ステータス コード
PSQL ステータス コードのリファレンス
ここで挙げるステータス コードとメッセージは、PSQL のコンポーネントによって生成されます。
ステータス コードは番号付きメッセージ(
メッセージを参照)とは異なります。メッセージはユーティリティまたは特定のコンポーネントによりエンド ユーザーに返され、通常はプレフィックスと番号で始まります。たとえば、次のようになります。
MKDE-16: MicroKernel エンジンをロードするにはメモリが不十分です。一方、ステータス コードは、PSQL インターフェイス呼び出しを実行するアプリケーションに返されます。ステータス コードをユーザーに対して表示するかどうかは、アプリケーションが決定します。多くの場合、アプリケーションは発生した問題の手がかりとなるメッセージのほかにステータス コードを表示しますが、表示するかどうかを決定するのはそのアプリケーションの開発者です。PSQL に付属の各種ユーティリティは、トランザクショナル アクセス インターフェイスとリレーショナル アクセス インターフェイスを使用しているため、ユーティリティ固有のメッセージと共にステータス コードを返す場合もあります。
メッセージの中にはステータス コードへの参照を含むものもあります。
ステータス コードは番号順に記載されます。次の表は、コード タイプ別に番号の範囲を一覧で示したものです。
表 1 ステータス コードの番号範囲
範囲 | コードのタイプ |
0 | |
1 ~ 199 | |
1000 ~ 1999 | |
2000 ~ 2099 | |
2200 ~ 2299 | |
2300 ~ 2399 | |
3000 ~ 3099 | |
3100 ~ 3199 | |
4000 ~ 4099 | |
5000 ~ 5999 | |
6000 ~ 6050 | |
7000 ~ 7050 | |
7064 ~ 7140 | |
7200 ~ 7499 | |
8000 ~ 8499 | |
8500 ~ 8589 | |
8590 ~ 8599 | |
10000 ~ 10100 | |
-1000 ~ -5300 | |
-100 ~ -199 | |
メモ:ここで挙げるステータス コードは、現在お使いの製品ディストリビューションの一部ではないユーティリティ、製品、またはプラットフォームについて言及している場合があります。
0
インターフェイス正常終了ステータス コード
インターフェイス呼び出しは次のステータス コードを返します。
0:インターフェイスは正常に終了しました。
このステータス コードは、インターフェイス呼び出しが正常に終了した場合に返されます。オペレーションが正常に終了しなかった場合は、0 以外のステータス コードが返されます。
1 ~ 199
MicroKernel エンジン ステータス コード
このセクションでは、MicroKernel エンジンが返すステータス コードについて説明します。
1:オペレーション パラメーターが不正です。
指定されたオペレーションは存在しないか、有効ではありません。
プレリリース版の V8 データベース エンジンに対して一般リリース版の V8 クライアント ソフトウェアを実行していると、このエラーを受け取る場合があります。このような場合には、データベース エンジンをアンインストールし、一般リリース版をインストールする必要があります。
2:アプリケーションで I/O エラーが発生しました。
このステータス コードは、通常ファイルが破損していることを示し、ディスクの読み取りまたは書き込みでエラーが起こります。発生したエラーは次のいずれかです。
•ファイルが破損しており、ファイルを修復する必要があります。破損ファイルの回復については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
•v6.0 より前のデータ ファイルの場合、トランザクション内に大きなプリイメージ ファイルがあり、そのプリイメージ ファイルへ書き込むための十分なディスク容量がありません。
•v6.0 より前のデータ ファイルの場合、複数のデータ ファイルに対して 1 つのプリイメージ ファイルがあります。たとえば、データ ファイルに CUSTOMER.ONE と CUSTOMER.TWO という名前を付けた場合、2 つのファイルがそれぞれ CUSTOMER.PRE という名前のプリイメージ ファイルを持ちます。
•768 MB を超える v6.0 より前のデータ ファイルの場合、ロック機能で矛盾が発生しています。ただし、ファイルは破損していません。アプリケーションは、矛盾が解決するまで(実行中のアプリケーションが必要とするロックを、競合するアプリケーションが解除するまで)オペレーションを再試行することができます。
•v6.0 より前の Btrieve エンジンが、v6.x 以降の MicroKernel ファイルを開こうとしました。
•Btrieve for Windows NT Server Edition v6.15.445 を使用している場合、32 ビット Windows アプリケーションでは、アプリケーションを長時間実行した後、ステータス コード 2 または「サービス特有のエラー 0 により MKDE が終了されました」というメッセージを返すことがあります。
3:ファイルが開いていません。
ファイルが開かれていないためオペレーションを実行できません。MicroKernel が何らかのオペレーションを処理する前に、アプリケーションは Open オペレーションを正常に実行しておく必要があります。また、アプリケーションがファイルの無効なポジション ブロックを渡した場合や、ファイルを開くのに使用したクライアント ID 以外のクライアント ID でアプリケーションがポジション ブロックを渡した場合にも、MicroKernel はこのステータス コードを返します。
4:アプリケーションがキー値を見つけられません。
MicroKernel は、指定されたキー値をインデックス パス内で見つけることができません。
•Update または Delete のいずれかのオペレーションでこのステータス コードを受け取った場合、通常はファイルの破損を示しているため、ファイルを作成し直す必要があります。また、破損したキーが原因でこのステータス コードが返されることもあります。この場合、キーを削除してから追加し直してください。
•MicroKernel は、アプリケーションが CHAR 型のフィールドを検索するために GetEqual オペレーションを実行したときに、このステータス コードを返します。これは、CHAR レベルで 2 つのフィールドが一致しないことによって起こります。これを解決するには、KeyBuffer にフィールドと同じ型の文字を埋め込みます。
5:レコードのキー フィールドに重複するキー値があります。
重複値を許可しないインデックスに対して、重複したキー値を含んだキー フィールドがレコードに存在するため、MicroKernel はこのレコードの追加または更新を行うことができません。また、重複したキー値が既に存在するために、キーの重複が認められないインデックスを作成できない場合にも、MicroKernel はこのステータス コードを返します。
6:キー番号パラメーターが不正です。
キー番号パラメーターに格納されている値は、アクセスしているファイルに対して有効ではありません。キー番号は、そのファイルに対して定義されているキーのうちのいずれか 1 つと一致している必要があります。有効なキー番号は 0 ~ 118 です。
7:キー番号が変更されました。
Get Next、Get Next Extended、Get Previous、または Get Previous Extended オペレーションを実行する前に、キー番号パラメーターが変更されました。MicroKernel は前のキー番号のポジショニング情報を使用するため、これらのオペレーションでは前のオペレーションと同じキー番号パラメーターが必要です。
関連した状況として、アプリケーションが Get オペレーションの直後に Delete または Update オペレーションを実行した場合にも、MicroKernel はこのステータス コードを返します。アプリケーションが、Delete または Update オペレーションで、キー番号の値を直前の Get オペレーションで使用した値から別の値に変更した場合、MicroKernel はレコードの削除または変更を要求どおりに行いますが、少なくともこの時点でこのステータス コードは返しません。ただし、削除または更新の直後に実行した Get Next、Get Next Extended、Get Previous、または Get Previous Extended のいずれかのオペレーションでこのステータス コードを返します。アプリケーションが Delete オペレーションまたは Update オペレーションに渡したものと同じキー値をその Get オペレーションが使用したとしても、このステータス コードは返されます。
連続した Get Next、Get Next Extended、Get Previous、または Get Previous Extended オペレーション(あるいは、前述した Delete または Update オペレーションで)の途中でキー番号を変更する必要がある場合は、Get Position オペレーション、続いて Get Direct/Record オペレーションを使用して、新しいインデックス パスのポジショニングを再度確立します。
8:現在のポジションが不正です。
レコードの更新または削除を行うには、現在の位置を確立する必要があります。Get オペレーションまたは Step オペレーションを実行して現在の位置を確立してください。アプリケーションがファイルに無効なポジション ブロックを渡した場合にも、MicroKernel がこのステータス コードを返します。
9:オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•オペレーションがファイルの終わりを検出したか、ファイルの境界(ファイルの終わりまたはファイルの始め)を超えて読み取りを行おうとしました。
•Get Next Extended、Get Previous Extended、Step Next Extended、または Step Previous Extended のいずれかのオペレーションで、フィルター条件を満たすレコード数が、指定された取得レコード数より少なく、かつリジェクト カウントまたはフィルター制限にまだ達していません。
•インデックス パスに従って昇順でファイルを読み取る場合、MicroKernel がそのインデックス パス内の最後のレコードを既に返しています。また、インデックス パスに従って降順でファイルを読み取る場合、MicroKernel がそのインデックス パス内の最初のレコードを既に返しています。
•Get By Percentage オペレーションを使用している場合に、パーセンテージとして指定された値が大きすぎるか(10 進の 10,000(0x2710)を超えている)、またはファイルにレコードがありません。
•ActiveX Data Control で Get オペレーションを使用している場合、このエラーはアプリケーションをコンパイルして配布した後にのみ起こります。このエラーは開発中のデザイン時には起こりません。配布先のマシンに MSDADC.DLL がないことによってこのエラーが起こります。インストール スクリプトに、このファイル(MSDADC.DLL)を必ず含めてください。このファイルは Microsoft MDAC(Microsoft Data Access Component)ファイルです。
10:キー フィールドは変更できません。
Update オペレーション中に、変更不可として定義されているキー フィールドをアプリケーションが変更しようとしました。
11:指定されたファイル名は不正です。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•指定されたファイル名がファイル命名規則に従っていないか、またはパス名が無効です。ファイル名またはパス名がお使いの環境で有効であるかどうかを確認してください。
•クライアント/サーバー環境で実行中の場合:
•アプリケーションが「.^^^」という拡張子を持つファイルを開こうとしました。この拡張子は、MicroKernel が Continuous オペレーション実行時に使用するために予約されています
•Begin Continuous オペレーションまたは End Continuous オペレーション用のデータ バッファーが正しく設定されていません。
•リモート ファイルを読み込もうとしましたが、クライアント設定の[
ローカル MicroKernel エンジンの使用]および[
リモート MicroKernel エンジンの使用]の設定が、誤ってそれぞれ
オンと
オフに設定されています。この状況を解決するには、クライアント ワークステーションで PSQL Control Center を開きます(『
PSQL User's Guide』の
Windows での PCC の起動を参照してください)。
MicroKernel ルーター 用の[アクセス]カテゴリのプロパティで、[
リモート MicroKernel エンジンの使用]の設定を
オンにします。『
Advanced Operations Guide』の
PCC でローカル クライアントのプロパティを設定するにはを参照してください。
•ローカル ファイルを、そのファイルの指定ゲートウェイ エンジンでないワークグループ エンジンを使って開こうとしました。開こうとしたファイルが格納されているディレクトリに移動します。このディレクトリ内の ~pvsw~.loc にリード オンリー フラグが設定されているかどうかを確認します。リード オンリー フラグが設定されている場合は、読み取り/書き込みに変更します。
•ワークグループ エンジンで動的ロケーター ファイルを使用している場合:
•第 1 レベルのロケーター ファイル内で指定された第 2 レベルのロケーター ファイルの名前が、既存ディレクトリと同じ名前を持っていないことを確認します。また、これらすべてのファイルが同じドライブ上にあることを確認します。
•第 1 レベルのロケーター ファイル内で指定された第 2 レベルのロケーター ファイルに、エンジンがアクセスできることを確認します。
•動的ロケーター機能を共有するすべてのワークグループ エンジンが、データ ファイルが存在するサーバーの場所に対してまったく同じドライブ マッピングを行っていることを確認します。
•DOS クライアント環境でファイルにアクセスしている場合:
•Windows for Workgroups ワークステーションで、DOS ブート時に NET START FULL が使用されていません。DOS クライアント モードでフル リダイレクターを得るには、NET START FULL を使用してください。BREQNT.EXE はフル リダイレクションを必要とします。DOS プロンプトで net ver と入力して Enter キーを押します。DOS ワークステーションが Windows サーバーに接続するのに必要なコンポーネントのリストが表示されます。
LSL.COM LAN Card Driver
IPXODI.COM
IFSHLP.SYS
NET START FULL
これらは emm386 を使って loadhigh(UMB メモリーへロード)することができます。NET START FULL は上位メモリに読み込まれます。
•NSS ボリュームで長いファイル名を使ってファイルを開こうとしました。MicroKernel は OS 呼び出しを使ってボリュームに問い合わせ、それからそのボリューム用に見つかった関連する名前空間の適切なドライバーを読み込みます。この場合、MicroKernel はボリュームがマウントされる前に読み込まれているので、NSS ボリュームによる長いファイル名のサポートを見つけられません。
•ボリュームを読み込んだ後に MGRstart または Bstart コマンドを発行します。たとえば、次のようにします。
LOAD NSS
MOUNT ALL
SYS:ETC\INITSYS.NCF
MGRSTART または BSTART
•[スペースを含むファイル/ディレクトリ名]設定はオンになっています。PSQL v9 ではオンがデフォルトです。お使いのアプリケーションで、スペースを含んでいるファイル名を使用できない場合は、設定をオフに変更してください。
•Microsoft Terminal Server 環境で実行している場合:
•プライマリ Windows サーバーに接続している 2 つの異なる Terminal Service 上の Windows アプリケーションで、およそ 5 人のユーザーが作業できます。この上限を超えて実行しようとした場合、ステータス 11 および 35 が返されます。この場合の回復方法については、Microsoft 技術情報の文書番号 190162「Terminal Server and the 2048 Open File Limitation」を参照してください。
12:MicroKernel は指定されたファイルを見つけられません。
•ファイルが存在することと、正しいファイルを指定したかどうかを確認します。
•キー バッファー パラメーターを調べて、パス名が空白またはバイナリの 0 で終わっていることを確認します。
•サーバー上のファイルにアクセスしている場合は、そのファイルが存在するディレクトリに対してファイル スキャン権を持っているかを確認してください。また、破損したキーが原因でこのステータス コードが返されることもあります。この場合、キーを削除してから追加し直してください。
•このエラー コードは、DBNames.CFG ファイルが削除され(たとえば、PSQL の Cleanup ユーティリティなどによって)、そのファイルを参照する古いデータ ソース名(DSN)が ODBC 設定から削除されていない場合にも返されます。
•ローカル ファイルを、そのファイルの指定ゲートウェイ エンジンでないワークグループ エンジンを使って開こうとしました。開こうとしたファイルが格納されているディレクトリに移動します。このディレクトリ内の ~pvsw~.loc にリード オンリー フラグが設定されているかどうかを確認します。リード オンリー フラグが設定されている場合は、読み取り/書き込みに変更します。
•ステータス 12 が返されたら、X$FILE.DDF という名前の DDF ファイルを調べます。
•Btrieve ユーティリティで file.ddf を調べると、辞書ファイルのロケーション名は、標準の file.ddf、field.ddf 、index.ddf ではなく、x$file.ddf、x$field.ddf、x$index.ddf になっています。その DDF は、サポートされていない DDL Services(DDLSVCS.DLL)と呼ばれる DDF 作成ユーティリティで作成されています。DDL Services には不具合があることがわかっており、システム テーブルに不正なデータを作成します。
•Windows 32 ビット プラットフォームでファイルまたはパスに空白の埋め込まれたファイルを開くと、ステータス 12 が返されることがあります。Btrieve データ ファイルのアクセスには長いファイル名を使用することができますが、その他のファイルには使用できません。
•Pervasive.SQL 2000i 以降で[スペースを含むファイル/ディレクトリ名]を有効にするには、次のようにします。
2 PSQL のノードを展開します。
3 [ローカル クライアント]ノードを展開します。
4 [MicroKernel ルーター]を右クリックして[プロパティ]を選択します。要求があった場合はログインします。
5 プロパティ ツリーで[アプリケーションの特性]をクリックします。
6 [スペースを含むファイル/ディレクトリ名]をオンにします(チェック マークは当該オプションが有効であることを示します)。
13:MicroKernel は拡張ファイルのエクステンション ファイルを開けませんでした。
MicroKernel は、アプリケーションが開こうとしている拡張ファイルのエクステンション ファイルを開くことができませんでした。拡張ファイルは 1 つのベース ファイルと最大 31 個のエクステンション ファイルで構成されます。エクステンション ファイルは、ベース ファイルと同じボリュームおよびディレクトリ内に存在する必要があります。MicroKernel は、エクステンション ファイルの削除、移動、または名前変更を行った場合に、このステータス コードを返します。
14:MicroKernel はプリイメージ ファイルを作成できないか、または開けません。
MicroKernel は、v6.0 より前のデータ ファイルにのみプリイメージ ファイルを使用します。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•ディスクのディレクトリがいっぱいであるため、MicroKernel は新しいプリイメージ ファイルを作成できません。MicroKernel がプリイメージ ファイルを作成できるようにする必要があります。
•MicroKernel がファイル整合性を復元するためのプリイメージ ファイルを開くことができません。プリイメージ ファイルが消去されていたり破損したりしている場合は、MicroKernel はファイルの整合性を復元できません。破損ファイルの回復については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
•MicroKernel がプリイメージ ファイルへのアクセス権を持つユーザーによって起動されていないため、ワークグループの MicroKernel はプリイメージ ファイルにハンドルを割り当てることができません。
•この MicroKernel が作成したプリイメージ ファイルのファイル構造は、v5.x の MicroKernel が作成したプリイメージ ファイルのファイル構造とは異なります。v5.x 形式の .PRE ファイルが存在する環境では、その .PRE ファイルが属するデータ ファイルを開こうとしたときに、MicroKernel はこのステータス コードを返します。
15:アプリケーションで、プリイメージ中に I/O エラーが発生しました。
MicroKernel は、v6.0 より前のデータ ファイルにのみプリイメージ ファイルを使用します。
•プリイメージ ファイルが破損しているため、データ ファイルの整合性は保証されません。破損ファイルの回復については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
•ディスクがいっぱいです。不要なファイルを消去してください。
16:アプリケーションで拡張エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
MicroKernel で、拡張ファイルのパーティションを作成する前にディレクトリ構造をディスクに書き込んでいる間にエラーが発生しました。MicroKernel がファイルを閉じることができないか、もしくは新しいページはファイルに追加されたが、MicroKernel がそのファイルを閉じて再び開き、ディレクトリ構造を更新することができません。ディスクにハードウェア障害がないか調べてください。
18:ディスクがいっぱいです。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•ディスクがいっぱいのため、MicroKernel はファイルを拡張して追加のレコードを収容することができません。不要なファイルを消去してください。
•新しいページをデータ ファイルに追加するのに必要な空き領域がありません。
•プリイメージ ファイルが使用可能なディスク領域を使い切ってしまいました。v6.0 より前の形式のファイルを使用してトランザクションを実行している場合、プリイメージ ファイルのサイズはトランザクションの実行中に増加し続けます。このステータス コードを受け取った場合は、トランザクション内のオペレーション数を減らすか、またはディスク領域を増やしてください。
•環境によっては、各ユーザーが使用できるディスク領域の大きさを制限することができます。このステータス コードは、ファイルのオーナーに割り当てられたディスク領域の大きさを超えてアプリケーションがデータ ファイルを拡張しようとしたことを示しています。
•ディスク領域不足エラーが発生した後に、正常に閉じられなかったファイルの読み取りや変更を行おうとしました。ディスク領域不足エラーが発生した時点でファイルを使用していた各アプリケーションがファイルを正常に閉じたかどうかを確認してください。
•PSQL のサーバーに接続しているクライアントがこのステータス コードを受け取った場合は、同じディスクからリードオンリー オペレーションを実行しているその他のクライアントも 0 以外のステータス コードを受け取ります。
19:アプリケーションで修復不能なエラーが発生しました。
ファイルの整合性を確実にするには、『PSQL User's Guide』の説明に従ってファイルを修復してください。
20:MicroKernel または Btrieve リクエスターが非アクティブです。
メモ:回復方法の詳細については、Actian Corporation Web サイトで PSQL Knowledge Base を参照してください。
•アプリケーションをクライアント/サーバー環境で実行している場合:
•Btrieve リクエスターがロードされていることを確認してください。
•IPX/SPX プロトコルまたは TCP/IP プロトコルがクライアント マシンに正しくインストールされ、ネットワーク上のマシン間で同じ内部ネットワーク番号を共有していないことを確認してください。
•クライアント設定オプションの、[アクセス] > [ローカル MicroKernel エンジンの使用]と[アクセス] > [リモート MicroKernel エンジンの使用]のうち、少なくとも 1 つが有効になっていることを確認してください。お使いの環境にサーバー エンジンとワークグループ エンジンの両方が入っている場合は、どちらの設定も有効にする必要があります。
•アプリケーションをクライアント/サーバー環境で実行している場合は、MicroKernel がロードされていることを確認してください。
•アプリケーションをクライアント/サーバー環境で実行しており、ローカル ドライブに格納されたファイルにアクセスする必要がある場合:
•Btrieve リクエスターがロードされていることを確認してください。
•クライアント設定オプションの、[アクセス] > [ローカル MicroKernel エンジンの使用]と[アクセス] > [リモート MicroKernel エンジンの使用]の両方が有効になっていることを確認してください。
•ローカルの MicroKernel が使用でき、ロードされていることを確認してください。
•DOS サーバー環境で実行している場合:
PSQL は、デフォルトで BTRBOX95 をインストールします。BTRBOX95 がインストールされている限り、その他のリクエスターは使用できません。
•BTRBOX95 を使用したい場合は、Setup ユーティリティを実行します。これによって、Windows 32 ビット オペレーション システムが動作しているクライアント用の適切なファイルが読み込まれます。インストールが終了したら、クライアントを再起動します。
•Windows 32 ビット プラットフォーム ユーザーの場合:コマンド プロンプトを開き、DOS Btrieve アプリケーションを実行します。
•Windows サーバー環境で実行している場合:
•MicroKernel を起動してからリクエストを生成します。
•PATH 環境変数で指定されたパスに Windows DLL があることを確認します。
•適切な通信モジュールがサーバーに読み込まれていることを確認します。
21:キー バッファー パラメーターが短すぎます。
キー バッファー パラメーターは、リクエストされたインデックス パスのキー フィールドを収容するのに必要な長さがありません。キー バッファー長が、キー番号パラメーターで定義されているキーの長さと等しいことを確認してください。
22:データ バッファー パラメーターが短すぎます。
•アプリケーションによって指定されたデータ バッファー パラメーターの長さが十分でないため、Insert オペレーションまたは Update オペレーションの対象となる可変長レコードの最も短いレコードの長さ、あるいは Get オペレーションまたは Step オペレーションの対象となるレコード全体の長さを格納できません。また、データ バッファーの長さが、Create、Create Index、Stat、Get By Percentage、Find Percentage、または Version などのオペレーションに必要なデータ長を格納するのに十分ではなかった可能性もあります。
•Get オペレーションまたは Step オペレーションの場合、MicroKernel は可能な限り多くのデータを返し、レコード全体を返せないことを示すこのステータス コードを返します。
•Insert オペレーションの場合、データ バッファーが固定長部分より短いと、レコードは挿入されません。
•Update オペレーションの場合、データ バッファーが短すぎて固定長部分のレコードを格納できない場合、レコードは更新されません。
•Create、Stat、Create Index オペレーションの場合、データ バッファーはすべてのファイル仕様、キー仕様、オルタネート コレーティング シーケンス(ACS)定義(指定されている場合)を格納するだけの十分な長さがありません。
•Get by Percentage オペレーションまたは Find Percentage オペレーションの場合、データ バッファー長が 4 バイト未満になっています。
•Version オペレーションの場合、データ バッファー長が 5 バイト未満になっています。
•ActiveX を使って 60 を超えるフィールドを持つテーブルにアクセスする場合に、データ バッファー パラメーターが短すぎます。弊社 Web サイトから最新の ActiveX コントロールをダウンロードしてください。
•可変長レコードを使用できるファイルで Get オペレーションまたは Step オペレーションを実行したときに、このステータス コードを受け取った場合、ファイルが破損している可能性があります。ファイルが破損している場合、Get オペレーションまたは Step オペレーションを使用して他のレコードを読み取ると、ステータス コード 54 が返されます。『PSQL User's Guide』の操作説明に従ってファイルを修復してください。
23:ポジション ブロック パラメーターの長さが 128 バイトではありません。
このステータス コードは、バージョン 6.0 以降の Btrieve 言語インターフェイスでは使用されていません。
ポジション ブロック パラメーターの長さは、正確に 128 バイトである必要があります。
24:ページ サイズまたはデータ バッファー サイズが不正です。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•ファイルの作成時に指定したページ サイズが無効です。ページ サイズは 512 バイトの倍数で、4096 バイト(8.x 以前のファイル形式)、8192 バイト(9.0 ファイル形式)あるいは 16384 バイト(9.5 ファイル形式)以下でなければなりません。
•ページ サイズは、MicroKernel が Create オペレーション時に最初にチェックするファイル仕様です。この時点でステータス コードを受け取った場合、データ バッファー パラメーターが無効である可能性を示しています。
25:アプリケーションが指定されたファイルを作成できません。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションがデータ ファイルを作成しようとした場合は、ディスク ディレクトリまたはディスク自体がいっぱいである可能性があります。
•アプリケーションが既存のファイルを上書きしてファイルを作成しようとしている場合、既存のファイルが開いているか、オペレーティング システムが何らかの理由でそのオペレーションを許可しません。
•既存の Btrieve ファイルに上書きして Btrieve ファイルを作成しようとすると、このステータス コードが返されます。既存のファイルに上書きしてファイルを作成するには、Btrieve の Create オペレーション API(opcode 14)のキー バッファーを適切に設定する必要があります。
•この問題はウィルス対策ソフトウェアによって起きることがあります。
メモ:この問題はオペレーティング システムが通常返さないステータス コードをエンジンに返したときに起こります。通常、エンジンはオペレーションが成功したか、ファイルが既に存在しているかのどちらかを予測しています。状況によって、エンジンが使用していたハンドルが機能しないためにこのエラー コードが返されます。しかし、エンジンが行った OS 呼び出しはファイル ハンドルが返されたと見なされます。
1 つの解決策はウィルス対策ソフトウェアを無効にすることです。特定のデータ ファイルのスキャンを省くための、ウィルス対策ソフトウェアの設定の詳細については、サード パーティ ベンダーに問い合わせてください。
26:指定されたキーの数が不正です。
ページ サイズに対して指定されたキーの数が無効です。キー の数は、すべてのファイル バージョンにおいて最大 119 個までです。
キー セグメントの数は、ファイル バージョンによって異なりますが、次の表に示す制限値の範囲内でなければなりません。
ページ サイズ(バイト数) | ファイル バージョンによる最大キー セグメント数 |
---|
8.x 以前 | 9.0 | 9.5 |
---|
512 | 8 | 8 | 切り上げ2 |
1,024 | 23 | 23 | 97 |
1,536 | 24 | 24 | 切り上げ2 |
2,048 | 54 | 54 | 97 |
2,560 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
3,072 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
3,584 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
4,096 | 119 | 119 | 119 または 2043 |
8,192 | N/A1 | 119 | 119 または 4203 |
16,384 | N/A1 | N/A1 | 119 または 4203 |
1 N/A は「適用外」を意味します。 2 「切り上げ」は、ページ サイズを、ファイル バージョンでサポートされる次のサイズへ切り上げることを意味します。たとえば、512 は 1,024 に切り上げられ、2,560 は 4,096 に切り上げるということです。 3 リレーショナル エンジンで使用できるインデックス セグメントの最大数は 119 です。MicroKernel エンジンの場合、最大数は、ページ サイズ 4,096 では 204、ページ サイズ 8,192 および 16,384 では 420 です。 |
ステータス コード 26 が返される条件
以下の条件は Btrieve Create API オペレーションに対して適用されます。『Btrieve API Guide』の Create(14)を参照してください。このマニュアルは、PSQL 開発者用ドキュメントに含まれています。
•キーまたはセグメントの数が、指定のファイル形式およびページ サイズに対して許容される制限数を超えている。キーの最大数は、すべてのファイル形式およびページ サイズにおいて 119 個です。セグメントの数については上の表に示しています。
•キーオンリー ファイルが作成され、1 個以上のキーがデータ バッファーに提供された。
•キーオンリー ファイルが作成され、[予約重複ポインター]フラグがオン、[予約する重複ポインター数]フィールドの値が 1 以上である。
•データ バッファーに指定されているセグメント数が最大セグメント数の制限を超えている。
•[予約する重複ポインター数]フィールドの値が、最大キー数の制限を超えている。
以下の条件は Btrieve Create Index API オペレーションに対して適用されます。『Btrieve API Guide』の Create Index(31)を参照してください。このマニュアルは、PSQL 開発者用ドキュメントに含まれています。
•データ バッファーに指定されているセグメント数が最大セグメント数の制限を超えている。
ヌル値を許可する列
ヌル値を許可する列には考慮も必要です。たとえば、ページ サイズが 4096 バイトのデータ ファイルでは、1 ファイル当たりのインデックス セグメント数は 119 に制限されます。真のヌルがサポートされるインデックス付きのヌル値を許可する列には 2 つのセグメントから成るインデックスが必要なため、1 つのテーブルではインデックス付きのヌル値を許可する列(Btrieve ファイルでは、インデックス付きでヌル値を許可する真のヌル フィールド)は 59 個までしか持てません。ページ サイズが小さくなると、この制限も小さくなります。
ファイル バージョンを 7.x 以降に設定し、TRUENULLCREATE をデフォルト値のオンに設定して作成されたファイルはすべて、真のヌルをサポートします。以前のファイル形式で作成されたファイル、あるいは Pervasive.SQL 7 を使用するか TRUENULLCREATE をオフに設定して作成されたファイルは、真のヌルをサポートせず、この制限を受けません。
27:キー ポジションが不正です。
指定されたキー フィールドの位置が 1 未満であるか、またはファイルに定義されたレコード長を超えています。キー ポジションがレコード長の値より大きいか、キー ポジションとキー長の合計値がレコード長を超えているかのいずれかです。
28:レコード長が不正です。
物理レコード長(ファイルの作成時に指定された論理レコード長に、重複キー、予約済みの重複ポインター、可変長レコード ポインターおよびブランク トランケーション情報のオーバーヘッドを加算した長さ)は、ページ サイズから 10 バイト(バージョン 5 ファイル形式でファイルが作成された場合は 8 バイト)を引いた値以下で、かつ 4 バイト以上である必要があります。
キー オンリー ファイルの場合、最大レコード長は 253 バイト(v5.0 ファイルでファイルを作成した場合は 255 バイト)です。
物理レコード長の計算に関する詳細については、『PSQL Programmer's Guide』を参照してください。
29:キー長が不正です。
MicroKernel は、Btrieve の Create また Create Index API オペレーションに関して以下の条件の場合にこのステータス コードを返しますCreate(14)および Create Index(31)については、PSQL 開発者用ドキュメントに含まれる『Btrieve API Guide』を参照してください。
•キー全体の長さ(全セグメント)が 255 を超えている。
•キー全体の長さ(全セグメント)が大き過ぎて、1 キー ページ当たりに入るキーが 4 個よりも少ない。たとえば、512 バイトのページに対して 200 バイトのキーなど。
•キー セグメントの長さが 0、または 255 バイトよりも長い。キー タイプが長さを表している場合、キー セグメント長はキー タイプに一致している必要があります(たとえば、整数値のキーの長さは偶数である必要があります)。ファイルのキー ページは少なくとも 4 つのキーを保持できる大きさでなければなりません。ページ サイズが小さいため指定したキー長(オーバーヘッドを含む)を 4 つ格納できない場合は、ファイルのページ サイズを大きくするか、キー長を短くします。
列のヌル インジケーター格納用に、1 バイトの追加スペースが必要です。インデックスまたはキーが、ヌル値を許可する 255 文字の CHAR 型列(または 254 文字の VARCHAR 型列)を参照する場合に、SQL の CREATE INDEX ステートメント実行時や、SQL の PRIMARY KEY または FOREIGN KEY の実行時に、このエラーが発生します。実際のインデックス長は、この追加バイトによって 1 バイト長くなり、計 256 バイトとなります。このエラーを解消するには、列のサイズを小さくするか、列を NOT NULL として作成し、再試行してください。外部キーの場合、列のサイズを小さくする場合は、参照する列と参照される列の両方を小さくする必要があります。
•キー セグメントの長さが 2、4 または 8 以外の値で、そのキー セグメントのデータ型が AUTOINCREMENT である。
•キー セグメントのデータ型が DATE、TIME、BFLOAT または AUTOINCREMENT で、その長さが奇数である。
•キー セグメントのデータ型が NUMERICSTS で、その長さが 2 未満である。
•キー セグメントのデータ型が CURRENCY または TIMESTAMP で、その長さが 8 以外である。
•キー セグメントのデータ型が DATE、TIME、BFLOAT または AUTOINCREMENT で、その長さが奇数である。
•キー セグメントのデータ型が NULL INDICATOR SEGMENT で、その長さが 1 以外である。
•キー セグメントのデータ型が GUID で、その長さが 16 以外である。
•キー セグメントのデータ型が BINARY([旧形式の BINARY データ型を使用]フラグがオン)で、その長さが奇数である。
