール後に License Administrator ユーティリティを使用して製品を認証する必要があります。
Windows での認証
Windows では、PSQL Server、Vx Server または Workgroup に対して製品認証が要求されます。製品認証は、インストール中に実行するか、またはインストール後に License Administrator ユーティリティを使用して実行することができます。インストール中に PSQL v12 を認証するにはインターネット接続が必要です。インストール後に PSQL v12 を認証する場合は、『PSQL User's Guide』に概説されている別の認証手順を参照してください。
Linux での認証
Linux では、PSQL Server または Vx Server に対して製品認証が要求されます。製品認証は、インストール後に License Administrator ユーティリティを使用して実行する必要があります。PSQL v12 の認証にはインターネット接続が必要です。インストール後に PSQL v12 を認証する場合は、『PSQL User's Guide』に概説されている別の認証手順を参照してください。
OS X での認証
OS X では、PSQL Server または Vx Server に対して製品認証が要求されます。製品認証は、インストール後に License Administrator ユーティリティを使用して実行する必要があります。PSQL v12 の認証にはインターネット接続が必要です。インストール後に PSQL v12 を認証する場合は、『PSQL User's Guide』に概説されている別の認証手順を参照してください。
Windows 上でのプロキシ サーバーを経由したライセンス認証アクセス
Windows Internet Explorer を使用してプロキシ サーバーを設定することを推奨しています。プロキシ サーバーが Internet Explorer 以外から設定されている場合は、Internet Explorer を介して再設定することをお勧めします。Internet Explorer を使用することができない場合は、以下の手順を使用してください。これらの手順には Windows のレジストリ編集作業が含まれています。
注意 レジストリの編集は高度な操作です。誤って編集すると、オペレーティング システムが起動しなくなる恐れがあります。必要であれば、経験豊富な技術者に依頼して編集を行ってもらってください。Actian Corporation はレジストリの破損に対して責任を負いません。
64 ビット Windows オペレーティング システムの場合、レジストリでプロキシ サーバーの設定を保存できるキーは 2 つあります。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Pervasive Software\ELS
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Pervasive Software\ELS
PSQL のエディション(Server、Client、Vx Server または Workgroup)に応じて、上記のどちらかの場所で ELS プロキシ サーバー設定が作成されます。ライセンス マネージャーはそのプロキシ サーバー設定を最初に HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Pervasive Software\ELS\ キーで探します。その設定が見つからない場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Pervasive Software\ELS\ キーを調べます。
プロキシ サーバー用のレジストリ設定を編集する場合は、まず設定が存在する場所を見つける必要があります。
- 最初に Wow6432Node で探します。設定が存在する場合は、Pervasive Software\ELS\ キーでプロキシ サーバー用のレジストリ設定を編集します。
- Wow6432Node が存在しない場合は、Software ディレクトリに移動し、Pervasive Software\ELS\ キーでプロキシ サーバー用のレジストリ設定を編集します。
- Windows レジストリを編集して、Pervasive Software\ELS\ キーに次の値を追加します。
- 文字列値 proxy_host
- DWORD(32 ビット)値 proxy_port
- 文字列値 proxy_userid
- 文字列値 proxy_passwd
メモ PSQL で必要なのは proxy_host および proxy_port の値のみです。お使いのプロキシ サーバーの設定によっては、proxy_userid と proxy_passwd も追加する必要があるかもしれません。
- License Administrator ユーティリティを使用して PSQL v12 を認証します。
Linux および OS X におけるプロキシ サーバーを経由したライセンス認証アクセス
Linux および OS X システムの場合、ライセンス認証できるようにプロキシ サーバーを設定するには、els.ini ファイルを編集する必要があります。PSQL では、Linux または OS X におけるプロキシ アクセスの設定に、これ以外の方法はサポートしていません。
- els.ini ファイルの場所を特定します。デフォルトのインストールでは、/usr/local/psql/etc ディレクトリにあります。
- els.ini を開き、手動で次の情報を追加します。
- proxy_host
- proxy_port
- proxy_userid
- proxy_passwd
メモ PSQL で必要なのは proxy_host および proxy_port の値のみです。お使いのプロキシ サーバーの設定によっては、proxy_userid と proxy_passwd も追加する必要があるかもしれません。
- License Administrator CLI ユーティリティを使用して Pervasive PSQL Vx Server を認証します。
クライアントの互換性
Windows と Linux の場合、PSQL v12 Server および Workgroup は PSQL v11 Client 以降をサポートします。
OS X サーバーの場合、クライアントは 12.00 以降でなければなりません。
新機能と改善点
PSQL v12 の新機能と変更点についての提供範囲は、『What's New in PSQL』を参照してください。このドキュメントはインストールされるドキュメントに含まれています。また、PSQL Web サイトのダウンロード ページから入手することもできます。ダウンロード版は、製品リリース後に更新されることがあるので、最新の情報についてはダウンロード版を参照することをお勧めします。
PSQL のインストール
このセクションでは製品のインストールについて説明します。このセクションを読む前に、製品認証の内容についてよくご確認ください。
インストール ファイルは弊社 Web サイトからダウンロードできます。
PSQL v12 の最終一般提供(GA:General Availability)リリースをインストールする前に、ベータ版や RC 版のようなプレ リリース版を削除する必要があります。
