Actian PSQL v12 SP1

修正プログラム リリース - 2018/12/6

インストール ビルド バージョン 12.11.032
コンポーネント ビルド バージョン 12.11.032

目次


製品

この修正プログラムは次の Actian PSQL 製品に適用します。これ以外の製品には適用できません。

実行ファイル

インストールに関する注記

デフォルトで、このアップデートでは修正プログラム(パッチ)のインストール ログ ファイルを %temp% に作成します。実行ファイルから展開した .msp ファイルを使用する場合、このパッチの適用時にログ ファイルを作成するには、コマンドラインから /l オプションを使用してパッチの実行ファイルを実行してください。次の例では、このパッチ アップデートで "patch_install.log" という詳細なログ ファイルを作成します。

PSQLv12Patch_type.msp /lveom <path>¥patch_install.log

アンインストールに関する注記

Windows システムでは、ほとんどの場合、PSQL パッチ アップデートをアンインストールすることでそのパッチ アップデートを "ロールバック" することができます。このアンインストールによって、アップデート前のバージョンの PSQL バイナリを復元します(パッチが削除できないケースについては後述の「注意」を参照してください)。

コマンド ラインから PSQL の製品アップデートをアンインストールするには次のことが必要です。

  • オリジナルのインストール パッケージ(.msi)またはインストール用の製品コード GUID。PSQL の各インストール タイプで製品コード GUID は異なります。
  • オリジナルの Microsoft パッチ(.msp)ファイル。

  • 次のいずれかのコマンドで製品アップデートを削除することができます。

  • msiexec /package <{path_to_MSI} または Product_Code_GUID> /uninstall <path_to_MSP> /l*v "%temp%\uninstall_patch.log"
  • msiexec /i <{path_to_MSI} または Product_Code_GUID> MSIPATCHREMOVE=<path_to_MSP> /l*v "%temp%\uninstall_patch.log"

  • コマンドを実行するユーザーは、元の PSQL インストールによってインストールされたソース ファイルにアクセスできなければなりません。

    注意:場合によっては、PSQL パッチを削除できないことがあります。"修正プログラム パッケージのアンインストールは、サポートされません。" という警告メッセージ が表示されます。このメッセージはログ ファイルにも記録されます。パッチを削除する必要がある場合は、まず PSQL 自体をアンインストールし、必要なバージョンを再インストールしてから、適切なパッチを適用してください。

    解決された問題

    修正プログラム (Build 12.11.032) では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-6131 デフォルト値が定義されていない、ヌル値を許可しない列に対して SELECT を含んでいる INSERT を実行すると、正しく動作しない。
    PSQL-6201 BDU を使用して、「カンマ」を含むデータがあるフィールドをインポートすると、失敗することがある。
    PSQL-6218 動的パラメーターを持つ UPDATE ステートメントを 2 回実行すると、"パラメーター #4 に対し、SQLBindParameter は呼び出されませんでした" が返されることがある。
    PSQL-6222 Rebuild ユーティリティ(rbldcli.exe)でリモート ファイルをリビルドすると、クラッシュすることがある。
    PSQL-6224 PCC で、名前にスペースが入っているテーブルにデータをインポートすると、SQL 構文エラーで失敗することがある。
    PSQL-6252 テーブルを開いたときに、PCC によって、テーブルの全レコードのテーブル スキャンが実行されることがある。
    PSQL-6262 GRANT EXECUTE ON PROCEDURE ステートメントを実行するときに、ストアド プロシージャ名にスペースが含まれていると、エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-6282 PCC クエリの結果を右クリックして[すべて選択]を選んでも、すべてを選択できない。
    PSQL-6291 Float を Timestamp にキャストすると、"互換性のないデータ型" エラーが返されることがある。
    PSQL-6307 longvarchar 列に対してスカラー関数を使用すると、SQL エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-6334 DDF Builder は、読み取りが許可されていないオーナー ネームを持つファイルのテーブル定義を保存しないことがある。