30:指定されたファイルは MicroKernel ファイルではありません。
このステータス コードは次のいずれかの状況で返されます。
•このファイルは MicroKernel が作成したものではないか、v3.x より前の MicroKernel が作成しました。
•古いバージョンの Btrieve を使用しているときに、古いバージョンとは互換性のない形式を持つ新しいバージョンによって作成されたファイルを開きました。
•ファイルの先頭ページが破損しています。この場合は、データ ファイルのバックアップ コピーを使用してください。このステータス コードを受け取ったとき、ソース ファイルのヘッダ ページが破損している可能性がある場合は、『Advanced Operations Guide』の説明に従ってファイルを回復してください。
•有効な Btrieve ファイルにアクセスしようとしました。このステータス コードは、旧バージョンのエンジンが新しいファイル形式にアクセスしたときに返されます。予想される状況は、新しいサーバー エンジンで作成したデータが、その後以前のバージョンのワークグループ エンジンで使用される場合です。ファイル形式が、そのファイルを開こうとした MicroKernel エンジンよりも新しい場合にステータス 30 が返されます。特に、6.x エンジンで 7.x ファイルにアクセスするとこのエラーが発生します。
メモ:5.x エンジンで 6.x ファイルにアクセスした場合、以前はステータス 2 「アプリケーションで I/O エラーが発生しました」が返されました。
31:ファイルは既に拡張されています。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
アプリケーションは既に拡張されているファイルを拡張しようとしました。ファイルの拡張を行えるのは 1 回だけです。
32:ファイルを拡張できません。
MicroKernel は、オペレーティング システムのファイル サイズ制限を超えようとしているファイルを収容するための、エクステンション ファイルを作成する必要があります。しかし、新しいエクステンション ファイルを作成して開こうとすると、オペレーティング システムからエラーが出されます。このステータス コードの原因として、ディレクトリがいっぱいである、ディスクがいっぱいである、または MicroKernel がオペレーティング システムから十分な権限を与えられていない、などが考えられます。
33:MicroKernel をアンロードできません。
DOS 環境の場合、MicroKernel は、以下の原因でこのステータス コードを返します。
•MicroKernel をロードした後で別の常駐終了型(TSR)プログラムをロードしているときに、MicroKernel をアンロードしようとしました。MicroKernel をアンロードする前に、他の TSR プログラムをアンロードしてください。
•DOS/4G エクステンダーと BSTUB インターフェイスを使用する 32 ビット アプリケーションから MicroKernel をアンロードしようとしました。
34:指定された拡張名が不正です。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
アプリケーションが拡張パーティションに無効なファイル名を指定しました。ファイル名が有効かどうか確認してください。
35:アプリケーションでディレクトリ エラーが発生しました。
Get Directory オペレーションが存在しないドライブを指定したか、Set Directory オペレーションが無効なパス名を指定したかのいずれかです。ドライブとパス名が有効かどうか確認してください。
37:別のトランザクションが実行中です。
同じユーザーまたはタスクによって別のトランザクションが実行されているときに、アプリケーションが Begin Transaction(19 または 1019)オペレーションを発行しました。アクティブなトランザクションがネストされているかどうかは問題になりません。このステータス コードは、アプリケーション内でネストされたトランザクションに問題があることを示している場合もあります。
38:MicroKernel で、トランザクション制御ファイルの I/O エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
MicroKernel がトランザクション制御ファイルに書き込みを行おうとしました。このステータス コードを受け取った原因として、ディスクがいっぱいである、ディスクの書き込みが禁止されている、MicroKernel のロード時に作成されるトランザクション制御ファイル(BTRIEVE.TRN)が削除されている、トランザクション制御ファイルに読み取り専用フラグが設定されている、トランザクション制御ファイルが破損している、などが考えられます。
39:End Transaction または Abort Transaction オペレーションを実行する前に、Begin Transaction オペレーションを実行する必要があります。
アプリケーションは End Transaction(20)または Abort Transaction(21)オペレーションを発行しましたが、対応する Begin Transaction(19 または 1019)オペレーションが実行されていません。プログラム内の End Transaction オペレーションまたは Abort Transaction オペレーションは、Begin Transaction オペレーションの完了後に実行するようにしてください。
40:ファイル アクセス要求が許容されるファイルの最大数を超えました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
アプリケーションは、トランザクション内で許可される最大数を超えるファイルにアクセスしようとしました。MicroKernel の構成時に、論理トランザクション中にアクセスできるファイルの最大数を設定します。
41:実行しようとした操作は MicroKernel では許可されていません。
アプリケーションが、これらの操作状況では許可されていないオペレーションを実行しようとしました。たとえば、次のような例です。
•アプリケーションが、キー オンリー ファイルで Step オペレーションを実行しようとしました。
•サーバー エンジンを使用している場合、MicroKernel が呼び出した Continuous オペレーションのキー番号パラメーターが無効です。
•MicroKernel は、ファイルやパフォーマンスに多大な影響を与えるという理由で、いくつかのオペレーションについてトランザクション中の実行を禁止しています。この特定のオペレーションとは、Set Owner、Clear Owner、Create Index、Drop Index です。
•9.x 以降のエンジンで実行されているアプリケーションが、6.x(0600)より前の形式のファイルを作成しようとしました。
42:以前にアクセラレイティド モードで開いたファイルが閉じられていませんでした。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•v5.x MicroKernel がアクセラレイティド モードでアクセスし、正常に閉じられていない v5.x データ ファイルをアプリケーションが開こうとしたか、v6.0 以降の MicroKernel が Set/Clear Owner オペレーション中に修復不能なエラーを検出したファイルを開こうとしました。ファイルの整合性は保証されません。破損ファイルの回復については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
•アプリケーションは、MicroKernel v5.x 形式のファイルを、v5.x MicroKernel を使用して開こうとしましたが、そのファイルは以前に v6.0 以降の MicroKernel がアクセスし、その後正常に閉じられなかったため、ディスク上にプリイメージ ファイルが残っています。バージョン 5.x の MicroKernel は、v6.0 以降の形式で作成されたプリイメージ ファイルを読み取ることはできません。
43:指定されたレコード アドレスが不正です。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•Get Direct オペレーションに指定されたレコード アドレスが不正です。アドレスがファイル境界の外にあるか、アドレスがデータ ページ内またはデータ ページ上のレコード境界上にありません。あるいは、指定されたアドレスのレコードが削除されています。Get Direct オペレーションの場合、Get Position オペレーションが取得した 4 バイトのアドレスを使用してください。
•このステータス コードは、レコードのファイルが v5.x 形式である場合、ファイル アクセスに矛盾が発生していることを示す場合があります。たとえば、タスク 1 がファイルを排他トランザクション内でロックしているとします。タスク 2 は同じファイルからレコードを読み取って、トランザクションが挿入したレコードを更新するものとします。タスク 2 がレコードを読み取った後にタスク 1 がトランザクションを中止した場合、タスク 2 は Update オペレーションの発行時にこのステータス コードを受け取ります。
•レコードの物理ロケーションに基づいてパーセンテージをシークする Find Percentage オペレーションの場合、指定されたレコード アドレスが不正です。
•ファイルが破損している可能性があるため、ファイルを回復する必要があります。破損ファイルの回復については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
44:指定されたキー パスが不正です。
アプリケーションは、Get Direct/Record オペレーションを使用して、対応するレコード内で値がヌルになっているキーのインデックス パスに位置を設定しようとしました。MicroKernel は、ヌル キー値に基づいて位置を設定することはできません。
45:指定されたキー フラグが不正です。
Create オペレーションでのキー フラグの指定に矛盾があります。キーに複数のセグメントがある場合、キー内の各セグメントの重複属性、変更可能属性、ヌル属性は同じである必要があります。また、キー オンリー ファイルでヌル キー属性またはマニュアル キー属性を使用することはできません。アプリケーションが、セグメント キーの 2 つ以上のセグメントに対して異なるオルタネート コレーティング シーケンス(ACS)を指定しようとした場合も、MicroKernel はこのステータス コードを返します。
46:要求したファイルへのアクセスは拒否されました。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションがリードオンリー モードでファイルを開き、そのファイルに対して書き込み操作を実行しようとしました。
•アプリケーションが、オペレーティング システムによってリードオンリーのフラグが設定されたファイルに対して書き込み操作を実行しようとしました。
•アプリケーションがファイルを開くときに、更新に必要な正しいオーナー ネームを指定しませんでした。
•(ワークグループ エンジンのみ)あるクライアント マシンが既にサーバー MicroKernel を使って開いているファイルを、ワークグループ エンジン ユーザーまたはタスクが開いた場合、ワークグループ エンジン ユーザーがファイルへの書き込みを行おうとすると、このステータス コードが返されます。
•(9.x 以降のエンジンのみ)アプリケーションが 5.x 形式のファイルに対して書き込み操作を実行しようとしました。9.x 以降のエンジンを使用しているとき、5.x 形式のファイルに対して Insert や Delete などの書き込み操作は実行できません。
47:開いているファイルの数が許可される最大数を超えています。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
48:オルタネート コレーティング シーケンスの定義が不正です。
MicroKernel は、次の理由によりこのステータス コードを返します。
•オルタネート コレーティング シーケンス(ACS)定義の先頭バイト(識別バイト)に、16 進の AC(ユーザー定義の ACS)、AD(ロケール固有 ACS)、または AE(インターナショナル ソート規則のサポート)が含まれていません。最初のバイトには適切な値を入れてください。
49:拡張キー タイプが不正です。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•不正な拡張キー タイプを持つファイルまたはインデックスを作成しようとしました。
•BINARY キーまたはキー セグメントにオルタネート コレーティング シーケンス(ACS)を割り当てようとしました。ACS を割り当てることができるのは、STRING、LSTRING、WSTRING、WZSTRING、ZSTRING キー タイプのみです。
•ACS が必要なインデックスを定義しましたが、ファイルおよびデータ バッファー内に渡されたキー定義のいずれにも ACS 定義が存在しません。
•MicroKernel が v5.x 形式でファイルを作成するよう設定されている場合に、大小文字区別フラグと ACS フラグの両方が設定されたキー セグメントを作成しようとしました。この組み合わせは、v5.x ファイルでは無効です。
•[作成ファイルのバージョン]の値に v6.x を設定して、Pervasive.SQL V7 の新しいデータ型である CURRENCY または TIMESTAMP を使ってファイルを作成しようとしました。v7.x より前のファイルは、これらのキー タイプをサポートしていません。このコンポーネントの設定を上げてください。
•[作成ファイルのバージョン]の値に v9.0 を設定して、PSQL の新しいデータ型 GUID などを使ってファイルを作成しようとしました。現在のバージョンより前のファイル バージョンでは GUID データ型をサポートしません。
►[作成ファイルのバージョン]の設定を変更するには
2 [エンジン]ノードを展開し、目的のエンジン名を探します。
3 エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。
4 [ファイル互換性]をクリックします。
5 右側のフレーム内で、[作成ファイルのバージョン]を調整します。
50:ファイルのオーナーは既に設定されています。
アプリケーションは、既にオーナーを持つファイルに Set Owner オペレーションを実行しようとしました。Clear Owner オペレーションを使用して、前のオーナーを削除してから新しいオーナーを指定してください。
51:オーナー ネームが不正です。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションが Set Owner オペレーションからこのステータス コードを受け取った場合、キー バッファーに指定されているオーナー ネームとデータ バッファーに指定されているオーナー ネームが矛盾しています。
•Open オペレーションまたは DROP TABLE ステートメントの実行中にこのステータス コードが発生した場合、アプリケーションはオーナー ネームが割り当てられているファイルを開こうとしました。アプリケーションはデータ バッファーに正しいオーナー ネームを指定する必要があります。データ バッファーのオーナー ネームがヌルで終了していること、およびデータ バッファー長がオーナー ネームと最後のヌルを収容するのに十分な長さに設定されていることを確認してください。
52:キャッシュへの書き込み中にエラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
キャッシュ バッファーを使用可能にしようとしたときに、MicroKernel は以前にアクセラレイティド モードで開かれたファイルのデータをディスクに書き込もうとしました。書き込み中にオペレーティング システムが I/O エラーを返しました。通常、このステータス コードはハードウェア メモリの障害を示しています。Btrieve をいったんアンロードし、再ロードしてから操作を継続してください。
53:言語インターフェイスのバージョンが不正です。
アプリケーションは、Btrieve v3.15 以前の言語インターフェイスで可変長レコードを含むファイルにアクセスしようとしました。
54:レコードの可変長部分が破損しています。
Get オペレーションまたは Step オペレーション中に、MicroKernel がレコードの可変長部分の全体または一部を読み取ることができませんでした。MicroKernel は可能な限り多くのデータをアプリケーションに返します。通常、このステータス コードは、可変長レコードを格納するのに使用される 1 つまたは複数のページが破損していることを示します。MicroKernel が返すデータ バッファー長を調べ、返されたレコードの量を確認してください。破損ファイルの回復については、『PSQL User's Guide』を参照してください。
55:アプリケーションが AUTOINCREMENT キーに不正な属性を設定しました。
AUTOINCREMENT キーによってインデックス設定されたデータ フィールドは、AUTOINCREMENT キーのキー番号が新しいセグメント キーのキー番号より小さく、フィールドを参照している新しいデータ型フラグが AUTOINCREMENT でない場合に限り、異なるセグメントキーに属することができます。
56:インデックスが不完全です。
Create Index オペレーション(31)または Drop Index オペレーション(32)の実行が完了する前に中断された場合は、インデックスが破損している可能性があります。Drop Index オペレーションを実行して、破損したインデックスをファイルから完全に削除し、必要な場合は Create Index オペレーションでインデックスを作成し直します。
57:拡張メモリ エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
Btrieve for DOS は、拡張メモリ マネージャーからエラーを受け取った場合に、このステータス コードを返します。通常、このステータス コードは、MicroKernel がメモリ マッピング レジスタ コンテキストを保存または回復することができなかったことを示しています。これは、拡張メモリを使用する他のアプリケーションと互換性がないことを意味します。
58:圧縮バッファー長が短すぎます。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000i 以降のバージョンでは使用されていません。
59:指定されたファイルは既に存在します。
Create オペレーション実行時に、アプリケーションがキー番号パラメーターに -1 を指定し、キー バッファー パラメーターに既存のファイル名を指定しました。既存のファイルを上書きする場合は、キー番号パラメーターから -1 は取り除いてください。既存のファイルをそのまま残す場合は、キー バッファー パラメーターに指定されているファイル名を変更します。
60:指定されたリジェクト カウントに達しました。
Get Next Extended、Get Previous Extended、Step Next Extended、Step Previous Extended のいずれかのオペレーションが、フィルター条件を満たすレコードを要求された数だけ検出する前に、MicroKernel がリジェクト カウントとして指定されたレコード数を拒否しました。データ バッファーに返された最初の 2 バイトを調べて、取得されたレコード数を確認してください。
61:作業領域が小さすぎます。
Get Next Extended、Get Previous Extended、Step Next Extended、Step Previous Extended オペレーションは、バッファーを作業領域として使用します。このステータス コードは、作業領域(デフォルト設定は 16 KB)のサイズが十分でないため、フィルターされるデータ バッファー構造と取得された最長のレコードを格納できないことを示しています。作業領域がフィルター条件または抽出指定を格納するのに十分なサイズで、選択または抽出されるすべてのフィールドを格納するのに十分なサイズであれば、ステータス コード 0 が返されます。
62:ディスクリプターが不正です。
このステータス コードは以下の状況で返されます。
•Get Next Extended、Get Previous Extended、Step Next Extended、Step Previous Extended のいずれかのオペレーションで渡されるディスクリプター(データ バッファー構造)が不正です。Extended オペレーション呼び出しに使用するディスクリプターの長さ(データ バッファーの最初の 2 バイト)は、ディスクリプターの長さと正確に一致していなければなりません。この条件は、必要以上の長さを宣言できるデータ バッファー長のオプションには適用されません。
•Stat Extended オペレーションで、データ バッファー内の識別バイト フィールドが 0x74537845 に設定されていないか、サブファンクション フィールドが 0x00000001 に設定されていません。または、PSQL エクスプローラー フィールドが 0x00000000 に設定されていません。
•Get Direct/Chunk オペレーションまたは Update Chunk オペレーションで、データ バッファー内のディスクリプター構造が正しくないか、内部的な矛盾またはデータ バッファー長の矛盾により、ディスクリプター構造が矛盾しています。
•ActiveX コントロールのバッファーが、クリアも再割り当てもされていません。コードで Extended オペレーションを使用する前に、Init メソッドを使ってコントロールのバッファーをクリアおよび再割り当てしてください。さらに、AutoMode を使用している場合は、Init を呼び出す前に論理位置を確立しておく(GetLast、GetFirst、GetEqual など)必要があります。
63:Insert Extended オペレーションで指定されたデータ バッファー パラメーターが不正です。
Insert Extended オペレーションで不正なバッファーが指定されました。バッファー長が 5 バイト未満であるか、指定されたレコード数が 0 であるかのいずれかです。バッファー長またはレコード数を修正してください。
64:フィルター制限に達しました。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•Get Next Extended、Get Previous Extended、 Step Next Extended、Step Previous Extended のいずれかのオペレーション中に、リジェクト レコードに到達しました。オペレーションで指定された方向には、これ以上フィルター条件を満たすレコードがありません。これは、キー番号が指定するキーの最初のセグメントが、フィルター フィールドの最初の条件としても使用される場合にのみ適用されます。
•取得するレコードの数が、フィルター条件を満たすファイル内のレコードよりも多くなっています。このオプションは Extended オペレーションのデータ バッファー内で指定されます。
65:フィールド オフセットが不正です。
Get Next Extended、Get Previous Extended、Step Next Extended、Step Previous Extended オペレーションのエクストラクタのフィールド オフセットが、取得されたレコードの長さに対して無効です。フィールド オフセットを正しい値にしてください(0 ~ レコード長から 1 を引いた値)。
66:オープンできるデータベースの最大数を超えました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000i 以降のバージョンでは使用されていません。
MicroKernel が開こうとしたファイルにバインドされている MicroKernel データベースが多すぎます。このステータス コードを受け取らないようにするには、MicroKernel がオープンできるデータベース数により大きな値を設定する必要があります。
バウンド ファイルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
67:MicroKernel が、SQL データ辞書ファイルを開けません。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションが MicroKernel データベースにバインドされているデータ ファイルを使用しようとしましたが、MicroKernel はいずれかの MicroKernel データ辞書ファイル(FILE.DDF、あるいはファイルに RI 定義がある場合は RELATE.DDF)、または設定ファイル(DBNAMES.CFG)を開けませんでした。
•[置換]オプションを使用してファイルを作成しようとしましたが、ファイル名とロケーションが同じバウンド MicroKernel データ ファイルが既に存在します。ただし、MicroKernel は MicroKernel データ辞書ファイル(FILE.DDF)または設定ファイル(DBNAMES.CFG)を開けませんでした。
データ ファイルに RI 定義がある場合、DBNAMES.CFG ファイルは、サーバー設定の[DBNames 設定ファイルのディレクトリ]オプションで指定されたロケーションにある必要があります。また、FILE.DDF と RELATE.DDF(ファイルに RI 定義がある場合)が、サーバー設定の[作業ディレクトリ]オプションで指定されたロケーションにあることを確認してください。
68:MicroKernel は、RI のカスケード削除オペレーションを実行できません。
アプリケーションが削除しようとしたレコードは 16 を超える階層レベルを持つため、MicroKernel は参照整合性(RI)制御が実行されているファイルに対してカスケードの削除規則を実施することができません。下位レベルからレコードを削除し、それからアプリケーションが最初に削除しようとしたレコードをもう一度削除してください。RI の詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
69:Delete オペレーションが、破損したファイルに対して指定されました。
MicroKernel が Delete オペレーションに応答してカスケードの削除規則を実施しようとしたときに、アプリケーションでエラーが発生しました。このステータス コードは、関連ファイルが破損しており、そのファイルを再作成する必要があることを示しています。RI およびカスケードの削除規則については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
71:RI 定義に違反があります。
•参照整合性(RI)制御下のファイルに Insert オペレーションを実行しようとした場合は、挿入するレコード内の外部キー値に対応する主キーが参照ファイル内にありません。
•Update オペレーションを実行している場合、このステータス コードの原因として次の 2 つが考えられます。
•主キーの値を変更しようとしました。
•外部キーの値を、定義されている主キーには存在しない値に変更しようとしました。
•Delete オペレーションを実行しようとした場合は、制限規則が実施されていて、削除しようとしているレコードに含まれる主キー値が参照ファイルの外部キーを参照しています。RI の詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
72:MicroKernel は、RI 参照ファイルを開けません。
FILE.DDF および DBNAMES.CFG が指定するロケーションに参照ファイルがありません。DBNAMES.CFG ファイルが名前付きデータベースに対して指定しているデータ ファイルのロケーションのうちのいずれかに参照ファイルがあることを確認してください。
•DBNAMES.CFG ファイルがサーバー上に定義されている場合は、ファイルのロケーションがドライブ名を含んでいないことを確認してください。
•DBNAMES.CFG ファイルがワークグループ エンジン用に定義されている場合は、ドライブ名が DBNAMES.CFG で指定されているものと同じである(そして同じロケーションにマップされている)ことを確認してください。
RI の詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
73:RI 定義は同期が取れていません。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•MicroKernel データベースにバインドされているデータ ファイルを開こうとしましたが、そのファイルがバインドされているデータベースが DBNAMES.CFG ファイル内にありません。
•MicroKernel データベースにバインドされている RI 定義を持つデータ ファイルを開こうとしましたが、そのファイルのバインド先のテーブルがデータベースの FILE.DDF ファイルに見つかりません。あるいは、テーブルのロケーションおよびファイル名が、DBNAMES.CFG ファイルまたは FILE.DDF ファイルに設定されているファイルのロケーションおよびファイル名と矛盾しています。
•バウンド ファイルを変更しようとしましたが、そのファイルの RI 定義が RELATE.DDF ファイルの定義と矛盾しています。
•このファイルに関連付けられたファイルが同期していない場合に、Insert オペレーション、Delete オペレーション、または外部キーを変更する Update オペレーションを実行しようとしました(関連ファイルを開こうとした場合や変更しようとした場合も、このステータス コードが返されます)。
•[置換]オプションを使用してファイルを作成しようとしましたが、ファイル名とロケーションが同じバウンド MicroKernel データ ファイルが既に存在します。ただし、MicroKernel はその既存バウンド ファイルが同期していないことを検出しました(つまり、既存のファイルを開こうとしたときにも、このステータス コードが返されます)。
メモ:同一ネットワーク上の 2 つのサーバーに同一の名前付きデータベースは存在できません。したがって、同一ネットワークの別のサーバーへ辞書を移動することが目的の場合、1 つの方法は、新しいサーバーで名前付きデータベースを作成する前に、元のサーバーの名前付きデータベースを削除することです。
データベースの RI 制約を調べてください。この方法についての情報は、『PSQL User's Guide』を参照してください。
75:Betrieve オペレーションはキャンセルされました。
Btrieve オペレーションは、さまざまな理由からキャンセルされることがあります。たとえば、ユーザーが意図的にキャンセルすることを選択した、システム リソースが不足している、より優先度の高い別のオペレーションが実行された、エンジンまたはオペレーティング システムがシャットダウンされたなどが考えられます。
76:参照ファイルに矛盾があります。
アプリケーションは、他のファイルを参照する参照整合性(RI)制御のファイルに対して Update、Insert、Delete のいずれかのオペレーションを実行しようとしました。この参照ファイルは既にエクスクルーシブ モードでオープンされているため、アプリケーションでは RI チェックのためにこのファイルを開くことができません。参照ファイルが閉じられるか、エクスクルーシブ以外のモードで開かれてから、もう一度オペレーションを実行してください。RI の詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
77:アプリケーションでウェイト エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
これは、情報を提供するステータス コードです。オペレーションをもう一度実行してください。MicroKernel はオペレーションを自動的に再試行しません。クライアント - サーバー MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションがオペレーションにウェイト ロック バイアスを指定しましたが、要求されたリソースは他のユーザーによってロックされています。
•アプリケーションは現在ウェイト トランザクションを処理中で、他のユーザーによってロックされているファイルにアクセスしようとしました。
Btrieve リクエスターを使用して MicroKernel にアクセスしている場合は、リクエストしたリソースがロックされていると、Btrieve リクエスターはしばらく待機した後、オペレーションを再試行します。サーバー ベースのアプリケーションが MicroKernel にアクセスして、リクエストしたリソースがロックされている場合は、ウェイトが必要です。この場合、MicroKernel がウェイトを実行することになります。しかし、このウェイトは MicroKernel を占有し、要求したリソースを解放しようとする他のユーザーを排除するため、MicroKernel はウェイトを実行しません。代わりに、MicroKernel はこのステータス コードを返します。サーバーベース アプリケーションは後で再試行する必要があります。
78:MicroKernel がデッドロック状態を検出しました。
アプリケーションは処理を継続する前に、トランザクションを中止または終了したり、すべてのレコード ロックを解除したりすることによって、すべてのリソースをクリアする必要があります。これによりデッドロックが解消され、他のアプリケーションでは待機しているリソースへのアクセスが可能になります。
79:プログラミング エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
MicroKernel が明確に特定できない誤動作または MicroKernel が回復できない誤動作が発生しました。操作を再試行してもエラーが再現する場合は、システムの破損が考えられます。再起動してシステムをクリアしてから、もう一度オペレーションを実行してください。
80:MicroKernel でレコード レベルの矛盾が発生しました。
レコード レベルの矛盾があるため、MicroKernel は Update オペレーションまたは Delete オペレーションを実行しませんでした。たとえば、ステーション A がレコードを読み取っているときに、ステーション B が同じレコードを読み取ってそれを更新し、その後にステーション A がそのレコードを更新しようとしています。アプリケーションは、Update オペレーションまたは Delete オペレーションを再実行する前に、レコードを再度読み取る必要があります。また、矛盾を防止するため、アプリケーションはレコード ロックを使用することができます。
キー オンリー ファイルでは、レコードの読み取りの後、あるいは更新または削除を行う前に、レコードがファイルの B ツリー内で移動されると、このステータス コードが返されます。他のレコードを挿入、更新、または削除した結果、レコードが移動することもあります。
81:MicroKernel でロック エラーが発生しました。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションが複数のレコード ロック状態にあるレコードをアンロックしようとしましたが、データ バッファーに格納されているレコードの位置が、関連するファイル内でロックされているレコードと対応しなくなりました。
•アプリケーションが複数レコード ロック(単一レコード ロック)を使って単一レコード ロック(複数レコード ロック)を解除しようとしました。
82:MicroKernel がポジショニングを失いました。
重複属性のキーで Get Next オペレーションまたは Get Previous オペレーションを実行しているときに、アプリケーションが、削除されたレコードまたは他のアプリケーションによってキー値が変更されたレコードを取得しようとしました。Get Equal オペレーション、または Get Direct/Record オペレーションを使用して位置を再確立してください(関連するポジション エラーについては、ステータス コード
44:指定されたキー パスが不正です。を参照してください)。
83:MicroKernel は、トランザクション外で読み込まれたレコードを更新または削除しようとしました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
アプリケーションが、トランザクション内で読み込んでいないレコードを更新または削除しようとしました。アプリケーションは、データを変更する前にトランザクション内でそのレコードを読み込んでおく必要があります。
84:レコードまたはページがロックされています。
•Insert、Update、または Delete のいずれかのオペレーションで、インデックス ページをロックして、キー値を挿入または削除しようとしました。アプリケーションを使って確認を行い、このステータス コードが返されていたらオペレーションをもう一度実行してください。
•アプリケーションは次のいずれかの操作を行おうとしました。
•現在他のアプリケーションがロックしているレコードにノーウェイト ロックを適用しようとした。
•他のアプリケーションが 1 つ以上のアクティブなレコード ロックをファイル内に保持している場合に、ノーウェイト トランザクションでそのファイルにアクセスしようとした。
•他のアプリケーションによってロックされているレコードを更新または削除しようとした。
アプリケーションでは、次のいずれかの対策をとることができます。
•正常に終了するまでオペレーションを再試行します。これは、ネットワークのトラフィックが比較的低い場合には最も単純かつ迅速な解決方法といえます。
メモ:並行トランザクション内でステータス 84 を受け取った場合、アプリケーションで再試行する回数を制限するようにしてください。再試行の回数を制限しないと、アプリケーションが別のトランザクションでデッドロック状態に陥ります。再試行を何回か行った後にまだステータス 84 が返される場合は、トランザクションを一旦中止し、再度そのトランザクションを試行してください。
•ウェイト オプションをサポートしているバージョンの場合、ノーウェイト オプションの代わりにウェイト オプション(+100/+300)を使用します。
85:ファイルがロックされています。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•あるユーザーが排他トランザクションでファイルをロックしている場合に、他のユーザーがそのファイルの全体または一部をロックしようとしています。
•ワークグループ MicroKernel が既にファイルを開いているときに、リクエスターがロードされているクライアント マシンがサーバー MicroKernel を介して同じファイルを開こうとしました。サーバー MicroKernel は、排他アクセスが実行できないため、そのファイルを開くことができません。リクエスターがロードされているクライアント マシンはこのステータス コードを受け取ります。
•MicroKernel でファイルを開いている場合に、ファイル名が同じで拡張子が異なる 2 つのファイルが存在します(たとえば、INVOICE.HDR と INVOICE.DET)。一方のファイルが Continuous オペレーション モードで開かれると、その結果、MicroKernel がデルタ ファイル(INVOICE.^^^ など)を生成します。そして、もう一方のファイルを開こうとしたときに、MicroKernel はこのステータス コードを返します。この理由により、ファイルに名前を付けるときは、拡張子を変えるだけでなく、まったく異なる名前を付けることをお勧めします。
•出現のパターンはありませんが、ウィルス対策ソフトウェアがファイルをスキャンするためにファイルを開いてロックすることが原因で、ファイルを閉じるときにステータス 85 を受け取り、次のデータベース オペレーションが失敗することがあります。これを解決するには、ウィルス対策ソフトウェアが PSQL データ ファイルをスキャンしないように設定します。ファイルを除外する方法については、ウィルス対策ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
•Continuous オペレーションが設定されているデータ ファイルに対して削除操作を試行しました。Continuous オペレーションが設定されているデータ ファイルは、リレーショナル エンジンおよび MicroKernel エンジンから削除が行えません。さらに、このファイルはキーの変更などファイル構造の変更も受け付けません。
86:ファイル テーブルがいっぱいです。
データベース エンジンが Btrieve データ ファイルを示すメモリを割り当てられなかった場合、アプリケーションでこのステータス コードを受け取る可能性があります。また、このデータベース エンジンは、同時に処理できるファイル数が 65,535 個までという制限もあります。その制限に達した場合にもこのステータス コードが返ります。