本製品を初めてインストールする、またはアップグレードを初めて行うときに、インストールに関する詳しい説明をお読みになりたい場合は、『Getting Started with PSQL』をご覧ください。このマニュアルは PSQL Web サイトで入手できます。
次の 3 つのインストール タイプがあります。
Windows における PSQL のインストール
インストールを開始するには、インストールしたい PSQL エンジンまたはクライアントの種類に応じたインストーラー アプリケーション(Install_*.exe)を実行し、手順に従ってください。
PSQL v12 インストーラーは自動的にオペレーティング システムのビット アーキテクチャを検出して正しいコンポーネントをインストールします。32 ビット、または 64 ビットのインストーラー アプリケーションを選択する必要はありません。
次の表は Windows オペレーティング システムでの PSQL v12 インストーラーについて説明しています。
PSQL v12 インストール パッケージ (.exe)
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説明
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Install_PSQL_Server_Engine
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32 ビット オペレーティング システムで 32 ビット エンジンをインストール
64 ビット オペレーティング システムで 64 ビット エンジンをインストール
すべてのクライアント コンポーネントをインストール
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Install_PSQL_Vx_Server
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32 ビット オペレーティング システムで 32 ビット エンジンをインストール
64 ビット オペレーティング システムで 64 ビット エンジンをインストール
すべてのクライアント コンポーネントをインストール
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Install_PSQL_Workgroup_Engine
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32 ビットおよび 64 ビットの両オペレーティング システムで 32 ビット エンジンをインストール
すべてのクライアント コンポーネントをインストール
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Install_PSQL_Client
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32 ビット オペレーティング システムで 32 ビット コンポーネントをインストール
64 ビット システムで 32 ビットおよび 64 ビットの両コンポーネントをインストール
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Windows へのインストールに関する重要な注意事項
Windows システム上に PSQL をインストールする場合は次の情報が適用されます。
件名
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説明
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Windows ファイアウォールおよびクライアント/サーバー アプリケーション
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PSQL のインストールでは、ファイアウォール アクセス リストにファイルを追加してクライアント-サーバー機能を有効にします。PSQL のインストール中にオペレーティング システムのセキュリティから、PSQL コンポーネントとの通信のブロックを解除する、または通信を許可するよう求められた場合は、[OK](はい)を選択します。
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復元ポイントを作成しないオプション
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Windows Vista 以降のシステムでは、Windows システムの復元を無効にすることでインストール全体の時間を削減することができます。Windows 7 以降および Windows Server 2008 R2 以降のシステムでは、コマンド ラインで "MSIFASTINSTALL=1" プロパティを設定することにより、Windows システムの復元を実際には無効にしないでシステム復元ポイントの作成をスキップさせることができます。たとえば、次のように指定します。
Install_PSQL_<InstallType>.exe /s /v" /l*v \"%temp%\PSQLv12_InstallLogFileName.log\" MSIFASTINSTALL=1"
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インストール パスで使用できない文字
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PSQL Control Center または DDF Builder を使用する予定であれば、ポンド記号(#)、パーセント記号(%)、および 2 つの円記号(\\、UNC パスの指定に使用されます)の文字は PSQL 製品のインストール パスで使用しないでください。これら 2 つのユーティリティは、インストール パスにこれらの文字が含まれていると実行できません。
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ワークグループ エンジンをアプリケーションとして実行するために変更
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ワークグループ エンジンをサービスとしてインストールした後、アプリケーションとして実行することにした場合は、エンジンをアンインストールしてから、アプリケーションとして再インストールを行ってください。
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クライアント キャッシュ エンジンをサービスとして実行するためのアップグレード方法
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クライアント キャッシュ エンジンをアプリケーションとしてインストールした後、これをサービスとして実行することにした場合は、クライアントをアンインストールしてから、サービスとして再インストールを行ってください。
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認証とセキュリティ