    修正プログラム (Build 12.11.030) では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-5893 不正な資格情報で PDAC を使用して複数のデータベースにアクセスすると、その後、FILE.DDF および DBNAMES.CFG ファイルが開いたままになることがある。
    PSQL-5994 Linux では、デフォルトの照合順序を設定した後に CREATE TABLE を実行すると、エンジンがクラッシュするか閉じることがある。
    PSQL-6009 PDAC は、ローカルで割り当てられたドライブ文字と、サーバー上のデータベースの DDF の場所が同じである場合、ステータス 35 を返すことがある。
    PSQL-6012 PCC は、SELECT クエリにサブクエリが含まれている場合、すべての結果をグリッドに返さないことがある。
    PSQL-6024 電源を完全に切った状態から再起動した後、すべての PARC 接続が再度開かないことがある。
    PSQL-6028 ALTER TABLE ステートメントに PSQL_MOVE を指定して実行したとき、PSQL_PHYSICAL が指定されていなくてもデータ ファイルに影響を及ぼしている。
    PSQL-6035 単一のテーブルで、複数のヌル値を許可しない可変長の列を更新しているとき、エンジンがステータス 103 を返すことがある。
    PSQL-6082 デフォルト値が定義されていない NOT NULL 列に対して SELECT を含んでいる INSERT を実行した場合は、失敗して "列はヌル値を許可していません。" というメッセージが表示されるべきだが、成功してしまう。

    修正プログラム (Build 12.11.027) では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-5439 Function Executor の統計情報ウィンドウで、2 GB を超えるファイル サイズが正しく表示されるようになった。
    PSQL-5811 キャッシュ エンジンを有効にした場合の、最初の読み取りおよび反復読み取りのパフォーマンスが向上した。
    PSQL-5844 CREATE/DROP/ALTER TABLE に IN DICTIONARY を指定していると、既存の PK/FK の関係を誤って更新する場合がある。
    PSQL-5856 JDBC 接続文字列内のクライアントのバージョン形式が正しくないと、エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-5880 複雑な複数テーブルの結合クエリに無効なビュー列が含まれていると、SQL エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-5943 DATETIME/TIMESTAMP データを加算または減算したとき、正しくない小数の秒を返すことがある。
    PSQL-5968 ALTER TABLE を使用して、デフォルト値を持つ列を追加した場合、新しい列が正しく挿入されない場合がある。
    N/A PSQL v12.11.027 は、Windows 10 April 2018 Update で動作確認されています。