このステータス コードが返る 1 つの要因として考えられるのは、既に開いたデータ ファイルを閉じないまま、ファイルをさらに開き続けるアプリケーションです。Monitor ユーティリティでアクティブなファイルを見て、この現象が発生していないかどうかを調べてください。『
Advanced Operations Guide』の
アクティブ ファイルの監視を参照してください。
また、ステータス コード
87:ハンドル テーブルがいっぱいです。 についても考慮してください。ステータス コード 86 はファイル用で、ステータス コード 87 はハンドル用です。1 個の指定ファイルに対して複数のハンドルを開くことができます。データベース エンジンが Btrieve ハンドル用のメモリを割り当てることができない場合、アプリケーションはステータス 87 を受け取ります。クライアント アプリケーションに割り当てられるハンドル数はメモリによって制限されます(DOS リクエスターを使用して DOS アプリケーションへ割り当てるような古いタイプのハンドルは、65,535 個の制限があります)。
87:ハンドル テーブルがいっぱいです。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000i 以降のバージョンでは使用されていません。ハンドル テーブルはエンジンが動的に管理します。
MicroKernel に設定されている数を超えるハンドルを開こうとしたか、オペレーティング システムが許可する数を超えるファイルを MicroKernel が開こうとしたかのいずれかです。
•オペレーティング システムでハンドル数を増やす構成については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
なお、次に説明する、MicroKernel がオペレーティング システムからハンドルを取得するときのプロセスを理解しておくと役に立ちます。同じファイルを何度も開いても、MicroKernel はオペレーティング システム のハンドルを 1 つしか使用しません。ただし、そのファイルが v6.x 以降の形式で、MEFS モードで共有されている場合、MicroKernel は関連する .lck ファイルのためにもう 1 つのハンドルを開きます。
ファイルが v5.x 形式の場合、MicroKernel は .PRE ファイルのためにもう 1 つハンドルを要求します。また、形式に関わらずファイルが Continuous オペレーション モードにある場合も、MicroKernel はデルタ ファイル用にもう 1 つのハンドルを要求します。ファイルが拡張されている場合、MicroKernel は各エクステンション ファイルのためにオペレーティング システム ハンドルを要求します。
88:アプリケーションでモードの不一致エラーが発生しました。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションがエクスクルーシブ モードでファイルを開いている場合、その他のすべてのアプリケーションが同じファイルを任意のモードで開こうとしたときに、このステータス コードが返されます。
•アプリケーションがエクスクルーシブ以外のモードでファイルを開いている場合、その他のすべてのアプリケーションが同じファイルをエクスクルーシブ モードで開こうとしたときに、このステータス コードが返されます。
•MicroKernel Continuous オペレーション モードを使用している場合:
•Continuous オペレーションからファイルを削除しようとしましたが、そのファイルは Continuous オペレーション モードに置かれていません。
•Continuous オペレーションからファイルを削除しようとしましたが、他のクライアントがそのファイルを Continuous オペレーションに置いていました。
•ファイル名が同じで拡張子が異なる 2 つのファイルを Continuous オペレーションに含めようとしました。
•ファイルを Continuous オペレーションに含めようとしましたが、そのファイルは既に Continuous オペレーションに置かれています。
•ファイルは以前 Continuous オペレーションに置かれていましたが、サーバーがクラッシュしました。これらのファイルを Continuous オペレーションから削除しようとすると、ステータス コード 88 が返されます。
上記の最後のケースでは、一度サーバーがダウンすると、Btrieve エンジンはファイルが Continuous オペレーションに置かれていたかどうかがわからなくなります。このような状況から、ステータス コード 88 が返されます。
ファイルを Continuous オペレーションから削除するには、Continuous オペレーション モードを終了する前にファイルを開く必要があります。ファイルが再度開かれると、Btrieve エンジンは Continuous オペレーション フラグが設定されていることを検出し、デルタ ファイルを探します。その時点で、デルタ ファイルのロール インが発生します。
既存のデルタ ファイルのロール インを開始するには、関連するデータ ファイルを開いておく必要があります。ファイルは、Function Executor などのユーティリティや、そのファイルを使用するアプリケーションによって開くことができます。ファイルを繰り返し開いたり閉じたりして使用するようなアプリケーションの場合は、Function Executor を使ってファイルを開くことをお勧めします。これをお勧めするのは、デルタのロール インは優先順位の低いタスクだからです。ロール インがこのように設計されたのは、ロール インが発生している間でもファイルを使用できるようにするためです。ロール インが完了していないのにアプリケーションがファイルを閉じた場合は、そのファイルが再オープンされたときに再度ロール インが開始されます。優先順位の低いタスクなので、ロール イン処理にはかなり時間がかかることがあります。エンジンはロール インを完了すると、デルタ ファイルを削除します。
89:名前エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 5.0 以降では使用されていません。
デバイスのリダイレクト先のショート ネームを指定する前に BSERVER がロードされました。BSERVER を起動する前に、共有するすべてのショート ネームを NET SHARE コマンドを使って指定する必要があります。
90:リダイレクト デバイス テーブルがいっぱいです。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
91:アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•リクエスターがサーバーとのセッションを確立できません。クライアントまたはサーバー MicroKernel がロードされていないか、サーバーがアクティブになっていないかのいずれかです。
•SPX ドライバーがインストールされていないか、または古いバージョンです。
•MicroKernel が同時に開くことのできるセッションの最大数に達しました。このステータス コードを受け取らないようにするには、[セッション数]設定オプションの値を大きくします。Pervasive.SQL V8 を開始している場合は、MicroKernel がセッション数を動的に管理するため、セッション数を手動で増減させることはできません。
•アプリケーションがファイルにパスを指定しましたが、そのパスにボリューム名が含まれていません。
•MicroKernel ルーターがロードされていません。また、次の状況が発生しています。リモート呼び出しを行うために MicroKernel ルーターと MicroKernel の両方を使っているアプリケーション(したがって、Open オペレーションを実行するときにサーバー名とボリューム名を指定します)がリモート ファイルを開こうとしました。MicroKernel ルーターはサーバー名を解釈しないため、MicroKernel がサーバー名を解釈しようとしましたができませんでした。
•ネットワーク環境に通信またはネットワーク アドレスの問題があるため、MicroKernel のリクエストは送信先のサーバー アドレスに到達しませんでした。クライアントとサーバーのネットワーク コンポーネントが最新のものであり、現在のネットワーク環境での動作が保証されていることを確認してください。
►受信パケット サイズを調整するには
2 プロパティ ツリーで[通信バッファー サイズ]をクリックします。
3 [受信パケット サイズ]の値が環境に適していることを確認してください。
92:トランザクション テーブルがいっぱいです。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
アプリケーションがアクティブなトランザクションの最大数を超えました。設定プロパティを使用して、[トランザクション数]環境設定オプションの値を増やしてください。
93:レコードのロック タイプが一致していません。
アプリケーションは、単一レコード ロック(+100/+200)と複数レコード ロック(+300/+400)を同時に同じファイル内に設定しようとしました。一方のタイプのロックをすべて解除しなければ、もう一方のタイプのロックは実行できません。
94:アプリケーションでアクセス権のエラーが発生しました。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•アプリケーションが、適切な権限なしでディレクトリ内のファイルを開こうとしたか、あるいは作成しようとしました。MicroKernel がユーザーに割り当てられているネットワーク権限を無効にすることはありません。
•指定されたサーバーはルーティング テーブル内にありますが、クライアントはそのサーバーにログインしていません。
•サーバー上のシステム DSN(データ ソース名)で、データ ファイルへのパス名にエラーがあります。
95:セッションは既に無効になっています。
サーバー MicroKernel は次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•既に確立されていたセッションが、クライアント マシン、サーバー、またはネットワークでのエラーが原因でアクティブではなくなりました。クライアント マシンがサーバーに接続されていることを確認してから、Btrieve リクエスターをいったんアンロードし、再ロードしてください。
SPX プロトコルを使用している場合:
•サーバー MicroKernel は SPX セッションの最大数に達しました。Monitor ユーティリティを使用してセッション数の情報を調べます。このステータス コードを受け取らないようにするには、メモリを追加します。セッション数は、使用可能なメモリの限度まで動的に管理されます。
•クライアント マシンが適切な時間内あるいは適切な回数の再試行後にサーバーから応答を得られない場合、このステータス コードは時間遅延の問題があることを示す場合があります。タイムアウトおよび再試行のパラメーターを大きくする方法については、ネットワークの設定に関するマニュアルを参照してください。多量のネットワーク トラフィックを扱う WAN 環境や LAN 構成では、多くの場合、この操作が必要になります。
►受信パケット サイズを調整するには
2 プロパティ ツリーで[通信バッファー サイズ]をクリックします。
3 [受信パケット サイズ]の値が環境に適していることを確認してください。
•SPX タイムアウト パラメーターが、クライアント マシンの NET.CFG ファイルとサーバーの SPXCONFG.NLM ファイルの両方で次のように設定されていることを確認してください。
SPX VERIFY TIMEOUT=54
SPX LISTEN TIMEOUT=108
SPX ABORT TIMEOUT=540
この 3 つの値は、1:2:10 の比率になっている必要があります。これらの値は、最大でデフォルト値の 3 倍まで増やすことができます。値を増やした後で再度このステータス コードを受け取った場合、問題の原因はこれらの設定ではないと思われます。
•Windows サーバーの場合、レジストリの[受信パケット サイズ]設定の値が 10 進の 576、つまり 240h であることを確認してください。レジストリの MaxPktSize 設定へのパスは、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\currentControlSet\Services\NwInkIPX\NetConfig\MaxPktSize です。
ネットワーク タイムアウト パラメーターの値を増やした後で、再度このステータス コードを受け取った場合、通常はネットワーク通信に問題があることを示しています。新しいバージョンのネットワーク カードおよびドライバーを使用していることを確認してください。また、互換性のない LAN カード ドライバーが原因でこのステータス コードが返されることもあります。ネットワーク通信のトラブルシューティングについては、LAN 管理者に問い合わせてください。
1 [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックします。
2 「Regedit」と入力して[OK]をクリックします。レジストリ エディターが開きます。
3 Regedit を使ってサーバーのレジストリに次の変更を行います。
HKEY_Local_Machine > System > CurrentControlSet > Services > NwLnkIpx > Network Card > MaxPktSize = 240 Hex
HKEY_Local_Machine > System > CurrentControlSet |
Services > NwLnkIpx > <Network Card> > NetworkNumber = <ゼロでない値>
4 次のレジストリ エントリを追加します。
HKEY_Local_Machine > System > CurrentControlSet |
Services > LanManServer > Parameters > MinClientBufferSize regdword = 500 decimal.
96:通信環境エラーが発生しました。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•サーバー上の MicroKernel に接続しようとしましたが、SPX 接続テーブルまたは MicroKernel のクライアント テーブルがいっぱいです。このエラーを受け取らないようにするには、メモリを追加します。これらのリソースは両方とも、使用可能なメモリの限度まで動的に管理されます。
•DBNAMES.CFG ファイルに異なるサーバー上のデータ ロケーションを指定している名前付きデータベースの定義が含まれている場合、MicroKernel を呼び出すアプリケーションはこのステータス コードを返すことがあります。
97:データ バッファーが小さすぎます。
アプリケーションは、MicroKernel または Btrieve リクエスターの現在の許容値より長いレコードを読み込みまたは書き込みしようとしました。次のような場合があります。
•Update、Insert、Create のいずれかのオペレーションの場合、アプリケーションが指定したレコードのデータ バッファー長がメッセージ バッファー長より長い場合にこのステータス コードが返されます。
•Get、Step、Stat のいずれかのオペレーションの場合、アプリケーションで指定されているデータ バッファー長に関係なく、MicroKernel が返すデータの長さよりメッセージ バッファーが短い場合に、アプリケーションはこのステータス コードを受け取ります。
•Get Chunk オペレーションまたは Update Chunk オペレーションの場合、取得または更新されたチャンクの合計サイズがメッセージ バッファー長を超えています。
•DOS リクエスターのみ:Btrieve リクエスターを再ロードして、メッセージ バッファー サイズの値を大きくします。これは、
/D パラメーターを使って行います。このパラメーターの説明は『Getting Started with PSQL』に記載されています。
•Windows サーバーの場合、レジストリの[受信パケット サイズ]設定の値が 10 進の 576、つまり 240h であることを確認してください。レジストリの MaxPktSize 設定へのパスは、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\currentControlSet\Services\NwInkIPX\NetConfig\MaxPktSize です。
100:使用可能なキャッシュ バッファーがありません。
これは、MicroKernel がロード時に割り当てたキャッシュ バッファーをすべて使用してしまったことを示しています。
アプリケーションがユーザー トランザクション内で大量の書き込み操作(Insert、Update、および Delete)を使用する場合に、このステータス コードが返されることがあります。現在実装されている MicroKernel エンジンでは、トランザクションが完了するまで、変更ページはすべてキャッシュ内に存在する必要があります。
メモ:使用可能なメモリが制限されているマシンでは、数千もの書き込み操作を含む非常に大きなトランザクションは正常に終了できない可能性があります。
開発者の方は、もっと頻繁にトランザクションをコミットするようにアプリケーションを修正することで、キャッシュ内にとどまる変更ページを少なくすることができます。この問題を解決するもっと一般的な方法は、設定オプションの[キャッシュ割当サイズ]を増やして MicroKernel を再ロードすることです。
Windows では、データベースを初めて起動したときに、物理メモリ量の 20% をキャッシュ割当サイズとして設定し、その値を Windows レジストリに書き込みます。その後は、エンジンが起動するたびにレジストリからその値を読み取ります。この設定値は再計算されません。システムにメモリを追加したり取り除いたりした場合には、新しく使用可能になったメモリを最大限活かせるようにこのキャッシュ割当サイズの設定を変更する必要があります。
►キャッシュ割り当てを増やすには次のようにします。
2 [エンジン]ノードを展開し、目的のエンジン名を探します。
3 エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。
4 [パフォーマンス チューニング]をクリックします。
5 右側のフレーム内で、[
キャッシュ割当サイズ]にキャッシュに割り当てるメモリ量を入力して、値を調整します。『
Advanced Operations Guide』の
キャッシュ割当サイズを参照してください。
6 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
101:オペレーティング システムのメモリが不十分です。
これは、使用可能なオペレーティング システム メモリが足りないため、要求されたオペレーションを実行できないことを示しています。この問題を解決するには次のいずれかを実行します。
•サーバー設定の[パフォーマンス チューニング]で[キャッシュ割当サイズ]設定オプションの値を小さくします。
•サーバーにメモリを追加します。
102:スタック領域が不十分です。
これは、MicroKernel のスタック領域が不足していることを示しています。アプリケーションで使用できるスタック領域を大きくするには、アプリケーションをリンクし直して、スタック サイズの値を大きくします。MicroKernel は、WBTRCALL.DLL を呼び出す Windows ベースのアプリケーションか、ローカル サーバー上の MicroKernel エンジンを呼び出すアプリケーションに対してのみこのステータス コードを返します。
103:チャンク オフセットが大きすぎます。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•Get Direct/Chunk オペレーションが、明示的に、またはサブファンクション値に対してネクストインレコード バイアスを使用することで、レコードの終端を超えるオフセットを指定しました。最初のチャンクを処理している間に MicroKernel からこのステータス コードが返されない限り、オペレーションは部分的に成功しています。呼び出しの直後にデータ バッファー長パラメーターを調べて、取得されたデータ量(チャンク数)を確認してください。
•Update Chunk オペレーションが、レコードの終端を 2 バイト以上超えるオフセットを指定しました。このステータス コードは、MicroKernel がレコードに対して変更をまったく加えていないことを示しています。
•追加サブファンクション バイアスを使用する Update Chunk オペレーションによって、レコード長がオペレーティング システムのファイル サイズ制限を超えました。MicroKernel はレコードに対して変更を加えていません。
104:MicroKernel がロケールを認識しません。
Create オペレーションまたは Create Index オペレーションの実行中、オペレーティング システムは、指定されたカントリ ID とコード ページのコレーション テーブルを返せませんでした。アプリケーションがロケールのカントリ ID とコード ページを正しく指定していること、またオペレーティング システムがそのカントリ ID とコード ページをサポートするように設定されていることを確認してください。
105:このファイルは、可変長部割り当てテーブル(VAT)付きで作成することはできません。
アプリケーションが、可変長部割り当てテーブル(VAT)を使用してファイルを作成しようとしましたが、可変長レコード(ファイルが VAT を使用するための前提条件)が含まれていません。このステータス コードは、通常のデータ ファイルのほかに、キー オンリー ファイルにも適用されます。
106:MicroKernel は Get Next Chunk オペレーションを実行できません。
アプリケーションが Get Direct/Chunk オペレーションを呼び出してレコードからチャンクを取得するとき、ディスクリプターのサブファンクションにネクストインレコード バイアスを使用しました。しかし、アプリケーションがレコード内にその位置を確立した後で(この呼び出しの前に)ターゲット レコードが削除されました。
107:アプリケーションが、v6.0 より前のファイルで Chunk オペレーションを実行しようとしました。
アプリケーションが v6.0 より前の形式のファイルに対して Get Direct/Chunk または Update Chunk オペレーションを実行しようとしました。
109:セマフォの作成時またはアクセス時に不明なエラーが発生しました。
Windows プラットフォームのワークグループ MicroKernel が、互換性のないバージョンの DLL を使用してオペレーションを実行しようとしました。MicroKernel をシャットダウンして、最新バージョンの DLL を使用するようにしてください。
110:アーカイブ ログ設定ファイルにアクセスできません。
アーカイブ ログ設定ファイル(BLOG.CFG)には、アーカイブ ログを実行するドライブ上のデータ ファイルのエントリが含まれています。MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•MicroKernel が BLOG.CFG を見つけられません。このファイルが、ログの対象となるデータ ファイルを含む物理ドライブの、実際のルート ディレクトリの \BLOG ディレクトリに格納されていることを確認してください(マップされたルート ディレクトリは使用しないでください)。ファイルが複数のボリュームに分散している場合は、それぞれのボリュームに \BLOG ディレクトリを作成する必要があります。
•MicroKernel が BLOG.CFG ファイルを開けません。ファイルがロックされているか、存在しないかのいずれかです。
•MicroKernel が BLOG.CFG ファイルを読み取れません。ファイルが正しい形式でないか、破損しているかのいずれかです。BLOG.CFG ファイルの形式については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
111:指定されたファイル名は、アーカイブ ログ設定ファイル内に見つかりませんでした。
MicroKernel は指定されたファイルを BLOG.CFG ファイル内で見つけることができません。ファイルは、同じ物理ドライブ上にある BLOG.CFG ファイル内に指定する必要があります。デフォルトでは、MicroKernel は、アーカイブ ログ ファイルに、ログ対象のファイルと同じ名前に拡張子.log を付けた名前を付けます。ただし、BLOG.CFG ファイルで、別のファイル名をアーカイブ ログ ファイルに指定することもできます。BLOG.CFG ファイルがアーカイブ ログ ファイルの正しいファイル名を指定していることと、アーカイブ ログ ファイルが存在することを確認してください。
112:指定されたファイルはほかのクライアントが使用しています。
ファイルが最後にバックアップしたときと同じ状態になければ、MicroKernel はロール フォワードを実行することはできません。他のクライアントがファイルを変更した場合は、ファイルを再度復元してからロール フォワードを実行する必要があります。
113:MicroKernel は、指定されたファイルのアーカイブ ログ ファイルを開けません。
このステータス コードはさまざまな状況が原因で返される可能性があります。一例を挙げると、データベース エンジンは、指定されたファイルに関連付けられたアーカイブ ログ ファイルを見つけることができません。デフォルトでは、MicroKernel は、アーカイブ ログ ファイルに、ログ対象のファイルと同じ名前に拡張子.log を付けた名前を付けます。ただし、BLOG.CFG ファイルで、別のファイル名をアーカイブ ログ ファイルに指定することもできます。BLOG.CFG ファイルがアーカイブ ログ ファイルの正しいファイル名を指定していることと、アーカイブ ログ ファイルが存在することを確認してください。
もう 1 つの原因としては、ファイルに対してアーカイブ ロギングを行っている状態で、そのアーカイブ ログと同じ名前のログ ファイルをロール フォワードしようとしました。データベース エンジンはログ ファイルにロギングを行っている状態であるため、それを使用してロール フォワードすることはできません。
114:指定されたファイルのアーカイブ ログが不正です。
指定されたファイルに関連付けられているアーカイブ ログは有効なアーカイブ ログ ファイルではありません。デフォルトでは、MicroKernel は、アーカイブ ログ ファイルに、ログ対象のファイルと同じ名前に拡張子.log を付けた名前を付けます。ただし、BLOG.CFG ファイルで、別のファイル名をアーカイブ ログ ファイルに指定することもできます。BLOG.CFG ファイルがアーカイブ ログ ファイルの正しいファイル名を設定していることと、アーカイブ ログ ファイルが存在することを確認してください。
115:アーカイブ ログ ダンプ ファイルにアクセスできません。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でアーカイブ ログ ダンプ ファイルにアクセスできません。
•アーカイブ ログに含まれるエントリをダンプするために指定されたファイル名が不正です。このファイル名にボリューム指定が含まれていないことを確認してください。ダンプ ファイルはログ ファイルと同じボリューム上に作成されます。
•呼び出し元に、ダンプ ファイルへのアクセス権がありません。
•MicroKernel はファイルをオープンできません。別のユーザーがオペレーティング システムの排他ロックを使用してこのファイルを開いています。
116:このファイルは、ゲートウェイとして機能している別の MicroKernel エンジンが所有しています。
MicroKernel は、ロケーター ファイルを読み込むことができても、ゲートウェイ コンピューター上で実行しているエンジンと通信できません。これは次のような理由が原因で起こります。
•ゲートウェイ コンピューターの名前を解決できません。この問題を解決するには、次のいずれかを試してみてください。
•ゲートウェイ コンピューターが、DNS などの名前解決サービスを使って登録されていることを確認してください。
•名前解決サービスを使っていない場合は、名前解決を手動で提供する必要があります。現在のマシンに HOSTS という名前のファイルを置いてください。このファイルに、ゲートウェイ コンピューターのネットワーク名と TCP/IP アドレスを関連付ける 1 行を追加します。たとえば、ゲートウェイ コンピューターの名前が "mycomp" で IP アドレスが 125.1.4.245 の場合は、次のような行をファイルに追加します。
125.1.4.245 mycomp
•2 台のコンピューターがサーバーを認識できるようにルーターによって分離されていますが、お互いを認識できません。次の操作を実行します。
•Gateway Locator ユーティリティを使用して、ゲートウェイのオーナーを識別します。
•PSQL System Analyzer(PSA)を使用して、そのコンピューターへのネットワーク接続をテストします。
•異なる共有名を使ってマップされたファイルを 2 つの異なるワークグループ エンジンで開こうとしました。MicroKernel は訂正を試みますが、すべての場合に訂正できるわけではありません。各コンピューターが同じ共有名でマップするようにしてください。
117:Continuous オペレーションのデルタ ファイルで不正な内容が検出されました。
Continuous オペレーション中に、あるオペレーションによってデルタ ファイルが読み込まれたとき、そのデルタ ファイルで不正な内容が検出されました(『
Advanced Operations Guide』の
Continuous オペレーションの使用を参照してください)。
メモ:デルタ ファイルの内容が壊れるような状況に陥ることはまずありません。しかし、そのような状況が発生した場合は、バックアップの進行中に行われたデータ ファイルに対するオペレーションは失われる可能性があります。サーバー設定で[
トランザクション ログ]または[
トランザクション一貫性保持]が有効(チェックがオン)になっており、データ ファイルがアクセラレイティド モードで開いていない場合は、バックアップ中に発生したトランザクションを
回復できます。複数のデータ ファイルの整合性が望まれる場合、それらのデルタ ファイルが有効であっても、バックアップ中に変更されたすべてのデータ ファイルを開いてください。
PSQL エンジンの起動時にこのステータス コードが発生した場合、ユーザーが何らかの対処を行う必要はありません。これは、事故による停止が発生した際に、1 つ以上のファイルが PSQL の Continuous オペレーション モードにあったことを示しています。データベース エンジンは不正なデルタ ファイルをロール インしようとしません。
前述の状況では、データベース エンジンはこのステータス コードを報告するメッセージを記録します。不正なデルタ ファイルへのアクセスを行う Open オペレーションは、そのデルタ ファイルに不正な内容が含まれていても成功します。トランザクション ログが存在する場合、システム停止後の Open オペレーション時に、失われたトランザクションが通常どおりロール フォワードされます。
PSQL エンジンが起動し、Open オペレーションが完了し、トランザクションがロール フォワードされた後、不正な内容を含むデルタ ファイルは別のディレクトリに移動してください。これにより、同じデータ ファイルに対して再度 Continuous オペレーションを実行することができ、また、テクニカル サポートを受けるために、不正なデルタ ファイルを保持することもできます。
Continuous オペレーションの実行中に、あるオペレーションでこのステータス コードが返された場合、そのオペレーションはデルタ ファイルに対する読み込や書き込みに失敗している可能性があります。この場合、そのデルタ ファイルはもう Continuous オペレーション用に使用できないかもしれません。以下の操作を順序どおりに行うことが最善の方法です。
•データファイルに対するすべてのアクティブなセッションをクローズします。
•データ ファイルに対するその他すべてのオペレーションも停止します。
•butil -endbu コマンドを実行(または Backup Agent を使用している場合は pvbackup -off コマンドを実行)して Continuous オペレーションを終了します。
デルタ ファイルが破損していた場合、Continuous オペレーションの終了時に、ロール インが正常に完了しないので注意してください。
•複数のデータ ファイルの整合性を保つ必要がある場合は、同様のアクションをバックアップ中に書き込まれたすべてのデータ ファイルに適用します。
•これらの修正作業が完了したら、不正なデルタ ファイルを別のディレクトリに移動させます。これにより、同じデータ ファイルに対して再度 Continuous オペレーションを実行することができ、また、テクニカル サポートを受けるために、不正なデルタ ファイルを保持することもできます。
120:B-Tree インデックス レベルの最大数に達しました。
このステータス コードは、インデックスに大きなキー サイズを指定し、小さなページ サイズを使用する場合に生じます。B ツリーが完全にいっぱいでなくても、インデックス キーが B ツリーの許容する深さを満たしてしまうことがあります。
このステータス コードを回避するには、以下のいずれかまたは両方を試してください。
•より大きなページ サイズでデータ ファイルをリビルドし、ページごとに格納されるキー数を増やす。
•インデックス キーのよりよい配分を維持していくために、インデックス バランスの設定をオンにする(インデックス バランスをオンにするとパフォーマンスが若干落ちます)。『
Advanced Operations Guide』の
インデックス バランスの実行を参照してください。
121:競合する動作によって最適化の開始は阻止されました
ある特定の状況で、Defragmenter がデータ ファイルに対して動作しないことがあります。ファイルの最適化を実行しようとすると、ファイルがこのステータス コードを返します。この問題の原因を突き止め、解決するには、以下のことを確認してください。
•ファイルの最適化は既に要求されましたか?コマンド「dbdefrag -status ファイル名」を使用して確認してください。
•Backup Agent がオンになっている場合は、バックアップを完了させ、エージェントをオフにしてから、最適化を開始します。『
Advanced Operations Guide』の
Backup Agent も参照してください。
•最適化するファイルを開こうとするエンジンが、アーカイブ ロギング用に設定されている場合は、そのエンジンのプロパティの[データ整合性]設定でこの機能をオフにする必要があります。
•このファイルが一時テーブル、または一時的なシステム ファイルと関連付けられている場合、そのファイルは最適化することができません。
123:最適化はキーオンリー ファイルのような、特定のタイプのファイルはサポートしません
最新のリリースでは、キーオンリー ファイルは最適化できません。
124:最適化はファイル アクセスをロックする要求が応答なしでタイムアウトしたため、停止しました
このエラーが発生すると、最適化を実行する前にファイルをロックできず、その要求の待ち時間が時間切れとなるため、操作が中止されます。
125:検証が失敗したため最適化は停止しました。ファイルに変更はありません。
ファイルの最適化は、検証を完了できなかったため停止しました。ファイルに変更は加えられておらず、システムの操作も変化していません。
検証が完了できない場合、Microsoft のボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)の使用が原因である可能性が高いです。最適化は現在、VSS を使用してバックアップ操作を行っている環境にあるサーバー エンジンではサポートされません。ただし、エンジンを再起動すれば、VSS が再び実行されない限り、ファイルの最適化を行えるはずです。
126:空き領域不足により、最適化の開始がブロックされました
空きディスク容量が少なすぎたため、要求した最適化の開始はエンジンによって許可されませんでした。Defragmenter は、最適化されるファイルのサイズと同じだけの空きディスク容量を必要とするほかに、最適化操作のために少量の空き容量を必要とします。書き込みが頻繁に行われるファイルについては、さらに多くの空き容量が必要になる可能性があります。最適化をしているディスク ボリュームの空き容量が少なくなった場合には、エンジンはそのボリュームで実行しているファイルの最適化をキャンセルし、このエラーコードを返します。ファイルを最適化するのに必要な空き容量は、分析結果に表示されます。
127:開いているファイル ハンドルが原因で、最適化を完了できませんでした
ファイルの最適化は、検証を完了できなかったため停止しました。ファイルに変更は加えられておらず、システムの操作も変化していません。
ファイルの最適化が完了に近づくと、エンジンは、開いているファイル ハンドルを調査し、最適化中のファイルがレコード取得エラーのリスクを引き起こすかどうかを判断します。これが原因で検証が完了できない可能性が高いです。リスクを判断した場合には、最適化の検証は失敗します。活動が少ない期間には、最適化は成功する可能性があります。
130:使用可能なシステム ロックがありません。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.15 以降では使用されていません。これは、現在使用可能なシステム ロックがないという一時的な状態を表しています。たとえば、次のような場合があります。
•1 人のクライアントが何千ものレコードを変更する非常に大きなトランザクションを実行している場合。
•多くのクライアントが大きなトランザクションを並行して実行している場合。
クライアントはトランザクションの実行に関係なくこのコードを受け取る可能性があります。このため、場合によってはクライアントは正常に終了しなかったオペレーションを単純に再試行することができます。他のクライアントがシステム ロックを解除していれば、オペレーションが正常に実行されることもあります。トランザクション中のクライアントがこのステータス コードを受け取った場合は、トランザクションを終了または中断してください。トランザクションが大きい場合は、より小さいトランザクションに分割することも検討してください。設定ユーティリティを使用して、明示的なロックとして機能するシステム ロック数を減らすこともできます。システム ロック数を減らすには、[ロック数]オプションおよび[セッション数]オプションのいずれか、または両方に割り当てられている値をより小さい値に変更します。
132:ファイルがサイズの制限に達しました。
MicroKernel は、次のいずれかの状況でこのステータス コードを返します。
•ファイルが最大サイズに達しました。この制限はファイル バージョンやページ サイズ、および 1 ページあたりのレコード数によって異なります。詳しい説明については、『
Advanced Operations Guide』の
ファイル サイズを参照してください。
•オペレーションにより、許容される最大ページ数を超えるページをデータ ファイルに割り当てようとしました。
•データ ファイルが長い間 Continuous オペレーション モードに置かれていることにより、そのデルタ ファイルのサイズが 4 GB を超えました。
•1 つのデータ ファイル セグメントが、オペレーティング システムのファイル サイズ制限に達しました。
4,096 バイトより小さいページ サイズを使用しているファイルの場合は、Rebuild ユーティリティを使ってページ サイズを 4,096 バイトに設定してファイルを再構築し、より大きなファイル サイズ制限を利用するようにできます。
133:同じデータ ファイルに 6 人以上のユーザーが同時にアクセスしようとしました。
Pervasive.SQL 7 以降では使用されていません。
134:MicroKernel がインターナショナル ソート規則(ISR)を読み取れません。
MicroKernel は、次のいずれかの理由でこのステータス コードを返します。
•ISR が COLLATE.CFG ファイルにありません。
•COLLATE.CFG ファイルが見つからないか、または破損しています。
•MicroKernel は COLLATE.CFG ファイルから ISR を読み込めません。
135:指定されたインターナショナル ソート規則(ISR)テーブルは破損しているか、または不正です。
MicroKernel は、読み込み可能な COLLATE.CFG ファイルを見つけましたが、指定されたインターナショナル ソート規則(ISR)テーブルが無効です。
136:MicroKernel は指定されたオルタネート コレーティング シーケンスをファイル内に見つけられません。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•オルタネート コレーティング シーケンス(ACS)を使用するインデックスを作成しようとしましたが、MicroKernel は指定された名前の ACS をファイル内に見つけられませんでした。