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PSQL をインストールするには管理者権限を持っている必要があります。
アカウントによっては、Vista と Windows Server 2008 で[ローカル アカウントの共有とセキュリティ モデル]と呼ばれるローカル セキュリティ ポリシーが、ネットワーク ログインに悪影響を与えることがあります。このポリシーが、ユーザーをローカル ユーザーとして認証する "クラシック" に設定されていることを確認してください。
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PATH の場所
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PSQL のダウンロード版をインストールする場合は、PATH 環境変数に挙げられている場所にセットアップ ファイルを置かないでください。そうしないと、インストール中にファイルのコピーで問題が発生します。このようなセットアップ ファイルは Windows の TEMP ディレクトリなどに置くようにしてください。
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Windows Server 2008 Core のインストール
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PSQL Server を Windows Server Core のどのバージョンにインストールする場合でも、オプションのインストール機能はデフォルトで無効になります。
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Windows 上でのサイレント インストール
PSQL v12 のサイレント インストールを行うには、この例に示すように Quiet モード コマンド ライン オプション /qn を使用して PSQL をインストールします。
Install_PSQL<InstallType>.exe /s /v"/qn /l*v
\"%temp%
\PSQLv12_InstallLogFileName.log
\""
この例では Windows の一時フォルダーにインストール ログ ファイルを作成します。
オプションとして、インストールの完了後に PSQL の認証を行うには、License Administrator コマンド ライン ツール clilcadm.exe を使用します。
"<PSQL_install_path>
\bin
\clilcadm.exe" -a <key>
Linux における PSQL のインストール
PSQL v12 は Red Hat Enterprise Linux 7 でテストを行いました。Linux 上で PSQL v12 をインストールまたはアップグレードする手順については、『Getting Started with PSQL』を参照してください。
インストール パッケージ
PSQL では RPM および TAR の両方の Linux パッケージでフル インストールとクライアント インストールを提供します。フル インストールには、必要なエンジンとクライアント ファイル、ユーティリティと完全なユーザー マニュアルが含まれています。クライアント インストールでは、ユーティリティとドキュメントを含む、クライアントのサポートに必要なファイルのみを提供します。次の表は、インストール パッケージのリストです。
PSQL パッケージ
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含まれるもの
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パッケージ名1
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Server 64 ビット
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フル インストール:64 ビット エンジン、64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.rpm PSQL.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
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Vx Server 64 ビット
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フル インストール:64 ビット エンジン、64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL-Vx.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.rpm PSQL-Vx.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
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Client 64 ビット
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64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL-Client.jajp-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.rpm PSQL-Client.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
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Client Access(32 ビット)
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32 ビット クライアント ファイル。これは 64 ビットの Linux 上にある 32 ビット アプリケーションとの互換性を保持するために使用します。ほかの 3 つのパッケージのいずれかをインストールした後にインストールされます。
メモ:Glibc および stdc++ パッケージは Client Access インストールの前提条件です。Client Access のインストール前に、yum コマンドを使用して Linux ディストリビューションのリポジトリからこれらのパッケージを追加できます。
yum install glibc.i686 libstdc++.i686
LD_LIBRARY_PATH に、Client Access のインストール先である /lib ディレクトリを追加し、32 ビット アプリケーションがその場所を見つけられるようにします。たとえば、/usr/local/psql/lib64:/usr/local/psql/lib です。