    修正プログラム(Build 12.11.026)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-5035 SUBSTRING() に範囲外のパラメーターを指定すると、正しい結果を返さないことがある。
    PSQL-5098 ステータス 7113/7215 の問題に対して GUI 手動認証ユーティリティが更新された。
    PSQL-5446 ビューに列の値を挿入するとき、値の数が間違っていてもエラーが返されない。
    PSQL-5469 SELECT で “LIKE '%¥%¥%¥%%” と指定しても、3 つの連続する % 文字を持つ値を見つけることができない。
    PSQL-5499 日本語 OS 環境で、PVSW.LOG に漢字を使用したフォルダー名があると文字化けして読み取ることができないことがある。
    PSQL-5520 クライアントが SQL クエリで静的カーソルを使用する場合は、前方のみ(順方向専用)カーソルに比べて処理に時間がかかることがある。
    PSQL-5538 テーブル スキーマのエクスポートに ISR 照合順序が含まれていない。
    PSQL-5598 非 Unicode ODBC ドライバーを使用した Visual Studio 統合サービスでは、文字化けしたデータベース名を返すことがある。
    PSQL-5629 3 個以上の結合テーブルにサブクエリが伴うクエリに、前方のみ(順方向専用)カーソルを使用すると最適化されずパフォーマンスが低下することがある。
    PSQL-5631 ADO.NET プロバイダーは、DataGrid の更新時に "Input string was not in a correct format"(入力した文字列の形式が間違っています)を返すことがある。
    PSQL-5658 Python で作成した ODBC アプリケーションで、それぞれ異なる値を指定した同じステートメントを実行すると、SQLBindParameter エラーが発生することがある。
    PSQL-5678 デフォルトのコード ページを使っていないデータベースの場合、ユーザー定義関数を呼び出すときに、その関数名に非 ASCII 文字が含まれていると、"ユーザー定義関数またはスカラー関数が不正です。" が返されることがある。
    PSQL-5689 エンジンによって生成された一時テーブルの名前が一意でないため、SQL エンジンがクラッシュする可能性がある。
    PSQL-5718 ORDER BY 句で同じ列を 250 回を超えて繰り返し指定するクエリを実行すると、SQL エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-5747 PARC(自動再接続機能)およびワイヤ暗号化("常時")が有効になっていると、ODBC のパフォーマンスが低下することがある。
    PSQL-5763 MS リンク サーバー 2016 以上でデータを挿入/削除すると、"不明なプロバイダー エラー" が発生する。
    PSQL-5777 同じファイルに対して PSQL 最適化とバックアップを同時に実行すると、エンジンがハングすることがある。
    PSQL-5778 複数の条件を使用し、かつその条件に varchar(255) 列が含まれるクエリを実行すると、不正な結果が返される。
    PSQL-5804 ORDER BY、GROUP BY、DISTINCT などを対象に作成される一時的なインデックスが 250 バイトよりも大きく、そのクエリが静的/動的カーソルを使用している場合は、PSQL エンジンがクラッシュすることがある。

    修正プログラム(Build 12.11.025)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-4628 前方のみカーソルを使用すると、SQLExecute によって "INSERT INTO tbl SELECT * FROM tbl" ステートメントを実行した場合、行数が 2 倍にならないことがある。
    PSQL-4747 PSQL ODBC Unicode ドライバーは、日本語のエラー メッセージの最初の文字のみを返す場合がある。
    PSQL-5098 有効な Workgroup Deployment に対し、手動認証がステータス 7113 を返す場合がある。
    PSQL-5168 Linux では、select @@spid が、2 番目の接続と同じ ID 番号を返すことがある。
    PSQL-5333 一意に識別できない列を含むクエリに対し、"式にエラーがあります" が返されない。
    PSQL-5347 CASE ステートメントに多数の OR 述部を含んでいるクエリは、パフォーマンスが低下する。
    PSQL-5387 接続文字列内のデータベース パスの形式が辞書パスと一致していない場合、トリガーが機能しないことがある。
    PSQL-5407 ハード ドライブ構成を照会するのに十分なアクセス権を持たないアカウントでエンジンが実行されている場合、Btrieve ファイルが 4 GB で分割されることがある。
    PSQL-5447 "挿入列に重複列が見つかりました。" は、場合によっては返されていなかった。
    PSQL-5462 選択リストで「テーブル名.*」と指定した後、ORDER BY にエイリアスされた列が記述されていると、結果が正しく並べ替えられない場合がある。
    PSQL-5495 PCC の[データのエクスポート]は、文字列に埋め込まれている二重引用符を、2 つの二重引用符を使ってエクスポートしていない。
    PSQL-5522 SQL エンジンは、IN を使用した制限について、使用可能なインデックスを最適化しないことがある。
    PSQL-5546 Alter 権を持たないユーザーが、ALTER RENAME を使用して、セキュリティで保護されたデータベース内のオブジェクトの名前を変更できてしまう。