•Step Next Extended、Get Next Extended、Step Previous Extended、または Get Previous Extended オペレーションを呼び出し、ACS 名を指定しましたが、MicroKernel は指定された名前の ACS をファイルに見つけられませんでした。
138:ヌル インジケーターの位置が不正です。
•PSQL のすべてのアクセス方法によるデータ アクセスを確実にするため、ヌル インジケーター セグメント(NIS)は、NIS が示すデータ セグメントの直前にある必要があります。
•NIS は別の NIS によって示すことはできません。
139:MicroKernel が、キー番号で受け付けられない値を検出しました。
オペレーションの中には、オペレーションに使うファイルのインデックスを指定するためではなく、サブファンクション番号としてキー番号のパラメーターを使用するものがあります。(メモ:これは Get Equal オペレーションでも行われます。)アプリケーションがこれらのオペレーションのいずれかに有効なサブファンクション番号(キー番号パラメーターを介して)を指定しない場合に、このステータス コードが返されます。
•不正なキー番号を使って Begin Transaction オペレーションを発行しました。
•不正なキー番号を使って End Transaction オペレーションを発行しました。
•不正なキー番号を使って Abort Transaction オペレーションを発行しました。
•不正なキー番号を使って Stat Extended オペレーションを発行しました。
143:MicroKernel は、セキュリティ設定された MicroKernel データベース内のファイルに権限なしでアクセスすることを許可しません。
MicroKernel は、次の状況でこのステータス コードを返します。
•セキュリティが有効になっている MicroKernel データベースにバインドされたデータ ファイルを開こうとしました。MicroKernel は、MicroKernel を使用しない限り、このようなファイルへのアクセスは許可しません。
•MicroKernel は、MicroKernel を使用していないときに、次の条件すべてに当てはまる場合にも、このステータス コードを返します。
•[置換]オプションを使用してファイルを作成しようとした。
•同じロケーションに、同じ名前のバウンド MicroKernel データ ファイルが既に存在する。
•既存のファイルがバインドされているデータベースのセキュリティが有効になっている。
146:重複システム キー。
システム キーを生成する 2 つの異なるスレッドによって同じキー番号が生成されました。
147:ログ セグメントが見つかりません。
MicroKernel は、少なくとも 1 つのファイルをロール フォワードするのに必要なログ セグメントを見つけられません。
148:ロール フォワード エラーが発生しました。
MicroKernel は、ファイルをロール フォワード中にエラーを検出しました。レポートされるエラー メッセージは、オペレーティング システムによって異なります。
•Btrieve エンジンがインストールされた Windows ワークステーションは、コンソール メッセージ ウィンドウにメッセージを表示し、イベント ログ pvsw.log に同じ内容のメッセージを書き込みます。
•Btrieve エンジンがインストールされた Windows サーバーは、メッセージの表示は行いませんが、イベント ログ pvsw.log にメッセージを書き込みます。
149:SQL トリガー
Btrieve API を使用してデータベース テーブルまたはエントリを変更しているとき、SQL レイヤーによってデータベース上に設定された SQL 制約を検出しました。
151:チャンク オフセットが小さすぎます。
レコードの固定部分に対してチャンクを挿入したり削除したりすることはできません。
160:MicroKernel に不正なパラメーターが渡されました。
MicroKernel は、SRB(Service Reply Block)に破損しているパラメーターを検出しました。次のいずれかが原因です。
•ネットワークを介した SRB の転送中にネットワーク エラーが発生したことにより、SRB 内のパラメーターが壊れました。
•システムにある古い Scalable SQL コンポーネントと PSQL コンポーネント間で不一致が見つかりました。ほとんどの場合、これがこのエラーの発生原因です。
この問題を解決するには、インストールされているコンポーネント間の矛盾を修復するために、PSQL を再インストールします。再インストールして再起動した後もこの問題が発生する場合は、テクニカル サポートまでご連絡ください。
161:キーがユーザー数、セッション数、使用データの最大制限に達したか、もしくはキーの状態が "期限切れ" または "無効" に変更されました。
いくつかのシナリオによってこのステータス コードが返されます。
•このコードは、一時ライセンスの有効期限が切れた後に返されます。ライセンス管理ツールで検証されるキーの状態は "期限切れ" になります。キーの有効期限が切れると、すべてのユーザーはこのコードを受け取り、エンジンにアクセスできなくなります。これを解決するには、期限なしキーを認証します。ベンダーまたはテクニカル サポートにお問い合わせの上、期限なしキーをご購入ください。
•ユーザー数、セッション数または使用データが、使用許諾契約書で許可された最大値に達しました。1 つ以上のセッションまたはファイルを閉じることで、ユーザー数、セッション数または使用データの値が制限値を下回るようにすることができます(「セッション」とは、MicroKernel エンジンによって使用されるクライアント ID、またはリレーショナル エンジンへの接続と定義しています)。このほか、ユーザー数、セッション数または使用データに対し追加キーを認証するという解決策があります。
ユーザー数、セッション数および使用データの現在値、ピーク値および最大値の測定についての詳細は、『
Advanced Operations Guide』の
監視を参照してください。
•PSQL 製品を認証した後でマシン構成を変更した場合にも、このステータス コードを受け取ります。製品認証はお使いのマシンのハードウェア構成と関係しています。マシン上の製品キーを認証した後に、そのマシンのある特定のハードウェア構成アイテムが変更されると、キーは無効になります。ライセンス管理ユーティリティで検証されるキーの状態は "無効" になります。
ハードウェア構成の変更を行う必要がある場合は、まず License Administrator ユーティリティを使用してキーを認証解除しておいてください。キーの認証解除は、製品キーと固有のハードウェア構成との関連付けを切り離します。ハードウェア構成の変更が完了したら、License Administrator ユーティリティを使用して再び製品キーを認証することができます。
162:クライアント テーブルがいっぱいです。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000i 以降のバージョンでは使用されていません。関連する設定はエンジンが動的に管理します。
このステータス コードは次のいずれかの状況で返されます。
•メモリが不足しています。
•アクティブ クライアント数が 64K を超えています。
163:ヌル インジケーターを最終セグメントにすることはできません。
ヌル インジケーター セグメント(NIS)をキー ディスクリプターの最後のセグメントにすることはできません。
169:クライアント キャッシュとリモート エンジンのプロトコルが一致しません。
このステータス コードは、クライアント ソフトウェアが、お使いのリモート データベース エンジンに付属する最新のものではないことを示します。V8 の一般リリース版のリモート エンジンに対して V8 のプレリリース版のクライアント ソフトウェアを実行している場合にのみ、このステータス コードを受け取ります。
この問題を解決するには、クライアント ソフトウェアをアンインストールし、最新の V8 クライアントをインストールします。
170:データベース ログインが必要です。
ユーザー名が不正であるか見つからないため、データベースへの認証に失敗しました。
171:データベース ログインに失敗しました。
パスワードが不正であるか見つからないため、データベースへの認証に失敗しました。
172:データベース名が見つかりません。
マシンの有効なデータベース名を指定してください。
173:既にログインしています。
Btrieve のログイン要求は、クライアントが指定されたデータベースに既にログインしているため失敗しました。
174:ログアウトに失敗しました。
データベースにログインしていない場合、あるいはログアウトしようとした際に開いたままのデータベースのファイル ハンドルがある場合は、ログアウトが失敗することがあります。
175:データベース URI の形式が間違っています。
URI 接続文字列が正しく構成されていませんでした。最初の 5 バイトは "btrv:" である必要があります。
176:ファイルまたはテーブルが URI に指定されていません。
Open または Create オペレーションの発行に使用した URI 接続文字列には、ファイル名もテーブル名も含まれていませんでした。
177:データベースに存在しないテーブルです。
Open オペレーションの発行に使用した URI 接続文字列には、ファイル名が含まれておらず、FILE.DDF に存在しないテーブル名が含まれていました。
178:データベースに存在しないディレクトリです。
Open オペレーションの発行に使用した URI 接続文字列にはフル パスのファイル名が含まれていましたが、これは、データベースのデータ ディレクトリの 1 つとして存在していないディレクトリを参照していました。
PSQL Control Center のデータベース プロパティ ダイアログ ボックス(Windows)または dbmaint ユーティリティ(Linux)を使って、データベースにディレクトリを追加してください。
1000 ~ 1999
Windows および DOS ワークステーション用の MicroKernel ステータス コード
ワークステーションの MicroKernel エンジンは Windows および DOS 環境で以下のようなステータス コードを返します。
1001:ロック パラメーターが範囲外です。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
[ロック数]オプションに指定された値が範囲外だった場合は、v6.x の MicroKernel からこのステータス コードが返されます。[複数ロック]オプションに指定された値が範囲外だった場合は、v6.0 より前の MicroKernel からこのステータス コードが返されます。
1002:メモリ割り当てエラーが発生しました。
ワークステーションには、必要なプログラムすべてをロードできるだけの十分なメモリを確保してください。ワークグループ版の MicroKernel またはクライアント リクエスターの場合、コンベンショナル メモリ、拡張メモリ、あるいはその両方に適用されるメモリが不足します。
1003:不正なメモリ サイズ パラメーターが指定されました。
[キャッシュ割当サイズ]オプションの値が不正な場合は、このステータス コードが返されます。
►キャッシュ割当サイズを調整するには
2 [エンジン]ノードを展開し、目的のエンジン名を探します。
3 エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。
4 [パフォーマンス チューニング]をクリックします。
5 右側のフレーム内で、[
キャッシュ割当サイズ]にキャッシュに割り当てるメモリ量を入力して、値を調整します。『
Advanced Operations Guide』の
キャッシュ割当サイズを参照してください。
6 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
1006:プリイメージ バッファー パラメーターが範囲外です。
Pervasive.SQL 2000i 以降のバージョンでは[拡張オペレーション バッファー サイズ]オプションは使用されていません。このリソースは MicroKernel が動的に管理します。
[拡張オペレーション バッファー サイズ]設定オプションに指定できるのは 0 から 64,000 までの値です。
プリイメージ バッファー サイズ設定オプションに指定できるのは 1 から 64 までの値です。プリイメージ ファイルは v6.0 より前の MicroKernel で使用されていました。その後の MicroKernel では、[6.x より前の形式でファイルを作成]設定オプションを[Yes]にしてロードされた場合に使用されてきました。MicroKernel v7.8 以降では無効です。
1007:ファイル パラメーターが範囲外です。
Pervasive.SQL 7 以降のバージョンでは[オープン ファイル数]設定オプションは使用されていません。このリソースは MicroKernel が動的に管理します。
v6.0 より前のエンジンの場合、[オープン ファイル数]設定オプションに指定できるのは 1 から 250 までの値です。v6.0 以降のエンジンでこの値の有効な範囲については、そのバージョンのドキュメントを参照してください。
1008:初期化パラメーターが不正です。
指定された設定オプションの値が不正または識別できません。
1009:トランザクション ファイル名パラメーターが不正です。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
[トランザクション ファイル名]設定オプションに指定したファイル名が不正です。正しいトランザクション ファイル名にしてください。
1010:トランザクション制御ファイルにアクセス中、エラーが発生しました。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
MicroKernel は BTRIEVE.TRN や MicroKernel.TRN の作成、またこれらのファイルに対するオープン、読み込み、書き込みを行うことができません。BTI.INI ファイルにある TRNFILE 設定を C:\ に設定してください。
1011:圧縮バッファー パラメーターが範囲外です。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
[圧縮バッファー サイズ]オプションに設定されている値が有効範囲内であること確認してください。ターゲット サーバーの設定を確認してください。有効な範囲については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
1012:/n: オプションが不正です。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
トランザクション内の最大ファイル数設定オプションの値が不正です。有効な値は 0 から 18 で、デフォルトは 12 です。
1013:タスク リストがいっぱいです。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 7.0 以降では使用されていません。
Windows 環境で、タスク エントリ テーブルがいっぱいになるとこのステータス コードが返されます。Setup ユーティリティを使用してこの[タスク数]オプションの値を変更することができます。
DOS 環境では、アプリケーションで BTRVID 呼び出しがあったときに、BREQNT リクエスターが /t パラメーターなしで使用された場合、このステータス コードが返されます。/t パラメーターには 0 以外の値を使ってリクエスターを再ロードしてください。DOS リクエスター パラメーターの詳細については、『Getting Started with PSQL』を参照してください。
1015:MicroKernel に渡されたポインター パラメーターのいずれかが不正です。
MicroKernel に渡されたポインター パラメーターのいずれかが不正です。MicroKernel が無効なポインターに対するチェックを行うのは、初期化ファイル内の [BTRIEVE] ヘッダーで CHKPARMS=YES という行を指定した場合のみです。それ以外の場合、MicroKernel ではポインターのチェックを行わないので、このステータス コードが返されることはありません。
1016:MicroKernel は既に初期化されています。
このステータス コードは MicroKernel バージョン 6.0 以降では使用されていません。
既に初期化されている MicroKernel を初期化しようとしました。MicroKernel を再度初期化する場合は、初期化関数を呼び出す前に BTRV インターフェイスを使用して、全ファイルを閉じ、全トランザクションを終了/停止し、Btrieve オペレーション 25 を実行してください。
1017:Btrieve リクエスターがリソース ファイル WBTRVRES.DLL を見つけられません。
WBTRCALL.DLL は、リソース ファイル WBTRVRES.DLL を見つけることができなかったときにこのステータス コードを返します。WBTRVRES.DLL ファイルは WBTRCALL.DLL ファイルと同じディレクトリに置くようにしてください。
1018:アプリケーションが Btrieve コールバック関数から MicroKernel を呼び出そうとしました。
Windows MicroKernel では Btrieve コールバック関数から MicroKernel を呼び出すようなタスクを実行することはできません。Btrieve for Windows でのみコールバック関数を使用することが可能です。
1019:アプリケーションの Btrieve コールバック関数の要求で、MicroKernel が現在の Btrieve オペレーションをキャンセルしました。
アプリケーションの MicroKernel コールバック関数にゼロ以外の値が返されました。これはそのアプリケーションが現在のオペレーションを直ちに終了することを示しています。MicroKernel はこのようなキャンセル要求を受け取ると、現在実行中のオペレーションの終了を試み、そのオペレーション実行中のコールバック関数の呼び出しを中止しようとします。MicroKernel はオペレーションをキャンセルすることができないかもしれません。しかし、オペレーションのキャンセルに成功した場合 MicroKernel はこのステータス コードを返します。
1020:Btrieve リクエスター インターフェイスの通信エラーです。
MicroKernel ローダーおよびリクエスター インターフェイスが MicroKernel にメッセージを送信することができなかった場合、このステータス コードが返されます。これは、Ctrl+Alt+Delete キーを使用して Windows をシャットダウンした、または MicroKernel を終了した場合に発生します。これは、単に情報を通知するステータス コードです。特に何らかの対処を行う必要はありません。アプリケーションはシャットダウン処理を続行します。このステータス コードは、Windows によるメッセージ処理を妨げるようなアプリケーションの実行時にも返されます。
1021:MicroKernel が初期化に失敗しました。
•MicroKernel は自身を初期化することができませんでした。MicroKernel コンソールあるいはエラー ログでメッセージを確認して MicroKernel が初期化できなかった原因を特定してください。
•Win32 ワークグループの MicroKernel はメッセージを表示し、Windows システム ディレクトにある PSQL イベント ログ(pvsw.log) に同じ内容のメッセージを書き込みます。
•Windows サーバーの MicroKernel はメッセージの表示は行いませんが、Windows システム ディレクトリにある PSQL イベント ログ(pvsw.log)にメッセージを書き込みます。
コンソール メッセージあるいはエラー ログで示された問題を解決してから、初期化を再試行してください。
1022:MicroKernel がシャットダウンされています。
MicroKernel がシャットダウンされているため、この操作を完了することができません。この問題を解決するには、エンジンが完全にシャットダウンされてから再起動してください。
2000 ~ 2099
Btrieve リクエスターのステータス コード
このセクションでは、Btrieve リクエスターによって生成されるステータス コードについて説明します。
2000:内部エラーです。
Btrieve リクエスターで内部エラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
2001:メモリの割り当てが不十分です。
DOS 環境では、/D オプションに指定されている値を小さくしてください。
2002:オプションが不正です。
指定されたオプションは現在のコンテキストでは不正です。たとえば、指定されたフラグがサポートされていない、あるいは、呼び出された関数やメソッドに対して、指定された整数値が範囲外です。
2003:リクエスターは指定されたファイルへのローカル アクセスを許可していません。
アプリケーションはローカル ドライブに保存されているファイルにアクセスしようとしました。クライアント マシンにインストールされている MicroKernel の設定では、ローカル ファイルへのアクセスは許可されていません。
2007:ポインター パラメーターが不正です。
MicroKernel に渡されたポインター パラメーターのいずれかが不正です。プログラムをチェックして、ポインター パラメーターが正しいか確認してください。
2008:ルーターがエンジンを見つけられません。
MicroKernel ルーターが 6.15 エンジンと通信できません。このステータス コードは MicroKernel v4.0.100 でのみ使用されます。
2009:MicroKernel ルーター コンポーネントをロードできません。
Btrieve リクエスターが MicroKernel ルーターをロードできません。これは、DLL のロードに失敗した場合や、必要な DLL エントリ ポイントを取得できなかった場合に発生します。
2011:Btrieve リクエスターのリソース DLL がロードされていません。
リソース DLL が見つからないか、現在のバージョンのリクエスターと互換性がありません。この問題が発生すると、MicroKernel は設定をデフォルトに戻し、実行を継続します。
2012:Btrieve リクエスターでオペレーティング システム エラーが発生しました。
詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
2200 ~ 2299
XLT ステータス コード
このセクションでは、返される可能性のある XLT ステータス コードについて説明します。
2200:XLT Winsock エラー。
このステータス コードは、Windows Socket 初期化エラーが発生したときに返されます。
2201:XLT RPC エラー。
このステータス コードは、MicroKernel がリレーショナル エンジンに対してリモート プロシージャ コール(RPC)を確立できないときに返されます。
2300 ~ 2399
名前付きデータベースのステータス コード
このセクションでは、PSQL エンジンの名前付きデータベース機能を使用しているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。
2300:これ以上データベース名は定義されていません。
これ以上のデータベース名は定義できません。バッファーが十分に長くて複数のデータベース名を格納できる場合は、このステータス コードが返されても、1 つまたは複数のデータベース名が返されることがあります。アプリケーションは iBufLen をチェックして、返された名前の数を確認してください。
2301:データベース名が不正です。
名前付きデータベースではありません。正しいデータベース名を入力したかどうか確認してください。
2302:バッファー長が不正です。
送信用バッファーのサイズが小さすぎるため、サイズを増やす必要があります。
2303:データベース名は一意である必要があります。指定された名前は既に存在します。
データベースの作成時、DBNAMES.CFG ファイルに既に存在するデータベース名が指定されました。データベースに別の一意の名前を指定するか、または既に存在するデータベース名を削除してください。
2304:データベース タイプが不正です。
データベースを作成中、不正なデータベース タイプを指定しました。バウンドまたはアンバウンドのデータベース タイプを指定してください。
2305:データ辞書またはデータ ファイルのロケーションに指定されたパスが不正です。
バインドされた名前付きデータベースに指定されたパスが無効です。または、データ ファイルのロケーションに指定されたパスが無効です。入力したパスが UNC パスまたはローカル パスであることを確認して、操作を再試行してください。マップされたドライブ名を含むパスは許可されていません。
2306:DBNAMES.CFG を更新できませんでした。
バインドされた名前付きデータベースに指定されたパスが無効です。または、データ ファイルのロケーションに指定されたパスが無効です。指定したパスが UNC またはローカル パスであることを確認して、操作を再試行してください。マップされたドライブ名を含むパスは許可されていません。
このエラーが Client Reporting Engine から返された場合、そのシステム上でデータベースを作成、削除、または編集しようとしたことを示します。これらの操作が行えるのは、記憶域サーバーとして指定されたローカル システム上か、または PCC、bcfg もしくはその他のツール経由でその記憶域サーバーにリモート接続している場合のみです。
2307:DBNAMES.CFG ファイルを開けません。
•ワークステーションの DBNAMES.CFG ファイルにアクセスしてワークグループ エンジンに定義されているデータベース名のリストを取得しようとしている場合、DBNAMES.CFG ファイルが Windows ディレクトリまたは[DBNames 設定ファイルのディレクトリ]オプションで指定されているディレクトリにあることを確認してください。レジストリに指定したロケーションが正しくないかレジストリ キーが破損しています。次のいずれかの方法で対処してください。
•ローカル マシンの、レジストリの次の項目に指定されているロケーションを調べます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Pervasive Software\Database Names\Version 13\Settings\DBNamesDirectory
メモ:DBNames.cfg ファイルは、Windows 32 ビット プラットフォームの場合は Windows システム ディレクトリにある必要があります。
または、次を調べます。
•HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Pervasive Software\MicroKernel Router\ Version 13\Settings\Target Engine
メモ:ほとんどの Windows オペレーティング システムで、このキーの場所は HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\PERVASIVE SOFTWARE です。ただし、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE の下位以降の場所はオペレーティング システムによって異なる可能性があります。
値は 0(ローカルの場合)または 1(サーバーの場合)ですが、場合によっては 23785 のような値になることもあります。この場合、ODBC アドミニストレーターでデータ ソースを作成し、データ パスに DDF ディレクトリを指定しようとすると、ステータス 2307 が返されます。MicroKernel Router キーを削除することで問題は解決します。
•このエラーが Client Reporting Engine から返された場合、Storage Serve(記憶域サーバー)プロパティが設定されていないか、または、指定された記憶域サーバーに、インストール済みで実行している PSQL Server がないことを示します。
2308:指定された RI フラグが不正です。
データベースを作成中、不正な参照整合性設定を指定しました。参照整合性を使用するかどうかのみを指定してください。
2309:データベースは使用中です。
別のユーザーが名前付きデータベースの定義を変更している場合、またはユーザーが名前付きデータベースに接続している場合、そのデータベースの定義は変更できません。別のユーザーが名前付きデータベースの定義を変更している場合は、そのデータベースに接続することもできません。
2312:バウンド データベースはテーブル データ ファイルを共有できません。
バインドされた名前付きデータベースのテーブルによって参照されているデータ ファイルを別の名前付きデータベースにバインドしたり、同じ名前付きデータベースの別のテーブルにバインドすることはできません。バウンド データベースの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
2313:バウンド データベースはデータ辞書ファイルを共有できません。
バインドされた名前付きデータベースのデータ辞書ファイルを、別の名前付きデータベースから参照することはできません。バウンド データベースの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
2314:DBNAMES.CFG ファイルを作成できません。
DBNAMES.CFG を生成しようとしたときにエラーが発生しました。DBNAMES.CFG は、システム上で最初のデータベースを作成したときに一緒に作成されます。ワークステーションの DBNAMES.CFG ファイルを作成中の場合は、[DBNames 設定ファイルのディレクトリ]設定オプションの Windows ディレクトリが有効なディレクトリであることを確認してください。
2316:バウンド データベースの DDF ファイルを作成できません。
PSQL は、バウンド データベースのデータベース ファイルを作成できません。データ辞書ファイルが指定したロケーションに既に存在しないことを確認してください。バインドされた名前付きデータベースは、既存のデータ辞書ファイルをすべて削除してから作成します。バウンド データベースの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
2324:データ辞書ファイルはバインドされていません。
指定された名前付きデータベースのデータ辞書ファイルはバインドされていませんが、バインドされている必要があります。これは通常、データベースをバインドする前に作成されたバックアップからデータ辞書ファイルを復元した状況を示しています。必ず、データベースのバインド状態が一致するバックアップからデータ辞書を復元するようにしてください。バウンド データベースの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
2325:データ辞書ファイルは既にバインドされています。
指定された名前付きデータベースのデータ辞書ファイルは、既に別のデータベースにバインドされています。ただし、この名前付きデータベースは、データベースのバインドまたはアンバインドを行おうとしているエンジンでは定義されていません。バウンド データベースのデータ辞書ファイルは、同一のエンジンからの辞書ファイルだけを参照するようにしてください。バウンド データベースの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
2326:データ辞書ファイルはバインドされていますが、バインドする必要はありません。
アンバウンドの名前付きデータベースがチェックされました。これは名前付きデータベースが無効であったり破損していることを示すものではなく、名前付きデータベースの定義と実際のデータベースの状態が矛盾していることを示しています。
このステータス コードは通常、データベースがバインドされているときに作成されたバックアップからデータ辞書ファイルを復元した状況を示しています。データベースのバインド状態が一致するバックアップからデータ辞書を復元するか、またはデータベースをバインドしてからアンバインドしてください。データベースをアンバインドすると、データ辞書ファイルからバインド情報が削除されます。
2329:テーブルのデータ ファイルはバインドされていません。
データベース テーブルのデータ ファイルはバインドされていませんが、バインドされている必要があります。このステータス コードは通常、データベースをバインドする前に作成されたバックアップからデータベースのデータ ファイルを復元した状況を示しています。必ず、データベースのバインド状態が一致するバックアップからデータを復元するようにしてください。
2330:テーブルのデータ ファイルはバインドされていますが、バインドする必要はありません。
アンバウンドの名前付きデータベースがチェックされました。これは名前付きデータベースが無効であったり破損していることを示すものではなく、名前付きデータベースの定義と実際のデータベースの状態が矛盾していることを示しています。このステータス コードは通常、データベースのデータ ファイルがバインドされていることを示します。データベースのバインド状態が一致するバックアップからデータ ファイルを復元するか、またはデータベースをバインドしてからアンバインドしてください。
データベースをアンバインドすると、バインド情報が必要ない場合はデータ ファイルから削除されます。
2331:データ辞書のロケーションの変更と名前の変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2332:データベースのバインドと名前の変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2333:データベースのアンバインドと名前の変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2334:データ辞書ファイルの作成と名前の変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2335:データのロケーションの変更と名前の変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2336:データ辞書のロケーションの変更とデータベースのバインドを同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2337:データ辞書のロケーションの変更とデータベースのアンバインドを同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2338:辞書のロケーションの変更とデータ辞書ファイルの作成を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2339:データ辞書ファイルの作成とデータベースのバインドを同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2340:データ辞書ファイルの作成とデータベースのアンバインドを同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2341:データベースのバインドとデータのロケーションの変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2342:データベースのアンバインドとデータのロケーションの変更を同時に行うことはできません。
これら 2 つのパラメーターは同時に変更できません。それぞれのパラメーターを個別に変更してください。
2343:名前付きデータベースの一般エラーです。
未確定のエラーです。
3000 ~ 3099
MicroKernel ルーターのステータス コード
このセクションでは、MicroKernel ルーターから返される可能性のあるステータス コードについて説明します。MicroKernel ルーターは、Btrieve リクエスターからリクエストを受け取り、適切なバージョンの MicroKernel に転送します。
3000:MicroKernel ルーターでメモリ割り当てエラーが発生しました。
MicroKernel ルーターは内部でメモリを割り当てられませんでした。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3001:MicroKernel ルーターへのローカル アクセスはできません。
MicroKernel への呼び出しが失敗しました。通常は、環境設定に問題があることが原因です。たとえば、環境設定に問題があるため MicroKernel が使用不可能で、開くファイルがローカルにある場合、MicroKernel ルーターからこのステータス コードが返されます。
3002:MicroKernel ルーターのリソース DLL が使用できません。
MicroKernel リソース DLL が見つからないか、現在のバージョンのルーターと互換性がありません。この問題が発生すると、MicroKernel は設定をデフォルトに戻し、実行を継続します。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3003:MicroKernel ルーターが互換性のないネットワーク コンポーネントを検出しました。
ネットワーク サービス コンポーネントは、このバージョンの MicroKernel ルーターと互換性がありません。通常は、ネットワーク サービス DLL が古いバージョンに置き換えられたことが原因です。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3004:MicroKernel が MicroKernel ルーターに応答していません。
MicroKernel が MicroKernel ルーターからのリクエストに応答していません。MicroKernel が実行されているか確認してください。
3005:MicroKernel ルーターでオペレーティング システム エラーが発生しました。
MicroKernel ルーターは、共有メモリ エラーなど、オペレーティング システムの予期しないエラーを検出しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3006:MicroKernel ルーターが不正なセッションを検出しました。
ポジション ブロックに含まれているセッション情報が不正です。このステータス コードは、次のいずれかの理由で返されます。
•アプリケーションは、エンジンにあるファイルのポジション ブロックを使用しようとしていますが、そのファイルへの接続は B_STOP(25)または B_RESET(28)オペレーションによって切断されています。
•アプリケーションは、リモート サーバーにあるファイルのポジション ブロックを使用しようとしていますが、そのファイルに対して前のオペレーションで異常なネットワーク エラーが発生しています。
3008:MicroKernel ルーターに対して無効な設定です。
このステータス コードは、無効な環境設定が原因で返されます。たとえば、クライアント設定オプションの[アクセス] > [ローカル MicroKernel エンジンの使用]と[アクセス] > [リモート MicroKernel エンジンの使用]の両方の設定がオフに設定されていると、ルーターが使用できる有効なパスがなくなります。この場合は、使用しているエンジンがローカル エンジンか、リモート サーバー エンジンか、それとも両方かに応じて、これらのオプションのうち少なくとも 1 つをオンに設定してください。
3009:NETinterface.DLL がロードされていません。
MicroKernel ルーターは NETAPI.DLL を見つけられませんでした。
3012:MicroKernel ルーターがローカル エンジンにアクセスできません。
ローカル エンジンがロードされていないか、または起動できないため、アクセスできません。このステータス コードは、ワークグループ エンジンをインストールせずにクライアント上のローカル ファイルにアクセスしようとした場合や、サーバー エンジンを実行せずにサーバー上のローカル ファイルにアクセスしようとした場合に返される可能性があります。
サーバー エンジンのみをインストールしているときに、[PSQL イベント ログ(pvsw.log)]にステータス コード 3012 の警告エントリが含まれている場合は、次の手順で操作を行います。
►ローカル エンジン サポートをオフにするには(クライアントおよびワークグループのみ)
1 PCC で、[ローカル クライアント]ノードを展開します。