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PSQL-Client-Access.jajp-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.rpm PSQL-Client-Access.jajp-linux-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz
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1 yy.yy-zzz.zzz は、製品のリリース番号とビルド番号を表す数字に置き換わります。
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メモ Linux で以前のバージョンの PSQL から PSQL v12 へアップグレードするには、まず既存のバージョンをアンインストールする必要があります。
OS X における PSQL のインストール
PSQL v12 は OS X 10.9、10.10、および 10.11 でテストを行いました。OS X 上で PSQL v12 をインストールまたはアップグレードする手順については、『Getting Started with PSQL』を参照してください。
インストール パッケージ
PSQL では、OS X 用の TAR および DMG の両方のパッケージでフル インストールとクライアント インストールを提供します。フル インストールには、必要なエンジンとクライアント ファイル、ユーティリティと完全なユーザー マニュアルが含まれています。クライアント インストールでは、ユーティリティとドキュメントを含む、クライアントのサポートに必要なファイルのみを提供します。次の表は、インストール パッケージのリストです。
PSQL パッケージ
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含まれるもの
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パッケージ名1
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Server 64 ビット
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フル インストール:64 ビット エンジン、64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz PSQL.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.dmg
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Vx Server 64 ビット
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フル インストール:64 ビット エンジン、64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL-Vx.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz PSQL-Vx.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.dmg
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Client 64 ビット
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64 ビット クライアント ファイル、64 ビット ユーティリティ、マニュアル
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PSQL-Client.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.tar.gz PSQL-Client.jajp-macosx-yy.yy-zzz.zzz.x86_64.dmg
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1 yy.yy-zzz.zzz は、製品のリリース番号とビルド番号を表す数字に置き換わります。
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メモ OS X で以前のバージョンの PSQL から PSQL v12 へアップグレードするには、まず既存のバージョンをアンインストールする必要があります。
OS X へのインストールに関する重要な注意事項
OS X システム上に PSQL をインストールする場合は次の情報が適用されます。これらの注意事項はすべて、SMB/CIFS ネットワーク プロトコルの Samba の実装を使用したアクセスおよび認証に関することです。Linux で Samba を設定する手順は OS X にも適用されますが、以下に示す例外があります。
件名
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説明
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Samba のバージョン
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リモートでの Btrieve レベルのファイル アクセスには、Samba(SMB)のファイル共有が必要です。[システム環境設定]>[共有]を選択して OS X のネイティブなファイル共有を設定するか、または SMBUp などの、OS X 互換の Samba 3 を使用します。
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認証レベル
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OS X では、3 つのレベルの認証がすべてサポートされます。ただし、PVPIPE$ を使用した認証はサポートされません。
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Samba の設定ファイルの場所
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Samba パッケージにより、Samba の設定ファイルが次に挙げる以外の場所にインストールされている場合は、お使いのサーバーの[プロパティ]>[アクセス]の設定でそのパス名を入力する必要があります。
- /etc/samba/smb.conf
- /etc/smb.conf
- /usr/local/samba/lib/smb.conf
- /usr/local/lib/smb.conf
- /lib/smb.conf
- /etc/samba.d/smb.conf
- /opt/samba/lib/smb.conf
- /usr/share/samba/smb.conf
- /usr/local/share/samba/smb.conf
- /home/samba/lib/smb.conf
- /opt/local/etc/samba3/smb.conf(Samba 3 のデフォルトの場所)