    修正プログラム(Build 12.11.023)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-4720 システム ストアド プロシージャ psp_columns の呼び出しで、レガシー テーブルの列が "ヌルを許可しない" として返されることがある。
    PSQL-5002 SELECT ステートメントの ORDER BY 句に COLLATE が指定されていると、正しくない結果を返すことがある。
    PSQL-5029 ネストされたデータ型の変換が多すぎることでメモリの破損が生じ、それが原因でエンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-5060 通信コンポーネントのレガシー遅延が原因で、余分なハンドルが割り当てられ、解放されない。
    PSQL-5163 空の結果セットを持つ SELECT FOR UPDATE クエリを発行した後、ステータス 84 が返されることがある。
    PSQL-5247 X$Field に ID=65535 が既にあるデータベースにテーブルを作成すると、ステータス 5 が返される。
    PSQL-5263 SELECT TOP/LIMIT が記述された ADODB アプリケーションを ODBC を使用して実行すると、[SQL Engine][Data Record Manager] (11390) エラーが返されることがある。
    PSQL-5269 サード パーティ製のツールを使用して誤った DDF を作成すると、エンジンがクラッシュすることがある。
    PSQL-5308 インデックス付けされたフィールドを、フィールド長よりも長い文字列定数と比較するクエリを実行すると、正しくない結果になる場合がある。

    修正プログラム(Build 12.11.021)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-3992 PCC の[テーブル スキーマのエクスポート]は、1 つのスペースをデフォルト値としているフィールドをエクスポートできない。
    PSQL-5033 複数のテンポラリ テーブルを生成する複雑なクエリ(ネストされたテーブル サブクエリを含んでおり、LONGVARCHAR 列を返し、前方のみのカーソルを使用している)を実行すると、SQL エンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-5078 SQLColumns の対象となるデータベースが非常に大きい場合、列のインスタンスが複数返されることがある。
    PSQL-5101 PCC は、[キャッシュ エンジンの使用]の設定を変更しても、エンジンを再起動するように求めない。
    PSQL-5148 一番外側の SELECT リストと、テーブル サブクエリの SELECT リストに CASE が指定されたクエリを実行すると、SQL エンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-5154 BDU は、多数のインデックスを持つテーブルにデータを読み込んだ場合、データが正しく読み込まれてもステータス 22 を返す。
    PSQL-5171 ポート 1583/3351 と直接通信している場合、バッファーのオーバーフローが検出されない。
    PSQL-5185 壊れたファイルが原因で、MKDE でゼロ除算によるクラッシュが発生する。
    PSQL-5208 CASE と、複数の JOIN を含むテーブル サブクエリが指定された複雑なクエリを実行すると、構文エラーが返されることがある。
    PSQL-5217 BDU は、インポート ファイルの空文字列とヌル エントリを正しく処理していない。

    修正プログラム(Build 12.11.020)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-3737 大量の I/O が行われるファイルに対し、多数の Open/Close 要求を行う環境では、パフォーマンスが低下することがある。
    PSQL-4633 SQL Manager は、多数の接続要求が異なるクライアントから同時に来ると、ハングすることがある。
    PSQL-4669 インデックスの先頭以外のセグメントが CHAR で定義されており、ANSI_PADDING=OFF の場合に、正しくない数の行が返されることがある。
    PSQL-4859 ファイルが許容される最大サイズに達すると、エンジンが新しい拡張ファイルを誤って生成することがある。
    PSQL-4930 クエリに "WHERE" を含むコメントが埋め込まれている場合、PCC グリッドに表示されるレコードの数が正しくない。
    PSQL-4981 USER.DDF が見つからない場合、"SELECT * FROM X$User" の結果の返しが遅くなる。
    PSQL-5006 Linux サーバーで SQL 接続が異常終了すると、他の接続がクラッシュすることがある。
    PSQL-5034 SELECT ステートメントに UNION が指定されており、ORDER BY でユーザー定義関数を使用していると、エンジンがクラッシュする場合がある。