2 [MicroKernel ルーター]を右クリックして[プロパティー]を選択します。ログインを指示された場合は、ログインします。
3 [アクセス]をクリックします。
4 右側のフレーム内で、[ローカル MicroKernel エンジンの使用]の設定をオフに変更します。
5 右側のフレーム内で、[リモート MicroKernel エンジンの使用]の値をオンに変更します。[OK]をクリックします。
6 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
3013:ネットワーク コンポーネントがロードされていないため、MicroKernel ルーターはリモート エンジンにアクセスできません。
MicroKernel ルーターがネットワーク コンポーネントを初期化できないため、リモート エンジンにアクセスできません。考えられる原因は、次のとおりです。
•クライアント設定オプションの[アクセス] > [リモート MicroKernel エンジンの使用]の設定が誤ってオフになっています。オンにして、リモート サーバー エンジンをアクセスするようにします。
•必要なネットワーク コンポーネントが見つからないか、互換性がありません。
3014:MicroKernel ルーターがエンジンを見つけられません。
オペレーションを処理するエンジン(ローカルまたはリモート)が見つからなかったため、MicroKernel ルーターはオペレーションを完了できませんでした。考えられる原因は、次のとおりです。
•ターゲットのネットワーク オペレーティング システムが使用できません。
•ターゲット エンジンが使用できません。
•Windows 3.x 環境で、スペースが含まれている共有ドライブ名を使用しています。この状態を解決するには、共有ドライブ名からスペースを削除します。たとえば、"D Drive" という名前のサーバーに接続する場合は、共有名を "D_Drive" に変更してください。
3015:MicroKernel ルーターで初期化エラーが発生しました。
MicroKernel ルーターの初期化中に予期しないエラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3016:MicroKernel ルーターで内部エラーが発生しました。
MicroKernel ルーターで内部エラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3017:ローカル エンジンのデータ バッファーが小さすぎます。
リクエスターが MicroKernel に対して送信するデータの量が、MicroKernel バッファーが処理できる量を超えています。このステータス コードは、ローカルで実行されているエンジンのみに関係しています。クライアント/サーバー環境には該当しません。
このエラーを回避するには、データ バッファ サイズが 63 KB、つまり 64,512 バイト以下になるように減らしてください。
3018:ファイルは既に閉じています。
MicroKernel ルーターがシャットダウンしているため、これ以上のリクエストを受け入れません。
3019:MicroKernel ルーターでセマフォ エラーが発生しました。
ローカル エンジンとの接続を確立中にセマフォ エラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3020:MicroKernel のロード中にエラーが発生しました。
MicroKernel のロード中にエラーが発生した場合、またはサーバーおよびクライアント マシンの共有メモリ オブジェクトにアクセスできない場合に、このステータス コードが返されます。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3021:MicroKernel ルーターが不正にフォーマットされたデータ パケットを受信しました。
不正なフォーマットであるため、MicroKernel ルーターはエンジンからの応答を拒否しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)をチェックしてください。
3022:指定されたデータ バッファー長はデータ パケットとしては長すぎるため、MicroKernel ルーターがリモート エンジンにリクエストを送信できませんでした。
MicroKernel ルーターへの要求に指定したデータ バッファー長によって、データ パケットのサイズが最大の 64 KB を超えました。MicroKernel ルーターは、パケット オーバーヘッドを追加してデータ パケットを形成するため、リクエストに対するデータ バッファー長が 64 KB より小さい場合でも、この問題が発生することがあります。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3030:リモート アクセスは使用できません。
このステータス コードは、パスがリモートであり、クライアント設定の[ローカル MicroKernel エンジンの使用]がオフに設定されているとき、次のいずれかの場合に返されます。
•オープン リクエストのキー番号が「ローカルのみ」を示している。または、
•[リモート MicroKernel エンジンの使用]設定オプションがオフに設定されている。
3031:Linux リクエスターがサーバーに接続できません。
PSQL Linux リクエスターが Pervasive.SQL 2000 サーバー(Service Pack 2a 以前)、あるいは Service Pack 1 が適用されていない Pervasive.SQL V8 サーバーに接続しようした場合に、このステータス コードが返されます。
•Linux リクエスターを使用して Pervasive.SQL 2000 サーバーに接続するには特別なアップデートを適用しておく必要があります。ここのアップデートは、弊社ダウンロードサイトから入手することができます。
•Linux リクエスターを使用して Pervasive.SQL V8 サーバーに接続するには Service Pack 1 以上を適用しておく必要があります。
3032:ローカル エンジンの共有メモリを初期化できませんでした。
2 番目のユーザーが MicroKernel エンジンを通じて別のユーザーのデータベース エンジンにアクセスしようとすると、このステータス コードが返されます。このアプリケーションはローカル エンジンに接続できません。マシン上の別のユーザーが管理者特権モード以外のモードでデータベースを起動している可能性があります。この場合、ほかのユーザーはそのエンジンに接続することはできません。
このステータス コードが返される可能性がある状況の 1 つは、ターミナル サービス セッションで、またはユーザーの簡易切り替えを使用したユーザー切り替えによって、ユーザーがワークグループ エンジンやキャッシュ エンジンを起動した場合です。システム上のほかのユーザーはそのエンジンにアクセスすることも、また自身のエンジンのコピーを起動することもできません。ターミナル サービス セッションで、またはユーザーの簡易切り替えを使用して、複数のユーザーがワークグループ エンジンまたはキャッシュ エンジンへアクセスできるようにするには、そのエンジンを実行ファイルではなくサービスとして開始するようにしてください。
3100 ~ 3199
ネットワーク サービス レイヤーのステータス コード
PSQL ネットワーク サービス レイヤー(PNSL)では以下のステータス コードが生成されます。
3103:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでサーバー名が見つかりませんでした。
ターゲット サーバー名の検索時に、NDS、バインダリ、名前付きパイプ、および DNS を検索した後、アドレスを解決できませんでした。考えられる原因は次のとおりです。
•サーバーとクライアントとの間で使用できる共通の通信プロトコルがありません。クライアントとサーバーについて、[通信プロトコル]オプションの[サポート プロトコル]設定を確認してください。サーバーとリクエスターとの間に共通のプロトコル(SPX または TCP/IP)があるか確認してください。
•Windows 32 ビット プラットフォームの場合
•MicroKernel エンジンが実行されていません。
•サーバーのみの場合:名前付きパイプは、このオペレーティング システムでサーバー名の解決に使用されます。オペレーティング システム レベルのネットワークがターゲットの名前付きパイプを見つけられませんでした。
3104:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでアクセス権のエラーが発生しました。
Windows NT プラットフォームのみ:ターゲットの名前付きパイプにアクセスする権限は拒否されました。このステータス コードを受け取った場合は、次のように対処します。
•プロセス間通信メカニズムにアクセスできるか確認してください。
•2 つのシステムで同じユーザー名を使用している場合は、パスワードが同一であるか確認してください。
3105:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで利用可能な転送プロトコルがありません。
ターゲット サーバー エンジンとクライアントの両方で使用できる共通の転送プロトコルがありません。たとえば、サーバー エンジンが TCP/IP しか使用できない場合にクライアントが SPX を使用していると、このステータス コードが返されます。クライアントとサーバーについて、[通信プロトコル]オプションの[サポート プロトコル]設定を確認してください。通信プロトコルの詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
3106:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで接続エラーが発生しました。
PSQL ネットワーク サービス レイヤーは、クライアント側ではトランスポート接続を確立できましたが、ターゲット側で接続に失敗しました。考えられる原因は次のとおりです。
•MicroKernel がサーバー上で起動していません。
•ネットワークの負荷が大きくなっています。
•接続パスが無効です。
•同じサーバーにマップしたドライブが複数あります。
•Windows 32 ビット サーバー上のサーバー エンジンにアクセスしようとしていますが、サーバー エンジンの[
リモート リクエストの受付]設定が
オフになっています。この設定をオンにする必要があります。『
Advanced Operations Guide』の
PCC でローカル クライアントのプロパティを設定するにはを参照してください。プロパティ ツリーで[
アクセス]カテゴリをクリックします。
このステータス コードを受け取った場合、詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3107:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでメモリ不足になりました。
メモリ不足のため、PSQL ネットワーク サービス レイヤーを続行できません。メモリが不足していないか確認してください。
3108:PSQL ネットワーク サービス レイヤーが不正なセッションを検出しました。
アプリケーションは、PSQL ネットワーク サービス レイヤーで認識されなかったネットワーク セッションを使用しようとしました。エラーが続く場合は、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
3110:ネットワーク レイヤーが接続されていません。
アプリケーションは、アクティブではないネットワーク接続を使用しようとしました。この問題は、PSQL ネットワーク サービス レイヤーを含むセッションが有効でも、そのセッションがネットワークから既に削除されている場合に発生します。アプリケーションを停止し、再起動してください。
3111:ターゲット サーバーへの送信中にエラーが発生しました。
PSQL ネットワーク サービス レイヤーは、ターゲット サーバーにアプリケーションからのリクエストを送信しようとしましたが、ターゲット サーバー側でネットワーク固有のエラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
メモ:AutoReconnect で問題がある場合、さらにステータス コード 3131 が発行されます。
3112:ターゲット サーバーからの受信中にエラーが発生しました。
PSQL ネットワーク サービス レイヤーは、ターゲット サーバーからデータを受信しようとしましたが、ターゲット サーバー側でネットワーク固有のエラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
メモ:AutoReconnect で問題がある場合、さらにステータス コード 3131 が発行されます。
3114:PSQL ネットワーク サービス レイヤーのルーティング テーブルがいっぱいです。
PSQL ネットワーク サービス レイヤーのサーバー ルーティング テーブルがいっぱいです。このテーブルは、通常、必要に応じて動的に拡張されます。メモリが不足していないか確認してください。
3115:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで転送エラーが発生しました。
クライアント側でローカル転送のエンドポイントを作成中に、PSQL ネットワーク サービス レイヤーでソケット エラーが発生しました。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
3116:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでバッファーの不一致が発生しました。
高負荷のもと PSQL クライアント キャッシュ エンジンを実行していると、サーバーとクライアント リクエスターでデータ バッファーが一致していないことを示すために PSQL ネットワーク サービス レイヤー がこのステータス コードを返す可能性があります。現在、このエラー コードは PSQL イベント ログ(pvsw.log)にエントリがありません。ステータス コード 100 もこの動作に関連する可能性があります。
クライアント キャッシュ エンジンの実行中にこのエラーが見られる場合は、PSQL v12 SP1 Update 2 または PSQL v13 以上のクライアント コンポーネントを使用するようにしてください。
3119:使用可能な認証コンテキストがありません。
NSL は、提供されたオブジェクトについて指定されたセッションのアクセス コンテキストを返せませんでした。NSL がコンテキストを取得できなかった理由はいくつかあり、転送のタイプによって異なります。
•NamePipe - NSL は DNS を介してサーバーの特定はできた可能性がありますが、名前付きパイプの呼び出しを行ってクライアントの認証を要求しようとしたときに、名前付きパイプ通信で障害が発生しました。名前付きパイプが、クライアントおよびサーバーのネットワーク用に正しく設定されていることを確認してください。名前付きパイプの設定については、オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
•Windows - 保管されているクライアント資格情報を使用してサーバーへの認証を行いますが、保管されている資格情報がなく、[クライアント資格情報の入力要求]設定の値がオフです。
この問題を解決するには、設定プロパティを使用して[クライアント資格情報の入力要求]設定の値をオンに変更するか、あるいは pvnetpass ユーティリティを使ってサーバーに対する有効なクライアント資格情報セットを登録します。セキュリティに関する詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。pvnetpass ユーティリティに関する詳細については、『PSQL User's Guide』を参照してください。
•Linux - リモート サーバーのデータへアクセスするためのユーザー名とパスワードを設定する必要があります。この問題を解決するには、pvnetpass ユーティリティを使用して、特定のサーバーに対するユーザー名とパスワードを指定するか、そのサーバーのデフォルトのユーザー名とパスワードを作成してください。セキュリティに関する詳細については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。pvnetpass ユーティリティに関する詳細については、『PSQL User's Guide』を参照してください。
3124:PSQL ネットワーク サービス レイヤーのタスク テーブルがいっぱいです。
ネットワーク サービス レイヤーの各ユーザーについて、タスク エントリが作成されます。タスクの最大数に既に達している場合(512 で設定不可能)、このエラーが返されます。PSQL を使用しているアプリケーションで不要なものを終了してください。
3126:PSQL ネットワーク サービス レイヤーが、指定されたファイル名を有効なパスに変換できませんでした。
指定したファイル名が有効なファイル形式とパスであるか確認してください。
3131:再接続中に PSQL ネットワーク サービス レイヤーでエラーが発生しました。
このステータス コードは、AutoReconnect に失敗したことを示します。PVSW.LOG に次のメッセージが書き込まれます。
•"3131: 再接続は失敗しました。クライアントおよびサーバーのメッセージ ID の同期がとれていません。"-クライアントおよびサーバーは現在のコンテキストに適合しませんでした。最後のリクエストの整合性が検証できないため、接続は終了されました。
•"3131: 再接続は試行されませんでした。AutoReconnect はクライアントでもサーバーでも有効ではありません。"-この場合、クライアントとサーバーのいずれかまたは両方で AutoReconnect が無効になっているか、サーバーのバージョンが AutoReconnect をサポートしていません。再接続は試行されません。
•"3131: 再接続の試行がタイムアウトになりました。"-これは、クライアントが AutoReconnect のタイムアウト時間内にサーバーへの新しい接続を取得できなかったことを示します。
•3131: ネットワーク接続の再確立後に再接続のネゴシエーションに失敗しました。"-クライアントはサーバーへの新しいネットワーク接続に成功しましたが、PSQL 自動再接続 ネゴシエーション中に通信に失敗したことを示します。
メモ:PVSW.log のエントリ "0:送信/受信障害後の再接続に成功しました。" は、接続に成功したことを示します。
3132:サポートされていない機能です。
このエラーは、Scalable SQL インターフェイスが Pervasive.SQL V8 ネットワーク サービス レイヤー(NSL)と通信しようとするときに返されます。
古い Scalable SQL エンジンと Pervasive.SQL V8 コンポーネントの組み合わせは、一切サポートされていません。このエラーが返された場合は、Scalable SQL(または Pervasive.SQL V7)および、コンポーネントがある場合はそれらすべてを検索し、アンインストールしてください。
4000 ~ 4099
データベース ユーティリティのステータス コード
このセクションでは、データベース ユーティリティ(DBU)を使用しているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。
4083:コンポーネントがロードされていません。
PSQL トランザクショナル サービスまたはリレーショナル サービスを起動しようとしたときにこのステータス コードが返された場合は、キー ファイルがないことを意味します。この問題を解決するには、PSQL をアンインストールし、再度インストールします。
メモ:また、この状況の詳細については、環境変数を「PVSW_DISP_LOAD_ERRS=AIF」に設定し、アプリケーションを再実行して調べることもできます。この設定により、サービス DLL がモジュールのロード エラーを画面に表示できるようになります。ただし、この環境変数の設定は、モジュールのロード エラー診断にのみ使用してください。それ以外の場合に設定してはいけません。
4086:内部エラーが発生しました。ユーティリティ リクエスターの受信サイズが小さすぎます。正しいコンポーネントがロードされているか確認してください。
このステータス コードは、3 つのすべての通信プロトコル(TCP/IP、SPX および NetBIOS)が存在する場合に示されます。デフォルトで、3 つのすべてのプロトコルが有効になっています。このエラー メッセージを解消するには、サーバー設定でプロトコルの 1 つを無効にします。
Pervasive.SQL V8 以降では、NetBIOS はサーバー エンジンでサポートされません。
►サーバーのプロトコルを調整するには
1 PCC で、[エンジン]ノードを展開し、目的のエンジン名を探します。
2 エンジン名を右クリックして[プロパティ]を選択します。
3 [通信プロトコル]をクリックします。
4 右側のフレーム内で、[サポート プロトコル]リストを調整して、お使いのネットワーク環境に適合するようにします。
5 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
6 各クライアント ワークステーションが、サーバーと共通のサポート プロトコルを少なくとも 1 つは持っているデータベース サーバーにアクセスしていることを確認してください。そうでない場合、クライアントはサーバーと通信できません。
5000 ~ 5999
暗号化ステータス コード
このセクションでは、ワイヤ暗号化を使用しているとき、またはデータベース セキュリティを有効にしているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。それらのトピックの詳細については、『
Advanced Operations Guide』の
PSQL セキュリティを参照してください。
5000:クライアントが暗号化を要求しています。
クライアント設定の[ワイヤ暗号化]設定オプションに "常時" が設定されています。また、接続しようとするサーバーの[ワイヤ暗号化]設定オプションに "しない" が設定されています。あるいはサーバーのバージョンが 8.50 より前のものでワイヤ暗号化機能がサポートされません。
この問題を解決するには、クライアントの[ワイヤ暗号化]設定を "必要な場合" に変更するか、サーバーの[ワイヤ暗号化]設定を "常時" または "必要な場合" に変更してください。
ワイヤ暗号化設定を変更するには、次のようにします。
•また、
bcfg コマンド ライン ユーティリティも使用します(『
Advanced Operations Guide』の
CLI ユーティリティを使用した設定を参照してください)。
メモ:1 台のマシンの場合、PSQL サーバーとクライアントは単一の[ワイヤ暗号化]設定を共有します。
5001:サーバーが暗号化を要求しています。
クライアント設定の[ワイヤ暗号化]設定オプションに "しない" が設定されています。また、接続しようとするサーバーの[ワイヤ暗号化]設定オプションに "常時" が設定されています。
この問題を解決するには、クライアントの[ワイヤ暗号化]設定オプションに "必要な場合" または "常時" を設定してください。
ワイヤ暗号化設定を変更するには、次のようにします。
•また、
bcfg コマンド ライン ユーティリティも使用します(『
Advanced Operations Guide』の
CLI ユーティリティを使用した設定を参照してください)。
6000 ~ 6050
データ辞書のステータス コード
このセクションでは、データ辞書ファイルに関連するステータス コードについて説明します。これらのコードは多くの場合、参照整合性に関するエラーと関係があります。
6002:列が不正です。
列名を使用できません。名前に不正な文字が含まれているか、もしくは名前が重複している可能性があります。『
PSQL Programmer's Guide』の
名前付け規則を参照してください。
6003:外部キーが見つかりません。
外部キーと関連付けられている列が、主テーブルに存在しません。
6005:列はヌル値を許可していません。
この列をヌルにすることはできません。IDENTITY や SMALLIDENTITY などのいくつかのデータ型はヌルにできません。列のデータ型を確認してください。PSQL データ型の一覧については、『
SQL Engine Reference』の
データ型を参照してください。
6006:データ型が不正です。
データ型の番号が有効な範囲内にありません。現在の範囲は 0 から 30 までです。PSQL データ型の一覧については、『
SQL Engine Reference』の
データ型を参照してください。
6007:インデックス番号が不正です。
インデックス番号がゼロより小さいです。インデックス番号に負の数は使用できません。
6008:セグメントが多すぎます。
インデックス セグメントの数が許容最大数よりも多くなっています。キーの数は、すべてのファイル バージョンにおいて最大 119 個までです。キー セグメントの数は、ファイル バージョンによって異なりますが、次の表に示す制限値の範囲内でなければなりません。
使用できるインデックス セグメントの数はファイルのページ サイズによって異なります。
ページ サイズ(バイト数) | ファイル バージョンによる最大キー セグメント数 |
---|
8.x 以前 | 9.0 | 9.5 |
---|
512 | 8 | 8 | 切り上げ2 |
1,024 | 23 | 23 | 97 |
1,536 | 24 | 24 | 切り上げ2 |
2,048 | 54 | 54 | 97 |
2,560 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
3,072 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
3,584 | 54 | 54 | 切り上げ2 |
4,096 | 119 | 119 | 119 または 2043 |
8,192 | N/A1 | 119 | 119 または 4203 |
16,384 | N/A1 | N/A1 | 119 または 4203 |
1 N/A は「適用外」を意味します。 2 「切り上げ」は、ページ サイズを、ファイル バージョンでサポートされる次のサイズへ切り上げることを意味します。たとえば、512 は 1,024 に切り上げられ、2,560 は 4,096 に切り上げるということです。 3 リレーショナル エンジンで使用できるインデックス セグメントの最大数は 119 です。MicroKernel エンジンの場合、最大数は、ページ サイズ 4,096 では 204、ページ サイズ 8,192 および 16,384 では 420 です。 |
インデックス セグメントと MicroKernel エンジンに関する詳細については、ステータス コードの
26:指定されたキーの数が不正です。および
29:キー長が不正です。を参照してください。
『
PSQL Programmer's Guide』の
ページ サイズの選択および
セグメント化を参照してください。
6009:インデックス名が重複しています。
インデックス名は列で既に使用されています。一意なインデックス名を使用してください。『
PSQL Programmer's Guide』の
名前付け規則を参照してください。
7000 ~ 7050
Distributed Tuning Interface のステータス コード
このセクションでは、Distributed Tuning Interface を使用しているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。このインターフェイスの詳細については、『Distributed Tuning Interface Guide』を参照してください。
7001:不正な接続ハンドルが指定されました。
API 呼び出しで有効な接続ハンドルを指定してください。
7002:ヌル ポインターが指定されました。
API 呼び出しで有効なポインターを指定してください。
7003:バッファーが小さすぎました。
バッファー サイズを増やしてください。API によっては、必要なサイズが出力パラメーターに報告されます。
7004:一般エラーが発生しました。
このエラー コードは以下の状況で返されます。
•オペレーションを実行するのに必要な権限を持っていません。
•ターゲット マシン上でエンジンが起動されていません。
7005:不正なデータ型が指定されました。
オペレーションに有効なデータ型を指定してください。
7006:設定値が範囲外です。
『Advanced Operations Guide』の「設定リファレンス」セクションで、設定値の有効範囲を確認してください。
7007:不正な選択項目が少なくとも 1 つあります。
選択項目のリストをチェックして、すべてが有効な選択であることを確認してください。有効な値は、『Advanced Operations Guide』の「設定リファレンス」セクションで調べることができます。
7008:シーケンス番号が不正です。
オペレーションに有効なシーケンス番号を指定してください。
7009:開いているファイルに関するデータを使用できません。
開いているファイルに関連するデータは、現在使用できません。
7010:クライアント ID が不正です。
このオペレーションに必要なクライアント ID が不正です。有効なクライアント ID を指定してください。
7011:アクセス権が不十分です。
要求したオペレーションを実行するのに十分なアクセス権がありません。多くの DTI 関数は、サーバーの管理者権限を必要とします。DTI オペレーションに必要な権限の詳細については、『Distributed Tuning Interface Guide』を参照してください。
7012:名前付きデータベースは既に存在します。
追加しようとした名前付きデータベースは既に存在します。名前付きデータベースに一意な名前を指定してください。
7013:名前付きデータベースは存在しません。
要求された名前付きデータベースは存在しません。有効な名前付きデータベースを指定してください。
7014:DTI が初期化されていません。
DTI 関数を使用するには、まず PvStart() 関数を呼び出して、DTI を初期化する必要があります。そうすると、DTI オペレーションを呼び出せるようになります。完了したら、PvStop() を使って DTI セッションを終了します。詳細については、『Distributed Tuning Interface Guide』を参照してください。
7015:ファイルが開いていません。
要求されたオペレーションは開いているファイルを必要とします。
7016:辞書ファイルは既に存在します。
指定されたデータベースの辞書ファイルは既に存在します。
7017:辞書パスは使用中です。
別のプロセスが辞書ファイルを使用しています。実行中の他のアプリケーションをすべて閉じてから、オペレーションを再試行してください。
7018:DSN 名が不正です。
作成しようとした DSN 名には不正な文字が含まれているか、もしくは長すぎます。DSN 名は 20 文字以内で、記号 []{}() ?*=!@,; を含めないようにしてください。
7019:DSN は既に存在します。
作成しようとした DSN は既に存在します。別の名前の DSN を指定してください。
7020:指定された DSN は存在しません。
検索しようとした DSN は存在しません。有効な DSN 名を指定してください。
7021:DSN のオープン モードが不正です。
有効なオープン モードを指定してください。DSN のオープン モードについては、『
ODBC Guide』の
DSN オープン モードを参照してください。
7022:コンポーネントがロードされていません。
DTI に必要なコンポーネントがロードされていません。PSQL エンジンを再起動してみてください。
7023:ほかのデータベースと共有されているため、データベース ファイルが削除できませんでした。
ほかのデータベースと DDF ファイルを共有しているデータベースを削除しようとすると、このステータス コードが返されます。
7024:無効な Btrieve セキュリティ ポリシーです。
データベースの作成時に、不正な Btrieve セキュリティ ポリシーが指定されました。次のいずれかを指定します。
•PSQL_DB_POLICY_CLASSIC
•PSQL_DB_POLICY_MIXED
•PSQL_DB_POLICY_DBSEC
7025:サーバー名が見つかりません。
指定されたサーバーが見つかりません。サーバー名を確認し、再試行してください。
7026:リクエスターがロードされていません。
クライアント リクエスターがロードされていないため、接続を確立できませんでした。
7027:サーバー テーブルがいっぱいです。
内部のサーバー名テーブルがいっぱいなので、接続を確立できませんでした。
7028:クライアント接続の制限に達しました。
DTI のクライアント接続数は 100 に制限されています。
クライアント接続の制限に達したため、接続を確立できませんでした。
7029:パーミッション エラーです。
DTI でアクセス許可エラーが発生したため、接続を確立できませんでした。ユーザー名とパスワードを確認し、再試行してください。
7030:メモリ不足です。
メモリ リソースが不足しているため、接続を確立できませんでした。
7031:使用可能なトランスポートがありません。
リモート接続を一切確立できませんでした。ネットワーク構成を確認してください。
7032:接続に失敗しました。
不明な原因により、接続を確立できませんでした。
7033:接続が失われました。
サーバーへのリモート接続が失われました。このエラーが引き続き発生する場合は、ネットワーク構成を確認してください。
7034:データベース名が長すぎます。
データベース名の長さ制限を超える名前が指定されました。有効なデータベース名の詳細については、『
Advanced Operations Guide』の
PSQL データベースの概念を参照してください。
7035:データ パスの数が足りません。
データベースをコピーする際、元のデータベースに含まれているデータ パスの数よりも少ない値が指定されました。
7036:Duplicate filename:ファイル名が重複しています
指定されたファイル名は既に存在します。オペレーションに一意なファイル名を選択してください。
7037:パスワードが不正です。
オペレーションに指定されたパスワードが有効ではありません。
7038:ターゲットのデータ パスが不正です。
ターゲットとして指定されたパスが見つかりませんでした。API に提供したパスを検証してください。
7039:辞書パスが不正です。
辞書に対して指定されたパスが見つかりませんでした。API に提供したパスを検証してください。
Linux の場合、このエラーは PSQL Control Center でデータベースを作成しようとしたときに、ディレクトリのオーナーが psql でない場合に発生します。データベースを作成するディレクトリのオーナーは必ず psql にしてください。chown コマンドを使用してオーナー シップを変更してください。たとえば、「chown psql ディレクトリ名」と指定します。
7040:フィルター オプションが不正です。
DTI に渡したパラメーターが不正です。有効なオプションについては、『Distributed Tuning Interface Guide』を参照してください。
7041:FILE.DDF のデータベース エントリに絶対パスが格納されているため、操作を実行できません。
FILE.DDF のデータベースに絶対パスが含まれているため、要求された関数を実行できません。この問題を解決するには、データベースから絶対パスを取り除いた後に再試行します。
7042:バウンド データベースにはデータ辞書ファイルが必要です。
バウンド データベースの作成にはデータ辞書ファイル(DDF)が必要です。バウンド データベースの場合、CREATE DATABASE ステートメントまたはデータベースの新規作成ウィザードでも必ず辞書ファイルを指定します。
7043:無効な文字がクライアントによって送信されました。
クライアントが DTI 関数の引数文字列で渡した 1 つまたは複数の文字が無効で、サーバーのエンコードに変換できません。関数の引数を確認してください。
7044:無効な文字がクライアントによって受信されました。
サーバーから DTI 関数の引数文字列で受け取った 1 つまたは複数の文字が無効で、クライアントのオペレーティング システム エンコードに変換できません。別のクライアント マシンを使用する必要があるかもしれません。
7045:内部バッファーが小さすぎます。
内部バッファーが小さすぎて DTI 引数を処理できません。可能性のある 1 つの回避策は、より短い引数を使用することです。
7046:無効なエンコード変換オプションです。
DTI 関数
PvCreateDSN2() または
PvModifyDSN2() の変換オプションが無効なエンコードを指定しています。有効なオプションについては、『
Distributed Tuning Interface Guide』で「
translate」引数を参照してください。
7047:データベース用のコードページが無効です。
データベースに指定されたコード ページが無効です(データベース エンジンでサポートされていません)。コード ページを確認して、データベース エンジンがサポートするものを使用してください。サポートされるコード ページは、PSQL Control Center の[データベースの新規作成]ダイアログで表示することができます。『
PSQL User's Guide』の
[データベースの新規作成]GUI のリファレンスを参照してください。
7048:このプラットフォームではサポートされない API が使用されています
使用されている API が、このプラットフォームではサポートされません。
7064 ~ 7140
License Administrator のステータス コード
このセクションでは、License Administrator を使用しているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。
7064:製品のライセンスが取得されていません。
これは、セッションがライセンス(ユーザー数、セッション数または使用データ用)を削除しようとしましたが、そのセッションはサーバーからライセンスを取得していないか、または別の製品のライセンスを取得していることを示します。
7065:製品が入手されていません。
アプリケーションが、製品のライセンス(ユーザー数、セッション数または使用データ用)を取得しようとしましたが、認証されているライセンスがありません。ライセンス情報を取得する前に、製品に対してライセンスが認証されていることを確認してください。
7101:ライセンス文字列に不正な文字があります。
認証しようとした製品キーに 1 つまたは複数の不正な文字が含まれています。"i" および "o" を除く、すべての英数文字(大文字、小文字)を使用できます。小文字は自動的に大文字に変換されます。
製品キー内の不正な文字を修正し、キーを認証し直してください。
7102:不正なライセンス タイプが定義されています。
アプリケーションが認証しようとした製品キーは有効ではありません。製品タイプが不正です。許可されるタイプは、「期限なし」および「一時」、さらにユーザー数、セッション数または使用データ用の追加ライセンスです。
有効な製品キーが PSQL によって発行されているか、または Actian Corporation データベース エンジンがアプリケーションに組み込まれている場合はアプリケーション ベンダーによって発行されているかを確認してください。
7108:製品キーが長すぎます。
認証しようとした製品キーの長さは、キーに許可される最大長(30 文字)を超えています。製品キーは必ず 30 文字にしてください。
7109:そのようなライセンスはありません。
認証解除しようとしている製品キーは存在しません。この製品キーは既に認証解除されている可能性があります。
License Administrator GUI を使ってキーを認証解除している場合は、F5 キーを押すと、認証済みのライセンスのリストが再表示されます。更新されたリストで、認証解除しようとした製品キーを調べます。製品キーがまだ存在するように表示される場合は、License Administrator を再起動してください。
7110:システムにインストールされているのは一時ライセンスのみで、それらすべての有効期限が切れています。
インストールされているライセンスはすべて有効期限が切れている一時ライセンスです。ユーザー数、セッション数または使用データの値はもう適用されていません。有効なライセンス(一時または期限なし)をインストールして、ユーザー数、セッション数または使用データ用の新しい値を提供してください。
7111:一時ライセンスを認証解除することはできません。ライセンスは有効期限が切れると無効になります。
一時ライセンスを認証解除しようとしました。一時ライセンスは認証解除できません。これは、有効期限が切れると無効になります。認証解除するライセンスが削除可能なタイプであることを確認してください。