OS X のネイティブなファイル共有を使用している場合は、PSQL は直接システムからドライブ共有の設定を取得します。smb.conf ファイルは必要ありません。詳細については、『Getting Started with PSQL』の「OS X のネイティブな SMB ファイル共有」を参照してください。
詳細については、『Advanced Operations Guide』の「サーバー設定プロパティ」を参照してください。
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PVPIPE$
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PVPIPE$ は Linux にのみ適用されます。PSQL は現在、この FIFO を OS X で使用しません。
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PSQL unixODBC のソース コード
GNU General Public Licensing(GPL)に従って、Linux および OS X システムでは PSQL unixODBC 機能用のソース コードが、psql-unixODBC-2.2.11.tar.gz としてインストールの /etc ディレクトリに再配布されます。
インストールに含まれる JRE コンポーネント
Windows 32 ビット オペレーティング システムの場合、すべてのユーザーに対して適切なバージョンの JRE(1.7 以上)が既に存在しているときには、PSQL インストールで JRE コンポーネントはインストールされません。Windows 64 ビット オペレーティング システム、Linux および OS X の場合、JRE コンポーネントは常にインストールされます。
Backup Agent のインストール
Backup Agent v12 では、Backup Agent のすべての旧バージョンからアップグレードすることができます。
Backup Agent は、PSQL Server と一緒に使用する場合は個別のライセンスを必要としません。これは PSQL v12 Server for Windows に含まれています。Backup Agent を PSQL v12 Workgroup と一緒に使用するには、個別のライセンスが必要です。
Windows
Windows プラットフォームの場合、PSQL v12 では Backup Agent の旧バージョンからのアップグレードに 2 つの経路を提供します。次の表では、この 2 つのアップグレードを比較しています。
Backup Agent
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アップグレード方法
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3.x
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PSQL v12 インストーラーは Backup Agent 3.x との互換性がないと警告しますが、PSQL v12 インストールの完了を許可します。
PSQL v12 のインストール後、Backup Agent v12 へアップグレードすることができます。Backup Agent v12 インストーラーが自動的に実行され、Backup Agent 3.x をアンインストールして置き換わります。
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2.x 1.x
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PSQL v12 は、Backup Agent をアンインストールしないと PSQL のインストールを実行できないと通知します。
PSQL v12 インストーラーを終了し、Backup Agent をアンインストールしてから、PSQL v12 インストーラーを再実行します。
PSQL v12 のインストールが完了すると、Backup Agent v12 をインストールすることができます。
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Linux
Linux の場合、PSQL v12 のインストール後、既存のバージョンの Backup Agent を手動でアンインストールしてから Backup Agent v12 を手動でインストールします。
OS X
このリリースでは、現在のところ Backup Agent v12 はサポートされていません。
修正と既知の問題
PSQL v12 のオンライン ダウンロード ページは、PSQL v12.00 からの機能強化と問題の修正リストを含む履歴ファイルを提供します。また、PSQL v12 の既知の問題ファイルをダウンロードすることができます。
使用に関する注意
このセクションでは、インストール後の本製品の使用時に起こりうる状況について説明します。
Windows の場合
件名
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説明
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PSQL インストール ログの復元ポイント エラー
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復元ポイントに関するエラーは無視できます。Windows オペレーティング システムは、新しいアプリケーションのインストール前に行う、現在のディスクのスナップショット(復元ポイントと呼ばれます)の作成に失敗することがあります。復元ポイントは必要ありません。PSQL のアンインストールは PSQL 製品をシステムから完全に削除します。
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Windows Vista 以降における、"管理者として実行" の右クリック ショートカット オプションがない
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Windows の[スタート]メニューのアプリケーション ユーティリティで右クリックしても、"管理者として実行" オプションは提供されません。これは Windows インストーラー 3.1 の制限です。
PSQL ユーティリティを管理者特権モードで実行したい場合は、次の方法があります。
- 管理者特権でのコマンド プロンプトからユーティリティを実行する
- ユーティリティの実行可能ファイルへのショートカットをデスクトップに独自に作成する
- Windows エクスプローラーでユーティリティの実行可能ファイルへ移動する
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免責事項
ACTIAN CORPORATION は、本ソフトウェアおよびドキュメントの使用を、利用者またはその会社に対して「現状のまま」で、かつ同梱の使用許諾契約書に記載の契約条件によってのみ許諾するものです。
Copyright ©2016 Actian Corporation.All Rights Reserved.
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