    修正プログラム(Build 12.11.017)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-4675 Linux の Monitor は、ローカルで実行されているアプリケーションについて、IP アドレスを "0.0.0.0"、ホスト名を "Unknown" と表示することがある。
    PSQL-4684 読み込み中にキャッシュ エンジンがハングすることがある。
    PSQL-4707 ADO.NET の sdk サンプル プロジェクト "Escapes" のコンパイル エラーを修正した。
    PSQL-4708 特定のユーザーに対し、テーブルのすべての権利を付与した後で個々の権利を取り消すと、そのユーザーに対するすべての権利が拒否されることがある。
    PSQL-4778 正しくないキー バッファーのメモリを上書きすることが原因で、キャッシュ エンジンがクラッシュする。
    PSQL-4779 AnsiPadding 設定が原因で、正しく埋められていない文字列が返される。
    PSQL-4782 壊れたファイルにアクセスすると、特定のキー ページの破損が原因でエンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-4796 テーブルの作成または変更(CREATE/ALTER TABLE)時に文字列でない列に COLLATE 属性を指定すると、その列のインデックスを作成するときにステータス 49 "拡張キー タイプが不正です" が発生する場合がある。
    PSQL-4808 ODBC 経由で一括挿入を実行するとき、複数の動的パラメーターがヌルに設定されていると、エンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-4832 インデックス付きの DATE 型の列に対して、= や BETWEEN などの異なる演算子を含む複数の制限を使用すると、正しくない結果が返される。
    PSQL-4839 ビュー定義のサイズが 1996 バイトの倍数であるとき、定義の読み取り時に SQL エンジンがハングまたはクラッシュすることがある。
    PSQL-4844 レガシー テーブルを作成するとき、DEFAULT 値が指定された LOGICAL 列があると、不明なエラー:-19 が返されることがある。
    PSQL-4853 Linux では、PCC Monitor の[MicroKernel セッション]で、「ローカル」アプリケーションに「リモート」と表示される。
    PSQL-4856 64 ビットの SQL エンジンは、WHERE 句に2000 個を超える条件を含む非常に大きなクエリを実行すると、クラッシュする場合がある。
    PSQL-4864 異なるデータ型(VARCHAR やINTEGER など)の列で IN サブクエリを実行すると、値が返されないことがある。
    N/A Windows 10 Creators のサポートが追加された。

    修正プログラム(Build 12.11.015)では次の問題の解決および機能強化が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-4619 longvarchar/longvarbinary データを持つ複数の行をフェッチすると、データが切り詰められる。
    PSQL-4627 ADO.NET プロバイダーは、IFNULL 関数を含む Select ステートメントを実行した場合、DataTable の Fill メソッドで PsqlException を生じる。
    PSQL-4669 ANSI_PADDING=OFF の場合、Length および RTRIM スカラー関数が正しくない結果を返す。
    PSQL-4681 エンジンは、最適化のための一時テーブルで、複数の連続するキー セグメントをチェックしていない。
    PSQL-4739 ADO.NET プロバイダーは、高容量のマルチスレッド環境では、System.FormatException や System.Data.ConstraintException などの断続的なエラーを返すことがある。