7112:ライセンスは既にインストールされています。
認証しようとした製品キーは、既に認証されています。一度認証されたライセンスは、まず認証解除してからでないと再認証することはできません。一時ライセンスを認証解除することはできません。
License Administrator GUI を使ってライセンスを認証している場合は、F5 キーを押すと、ライセンスのリストが再表示されます。更新されたリストで、認証しようとしたライセンスを調べます。ライセンスがリスト内にまだ表示されない場合は、License Administrator を再起動してください。
7113:製品キーが不正です。提供したキーを確認してください。
認証しようとした製品キーは有効なライセンスではありません。有効な製品キーが PSQL によって発行されているか、または Actian Corporation データベース エンジンがアプリケーションに組み込まれている場合はアプリケーション ベンダーによって発行されているかを確認してください。
製品キーが特定のプラットフォーム用のもので、ライセンスを認証しようとしたプラットフォームと一致しない場合にもこのステータス コードが返されます。たとえば、製品キーが "Win64" 用であれば、Windows 32 ビット オペレーティング システムまたは Linux プラットフォームでそのライセンスを認証することはできません。
License Administrator GUI を使ってキーの認証を行っている場合は、[キー]フィールドにキーを貼り付け直すか再入力してから、[認証]ボタンをクリックしてキーを認証します。
手動認証で特に考慮すべき点
認証要求コードを生成してから PSQL サポートより認証キー データ文字列を受け取るまでの間に、ご利用のマシンの構成に変更があった場合、このステータス コードは、製品キー自体が有効であっても、認証キー データ文字列がマシンと一致しなくなったことを示すことがあります。この場合、次の 2 つの選択肢があります。
マシンを以前の構成に戻し、ライセンス キーを再度認証してください。
または
以下の手順に従ってください。
1 手動認証ウィザードまたはコマンドライン バージョンの手動認証ユーティリティを再実行します。
2 元の製品キーと新たに得た認証要求コードを用いて PSQL サポートへ連絡します。
3 変更したマシン構成用の新しい認証キー データ文字列を入手します。
4 自分のライセンス キーで新しい認証キー データ文字列を使用します。
7115:製品 ID が不正です。
認証しようとした製品キーは有効なライセンスではありません。キー内の PSQL 製品の名前は、PSQL Server または PSQL Workgroup ではありません。現時点では、これら 2 つの製品 ID のみがサポートされています。
有効な製品キーが PSQL によって発行されているか、または Actian Corporation データベース エンジンがアプリケーションに組み込まれている場合はアプリケーション ベンダーによって発行されているかを確認してください。
7116:バッファーがオーバーフローしました。
DTI 関数または DTO メソッドに割り当てられるバッファーが小さすぎます。バッファーのサイズを増やしてください。『Distributed Tuning Interface Guide』で該当する関数を、または『Distributed Tuning Objects Guide』で該当するメソッドを参照してください。
7117:製品キーが長すぎます。
認証しようとした製品キーの長さは、キーに許可される最大長(30 文字)を超えています。製品キーは必ず 30 文字にしてください。
7118:サーバーは動作していません。ライセンスの表示、認証、認証解除は行えません。サーバーが動作しており、ネットワーク通信が機能していることを確認してください。
License Administrator がリモート サーバーに接続できません。これは、次のことを示している可能性があります。
•データベース エンジンがインストールされていないクライアントで License Administrator を起動した可能性があります。[OK]をクリックして、サーバーへの接続を確立してください。
•ネットワーク通信がサーバーへの接続を妨害しています。サーバーに対して ping コマンドを実行し、ネットワーク通信が機能していることを確認してください。
7119:ローカル サーバーは動作していません。ライセンスの表示、認証、認証解除は行えません。
License Administrator が実行されているローカル マシン上のデータベース エンジンに、License Administrator が接続できません。データベース エンジンがインストールされており、ローカル マシン上で動作していることを確認してください。『
Getting Started with PSQL』の
データベース エンジンが起動するかどうかのチェックに記述されている手順に従ってください。
7120:ライセンスを認証解除することはできません。
認証解除しようとしているライセンスの認証解除は行えません。一時ライセンスを認証解除することはできません。これは、有効期限が切れると無効になります。
そのライセンスが認証解除可能なタイプであることを確認してください。
7122:試用ライセンスは有効期限が切れています。
認証しようとしている一時的な試用ライセンスは有効期限が切れており、さらに次のいずれかの状況にも当てはまっています。
•これ以外に認証されているライセンスがない。
•ほかのライセンスが認証されているが、もう有効ではない。たとえば、インストールされているすべての一時ライセンスの有効期限が切れている。
有効なライセンスなしで PSQL 製品をインストールすることはできません。認証できる有効なライセンスがある場合は、[続行]をクリックしてください。試用期間の追加が必要な場合は、弊社に新しい試用ライセンスを要求することができます。
7124:ユーザー数、セッション数、または使用データの追加キーは、認証された期限なしキーのベンダー ID と一致するベンダー ID を持つ必要があります。
追加キーが認証される前に、認証済みの期限なしキーが存在している必要があります。追加キーのソフトウェア ベンダー ID 番号が、認証済みの期限なしキーのベンダー ID 番号と一致している必要があります。弊社から入手する追加キーはユニバーサルです。つまり、それらのキーはベンダーから入手する期限なしキーと互換性があります。
追加キーを認証する前に、有効な期限なしキーが認証されていることを確認してください。また、追加キーをベンダーから入手した場合はベンダー ID 番号が一致していること確認してください。そうでなければ弊社から入手した追加キーを使用します。ベンダー ID 番号は License Administrator ユーティリティで検証されます。『
PSQL User's Guide』の
ライセンス管理を参照してください。
7125:アクティブな期限なしライセンスは既に存在します。
期限なしキーを認証しようとしているマシンには、既に同じベンダーからの期限なしキーが「アクティブ」状態で含まれています。同じベンダーからのアクティブな期限なしキーを 2 つ以上認証することはできません。
ベンダーからの期限なしキーが既に認証済みで、それがアクティブな状態である場合、認証できるのはユーザー数、セッション数または使用データに対する追加だけです。既存の製品キーを認証解除してから、新しい期限なしキーを認証してください。
既存の期限なしキーの状態が「検証失敗」または「無効」である場合は、同じベンダーからの別の期限なしキーを同マシンで認証できます。つまり、既存の期限なしキーはアクティブではないということです。既存の期限なしキーの状態が「検証失敗」の間に別の期限なしキーが認証されると、既存の期限なしキーの状態は「無効」になります。その結果、認証された方の期限なしキーはアクティブなキーになります。
7126:ユーザー数、セッション数、または使用データの最大制限を超えて値を増やすことはできません。
認証しようとしたライセンスの追加によって、ユーザー数、セッション数または使用データの最大制限を超えてしまいます。使用許諾契約書で許可される最大制限を超える値を追加することはできません。
7127:このキーまたは関連キーは認証解除を要求します。このバージョンのクライアントは、キーを認証解除することができません。
認証解除しようとしているキーまたは関連キーについては、PSQL v10 SP1 以上がインストールされている必要があります。PSQL v10 SP1 以上にアップグレードし、License Administrator ユーティリティを使用してキーを認証解除してください。
7130:このキーの PSQL 製品バージョンはインストールされた PSQL エンジンと一致していません。
認証しようとしているキーと関連付けられている PSQL 製品のバージョンは、現在インストールされている PSQL 製品と一致しません。
使用しているキー、およびインストールしている PSQL 製品が正しいかどうか確認してください。
7131:このキーの OS プラットフォームはインストールされた PSQL エンジンと一致していません。
認証しようとしているキーと関連付けられているオペレーティング システムは、現在インストールされている PSQL 製品と一致しません。
使用しているキー、およびインストールしている PSQL 製品が正しいかどうか確認してください。
7132:このキーの PSQL エンジンの種類はインストールされた PSQL エンジンと一致していません。
認証しようとしているキーと関連付けられているエンジンの種類(サーバーまたはワークグループ)は、現在インストールされている PSQL エンジンと一致しません。
使用しているキー、およびインストールしている PSQL 製品が正しいかどうか確認してください。
7133:関連付けられているユーザー数追加キーに問題があり、期限なしキーを認証解除することができません。ユーザー数追加キーの状態は、既に失敗または無効になっているか、あるいは次回検証されるときに失敗と設定される可能性があります。ユーザー数追加キーを修復してから、その期限なしキーの認証解除を再度試してください。
認証されている期限なしキーは、関連付けられているユーザー数追加キーの問題が原因で認証解除することができません。ユーザー数追加キーの状態は、"検証失敗" または "無効"になっているか、あるいは次回の検証時に "検証失敗" になります。
まずは、そのユーザー数追加キーで何が問題かを特定してください。問題を修正したら、そのユーザー数追加キーを検証し、有効であることを確認します。その後、認証されている期限なしキーの認証解除をもう一度試してください。
7140:この操作は、このバージョンのエンジンではサポートされません。
PSQL のエディションによっては、ライセンス供与などの特定の機能に対する制限があります。詳細については、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7200 ~ 7499
認証 ステータス コード
このセクションでは、製品の認証を行っているときに返される可能性のあるステータス コードについて説明します。
7201:認証ライブラリの 1 つで発生したエラーによって処理を続行できません。
認証ライブラリのうちの 1 つで、処理の続行を妨げるエラーが発生しました。
サービスを再開するか、PSQL を再インストールしてから、認証を実行し直してください。このエラーが引き続き発生する場合は、ログ ファイルに報告されているライブラリ名を確認して、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7212:認証を行うための製品キーが無効です。
指定された製品キーが無効です。有効な製品キーを入力するか貼り付けてから、キーの認証を実行し直してください。
7213:製品キーが認証のチェックサム検証に合格しません。
製品キーは有効なキーのようですが、チェックサム検証に合格できません。この原因の多くは、キーの入力ミスによるものです。これ以外には、転送エラーがチェックサム検証を妨げている可能性もあります。
有効な製品キーが指定されているか確認してから、キーの認証を実行し直してください。
7215:マシン ID を決定できません。管理者権限でログオンしているかどうかを確認し、再試行してください。
現在のセッションのマシン ID を判断している間に、システムでエラーが発生しました。
フル アクセス権を持つ管理者としてログオンしているか確認してから、キーの認証または認証解除を再試行してください。Windows Vista 以上のオペレーティング システムを使用している場合は、UAC をオフにしてください。キーの認証または認証解除をリモートで行っている場合は、ローカルで操作してみてください。
7218:マシン構成の取得に関するデバッグ エントリが記録されました。
マシン構成を取得するときにシステムで問題が発生し、PSQL ログ リポジトリに情報が記録されました。
フル アクセス権を持つ管理者としてオペレーティング システムにログオンしているか確認してから、キーの認証または認証解除を再試行してください。Windows Vista 以上のオペレーティング システムを使用している場合は、UAC をオフにしてください。キーの認証または認証解除をリモートで行っている場合は、ローカルで操作してみてください。
Windows オペレーティング システムでこの状況が発生する場合は、マシン構成を取得するユーティリティである WMI が適切に動作しているかどうかを確認してください。
Linux オペレーティング システムでこの状況が発生する場合は、システムに dmidecode ユーティリティがインストールされていることを確認し、PSQL デーモンを再起動してください。
7221:キーの認証または認証解除を行うには、データベース エンジンが実行されている必要があります。
キーを認証または認証解除する前に、PSQL データベース エンジンを起動しておく必要があります。詳細については、『
PSQL User's Guide』の
データベース エンジンの起動と停止を参照してください。
7222:DTI 呼び出しを完了できない、もしくはエンジンとの接続で問題が発生しました。
DTI への認証呼び出しを完了できなかった、もしくはエンジンとの接続で問題が発生しました。
エンジンまたはサービスを再起動してから、認証を実行し直してください。問題が解決しない場合は、PSQL を再インストールしてから、もう一度認証を試行してください。
7223:DTI が無効なライセンス文字列を返しました。
認証中に返された文字列は空かまたは無効でした。
PSQL が起動されていることを確認してから、認証を実行し直してください。
7224:ユーザーには、キーを認証または認証解除するための適切な権限がありません。
ターゲット エンジンは、キーの認証または認証解除を実行する前に、適切な権限があるかどうかを検査します。権限が不適切であれば、ターゲット エンジンのテストは失敗します。
管理者権限を持つユーザーとしてログオンしているか確認してから、キーの認証または認証解除を再試行してください。Windows Vista 以上のオペレーティング システムを使用している場合は、一時的に UAC をオフにしてください。
ターミナル サービスで認証を行う場合は、[WTS クライアントからの管理機能を制限]の設定がオフになっていることを確認してください。PCC で、[ローカル クライアント]の下にある[MicroKernel ルーター]のプロパティを開きます。このプロパティ ダイアログで、[WTS クライアントからの管理機能を制限]オプションが選択されていないことを確認します。
このエラーは、PSQL ワークグループ エンジンを Windows Vista 以上のオペレーティング システム上でアプリケーションとして実行している場合、あるいは管理者として実行していない場合にも見られることがあります。ワークグループ エンジンを停止してから、[管理者として実行]オプションを使用して w3dbsmgr.exe を再起動してみてください。もう 1 つの方法としては、ワークグループ エンジンをアンインストールして再インストールし、サービスとして実行します。
7226:キーの認証解除を行うには、認証されているキーが必要です。
使用可能なキーがないため、認証解除を行うことができません。製品キーは認証解除される前に認証されている必要があります。認証解除したい製品キーが認証されていることを確認してください。キーは、削除されずに取り除かれる可能性があります。
License Administrator を使って、認証解除するキーを検証してください。『
PSQL User's Guide』の
ライセンス情報の一覧をリフレッシュするにはおよび
ライセンス情報を表示するにはを参照してください。認証解除を再試行してから、有効なキーを指定してください。
7235:このバージョンの PSQL では、製品の認証はサポートされません。
このバージョンの PSQL は認証サポートしていません。PSQL v10 SP1 以降が起動しているマシンから認証を試みてください。
7239:インターネット接続が認証サーバーにアクセスできません。
インターネット接続が、キーの検証に必要なデータを取得するためのサーバーにアクセスできません。
考えられる原因は次のとおりですが、これら以外の原因である可能性もあります。
•ネットワークの問題が認証サーバーへの接続を妨げている。
•ローカル システムのレジストリで、認証サーバーの情報が壊れているか、または見つからない。
•ファイアウォールなどのセキュリティ問題が認証サーバーへの接続を妨げている。elspv.actian.com および bkpelspv.actian.com へのアクセスを許可するように、ファイアウォールまたはプロキシ サーバーを設定します。詳細情報は、弊社 Web サイトの「製品別 FAQ」(https://www.agtech.co.jp/support/faq/pervasive/v12/status/20160622001.html)に記載されています。
•認証サーバーがダウンしている。確認するには、elspv.actian.com をブラウザーに貼り付けます。サーバーが動作している場合は、「NEW ELS MAIN SITE AMS09 version 1.5.2 Build 70 - 11.30.0.14」のようなメッセージを返します。
これらの説明と解決策でお客様の問題に解決しない場合は、弊社テクニカル サポートまでお問い合わせください。
7241:認証サービス サポート ファイルが見つかりません。
このステータス コードは Linux にのみ適用されます。インターネットによる認証および認証解除を処理するためのサービス ファイルが見つかりませんでした。
Web サービス ファイル elsdid が /usr/local/psql/bin にあり、実行するためのアクセス許可を持っていることを確認してください。サービスを再開するか、PSQL を再インストールしてから、認証を実行し直してください。
7252:認証キーは、ターゲット マシンには無効です。
入力された認証キー データは、ターゲット マシンには有効ではありません。オフライン認証の処理中に、キーの形式が正しくなくなった可能性があります。
認証キーを入力し直すか、またはオフライン認証を実行し直してみてください。
7254:キーに不正なライセンス データが含まれているため、認証することができません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
キーの認証時にエラーが発生しました。この問題については製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7260:オフライン データが検証に合格しません。
オフライン データが内部のチェックサム検証に合格しませんでした。転送エラーがチェックサム検証を妨げている可能性があります。オフライン認証を実行し直してください。
7261:オフラインの認証要求データ ファイルの保存中にエラーが発生しました。
オフラインの認証要求データ ファイルを保存しているときに内部エラーが発生しました。ディレクトリが適切なアクセス許可を持っており、保存先のフォルダーが存在することを確認してください。オフライン ファイルを保存し直してください。
7262:オフラインの認証キー データ ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。
オフラインの認証キー データ ファイルを読み込んでいるときに内部エラーが発生しました。ディレクトリが適切なアクセス許可を持っており、保存先のフォルダーが存在することを確認してください。オフライン ファイルを読み込み直してください。
7264:製品キーが無効です。
入力された製品キーは無効です。有効な製品キーを入力するか貼り付けてから、実行し直してください。
7265:認証キー データは、認証要求データが生成された同じマシン上に存在している必要があります。
オフライン認証に使用されたターゲット マシンは妥当ではありません。認証要求データ ファイルを作成した同一のマシンを使用してオフライン認証を行ってください。
このステータス コードは、Vista 以降の Windows OS マシンで、管理者権限を持たずにオフライン認証ユーティリティの licgetauth.exe を実行した場合にも見られることがあります。この問題を回避するには、[管理者として実行]オプションを使用してコマンド プロンプト ウィンドウからこのユーティリティを実行してください。
7267:オフライン認証のステージが無効であるか、または要求したオフライン操作と矛盾しています。
オフライン ファイルは、オフライン操作と整合性が取れていません。オフライン認証を始めからやり直してください。
7268:オフライン認証はローカルで実行する必要があります。
オフライン認証をリモートで実行することはできません。ローカルでインターネットに接続されているマシンを使って、オフライン認証を実行してください。
7269:ローカル マシンでオフライン操作を処理しようとしたときに内部エラーが発生しました。
オフライン認証の実行中、内部エラーによって処理が妨げられました。オフライン認証を実行し直してください。
7300:ローカル ライセンス コンポーネントがリモート ライセンス サーバーと互換性がありません。
ローカル マシンのライセンス コンポーネントがリモート ライセンス サーバーと互換性がありません。ローカル マシンのライセンス コンポーネントのバージョンが古いと、このステータスコードが返される可能性があります。互換性のあるローカル ライセンス コンポーネントについては、製品キーのベンダーにお問い合わせください。
7305:製品キーが認証データベース内に見つかりません。
製品キーは有効なチェックサムがあり、有効なようですが、リモート認証サーバー上の認証データベース内に見つかりません。製品キーが有効であることを確認してください。有効であり、この問題が解決しない場合は、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7306:製品キーは有効な状態ではありません。
システムは、キーの状態が無効であるため、キーを解読できません。このエラーは、提供されたキーをシステムが解読できない場合、あるいは、キーを解読できても、キーのプロファイルと一致しなくなっている場合に発生します。
使用しているキーが正しいことを確認するか、または新しいキーを使ってみてください。弊社サポート サービスへご連絡の上、この状況をご報告ください。
7310:製品キーは認証データベースで無効にされています。
指定された製品キーは、リモート ライセンス サーバー上の認証データベース内で無効にされています。さまざまな理由から、製品キーが無効にされている可能性があります。弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7311:製品キーは有効な長さではありません。
入力された製品キーの長さは正しくありません。製品キーの長さは、認証する PSQL のバージョンに応じて、25 または 30 文字です。有効な製品キーを入力するか貼り付けてから、実行し直してください。
7313:製品キーは既に別のマシンで使用されています。
製品キーは既に別のマシンで認証されています。まず、古いマシンの製品キーを認証解除してから、新しいマシンで再度認証してください。
このステータス コードは、キーが存在するマシンでそのキーを認証解除しようとする場合にも返されることがあります。この原因の多くは、キーの認証後にハードウェア署名(マシン署名)が変更され、そのキーを認証解除できないことが挙げられます。そのような場合は、キーを修復してください。
7314:このキーは、別のマシン署名を持つマシンで認証されているので認証解除することができません。このキーは別のマシンで使用されているか、あるいは元のマシンのハードウェア署名が変更されている可能性が高いです。ある 1 台のマシンのみで使用するようライセンスされたキーを複製またはコピーしている場合は、有効なライセンス キーを別途購入してください。そうでない場合は、キーを修復して認証解除を再度試してください。
キーが認証されていたマシン署名と、そのキーを認証解除しようとするマシン署名が一致していません。これが発生する状況は、キーが別のマシンにコピーされた場合、およびハードウェアの更新によってマシン署名が変更された場合の 2 つです。1 番目の状況の場合は、期限なしキーを追加購入する必要があります。2 番目の状況の場合は、キーを修復する必要があります。適切な操作を行った後、認証解除を再度試してください。
7315:製品キーは既にこのマシンで使用されています。
製品キーは既にこのマシンで認証されています。認証は既に実行されているため、必要ありません。
キーはマシンには存在していますが、リモート ライセンス サーバー上の認証データベース内にはありません。その場合は、clilcadm ユーティリティの clear オプションを使用してマシンに存在するキーをクリアした後、そのキーを認証してください。『
PSQL User's Guide』の
License Administrator のコマンド ライン インターフェイスを参照してください。
7317:キーの認証解除を行うには、認証されているキーが必要です。
使用可能なキーがないため、認証解除を行うことができません。製品キーは認証解除される前に認証されている必要があります。認証解除したい製品キーが認証されていることを確認してください。キーは、削除されずに取り除かれる可能性があります。
License Administrator を使って、認証解除するキーを検証してください。『
PSQL User's Guide』の
ライセンス情報の一覧をリフレッシュするにはおよび
ライセンス情報を表示するにはを参照してください。認証解除を再試行してから、有効なキーを指定してください。
7334:キーには関連付けられているマシン署名がありません。
リモート ライセンス サーバーの認証データベースに、キーと関連付けられるマシンがリストされません。この状況は、認証済みのキーが含まれる仮想マシン イメージをコピーしてから、元の仮想マシン イメージ上のキーを認証解除し、かつコピーされた仮想マシン イメージでもキーを認証解除しようとした場合に起こる可能性があります。
このステータス コードを回避するには、仮想マシン イメージをコピーする前にキーの認証解除を行ってください。コピーされた仮想マシン イメージ上のキーを削除するには、CLI License Administrator を使用してキーをクリアしてください。clear オプションによって、キーをローカル マシンで認証解除することなく削除します。キーをクリアしたら、コピーされた仮想マシン イメージでキーを認証します。
7335:マルチマシン キーでは、この操作は許可されません。
実行しようとした操作は、マルチマシンに指定されているキーでは許可されません。正しい操作で正しいキーを使用するようにしてください。
7336:認証は仮想マシンでは実行できません。
多くの場合、仮想マシン セッション内から認証を行うことができます。このエラー メッセージが表示されるのは、認証されている製品キーが初期の PSQL v10 製品からのものである場合のみです。このメッセージが提示される場合は、製品キーのベンダーに問い合わせるか、仮想マシン セッション外から認証を再試行してください。
7338:デバッグ モードでは認証を実行できません。
ソフトウェア デバッガー内から製品キーを認証することはできません。デバッガーを終了してから、認証を再試行してください。
7340:使用回数の制限に達しているため、製品キーを認証することはできません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
製品キーは既に、使用回数で許可されている最大回数の認証を行っています。
使用回数は、特定のマシンで予期せぬ事態になった場合に、製品キーを再度認証できるようにするものです。たとえば、記憶域ディスクを交換しなければならなかった場合には、製品を再インストールして、同じマシンで製品キーを再度認証する必要があります。
7341:認証の回数が制限に達しているため、製品キーを認証することはできません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
製品キーは既に、許可されている最大回数の認証を行っています。
製品キーを認証および認証解除できる回数は制限されています。製品キーの再認証が必要な場合は、製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7342:認証解除の回数が制限に達しているため、製品キーを認証解除することはできません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
製品キーは既に、許可されている最大回数の認証解除を行っています。製品キーを認証および認証解除できる回数は制限されています。製品キーの認証解除を再度行う必要がある場合は、製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7343:修復の回数が制限に達しているため、製品キーを修復することはできません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
製品キーは既に、許可されている最大回数の修復を行っています。
製品キーを修復できる回数は制限されています。製品キーの修復を再度行う必要がある場合は、製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7346:製品キーは、許可される最大数のマシンで認証されています。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
認証しようとしている製品キーは、購入した製品に許可される最大数のマシンで既に認証されています。
既にキーが認証されているいずれかのマシンでキーを認証解除し、そのキーを使用して新たなマシンで製品を認証するか、あるいはベンダーから追加ライセンスを購入してください。
7347:オフライン認証の最大数に達しました。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
製品キーに許可されているオフライン認証の最大数に達しました。
製品キーをオフライン認証できる回数は制限されています。オフライン認証がさらに必要な場合は、製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7348:一時製品キーを認証解除することはできません。
一時(リムーバブルでない)製品キーは 1 回しか認証できないので、認証解除することはできません。
7349:一時製品キーは既に認証されています。
一時ライセンスは既に認証されているため、再度認証することはできません。
一時的な製品キーの認証が認められるのは 1 回だけです。一時ライセンスは、既に使用されているマシンに追加することはできません。
7365:複数ユーザー アクセスによって、レコードの変更がブロックされました。
複数ユーザー アクセスが原因で、ターゲット レコードへの変更はコミットされませんでした。レコードを更新、検証してから、変更を再送信してください。
7366:認証サーバーがビジー状態です。後でもう一度試してください。
認証サーバーは現在ビジー状態です。後でもう一度認証を試してください。
7367:複数ユーザー アクセスが操作の完了を妨げています。
複数ユーザーのアクセスの競合により、要求した操作を完了できません。しばらく待ってから、操作を再試行してください。
7369:サーバーは現在使用できません。後でもう一度試してください。
要求されたサーバーは、現時点ではアクセスできません。20 ~ 30 分後に、サーバーへのアクセスを再試行してください。
7380:国または都市が輸出禁止リストに挙がっています。
システムは、取扱注意の輸出禁止リストに挙がっている国または都市からの IP アドレスを検出しました。このメッセージは誤って届いたと思われる場合は、PSQL カスタマー サポートまでお問い合わせください。
7422:ログインに失敗しました。ユーザー資格情報が無効です。
ユーザーの資格情報が認識されません。ユーザー資格情報を確認してから、ログインをやり直してください。
7423:要求された操作に対する権限が拒否されました。
現在のユーザーは、要求された操作に対するアクセス許可を持っていません。適切な権限を持つユーザーとしてログインするか、または適切な権限を要求してください。
7424:ユーザー アカウントはアクティブではありません。
要求されたユーザー アカウントは非アクティブです。ユーザー アカウントは認証されている必要がある、つまり、アクティブなユーザー アカウントが選択されている必要があります。
7449:キーのベンダーによる懸案事項のため、そのキーをアクティブに設定できません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
ライセンス データが原因でキーをアクティブ状態にすることができません。製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7450:OEM ID がありません。
もう存在しない OEM ID です。別の OEM ID を使用するように選択するか、または弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7451:OEM アカウントはアクティブではありません。
OEM のアカウントはアクティブでなくなっています。アクティブな OEM アカウントを選択するか、または弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7452:OEM ユーザーはアクティブではありません。
OEM ユーザーはアクティブでなくなっています。アクティブな OEM ユーザーを使用するように選択するか、または弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
7456:要求されたレコードの OEM ユーザー ID が無効です。
アクセスしようとしているレコードは、現在ログインしている OEM ユーザー ID とは異なる OEM ユーザー ID に関連付けられています。正しいレコードにアクセスしているか、またはログインしている OEM ユーザー ID が正しいかどうかを確認してください。
7457:OEM 製品(ワークグループ/サーバー)は承認されている製品ではありません。
製品は、Actian Corporation との契約上の合意に基づいて OEM に承認されます。要求された製品は、現在の OEM では承認されていません。続行するには、ほかの製品を選択してください。
7458:製品キーのリセットまたは修復の最大回数に達しました。
製品キーに許可されている操作(リセットまたは修復)の最大数に達しました。製品キーをリセットおよび修復できる回数は制限されています。これらの操作のいずれかをもう一度実行する必要がある場合は、製品キーのベンダーに問い合わせてください。
7471:この OEM のシートの最大数に達しました。
OEM のシートの最大数に達しました。
OEM アカウントのシート数は、Actian Corporation との契約に基づいて制限されています。OEM 契約にシートを追加する必要がある場合は、PSQL カスタマー サポートまでお問い合わせください。
7472:この OEM のライセンスの最大数に達しました。
OEM のライセンスの最大数に達しました。
OEM アカウントのライセンス数は、Actian Corporation との契約に基づいて制限されています。OEM 契約にライセンスを追加する必要がある場合は、PSQL カスタマー サポートまでお問い合わせください。
7473:この OEM アカウントのシートの最大数に達しました。
シートの合計最大数に達しました。OEM 内の各アカウントのシート数は、Actian Corporation との契約に基づいて制限されています。アカウントにシートを追加する必要がある場合は、Actian Corporation までお問い合わせください。
7474:この OEM アカウントのライセンスの最大数に達しました。
ライセンスの合計最大数に達しました。
OEM 内の各アカウントのライセンス数は、Actian Corporation との契約に基づいて制限されています。アカウントにライセンスを追加する必要がある場合は、Actian Corporation までお問い合わせください。
7475:ユーザー数、セッション数、または使用データの値が無効です。
要求された値は定義されていないか、または現在使用できる最大制限より大きい値です。
7477:OS プラットフォームの種類は、このアカウントに対して無効です。
製品キーに対して要求されたオペレーティング システムは、現在のアカウントでは無効です。正しいアカウントを使用していることを確認し、有効なオペレーティング システムを選択してください。
7478:製品の種類は、このアカウントに対して無効です。
製品キーに対して要求された製品の種類は、現在のアカウントでは無効です。正しいアカウントを使用していることを確認し、有効な製品の種類を選択してください。
7479:アップグレードの種類は、このアカウントに対して無効です。
製品キーに対して要求された製品の種類は、現在のアカウントでは無効です。正しいアカウントを使用していることを確認し、有効な製品の種類を選択してください。
8000 ~ 8499
コンポーネント管理のステータス コード
これらのステータス コードは、MicroKernel のコンポーネント管理インターフェイスおよびイベント ロギング インターフェイスで生成されます。
8005:インターフェイスが初期化されていません。
インターフェイスが適切に初期化されない場合、このステータス コードが返されます。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
8006:指定されたコンポーネントが見つかりませんでした。
コンポーネントが見つかりません。詳細については、PSQL イベント ログ(pvsw.log)を参照してください。
8020:コンポーネントのロード エラーです。
このステータス コードは次のいずれかの状況で返されます。
•サービス DLL がコンポーネントをロードしようとしたときに、オペレーティング システム エラーを受け取った。
•データ ソース名(DSN)またはデータベース名(DBN)でスペースが使用された。
PSQL ファイルのデフォルトの保存場所については、『
Getting Started with PSQL』の
PSQL ファイルはどこにインストールされますか?を参照してください。
8022:コンポーネントが初期化されていません。
マルチスレッドのアプリケーションを使用している場合に、あるスレッドがコンポーネントをシャットダウンしましたが、他のコンポーネントがそれを使用し続けようとしています。
8097:一般的なセキュリティ エラー
このステータス コードはデータベース セキュリティのチェック時または設定時に発生する一般的なエラーです。データベース エンジンは、より具体的なステータス コードのエラーに関連付けることができませんでした。エラーが続く場合は、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
8500 ~ 8589
ECAS インターフェイスのステータス コード
このセクションでは、ECAS(Enhanced Common Address Space)インターフェイスによって返されるステータス コードについて説明します。大部分のエラーはシステム エラーであり、PSQL イベント ログに記録されます。このエラーを受け取った場合は、通常、環境またはメモリ割り当てが不安定になっているため、マシンを再起動する必要があります。
8500:コンポーネントの初期化中にエラーが発生しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはコンポーネント ライブラリの初期化に失敗しました。この状況の詳細については、環境変数を「PVSW_DISP_LOAD_ERRS=AIF」に設定し、アプリケーションを再実行して調べることができます。この設定により、サービス DLL がモジュールのロード エラーを画面に表示できるようになります。ただし、この環境変数の設定は、モジュールのロード エラー診断にのみ使用してください。それ以外の場合に設定してはいけません。
8502:W3UPIXYY.DLL の検索中にエラーが発生しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは W3UPIXYY.DLL の検索またはロードに失敗しました。