    修正プログラム(Build 12.11.013)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-3872 Linux 版 PCC のバージョン情報([ヘルプ]->[バージョン情報]メニュー)には、インストール バージョンではなくコンポーネント バージョンが表示される。
    PSQL-4392 DDF Builder で、キー セグメントが適切に表示されないことがある。
    PSQL-4433 32 ビット Windows OS の PSQL Client の場合、パッチ適用後にバージョンが適切に更新されない。
    PSQL-4434 32 ビット OS 上の PSQL 12 ワークグループ エンジンにパッチを適用すると、不要なレジストリ エントリ "InstallDir64" が生成される。
    PSQL-4518 テーブル サブクエリ内でネストした(入れ子になった)サブクエリがあると、"式にエラーがあります" が返されることがある。
    PSQL-4520 サブクエリ テーブルで TOP 句とエイリアス COM2 を使用すると、"ビュー名またはテーブル名が不正です。" が返される。
    PSQL-4524 ANSI_PADDING に OFF が設定されている場合、SELECT クエリで IF 式を使用すると正しくない結果が返される。
    PSQL-4534 SELECT INTO で式サブクエリがあると、"テーブルまたはビューは既に存在します。" エラーのため失敗することがある。
    PSQL-4566 DROP PROCEDURE で末尾に 1 つ以上のスペースがあると構文エラーになる。
    PSQL-4578 4 つ以上の SELECT クエリで LIKE 演算子を UNION と組み合わせて使用すると、クラッシュすることがある。
    PSQL-4579 ループ内で、パラメーター化された同じクエリを何度も実行すると SQLBindParameter エラーで失敗することがある。
    PSQL-4581 ADO.NET プロバイダーは、2 つ以上のステートメントと UNION ALL を併用したクエリに対して、正しくない結果を返す。
    PSQL-4617 同じステートメント ハンドルから複数の SQL ステートメントを実行し、ステートメントごとにパラメーターを変更すると、正しくない値が使用されることがある。

    修正プログラム(Build 12.11.011)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-4336 相関サブクエリに UNION を指定すると "一般的なエラー" が返される。
    PSQL-4386 キャッシュ エンジンを使用すると、エラー 3116 が返されることがある。
    PSQL-4410 UNION を使用したサブクエリで、不明なプレフィックス 'View4Tab1' エラーが返される。
    PSQL-4411 PCC では、SELECT の WHERE 句でインデックスの作成されていない文字列フィールドを使用すると、空のグリッドが返される。
    PSQL-4418 一時ファイルを必要とするクエリで ANSI_PADDING をオフ(OFF)にした場合、2 度目の実行では異なる結果が返される。
    PSQL-4429 ANY(サブクエリ)で VARCHAR フィールドを使用する場合と LONGVARCHAR フィールドを使用する場合では、矛盾する結果が生じる。
    PSQL-4438 キャッシュ エンジンが有効になっている場合に Extended オペレーションを使用すると、正しくない結果になる。
    PSQL-4446 メタデータ v2 データベースのセキュリティが、既存のストアド プロシージャ/ユーザー定義関数/ビューの PUBLIC に ALL 権を追加してしまう。
    PSQL-4479 メタデータ v2 データベース内のテーブルの列プロパティに照合順序名が表示されない。