8503:不正な W3UPIXYY.DLL が見つかりました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは無効なバージョンの W3UPIXYY.DLL を見つけました。この問題は、破損したバージョンの W3UPIXYY.DLL が原因で発生した可能性があります。
8504:システム セマフォの作成中にエラーが発生しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはシステム セマフォの作成に失敗しました。この問題は、オペレーティング システムのリソース不足が原因で発生した可能性があります。
8505:PSQL エンジンとのセッションを確立中に初期化エラーが発生しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッション確立に失敗しました。これはシステム エラーです。
お使いの環境にサーバー エンジンだけが入っているお客様によっては、1 つまたは複数のクライアント ワークステーションの pvsw.log ファイルにステータス 8505 と 8517 の組み合わせが頻繁に報告されます。これはほとんどの場合、ローカル ワークグループ エンジンがインストールされていないのに、ワークステーション クライアントがこのエンジンに接続するように設定されていることが原因で発生します。
メモ:環境にワークグループ エンジンが入っているかどうかが確かでない場合は、アドミニストレーターを使用して確認してください。下記の手順によって、ローカル ワークグループ エンジンへのアクセスが無効になります。
クライアントがこの接続を試行しないようにするには、次の手順に従います。
1 PCC で、[ローカル クライアント]ノードを展開します。
2 [MicroKernel ルーター]を右クリックして[プロパティー]を選択します。ログインを指示された場合は、ログインします。
3 [アクセス]をクリックします。
4 右側のフレーム内で、[ローカル MicroKernel エンジンの使用]の設定をオフに変更します。
5 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
8506:MicroKernel のロード中に致命的なエラーが発生しました。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは MicroKernel、W3MKDE.DLL のロードに失敗しました。この問題は、W3MKDE.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
8507:有効なセッションが見つかりませんでした。
アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッションを失いました。
8508:Btrieve アクセスを開始しようとしたときにエラーが発生しました。
アプリケーションはワークグループ エンジンで Btrieve アクセス メソッドの開始に失敗しました。
8509:MicroKernel の初期化中にタイムアウトになりました。
アプリケーションは MicroKernel の初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効な設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
詳細については、PSQL イベント ログ(PVSW.log)を参照してください。
8510:Scalable SQL エンジンのロード中に致命的なエラーが発生しました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
ワークグループ エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは Scalable SQL、W3SSQL.DLL のロードに失敗しました。この問題は、W3SSQL.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
8511:SQL アクセスを開始しようとしたときにエラーが発生しました。
アプリケーションはワークグループ エンジンで SQL アクセス メソッドの開始に失敗しました。
8512:Scalable SQL エンジンの初期化中にタイムアウトになりました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
アプリケーションは Scalable SQL の初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効な設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
8513:Btrieve アクセスを停止しようとしたときにエラーが発生しました。
アプリケーションはワークグループ エンジンで Btrieve アクセス メソッドの停止に失敗しました。
8514:MicroKernel のアンロード中にエラーが発生しました。
アプリケーションは MicroKernel のアンロードに失敗しました。
8515:SQL アクセスを停止しようとしたときにエラーが発生しました。
アプリケーションは SQL アクセス メソッドの停止に失敗しました。
8516:Scalable SQL エンジンのアンロード中にエラーが発生しました。
このステータス コードは Pervasive.SQL 2000 以降のバージョンでは使用されていません。
アプリケーションは Scalable SQL のアンロードに失敗しました。
8517:PSQL エンジンとのセッションを閉じる際にエラーが発生しました。
アプリケーションはワークグループ エンジンとのセッションを閉じることができませんでした。
お使いの環境にサーバー エンジンだけが入っているお客様によっては、1 つまたは複数のクライアント ワークステーションの pvsw.log ファイルにステータス 8505 と 8517 の組み合わせが頻繁に報告されます。これはほとんどの場合、ローカル ワークグループ エンジンがインストールされていないのに、ワークステーション クライアントがこのエンジンに接続するように設定されていることが原因で発生します。
メモ:環境にワークグループ エンジンが入っているかどうかが確かでない場合は、アドミニストレーターを使用して確認してください。下記の手順によって、ローカル ワークグループ エンジンへのアクセスが無効になります。
クライアントがこの接続を試行しないようにするには、次の手順に従います。
1 PCC で、[ローカル クライアント]ノードを展開します。
2 [MicroKernel ルーター]を右クリックして[プロパティー]を選択します。ログインを指示された場合は、ログインします。
3 [アクセス]をクリックします。
4 右側のフレーム内で、[ローカル MicroKernel エンジンの使用]の設定をオフに変更します。
5 新しい設定を有効にするためエンジンを再起動します。
8518:システム メモリの割り当て中にエラーが発生しました。
アプリケーションはシステムのメモリの割り当てに失敗しました。このエラーを防ぐには、他のアプリケーションをすべて閉じてからエンジンを再起動する、キャッシュのサイズを減らす、エンジンの設定を変更して開くファイルとファイル ハンドルのいずれかまたは両方の数を少なくする、などの方法があります。
8519:SRDE のロード中に致命的なエラーが発生しました。
リレーショナル エンジンの自動ロード中に、アプリケーションは W3ODBCEI.DLL ファイルのロードに失敗しました。この問題は、W3ODBCEI.DLL が見つからないために発生した可能性があります。
8520:SRDE モジュールの初期化中にタイムアウトになりました。
アプリケーションはリレーショナル エンジン モジュールの初期化中にタイムアウトになりました。この問題は、無効なエンジン設定オプションまたはワークグループ エンジンの異常が原因で発生した可能性があります。
8521:SRDE モジュールのアンロード中にエラーが発生しました。
アプリケーションはリレーショナル エンジン モジュールのアンロードに失敗しました。
8590 ~ 8599
W3DBSMGR ステータス コード
このセクションでは、W3DBSMGR コンポーネントから返されるステータス コードについて説明します。これらのエラーは 8590 から 8599 までで、イベント ログに記録されます。このエラーを受け取った場合は、通常、環境またはメモリ割り当てが不安定になっているため、マシンを再起動する必要があります。
8590:コンポーネント マネージャーを初期化中に、データベース マネージャーでエラーが発生しました。
このエラーは、W3DBSMGR.DLL がコンポーネント ライブラリの初期化に失敗した場合に発生します。また、このエラーの詳細については、環境変数を「PVSW_DISP_LOAD_ERRS=AIF」に設定し、アプリケーションを再実行して調べることもできます。この設定により、サービス DLL がモジュールのロード エラーを画面に表示できるようになります。ただし、この環境変数の設定は、モジュールのロード エラー診断にのみ使用してください。それ以外の場合に設定してはいけません。
8591:データベース マネージャーは既にロードされています。
ワークグループ エンジンの初期化中に、別の PSQL ワークグループ エンジンがメモリ上で既に実行されていることが検出されました。このエラーを避けるには、次の手順で既に実行されているプログラムをシャットダウンします。
•プログラムがアプリケーションによって自動ロードされる場合は、アプリケーションを終了します。
•アプリケーションが自動的にロードされている場合は、Windows タスクバーの通知領域にあるアイコンを使用して、そのアプリケーションをシャットダウンします。
8592:データベース マネージャーをロードするにはメモリが不十分です。
このエラーは、システムのリソースが不足していることを示しています。アプリケーションをいくつか終了して、再試行してください。
8593:データベース マネージャーがシステム スレッドを作成しているときにエラーが発生しました。
このエラーは、システムのリソースが不足していることを示しています。アプリケーションをいくつか終了して、再試行してください。
8594:エンジンを再起動できません。
アクティブなアプリケーションが存在するにもかかわらず、ワークグループ エンジンが停止されたため、エンジンの再起動ができません。すべてのアプリケーションを終了してから、エンジンを再起動してください。再びこのステータス コードが返された場合は、コンピューターを再起動する必要があります。
10000 ~ 10100
SQL 接続マネージャーのコード
このセクションでは、SQL 接続マネージャーによって返されるステータス コードについて説明します。
10000 ~ 10064:サーバーから予期せず切断されました。
アプリケーションを再起動し、データ ソースにもう一度アクセスしてください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
10065:接続しようとしてタイムアウトになりました。
SQL 接続マネージャーが非アクティブであるか、クライアントと異なる転送プロトコルを使っている可能性があります。
リレーショナル サービスが実行中であるかどうか確認してください。Windows の場合は、[サービス]のコントロール パネルを開き、Pervasive.SQL Relational サービスを調べます。
クライアントとサーバーが同じ通信プロトコルを使用しているかどうか確認してください。クライアント ワークステーションで PCC を開きます。PSQL エクスプローラーで[MicroKernel ルーター]を右クリックします。次に[プロパティ]、[通信プロトコル]をクリックします。サポート プロトコルの一覧がサーバーのものと同じになるようにします。PSQL エクスプローラーでサーバー名を右クリックします。次に[プロパティ]、[通信プロトコル]をクリックします。
-1000 ~ -5300
リレーショナル エンジン ステータス コード
このセクションでは、リレーショナル エンジンによって返されるステータス コードについて説明します。このセクションに記載されていないエラー コードが表示された場合は、そのエラーが表示される原因となった操作手順を記録し、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
-1003:API パラメーターが不正です。
API に無効なパラメーターが渡されました。
-1011:メモリ不足です。
このステータス コードは、エンジンがメモリを割り当てようとして失敗した場合に返されることがあります。
一部のリソースを解放して、再試行してください。[キャッシュ割当サイズ]および[MicroKernel 最大メモリ使用量]設定オプションのいずれか、または両方の値を減らすか、コンピューター上で動作しているほかのアプリケーションを終了してください。
-1020:これ以上ファイル ハンドルはありません。
ファイルを開こうとしたときに、ハンドルが返されませんでした。起動しているプログラムおよび開いているファイルをいくつか閉じ、再試行してください。
-1024:ファイル共有違反です。
読み取り専用のファイルを開こうとしたか、ファイルを開くための適切な権限がユーザーにありません。このエラーが表示される原因となった操作手順を記録し、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
-1026:レコード サイズ制限を超えました。
レコード長が、許容される最大値を超えたため、一部のデータが切り捨てられました。このエラーが表示される原因となった操作手順を記録し、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
-1032:ファイル アクセスが拒否されました。
読み取り専用のファイルを開こうとしたか、ファイルを開くための適切な権限がユーザーにありません。このエラーが表示される原因となった操作手順を記録し、弊社サポート サービスまでお問い合わせください。
-1040:定義されている列の数が多すぎます。
SELECT ステートメントでは定義できる列の最大数は 1600 で、その他の場合は 1536 です。列数を有効な範囲内に減らして再試行してください。
-1113:アクティブなセッションの数が多すぎます。
Pervasive.SQL V8 以降のバージョンでは、許可されるセッションの数は動的に割り当てられます。
•データベース エンジンがインストールされているコンピューターで、追加メモリを割り当てるかほかのアプリケーションを閉じてから、再試行してください。
•Windows 32 ビット サーバーの場合:アクティブ セッションの数がメモリの上限に達したため、これ以上増やすことができません。
-1206:データベース ファイルでないか、またはデータベースが壊れています。
指定されたファイルは有効なデータベース名を持っていないか、データベースが破損しています。
-1207:データベースは排他的にロックされています。
別のユーザーによって排他的にロックされているデータベースにアクセスしようとしました。ユーザーが排他ロックを解除するまで待ち、その後で操作を続けてください。
-1250:Same column cannot be renamed and modified
列名の変更とその列自体の修正を同時に行うことはできません。たとえば、次のステートメントは列 c1 の名前を変更すると同時に列を修正しているためにエラーが発生します。
alter table t1 (rename column c1 to c2, modify column c1 int)
しかし、次のステートメントは名前を変更する列と修正する列が異なるため許可されます。
alter table t1 (rename column c1 to c2, modify column c3 int)
-1251:Multiple columns may not be renamed to the same name
同時に複数の列名を変更する場合、各列の新しい名前は一意である必要があります。2 つの異なる列の名前を変更して同名にすることはできません。たとえば、次のステートメントでは、列 c1 と c3 の両方の名前を c2 にすることはできないため、エラーが発生します。
alter table t1 (rename column c1 to c2, rename column c3 to c2)
-1252:Column may not be renamed multiple times
同時に複数の列名を変更する場合、同じ列の名前は 1 度しか変更できません。たとえば、次のステートメントでは列 c1 の名前を 2 回変更しているので、エラーが発生します。
ALTER TABLE t1 (RENAME COLUMN c1 to c2, RENAME COLUMN column c1 to c3)
-1302:テーブルは排他的にロックされています。
別のユーザーによって排他的にロックされているテーブルにアクセスしようとしました。ユーザーが排他ロックを解除するまで待ち、その後で操作を続けてください。
-1303:テーブルは既に存在します。
テーブルに指定した名前は辞書に登録されています。別の名前を選択するか、現在のテーブル定義を削除してから、再試行してください。
-1304:テーブルは使用中のため、オペレーションを実行できません。
別のユーザーがテーブルにアクセスしているか変更を行っているため、要求されたオペレーションは実行できません。操作を再試行してください。
-1305:そのようなテーブルまたはオブジェクトはありません。
アクセスしようとしたテーブルまたはオブジェクトは存在しません。正しい名前とパスを確認し、再試行してください。
-1309:排他ロックのかかっていない DDL がありません。
希望のデータベースに対して排他ロックを実行してから、DDL ステートメントを使用する必要があります。
-1312:ビューは既に存在します。
ビューに指定した名前は辞書に登録されています。別の名前を選択するか、現在のビュー定義を削除してから、操作を再試行してください。
-1313:トリガーは既に存在します。
トリガーに指定した名前は辞書に登録されています。別の名前を選択するか、現在のビュー定義を削除してから、操作を再試行してください。
-1314:そのようなテーブルはありません。
テーブルに指定した名前は辞書に登録されていません。既存のテーブル名を指定してから、操作を再試行してください。
-1315:そのようなビューはありません。
ビューに指定した名前は辞書に登録されていません。既存のビュー名を指定してから、操作を再試行してください。
-1316:そのようなトリガーはありません。
トリガーに指定した名前は辞書に登録されていません。既存のトリガー名を指定してから、操作を再試行してください。
-1317:そのようなインデックスはありません。
インデックスに指定した名前は辞書に登録されていません。既存のインデックス名を指定してから、操作を再試行してください。
-1403:重複インデックスが存在します。
この定義内で同じインデックスを 2 回以上定義しようとしました。インデックスが 1 回だけ定義されるように、ステートメントを書き直してください。
場合によっては、1 回目の Create Index ステートメントが成功したかどうかがわからないという理由から、ステートメントを再発行してもかまいません。そのような状況でこのエラー コードを受け取った場合には、最初の Create Index オペレーションは成功したという想定のもとに操作を続けることができます。
-1404:そのようなインデックスはありません。
存在しないインデックスにアクセスしようとしました。名前とパスを確認し、再試行してください。
-1504:ヌルは無効です。
実行されたオペレーションでは、ヌルは有効なパラメーターではありません。
-1507:そのような列はありません。
指定された列は存在しません。正しい列名を指定してください。
-1508:フィールドは既に定義されています。
このテーブルに指定されたフィールドは既に定義されています。
-1513:サポートされていないインデックスの列タイプです。
列タイプ BIT、LONGVARCHAR、または LONGVARBINARY に対してはインデックスを作成できません。別の列タイプを使用してインデックスを作成する必要があります。
-1520:キー長が不正です。
254 文字より長い文字型の列をインデックスにすることはできません。
-1603:レコード内にカレンシーがありません。
クエリで一時テーブルが要求されましたが、一時テーブルを結果セットに関連付けるための一意の行識別子(インデックス)がありませんでした。多くの場合、Order By 列または Group By 列にインデックスを追加すると、この問題が解決されます。
-1605:重複可能キーが不正です。
このステータス コードは以下の状況で返されます。
•リレーショナル エンジン レベルからのリクエストを満たすエントリがいずれか 1 つのシステム テーブル内に作成され、同じ名前のデータベース構成要素(列、テーブル、制約)が作成されました。列またはインデックスを作成したけれど、それが作成されたかどうかの確信が持てない場合に、このエラーを受け取る可能性があります。そのような状況でこのエラーを受け取った場合には、最初に試みた作成は成功したという想定のもとに操作を続けることができます。
•重複する値を含む列に対して一意のインデックスを追加しようとした。
-1809:アクセス許可が拒否されました。
この操作を実行するための適切な権限がユーザーにありません。ユーザーのアクセス権を確認し、再試行してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-1810:この操作の実行を許可されていません。
この操作を実行するための適切な権限がユーザーにありません。ユーザーのアクセス権を確認し、再試行してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
このステータス コードは、次のいずれかを行おうとした場合にも返されます。
•EXECUTE 権限を持たずに、最上位の信頼されるストアド プロシージャ上で信頼されるプロシージャを実行しようとする。
•最外部の信頼されたビュー上の適切な権限を持たずに信頼されたビューに対する操作を実行しようとする。
•EXECUTE 権限を持たずに、最上位の信頼されないストアド プロシージャまたは参照オブジェクト上で信頼されないプロシージャを実行しようとする。
•ビューまたは参照オブジェクトの適切な権限を持たずに、信頼されないビュー上で任意の操作(SELECT、INSERT、UPDATE または DELETE)を実行しようとする。
•Master 以外のユーザーとして信頼されたオブジェクトを作成しようとする。
•Master 以外のユーザーとして、ビュー またはストアド プロシージャの権限を GRANT または REVOKE しようとする。
•オブジェクトの ALTER 権限を持たずにオブジェクトを削除しようとする。
-1902:ログオンできません。無効なユーザー名またはパスワードが指定されています。
無効なユーザー名またはパスワードが指定されています。パスワードを確認し、再試行してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-1903:不正なアカウント名です。
指定されたユーザー名を持つユーザーまたは指定されたグループ名を持つグループが存在しません。ユーザー名またはグループ名を確認し、再試行してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-1905:パスワードが無効です。
指定されたパスワードが不正です。パスワードを確認し、再試行してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-1907:アクセスは拒否されました。
そのファイルにアクセスするための適切な権限がユーザーにありません。
-3001:同じ名前のユーザー定義関数が既に存在します。
ユーザー定義関数(UDF)を既存のものと同じ名前で作成しようとしています。UDF の名前を変更してから、もう一度 CREATE ステートメントを実行してください。
-3002:ユーザー定義関数の名前が不正です。ユーザー定義関数の名前は 1 ~ 30 文字で構成します。
ユーザー定義関数(UDF)の名前の長さは、1 文字以上 30 文字以下である必要があります。UDF の名前を長さ制限の範囲内で変更してください。
-3003:COBOL データ ファイルへの挿入は行えません。不正な操作です。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。そのようなデータ ファイルに対して INSERT オペレーションは実行できません。
-3005:COBOL Fake テーブルの変更は行えません。不正な操作です。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。そのようなデータ ファイルに対して ALTER TABLE オペレーションは実行できません。
-3006:COBOL テーブルにトリガーを作成することはできません。不正な操作です。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。そのようなデータ ファイルに対して CREATE TRIGGER オペレーションは実行できません。
-3007:OCCURS/REDEFINES フィールドのインデックスを作成することはできません。不正な操作です。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。そのようなデータ ファイルに対して CREATE INDEX オペレーションは実行できません。
-3008:従属 OCCURS テーブルのエントリが存在します。メイン テーブルを削除するには、この OCCURS テーブルを削除してください。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。メイン テーブルに OCCURS レイアウトを含んでいる場合は、OCCURS テーブルを削除してからでなければメイン テーブルを削除できません。
-3009:従属 REDEFINES テーブルが存在します。メイン テーブルを削除するには、この REDEFINES テーブルを削除してください。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。メイン テーブルに REDEFINES レイアウトを含んでいる場合は、REDEFINES テーブルを削除してからでなければメイン テーブルを削除できません。
-3010:このインデックスへのマッピング インデックスを持つ OCCURS テーブルが存在します。インデックスを削除できません。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。OCCURS テーブルは、メイン テーブルに含まれているインデックスにマップすることができます。OCCURS テーブルがメイン テーブルのインデックスにマップしている場合は、OCCURS テーブルからそのマップを削除しない限り、メイン テーブルのインデックスは削除できません。
-3011:この列にはプッシュダウン フィルターが定義されています。この列を更新することはできません。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。テーブルには、そのテーブルと関連付けられた論理式を含むことができます。そのようなテーブル フィルターを「プッシュダウン フィルター」と呼びます。
列にプッシュダウン フィルターが定義されている場合、その列は更新できません。
-3012:COBOL Fake のメイン テーブルおよびバリアント レコードに対して実行できるのは、CREATE INDEX IN DICTIONARY のみです。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。可変レコード レイアウトのテーブルに対する CREATE INDEX オペレーションは、IN DICTIONARY キーワードを使用しないで実行することはできません(CREATE INDEX ... IN DICTIONARY ...)。
-3014:トリガーは既に存在します。
トリガーを作成しようとしましたが、指定された名前のトリガーは既に存在します。別の名前を使用するか、もしくは既存のトリガーを削除してから新しいトリガーを作成してください。
-3015:プロシージャは既に存在します。
ストアド プロシージャを作成しようとしましたが、指定された名前のストアド プロシージャは既に存在します。別の名前を使用するか、もしくは既存のストアド プロシージャを削除してから新しいストアド プロシージャを作成してください。
-3016:レコードの固定長部分のサイズが 65535 を超えています。
レコードの固定長部分の合計サイズが 65535 バイトを超えています。データ レコードの固定長部分の合計サイズは、65535 バイトを超えてはいけません。データ レコードの固定長部分は次の要素で構成されます。
•固定サイズのすべての列(LONGVARCHAR 型および LONGVARBINARY 型以外のすべての列)
•ヌル値を許可する各列について 1 バイト
•各可変長列(LONGVARCHAR 型または LONGVARBINARY 型の列)について 8 バイト
ステータス コード -3016 は、この制限を超えるテーブルの作成を試みるか、または、結果としてテーブルが制限を超えるような変更を試みると返されます。
新しいテーブルを作成する前にレコードの固定長部分のバイト単位のサイズを調べるには、次の計算式を使用します。
(固定長列サイズのバイト単位の合計)+(ヌル値を許可する列の数)+(8 * 可変長列の数) = バイト単位のレコード サイズ
既存データ ファイルのレコードの固定長部分のサイズを調べたい場合は、BUTIL -STAT コマンドを使用すれば、この情報を示すレポートを表示できます。
-3017:パス/ファイル名が無効です。
データ ファイルのパス/ファイル名が長すぎます。
-3018:IDENTITY 列のデータ型変換が不正です。
IDENTITY 列のデータ型を変更しようとしました。
-3019:システム テーブルは削除できません。
システム テーブルを削除しようとしました。
-3020:USING パス/ファイル名が不正です。
指定したパス/ファイル名が不正です。1 から 64 文字の間で、単純な相対パスを指定してください。
-3021:IN DICTIONARY は無効です。
バウンド データベースでは IN DICTIONARY は使用できません。
-3022:NOTE/LVAR を含むレガシー テーブルの BLOB/CLOB データ型が不正です。
NOTE/LVAR 列は LONGVARCHAR/LONGVARBINARY と同時に存在できません。まず、NOTE/LVAR を LONGVARCHAR/LONGVARBINARY に変更する必要があります。
-3023:データ型が一致しません。
データ型の不一致またはデータのオーバーフローのため、データ変換に失敗しました。このエラーは、たとえば、DOUBLE 型の列を FLOAT 型に変更しようとした場合に発生する可能性があります。
-3024:文字列またはバイナリ データの切り捨てエラーです。
CHAR/BINARY データをそれより短いバイト長の CHAR/BINARY データに変換しようとしました。
-3025:数値演算のオーバーフロー エラーです。
数値をそれより低い精度の数値列に変換しようとしました。
-3026:不正なヌル変換です。
ヌル値を、ヌル値を許可しない列に変換することはできません。
-3027:外部キーの制約名が不正です。
指定した外部キー制約名が無効です。数字と文字のみを使って、1 から 20 文字の間で名前を指定してください。名前は文字で始まる必要があります。
-3028:パスワードが無効です。
指定したパスワードが不正です。パスワードの最大長と使用できる文字については、『
Advanced Operations Guide』の
識別子の種類別の制限を参照してください。
-3029:グループ名またはユーザー名が不正です。
指定したグループ名またはユーザー名が不正です。1 から 30 文字の間でグループ名またはユーザー名を指定してください。数字と文字のみ使用できます。先頭は必ず文字にしてください。
-3030:プロシージャ名またはトリガー名が不正です。
指定したプロシージャ名またはトリガー名が無効です。1 から 30 文字の間で名前を指定してください。数字と文字のみ使用できます。先頭は必ず文字にしてください。
-3031:MKC ライブラリをロードできません。
MKC ライブラリのロードに失敗しました。以下のファイルが適切なディレクトリに保存されており、お使いの製品に対し正しいバージョンであることを確認してください。
Linux:libmkc.* が /usr/local/psql/lib ディレクトリにある。
-3032:列は主キーによって使用されています。
列を参照しているすべてのインデックスを削除しようとしました。その中に、主キーによって使用されているインデックスがあります。
-3033:列は外部キーによって使用されています。
列を参照しているすべてのインデックスを削除しようとしました。その中に、外部キーによって使用されているインデックスがあります。
-3034:型はヌルであってはいけません。
ヌル値を許可する列定義タイプに対して、要求されたオペレーションは実行できません。
-3035:外部キーの長さに互換性がありません。
外部キーが参照する列に異なるタイプまたは属性がある場合、外部キーは定義できません。
-3036:外部キーの小数部桁数に互換性がありません。
外部キーが参照する列に異なるタイプまたは属性がある場合、外部キーは定義できません。
-3037:外部キーの精度に互換性がありません。
外部キーが参照する列に異なるタイプまたは属性がある場合、外部キーは定義できません。
-3038:外部キーのデータ型に互換性がありません。
外部キーが参照する列に異なるデータ型がある場合、外部キーは定義できません。
-3039:トリガーに依存しています。
トリガーは参照テーブルに依存しているため、そのテーブルを削除できません。
-3040:グループは既に存在します。
指定されたグループ名を持つグループが既に存在します。別のグループ名を使用してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
指定のグループを作成してみたが、実際に作成されたかどうか確信が持てないためにそのグループ作成操作を再試行した場合にこのエラーを受け取った場合は、そのグループが実際に作成されていることを示します。
-3041:ユーザーは既に存在します。
指定されたユーザー名を持つユーザーが既に存在します。別のユーザー名を使用してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
指定のユーザーを作成してみたが、実際に作成されたかどうか確信が持てないためにそのユーザー作成操作を再試行した場合にこのエラーを受け取った場合は、そのユーザーが実際に作成されていることを示します。
-3043:テーブルは外部キーによって参照されています。
外部キーによって参照されているため、そのテーブルは削除できません。
-3044:トリガーの再帰レベルが多すぎます。
トリガーを 31 回以上繰り返し呼び出すことはできません。
-3045:インデックスは外部キーによって使用されています。
外部キーによって参照されているため、そのインデックスは削除できません。
-3046:整合性制約違反です。
ヌル値を許可する列はこのオペレーションでは使用できません。
-3047:参照整合性(RI)に一致する主キーがありません。
主キーを定義する前に外部キーを作成しようとしました。主キーを定義してから操作を続けてください。
-3048:ページ サイズが不正です。
指定されたページ サイズが不正です。ページ サイズは 512 の倍数で、512 ~ 4,096 バイトの範囲で指定してください(デフォルトは 4,096 です)。
-3049:不正な空きスペース スレッショルドです。
指定された空きスペース スレッショルドが不正です。空きスペース パーセンテージを 5%、10%、20%、または 30%で指定してください。
-3050:ページ数が不正です。
指定されたページ数が不正です。1 ~ 65,535 の間でページ数を指定してください。
-3051:辞書は使用中です。
アクセスしようとしている辞書は、別のユーザーによってロックされています。辞書がアンロックされるまで待ち、その後で再試行してください。
-3052:辞書は既に存在します。
指定された名前の辞書はディレクトリ内に既に存在します。別の辞書名またはパスを使用してください。
-3053:RI テーブルが存在しません。
存在しないテーブルに対して RI(参照整合性)を定義しようとしました。テーブル名を確認し、再試行してください。
-3054:セーブポイント名の重複エラーです。
指定されたセーブポイント名は既に存在します。
-3055:オルタネート コレーティング シーケンスはインデックスに付き 1 つのみです。
任意のインデックスに対して指定できるオルタネート コレーティング シーケンスは 1 つだけです。
-3056:レガシー テーブルでヌル値を許可する列は追加できません。
真のヌル列はレガシー テーブル内で作成できません。
-3057:コレーションが矛盾しています。
列コレーティング シーケンスの属性に列定義と矛盾するものがあります。
-3058:最後の列は削除できません。
テーブルの最後の列は削除できません。テーブルには最低 1 つの列が含まれている必要があります。
-3059:データベースは辞書ファイルを見つけることができませんでした。
指定されたデータベースの辞書ファイルが見つかりませんでした。辞書ファイルが適切なディレクトリ内にあることを確認してください。
-3060:制約は既に存在します。
指定された制約名は既に存在します。
-3061:制約名が不正です。
作成中の列制約名が長すぎるか、ヌルであるか、または無効な文字を含んでいます。
-3062:データベースにはセキュリティが設定されていません。
セキュリティの設定されていないデータベースに対してセキュリティ権限を設定しようとしました。まず、データベースのセキュリティを有効にしてください。
-3063:データベースには既にセキュリティが設定されています。
セキュリティの設定されているデータベースに対してセキュリティは設定できません。
-3064:レガシー テーブルは変更できません。
レガシー テーブルに対してテーブルの変更は実行できません。
-3065:不正なログインです。
無効なユーザー名が使用されたか、パスワードが正しくありません。正しいログイン情報を使用しているかどうか確認してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-3066:グループが見つかりません。
指定されたグループ名を持つグループが存在しません。有効なグループ名を指定してください。問題が解決されない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
-3067:グループが空ではありません。
グループ内に有効なユーザーがいる場合、そのグループは削除できません。ユーザー名を削除してから、グループを削除してください。
-3068:Public のシノニムを定義することはできません。
Public はデフォルトのグループであり、Public グループのシノニムを変更または追加することはできません。
-3069:Public を削除することはできません。
Public はデフォルトのグループであり、グループのリストから削除できません。
-3070:管理者を削除することはできません。
管理者はデフォルトのユーザーであり、ユーザーのリストから削除できません。
-3071:シノニム権限を取り消すことはできません。
シノニムに対する権限を取り消すことはできません。代わりに、シノニムが参照するグループに対する権限を取り消す必要があります。
-3072:シノニム権限を付与することはできません。
シノニムに対する権限は許可できません。代わりに、シノニムが参照するグループに対する権限を許可する必要があります。
-3073:管理者の権限を取り消すことはできません。
管理者はデフォルトのユーザーであり、管理者であるユーザー名から権限を取り消すことはできません。
-3075:変換時の名前変更エラーです。
データベースの変換中に、ファイルの名前を変更できませんでした。
-3076:変換時の削除エラーです。
データベースの変換中に、ファイルを削除できませんでした。
-3077:インデックス名が不正です。
インデックス名が長すぎるか、ヌルです。
-3078:列名が不正です。
列名が長すぎるか、ヌルです。
-3079:テーブル名が不正です。
テーブル名が長すぎるか、ヌルです。
-3080:データはバインドされていません。
既にバインドされているデータベースはバインドできません。データベースは 1 度だけバインドできます。
-3081:DDF バインド情報が間違っています。
バインド情報がデータ辞書ファイルで指定された情報と一致しません。
-3082:DDF は既にバインドされています。
既にバインドされているデータ辞書ファイルはバインドできません。
-3083:DDF はバインドされていません。
バインドされていないデータ辞書ファイルはアンバインドできません。
-3084:共有 DDF です。
共有データ辞書ファイルを使用するデータベースはバインドできません。
-3085:共有データ ファイルです。
共有データ ファイルを使用するデータベースはバインドできません。
-3086:インデックスは主キーによって使用されています。
主キーによって参照されているため、そのインデックスは削除できません。
-3087:主キーは既に存在します。
テーブルには主キーが定義されています。既存の主キーを削除し、新しい主キーを作成し直す必要があります。
-3088:互換性のないファイル バージョンです。
指定されたファイルは v6.x 以前のデータ ファイル形式を使用しているため、現バージョンのデータ ファイル形式に移行してから使用する必要があります。Rebuild ユーティリティを使用して、ファイル バージョンを移行してください。
-3089:複数パスが矛盾しています。
外部キーはそれ自体を含むテーブルを参照できません。
-3090:連鎖削除サイクル。
外部キーの定義中に外部キー削除規則違反がありました。
-3091:自己参照の削除規則がカスケードではありません。
PSQL v11 SP3 以降、このコードは廃止されます。自己参照テーブルに対する制約には、カスケードまたは制限のいずれかが可能です。
自己参照削除を実行するには、外部キー内でカスケードの削除を定義する必要があります。
-3092:RI が同期していません。
データ辞書ファイル内のバインド情報とデータ ファイル内のバインド情報が一致しません。
-3093:トリガー RI 競合です。
Delete トリガーがテーブル上に存在する場合、外部キー内でカスケードの削除を定義することはできません。
-3094:不正な削除規則です。
名前削除の規則または属性が不正です。
-3095:不正な更新規則です。
名前更新の規則または属性が不正です。
-3096:オブジェクトは使用中です。
使用中のストアド プロシージャ、トリガーまたはビューを削除することはできません。
-3097:不正なコレーティング シーケンスです。
コレーティング シーケンスの名前が間違っている、使用できない、または破損している可能性があります。
-3098:数値が範囲外です。
指定された数値の範囲が不正です。指定したオプションの範囲を確認し、正しい数値を入力してください。
-3099:外部キーのデータベース名が不正です。
外部キーの作成中、長すぎるまたはヌルのデータベース名が指定されました。
-3358:データベースのアンバインドとデータのロケーションの変更を同時に行うことはできません。
-3359:データベースのバインドとデータのロケーションの変更を同時に行うことはできません。
-3360:データ辞書ファイルの作成とデータベースのアンバインドを同時に行うことはできません。
-3362:辞書のロケーションの変更とデータ辞書ファイルの作成を同時に行うことはできません。
-3363:データ辞書のロケーションの変更とデータベースのアンバインドを同時に行うことはできません。
-3364:データ辞書のロケーションの変更とデータベースのバインドを同時に行うことはできません。
-3365:データのロケーションの変更と名前の変更を同時に行うことはできません。
-3366:データ辞書ファイルの作成と名前の変更を同時に行うことはできません。
-3367:データベースのアンバインドと名前の変更を同時に行うことはできません。
-3368:データベースのバインドと名前の変更を同時に行うことはできません。
-3369:データ辞書のロケーションの変更と名前の変更を同時に行うことはできません。
-3370:テーブルのデータ ファイルはバインドされていますが、バインドする必要はありません。
-3371:テーブルのデータ ファイルはバインドされていません。
-3374:データ辞書ファイルはバインドされていますが、バインドする必要はありません。
-3375:データ辞書ファイルは既にバインドされています。
-3376:データ辞書ファイルはバインドされていません。
-3383:バウンド データベースの DDF ファイルを作成できません。
-3385:DBNAMES.CFG ファイルを作成できません。
-3386:バウンド データベースはデータ辞書ファイルを共有できません。
-3387:バウンド データベースはテーブル データ ファイルを共有できません。
-3390:データベースは使用中です。
-3391:指定された RI フラグが不正です。
-3392:DBNAMES.CFG ファイルを開けません。
-3393:DBNAMES.CFG を更新できませんでした。
-3394:データ辞書またはデータ ファイルのロケーションに指定されたパスが不正です。
-3395:データベース タイプが不正です。
-3396:データベース名は一意である必要があります。指定された名前は既に存在します。
-3397:バッファー長が不正です。
-3398:データベース名が不正です。
-3399:これ以上データベース名は定義されていません。
-3401:列レベルの GRANT ステートメントが不正です。
列レベルでサポートされない権限の GRANT ステートメントを実行しようとすると、このステータス コードが返されます。列レベルで有効な権限は SELECT、INSERT および UPDATE のみです。
有効な構文については、『
SQL Engine Reference』の
GRANT を参照してください。
-3473:PSQL ネットワーク サービス レイヤーが、指定されたファイル名を有効なパスに変換できませんでした。
-3475:PSQL ネットワーク サービス レイヤーのタスク テーブルがいっぱいです。
-3480:使用可能な認証コンテキストがありません。
-3484:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで転送エラーが発生しました。
-3485:PSQL ネットワーク サービス レイヤーのルーティング テーブルがいっぱいです。
-3487:ターゲット サーバーからの受信中にエラーが発生しました。
-3488:ターゲット サーバーへの送信中にエラーが発生しました。
-3489:ネットワーク レイヤーが接続されていません。
-3491:PSQL ネットワーク サービス レイヤーが不正なセッションを検出しました。
-3492:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでメモリ不足になりました。
-3493:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで接続エラーが発生しました。
-3494:PSQL ネットワーク サービス レイヤーで利用可能な転送プロトコルがありません。
-3495:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでアクセス権のエラーが発生しました。
-3496:PSQL ネットワーク サービス レイヤーでサーバー名が見つかりませんでした。
-3777:指定されたデータ バッファー長はデータ パケットとしては長すぎるため、MicroKernel ルーターがリモート エンジンにリクエストを送信できませんでした。
-3778:MicroKernel ルーターが不正にフォーマットされたデータ パケットを受信しました。
-3779:MicroKernel のロード中にエラーが発生しました。
-3780:MicroKernel ルーターでセマフォ エラーが発生しました。
-3781:ファイルは既に閉じています。
-3782:ローカル エンジンのデータ バッファーが小さすぎます。
-3783:MicroKernel ルーターで内部エラーが発生しました。
-3784:MicroKernel ルーターで初期化エラーが発生しました。
-3785:MicroKernel ルーターがエンジンを見つけられません。
-3786:ネットワーク コンポーネントがロードされていないため、MicroKernel ルーターはリモート エンジンにアクセスできません。
-3787:MicroKernel ルーターがローカル エンジンにアクセスできません。
-3790:NETinterface.DLL がロードされていません。
-3791:MicroKernel ルーターに対して無効な設定です。
-3793:MicroKernel ルーターが不正なセッションを検出しました。
-3794:MicroKernel ルーターでオペレーティング システム エラーが発生しました。
-3795:MicroKernel が MicroKernel ルーターに応答していません。
-3796:MicroKernel ルーターが互換性のないネットワーク コンポーネントを検出しました。
-3797:MicroKernel ルーターのリソース DLL が使用できません。
-3798:MicroKernel ルーターへのローカル アクセスはできません。
-3799:MicroKernel ルーターでメモリ割り当てエラーが発生しました。
-4001:指定されたプッシュダウン フィルターに比較演算子が記述されていません。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。テーブルには、そのテーブルと関連付けられた論理式を含むことができます。そのようなテーブル フィルターを「プッシュダウン フィルター」と呼びます。
プッシュダウン フィルターを指定する場合は、フィルターに比較演算子(等しい、より大きい、より小さい、など)も指定する必要があります。
-4002:指定されたプッシュダウン フィルターのフィールドがテーブルに見つかりません。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。テーブルには、そのテーブルと関連付けられた論理式を含むことができます。そのようなテーブル フィルターを「プッシュダウン フィルター」と呼びます。
列にプッシュダウン フィルターを指定する場合、その列はフィルターを関連付けるテーブル内になければなりません。
-4003:指定されたプッシュダウン フィルターに不正な比較演算子が含まれています。
OCCURS、部分的 REDEFINES、または可変レコード レイアウトを含んでいる COBOL アプリケーションは、Cobolschemaexec ユーティリティを使用することによって、Btrieve データ ファイルへ SQL アクセスできるようになります(このユーティリティは、アプリケーションによるデータの解釈を PSQL リレーショナル エンジンに伝えます)。テーブルには、そのテーブルと関連付けられた論理式を含むことができます。そのようなテーブル フィルターを「プッシュダウン フィルター」と呼びます。
プッシュダウン フィルターを指定する場合は、フィルターに有効な比較演算子も指定する必要があります。有効な演算子には、より小さい、より大きい、等しい、以下、以上、等しくない、があります。
-4837:クライアント テーブルがいっぱいです。
-4838:キーがユーザー数、セッション数、使用データの最大制限に達したか、もしくはキーの状態が "期限切れ" または "無効" に変更されました。
-4850:SQL トリガー
-4851:ロール フォワード エラーが発生しました。
-4852:ログ セグメントが見つかりません。
-4853:重複システム キー。
-4856:MicroKernel は、セキュリティ設定された MicroKernel データベース内のファイルに権限なしでアクセスすることを許可しません。
-4860:MicroKernel が、キー番号で受け付けられない値を検出しました。
-4861:ヌル インジケーターの位置が不正です。
-4863:MicroKernel は指定されたオルタネート コレーティング シーケンスをファイル内に見つけられません。
-4864:指定されたインターナショナル ソート規則(ISR)テーブルは破損しているか、または不正です。
-4865:MicroKernel がインターナショナル ソート規則(ISR)を読み取れません。
-4866:同じデータ ファイルに 6 人以上のユーザーが同時にアクセスしようとしました。
-4867:ファイルがサイズの制限に達しました。
-4869:使用可能なシステム ロックがありません。
-4884:このファイルは、ゲートウェイとして機能している別の MicroKernel エンジンが所有しています。
-4885:アーカイブ ログ ダンプ ファイルにアクセスできません。
-4886:指定されたファイルのアーカイブ ログが不正です。
-4887:MicroKernel は、指定されたファイルのアーカイブ ログ ファイルを見つけられません。
-4888:指定されたファイルはほかのクライアントが使用しています。
-4889:指定されたファイル名は、アーカイブ ログ設定ファイル内に見つかりませんでした。
-4890:アーカイブ ログ設定ファイルにアクセスできません。
-4891:セマフォの作成時またはアクセス時に不明なエラーが発生しました。
-4892:アプリケーションが、v6.0 より前のファイルで Chunk オペレーションを実行しようとしました。
-4893:MicroKernel は Get Next Chunk オペレーションを実行できません。
-4894:このファイルは、可変長部割り当てテーブル(VAT)付きで作成することはできません。
-4895:MicroKernel がロケールを認識しません。
-4896:チャンク オフセットが大きすぎます。
-4897:スタック領域が不十分です。
-4898:オペレーティング システムのメモリが不十分です。
-4899:使用可能なキャッシュ バッファーがありません。
-4902:データ バッファーが小さすぎます。
-4903:通信環境エラーが発生しました。
-4904:セッションは既に無効になっています。
-4905:アプリケーションでアクセス権のエラーが発生しました。
-4906:レコードのロック タイプが一致していません。
-4907:トランザクション テーブルがいっぱいです。
-4908:アプリケーションでサーバー エラーが発生しました。
-4909:リダイレクト デバイス テーブルがいっぱいです。
-4910:名前エラーが発生しました。
-4911:アプリケーションでモードの不一致エラーが発生しました。
-4912:ハンドル テーブルがいっぱいです。
-4913:ファイル テーブルがいっぱいです。
-4914:ファイルはロックされています。
-4915:レコードはロックされています。
-4916:MicroKernel は、トランザクション外で読み込まれたレコードを更新または削除しようとしました。
-4917:MicroKernel がポジショニングを失いました。
-4918:MicroKernel でロック エラーが発生しました。
-4919:MicroKernel でレコード レベルの矛盾が発生しました。
-4920:プログラミング エラーが発生しました。
-4921:MicroKernel がデッドロック状態を検出しました。
-4922:アプリケーションでウェイト エラーが発生しました。
-4923:参照ファイルに矛盾があります。
-4926:RI 定義は同期が取れていません。
-4927:MicroKernel は、RI 参照ファイルを開けません。
-4928:RI 定義に違反があります。
-4930:Delete オペレーションが、破損したファイルに対して指定されました。
-4931:MicroKernel は、RI のカスケード削除オペレーションを実行できません。
-4932:MicroKernel が、SQL データ辞書ファイルを開けません。
-4933:オープンできるデータベースの最大数を超えました。
-4934:フィールド オフセットが不正です。
-4935:フィルター制限に達しました。
-4936:Insert Extended オペレーションで指定されたデータ バッファー パラメーターが不正です。
-4937:ディスクリプターが不正です。
-4938:作業領域が小さすぎます。
-4939:指定されたリジェクト カウントに達しました。
-4940:指定されたファイルは既に存在します。
-4941:圧縮バッファー長が短すぎます。
-4942:拡張メモリ エラーが発生しました。
-4943:インデックスが不完全です。
-4944:アプリケーションが AUTOINCREMENT キーに不正な属性を設定しました。
-4945:レコードの可変長部分が破損しています。
-4946:言語インターフェイスのバージョンが不正です。
-4947:キャッシュへの書き込み中にエラーが発生しました。
-4948:オーナー ネームが不正です。
-4949:ファイルのオーナーは既に設定されています。
-4950:拡張キー タイプが不正です。
-4951:オルタネート コレーティング シーケンスの定義が不正です。
-4952:開いているファイルの数が許可される最大数を超えています。
-4953:要求したファイルへのアクセスは拒否されました。
-4954:指定されたキー フラグが不正です。
-4955:指定されたキー パスが不正です。
-4956:指定されたレコード アドレスが不正です。
-4957:以前にアクセラレイティド モードで開いたファイルが閉じられていませんでした。
-4958:実行しようとした操作は MicroKernel では許可されていません。
-4959:ファイル アクセス要求が許容されるファイルの最大数を超えました。
-4960:End Transaction または Abort Transaction オペレーションを実行する前に、Begin Transaction オペレーションを実行する必要があります。
-4961:MicroKernel で、トランザクション制御ファイルの I/O エラーが発生しました。
-4962:別のトランザクションが実行中です。
-4964:アプリケーションでディレクトリ エラーが発生しました。
-4965:指定された拡張名が不正です。
-4966:MicroKernel をアンロードできません。
-4967:ファイルを拡張できません。
-4968:ファイルは既に拡張されています。
-4969:指定されたファイルは MicroKernel ファイルではありません。
-4970:キー長が不正です。
-4971:レコード長が不正です。
-4972:キー ポジションが不正です。
-4973:指定されたキーの数が不正です。
-4974:アプリケーションが指定されたファイルを作成できません。
-4975:ページ サイズまたはデータ バッファー サイズが不正です。
-4976:ポジション ブロック パラメーターの長さが 128 バイトではありません。
-4977:データ バッファー パラメーターが短すぎます。
-4978:キー バッファー パラメーターが短すぎます。
-4979:MicroKernel または Btrieve リクエスターが非アクティブです。
-4980:アプリケーションで修復不能なエラーが発生しました。
-4981:ディスクがいっぱいです。
-4983:アプリケーションで拡張エラーが発生しました。
-4984:アプリケーションで、プリイメージ中に I/O エラーが発生しました。
-4985:MicroKernel はプリイメージ ファイルを作成できないか、または開けません。
-4986:MicroKernel は拡張ファイルのエクステンション ファイルを開けませんでした。
-4987:MicroKernel は指定されたファイルを見つけられません。
-4988:指定されたファイル名は不正です。
-4989:キー フィールドは変更できません。
-4990:オペレーションが EOF(end-of-file)を検出しました。
-4991:現在のポジションが不正です。
-4992:キー番号が変更されました。
-4993:キー番号パラメーターが不正です。
-4994:レコードのキー フィールドに重複するキー値があります。
既に存在するストアド プロシージャと同じ名前のストアド プロシージャを作成しようとしました。次の手順に従って回復してください。
1 ストアド プロシージャの名前を変更します。
2 操作を再実行してください。
3 SELECT * from X$proc# ステートメントを実行して、定義済みのストアド プロシージャのリストを取得します。このリストで、プロシージャが実際に作成されたかどうかを確認することができます。
-4995:アプリケーションがキー値を見つけられません。
-4996:ファイルが開いていません。
-4997:アプリケーションで I/O エラーが発生しました。
-4998:オペレーション パラメーターが不正です。
-5022:選択リストと RETURNS 句で列が一致しません。
選択リストに指定した列の数とデータ型は、RETURNS 句の列の数とデータ型に一致していなければなりません。たとえば、次のコードでは、RETURNS 句が 1 つの列を指定しているのに対し、SELECT リストには 2 つの列があるため、エラー -5022 が返されます。
CREATE PROCEDURE p1 () RETURNS (c INTEGER) AS SELECT c1, c2 FROM t1;
CALL p1()
-5025:ユーザー定義関数では、IN パラメーター タイプのみ使用できます。
ユーザー定義関数(UDF)は IN パラメーターの使用のみを許可しています。OUT および INOUT タイプのパラメーターは使用できません。たとえば、次のコードはパラメーター "a" が "out" として指定されているため、エラーが返されます。
CREATE FUNCTION myfunc(OUT :a INTEGER)
RETURNS INTEGER
AS
BEGIN
RETURN 1;
END;
-5027:構文が不正です。関数の最後のステートメントは return ステートメントでなければなりません。
ユーザー定義関数(UDF)は、関数定義の最後のステートメントとして RETURN ステートメントを含んでいる必要があります。
-5031:デフォルト値が、作成される UDF と同じ UDF 名を持つことはできません。
ユーザー定義関数(UDF)のデフォルト パラメーターの名前を、UDF 自体の名前と同じにすることはできません。たとえば、次のコードでは UDF 名とパラメーター名のどちらも "myfunc" なので、これは正しくありません。
CREATE FUNCTION myfunc(:a INT DEFAULT myfunc(1)) RETURNS INTEGER
AS
BEGIN
RETURN :a;
END;
-5032:UDF の RETURN ステートメントには引数が 1 つなければなりません。
ユーザー定義関数(UDF)は常に値を返すため、UDF 内の RETURN ステートメントには引数を指定する必要があります。
-5099:ストアド プロシージャに関連するエラー状況
ストアド プロシージャから次のエラー状況のいずれかが返されました。
エラー状況 | 説明 |
---|
テーブル名をデータベース名で限定できません。 | 新しいテーブルも既存のテーブルもコンテキストが現在のデータベースです。 |
ビュー名をデータベース名で限定できません。 | 新しいビューも既存のビューもコンテキストが現在のデータベースです。 |
プロシージャ名をデータベース名で限定できません。 | 新しいプロシージャも既存のプロシージャもコンテキストが現在のデータベースです。 |
関数名をデータベース名で限定できません。 | 新しい関数も既存の関数もコンテキストが現在のデータベースです。 |
インデックス名を変更するには、テーブル名の修飾子が必要です。 | インデックスの名前を変更する場合は、そのインデックスが属しているテーブルを指定しなければなりません。 |
トリガー名を変更するには、テーブル名の修飾子が必要です。 | トリガーの名前を変更する場合は、そのトリガーが属しているテーブルを指定しなければなりません。 |
列名を変更するには、テーブル名の修飾子が必要です。 | 列の名前を変更する場合は、その列が属しているテーブルを指定しなければなりません。 |
オブジェクトの種類が不正です。次のいずれかの種類でなければなりません。列、関数、インデックス、プロシージャ、テーブル、トリガー、またはビュー。 | 名前の変更が許可されていない種類のオブジェクトの名前を変更しようとしました。許可されている種類は、列、関数、インデックス、プロシージャ、テーブル、トリガー、またはビューです。 |
-5202:レコードはロックされています。
別のユーザーによってロックされているレコードにアクセスしようとしました。レコードがアンロックされるまで待ち、その後で再試行してください。
-5204:テーブルが開いていません。
MicroKernel はテーブルを開くことができませんでした。適切なアクセス権とテーブル権限があることを確認してください。
-5208:日付が無効です。
日付の書式が不正です。ODBC の正しい日付書式を確認し、再試行してください。
-5219:トランスレーションは失敗しました。
ODBC ドライバーは、データ ソースとアプリケーション間でのデータの変換に失敗しました。アプリケーションが SQLSetConnectOption を使用してデフォルトのトランスレーター DLL を無効にしていないか確認してください。
-5220:プロシージャ名が不正です。
指定されたプロシージャ名は存在しません。プロシージャの名前をチェックして再試行してください。
-5221:述語名が不正です。
ODBC ドライバーはこの述語をサポートしていません。有効な述語については、『SQL Engine Reference』を参照してください。
-5222:コード ページの値が不正です。
ODBC 設定ファイル内のコード ページの値が不正です。有効な設定値については、『Advanced Operations Guide』を参照してください。
-5223:ユーザー定義関数に組み込み関数と同じ名前を付けることはできません。
ユーザー定義関数(UDF)の名前を、あらかじめ定義されているスカラー関数の名前と同じにすることはできません。スカラー関数の説明については、『
SQL Engine Reference』の
スカラー関数を参照してください。
-5225:組み込み関数または集計関数は削除できません。
集計関数やあらかじめ定義されているスカラー関数を削除することはできません。集計関数には、COUNT、AVG、SUM、MAX、MIN および DISTINCT があります。スカラー関数の説明については、『
SQL Engine Reference』の
スカラー関数を参照してください。
-5226:CALL ステートメントを使ってユーザー定義関数を呼び出すことはできません。
ユーザー定義関数(UDF)は CALL ステートメントでは呼び出せません。UDF の呼び出しには SELECT ステートメントを使用する必要があります。
-5229:ユーザー定義関数またはスカラー関数が不正です。
ユーザー定義関数(UDF)に指定された名前は辞書に登録されていません。既存の UDF 名を指定してから、操作を再試行してください。
-5230:そのようなストアド プロシージャはありません。
ストアド プロシージャに指定した名前は辞書に登録されていません。既存のストアド プロシージャ名を指定してから、操作を再試行してください。
-5231:ストアド プロシージャは既に存在します。
ストアド プロシージャに指定した名前は辞書に登録されています。別の名前を指定するか、現在のストアド プロシージャ定義を削除してから、操作を再試行してください。
-5232:UDF は既に存在します。
ユーザー定義関数(UDF)に指定された名前は辞書に登録されています。別の名前を指定するか、現在の UDF 定義を削除してから、操作を再試行してください。
-5233:データベース修飾子のみ許可されます。
テーブル、ビュー、プロシージャ、および関数はデータベースとのみ関連付けることができます。トリガー、インデックス、および列は、データベースおよびテーブルと関連付けることができます。インデックス名はデータベース名とテーブル名を使って修飾できるため、次のステートメントは許可されます。
alter index rename database1:table1:index1 to index2
しかし、次のステートメントでは、ビュー名はデータベース名でしか修飾できないためにエラーが発生します。
alter view rename database1:table1:view1 to view2
許可されるステートメントは、alter view rename database1:view1 to view2 または alter view rename view1 to view2 です。
-5235:ドメイン認証に失敗しました
この全般的なエラーは、使用する認証がドメイン認証の場合に返されることがあります。原因として最も可能性が高いのは、ドメイン ユーザーを認証するとともにドメイン グループへのユーザーの割り当てを取得するのに使用される Active Directory サービス インターフェイス(ADSI)呼び出しの失敗です。
-5236:ドメインのユーザー名またはパスワードが正しくありません
このエラーが返される可能性があるのは、使用する認証がドメイン認証の場合に、ドメイン ユーザーが見つからなかったり、パスワードが正しくなかったりするときです。
-5237:ドメイン ユーザーはどの PSQL グループにも関連付けられていません
このエラーが返される可能性があるのは、使用する認証がドメイン認証の場合に、ドメイン ユーザーがデータベース内の PSQL グループに関連付けられていないときです。ドメイン ユーザーは、アクセスしようとしているデータベース内の PSQL グループに関連付けられた AD グループに所属している必要があります。
-5238:ドメイン ユーザーは複数の PSQL グループに関連付けられています
使用する認証がドメイン認証の場合に、ドメイン ユーザーがデータベース内の複数の PSQL グループに所属していると、このエラーが返されることがあります。ドメイン ユーザーは、アクセスしようとしているデータベース内のただ 1 つの PSQL グループに関連付けられた AD グループに所属している必要があります。
-5239:ドメイン認証は Windows プラットフォームでのみ有効です
Windows 以外のプラットフォームで認証としてドメイン認証を使用しようとすると、このエラーが返されることがあります。
-5240:RPC サーバーは、ユーザー名とパスワードの確認に利用できません。ログインをやり直してください。
このエラーが返される可能性があるのは、使用する認証がドメイン認証の場合に、RPC サーバーを利用できない(Windows エラー 1722)ときです。こびエラーは、PSQL が AD ドメインをクエリする場合に発生することがあります。ログインをやり直してください。
-5241:ドメイン サーバーに接続するときにセッションの資格情報の競合エラーが発生しました
このエラーが返される可能性があるのは、使用する認証がドメイン認証の場合にドメイン サーバーが呼び出されたときに、セッションの資格情報が競合している(Windows エラー 1219)ことによるものです。1 人のユーザーが複数のユーザー名を使ってサーバーまたは共有リソースに複数の接続を行うことは許可されていません。サーバーまたは共有リソースへの既存の接続をすべて切断し、やり直してください。
-5243:指定された列番号は有効ではありません。
ALTER TABLE で使用する PSQL_MOVE キーワードには、ゼロより大きく、列の総数よりも小さい値で列の位置を指定する必要があります。たとえば、テーブル t1 には col1 と col2 の 2 つの列だけがあるとします。次のステートメントはどちらもエラーを返します。
ALTER TABLE t1 PSQL_MOVE col1 to 0
ALTER TABLE t1 PSQL_MOVE col1 to 3
最初のステートメントは列を位置 0 へ移動しようとしています。2 番目のステートメントは列を位置 3 へ移動しようとしていますが、これは列の総数である 2 よりも大きい数値です。
-5245:このメタデータ バージョンでは、プロシージャ/ビューの権限はサポートされていません。
ビューおよびストアド プロシージャ上の権限は、V2 メタデータを使用するデータベース上のみで許可されます。
-5247:この機能は、現メタデータ バージョンではサポートされていません。
信頼されたビューおよびストアド プロシージャ、信頼されないビューおよびストアド プロシージャのような機能は、V2 メタデータを使用するデータベース上のみで許可されます。
-5248:部分列が不正です。
部分インデックスの最後(または唯一)の列が CHAR データ型または VARCHAR データ型ではありません。
-100 ~ -199
情報ステータス コード
このセクションでは、MicroKernel から返される可能性のある情報ステータス コードについて説明します。これらのステータス コードは負の値として返されます。
-101:SET ステートメントが完了しました。
次の各ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
表 2 SET ステートメント
SET SECURITY | SET OWNER | SET VARIABLE | SET TRUENULLCREATE |
SET ROWCOUNT | SET TIME ZONE | SET DECIMALSEPARATORCOMMA | |
MicroKernel は要求された変更を行いました。ただし、トランザクション中に SET OWNER ステートメントを発行した場合、新しいトランザクションを開始するまでその変更は有効になりません。
-102:INSERT ステートメントが完了しました。
MicroKernel は指定された行をテーブルに追加しました。
-103:UPDATE ステートメントが完了しました。
MicroKernel はテーブルに対して指定の変更を行いました。
-104:DELETE ステートメントが完了しました。
MicroKernel は指定された行をテーブルから削除しました。
-105:CREATE ステートメントが完了しました。
次の各ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
表 3 CREATE ステートメント
CREATE PROCEDURE | CREATE TABLE |
CREATE GROUP | CREATE TRIGGER |
CREATE INDEX | CREATE VIEW |
MicroKernel によって、グループ、インデックス、ストアド プロシージャ、テーブル、トリガー、またはビューがデータ辞書に正常に追加されました。
-106:ALTER TABLE ステートメントが完了しました。
MicroKernel はテーブルの辞書定義に対して要求された変更を行いました。IN DICTIONARY キーワードを指定せずに列(主キーまたは外部キーを含みます)を変更した場合、データ ファイルも変更されました。
-107:DROP ステートメントが完了しました。
次の各ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
表 4 DROP ステートメント
DROP PROCEDURE | DROP TABLE |
DROP GROUP | DROP TRIGGER |
DROP INDEX | DROP VIEW |
MicroKernel によって、グループ、インデックス、ストアド プロシージャ、テーブル、トリガー、またはビューがデータ辞書から正常に削除されました(テーブルを削除すると、そのテーブルのデータ ファイルも削除されます)。
-108:ステートメント内に置換されない代替変数があるため実行できません。
現在の SQL ステートメントには代替変数が含まれています。したがって、各変数の値を指定しなければそのステートメントを実行することはできません。代替変数を許可するアプリケーションを使用している場合は、そのアプリケーションに付属しているマニュアルを参照して、代替変数をどのように使用するかを確認してください。
-109:ビューにはこれ以上レコードがありません。
ビューの先頭または末尾に達しました。
-110:GRANT ステートメントが完了しました。
MicroKernel は、指定された権限をユーザーまたはグループに割り当てました。
-111:REVOKE ステートメントが完了しました。
MicroKernel は、指定された権限をユーザーまたはグループから削除しました。
-112:START TRANSACTION ステートメントが完了しました。
MicroKernel がトランザクションを開始しました。その後に発行されるすべてのステートメントは、COMMIT WORK または ROLLBACK WORK ステートメントが発行されるまで、このトランザクションの一部になります。セーブポイントについては、SAVEPOINT ラベルを明示的に解除するかそのラベルまでロール バックするまで、あるいは内部でセーブポイントがネストされている外側のトランザクションすべてが末尾に達するまで、SAVEPOINT ラベルは有効なまま残ります。
-113:COMMIT WORK ステートメントが完了しました。
MicroKernel はトランザクションが行ったデータ テーブルの変更をコミットしました。ROLLBACK WORK ステートメントを使用しても、変更を元に戻すことはできません。RELEASE SAVEPOINT ステートメントの場合、セーブポイントの宣言以降に行われた変更は個別にロール バックできなくなります。これらの変更は、外側のトランザクションの一部としてコミットまたはロール バックするしかありません。
-114:ROLLBACK WORK ステートメントが完了しました。
MicroKernel はトランザクション中に行われた変更を元に戻しました。ただし、トランザクション処理の影響を受けないオペレーションによって行われた変更は例外です。トランザクションで次のいずれかのオペレーションを実行した場合、MicroKernel はそのオペレーションを完了しますが、結果はロール バックできません。
•辞書定義の作成または変更を行うオペレーション。したがって、ALTER TABLE、CREATE GROUP、CREATE INDEX、CREATE PROCEDURE、CREATE TABLE、CREATE TRIGGER、および CREATE VIEW の各ステートメントの結果はロールバックできません。
•辞書定義を削除するオペレーション。したがって、DROP GROUP、DROP INDEX、DROP PROCEDURE、DROP TABLE、DROP TRIGGER および DROP VIEW の各ステートメントの結果はロールバックできません。
•セキュリティ権の割り当てまたは削除を行うオペレーション。したがって、GRANT ステートメントおよび REVOKE ステートメントの結果をロールバックすることはできません。
ROLLBACK TO SAVEPOINT ステートメントの場合、セーブポイントの宣言以降に行われたすべての変更がロール バックされます。
-115:MicroKernel はストアド SQL ステートメントのリコールに成功しました。
このステータス コードは、バージョン 4.0 以降の MicroKernel では使用されていません。ただし、v3.01 互換モードを使用している場合を除きます。
-116:MicroKernel はストアド SQL ステートメントを正常に実行しました。
このステータス コードは、バージョン 4.0 以降の MicroKernel では使用されていません。ただし、v3.01 互換モードを使用している場合を除きます。v4.0 以降の MicroKernel では、ストアド ステートメントの代わりにストアド プロシージャが使用されます。
MicroKernel は、実行に送信されたストアド ステートメントを実行しました。
-118:DECLARE ステートメントが完了しました。
次の各ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
表 5 DECLARE ステートメント
DECLARE CURSOR | DECLARE VARIABLE |
DECLARE CONDITION | |
DECLARE ステートメントを発行した場合、MicroKernel はユーザーが定義したカーソル、変数、または条件の作成を完了しました。
-119:SET 代入ステートメントが完了しました。
SET 変数 = 式 ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
-120:OPEN ステートメントが完了しました。
OPEN CURSOR ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
-121:CLOSE ステートメントが完了しました。
CLOSE CURSOR ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
-122:FETCH ステートメントが完了しました。
FETCH ステートメントは、実行を完了すると、このステータス コードを返します。
-123:位置付け UPDATE ステートメントが完了しました。
UPDATE [テーブル参照] SET set 句 WHERE CURRENT OF ステートメントは、実行を完了するとこのステータス コードを返します。
-124:位置付け DELETE ステートメントが完了しました。
DELETE [FROM テーブル参照] WHERE CURRENT OF カーソル名 ステートメントは、実行を完了するとこのステータス コードを返します。
-125:ストアド プロシージャの CALL ステートメントが完了しました。
CALL ステートメントは、正常に終了するとこのステータス コードを返します。このステータス コードは、ストアド プロシージャが正常に終了したことを示しています。