    修正プログラム(Build 12.11.010)では次の問題の解決が行われました。

    追跡番号
    説明
    PSQL-2367 PSQL v12.10 にアップデートを適用しても、レジストリが 12.11.xxx に更新されない。
    PSQL-2585 トレース リクエスターが 0x09 文字を印刷可能文字として処理することが原因で、出力がずれる。
    PSQL-3628 修正プログラムを適用すると、Builder.ini および PCC.ini に –data 行と -configuration 行が重複して追加される。
    PSQL-3853 ADO.NET で、Unicode 文字変換を必要とする動的パラメーターを使用した場合のパフォーマンスが向上した。
    PSQL-3858 ネストしたテーブル サブクエリに対して構文エラーが返される。
    PSQL-3865 PSQL サービスが「手動」に設定されており、アンインストールを実行する前にサービスを停止した場合、アンインストールがハングする。
    PSQL-3867 SRDE は、データベースのセキュリティを設定するとき、データベースに複数のユーザーを許可する。
    PSQL-3896 SRDE は、IN 句で TIMESTAMP 列の動的パラメーターを使用した場合、クラッシュすることがある。
    PSQL-3897 結合されたテーブルに対し、それらのテーブルのうちの 1 つに対する非相関サブクエリを含んでいるクエリを実行すると、SQL エンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-3899 1 つのトランザクション内で、ファイル バージョンが異なる複数のファイルを更新すると、ステータス 19 が返される。
    PSQL-3921 PvTable.SetRange でメモリ リークが発生する。
    PSQL-3926 WGE32 で v11 Client 64 から v12 SP1 へアップグレードすると、ADO.NET の machine.config が破損する場合がある。
    PSQL-3927 スカラー関数 REPLACE() の最初のパラメーターが動的であると、"式にエラーがあります" が返される。
    PSQL-3956 IN サブクエリで TOP を使用しているクエリを実行すると、正しくない結果を返す。
    PSQL-3993 Defragmenter からステータス 148 が返される。
    PSQL-4012 同一の SELECT クエリを再度実行すると異なる結果になる。
    PSQL-4065 SQL エンジンは、データベースを削除するときに、別のデータベースにログイン中だった場合はクラッシュする場合がある。
    PSQL-4069 スクロール可能なカーソルを使用する SELECT TOP 句で不正な行が返される。
    PSQL-4075 ストアド プロシージャの処理で Unicode の名前を使用した列があると、エンジンが応答しなくなる。
    PSQL-4081 PRINT ステートメントで SQL 予約語があると、ストアド プロシージャが作成できない。
    PSQL-4084 UTF-8 形式と DBEnc 形式が混在しているストアド プロシージャを実行すると、エンジンからエラー -5099 が返される(ODBC ドライバーからのメッセージ:"テーブルを開けません")。
    PSQL-4090 EXISTS または IN または ANY/ALL を使用した相関クエリでは誤った結果が生じることがある。
    PSQL-4095 正しく構成されていない Windows ユーザーが原因で、DTI/DTO を使って接続するときにエンジンがクラッシュする場合がある。
    PSQL-4104 SELECT TOP に関する複数の問題は解決された。
    PSQL-4099 ファイル サイズが 4GB を超えるセグメント化されていないファイルは、最適化後に壊れる。
    PSQL-4120 Top n 句で、SQL_FETCH_ABSOLUTE タイプのスクロール可能カーソルを使用すると誤った結果が返される。
    PSQL-4181 Maintenance ユーティリティのエラー メッセージが切り詰められる。
    PSQL-4187 PSQL の[自動再接続]がオンになっている場合、ODBC セッションは、接続後 7 時間が経過すると切断される。
    PSQL-4284 クライアント キャッシュ エンジンの読み込み中にステータス 3116 が返される場合がある。
    PSQL-4291 破損しているファイルにアクセスしたとき、ステータス 2 を返さないで MKDE がハングする。
    PSQL-4293 IF 句の選択リストで NULL を使用できるようになった。
    PSQL-4296 MS リンク サーバーを使用しているとき、OLE-DB プロバイダーは無効な列定義を返す。
    PSQL-4301 PCC のデータベース プロパティで、リレーショナル制約が正しく表示されない。
    PSQL-4302 「SELECT … WHERE <定数> IN サブクエリ」に対して "述部にエラーがある" が返される。
    PSQL-4304 GUI Defragmenter ウィンドウのサイズを変更すると、"インデックスが範囲外です" エラーが返される。
    PSQL-4307 DDF Builder でテーブルを開くと、Eclipse エラーが返される。
    PSQL-4309 テーブル サブクエリに UNION および ORDER BY DESC を指定すると、正しくない結果が返される場合がある。
    PSQL-4329 "ページ サーバーの無効化リストがいっぱいです" メッセージが表示されないようにした。
    PSQL-4331 VSS が原因で、Defragmenter が "コミット待ち" の状態から抜け出せない。
    PSQL-4382 Linux サーバーは、UTF-8 でエンコードされた CSV ファイルから Insert する処理を行うと、エンジンがクラッシュする。
    PSQL-4384 キャッシュ エンジンは、定期的にページを無効化する要求をスキップすることができるようになった。
    PSQL-4393 PSQL v12 は、マルチバイト文字列のパスが ShiftJIS で 255 バイト以内の長さであっても処理できない。

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