Pervasive PSQL Server(Windows 版)のインストール
Pervasive PSQL サーバー エンジンを Windows にインストールする手順
この章では、Pervasive PSQL v11 SP3 をインストールして実行する手順について説明します。 以下の項目について説明します。
サーバー エンジン(Windows 版)をインストールする前に
Pervasive PSQL v11 SP3 をインストールする前に、以下のドキュメントを再度お読みください。
•リリース ノート - このリリース ノートは配布メディアに収録されている readme_psql.htm に記載されています。ユーザー マニュアルには含まれない最新の製品情報が記述されています。
プラットフォームに関する注記
このセクションでは、Windows プラットフォームへのインストールについて説明します。
•Windows に Pervasive PSQL をインストールするには、Pervasive PSQL をインストールしようとするマシンにおいて管理者レベルの権限をすべて持っている必要があります。
ターミナル サーバーへのエンジンのインストール
ターミナル サーバー上に Pervasive PSQL をインストールするには、インストールするためのシステム管理者権限を持つユーザーとしてそのサーバーのコンソールにログオンする必要があります。これは、サーバー上の物理コンソールまたはリモート コンソール セッションのどちらでも可能です。
このマニュアルで説明している手順を使用して、通常どおり Pervasive PSQL をインストールしてください。オペレーティング システムではターミナル サーバーのモード変更を自動的に処理します。
ターミナル サーバーにおけるエンジンの実行
データベース エンジンの 1 つのインスタンスのみを任意のターミナル サーバー プラットフォーム上で起動することができます。2 つ以上のターミナル セッション内でデータベース エンジンのコピーを個別に起動することはできません。
インストールのヒント
•システム上に初めて Pervasive PSQL v11 SP3 をインストールするときは、必要なすべてのシステム ファイルが条件を満たしているかどうかをセットアップでチェックします。これらのファイルがオペレーティング システムでロックされており、セットアップを続行する前に再起動を要求される場合もあります。
注意: 再起動を促すメッセージが表示された場合は、システムを再起動する必要があります。システムを再起動しない場合、セットアップでエンジンやユーティリティの設定中にエラーが発生します。
Pervasive PSQL Server(Windows 版)のインストール
Pervasive PSQL Server Edition(Windows 版)は、サーバー本体にインストールする必要があります。クライアントのコンピューターからリモートでインストールすることはできません。
メモ: なんらかの理由でインストールが失敗した場合は、Windows %Temp% ディレクトリにインストール ログ ファイルがあります。
以下の手順では、デフォルトの対話式インストールを使用して、Pervasive PSQL Server をインストール メディアからインストールする方法を説明します。
►Pervasive PSQL Server(Windows 版)をインストールするには
1 Windows コンピューターからインストール プログラムを実行します。
a. Windows サーバーの CD-ROM ドライブに Pervasive PSQL Server Edition(Windows 版)の CD を挿入します。
b. インストールが自動的に開始しない場合は、オペレーティング システムから自動実行ファイル drive:\autorun\autorun を実行します。"drive" は、ご使用の CD - ROM デバイスのドライブ レターです。
インストール選択ダイアログが表示されます。
2 インストール対象のビット アーキテクチャ(32 ビットまたは 64 ビット)用のサーバー インストール オプションをクリックします。
インストール プログラムによってインストールの準備が開始します。準備が完了すると、初期画面が表示されます。
3 実行中のアプリケーションが Pervasive PSQL のインストールに支障をきたす可能性がある場合は、それらのアプリケーションを終了またはアンインストールしておく必要があります。
メモ: インストールの妨げとなる可能性がある実行中のアプリケーションのうちいくつかのアプリケーションを実行させたままにしておきたい場合は、[無視]をクリックして続行してください。ただし、アプリケーションを終了しないまま処理を続行すると、Pervasive PSQL のインストール中に予期しない結果が生じる可能性があります。
4 初期画面で[次へ]をクリックします。
5 [使用許諾契約]ページで使用許諾契約書を読み、同意するオプションを選択したら[次へ]をクリックします。
6 セットアップ タイプ:[すべて](デフォルト)または[カスタム]を選択します。
[すべて]セットアップ タイプ(通常はこのセットアップ タイプを使用してください)ではデフォルトのオプションや場所を使用して Pervasive PSQL v11 SP3 コンポーネントをインストールします。
•[すべて]セットアップ タイプを選択した場合は、[次へ]をクリックして手順
10 に進みます。
[カスタム]セットアップ タイプ(上級ユーザー向け)を使用すると、インストール ロケーションの指定、インストールするオプション機能や関連するサブ機能の選択、コンポーネントに必要なディスク容量の指定が行えます。
•[カスタム]セットアップ タイプを選択した場合は、[次へ]をクリックして次の手順に進みます。
7 インストール先に別の場所を指定するには、表示されているフォルダーに対応する[変更]をクリックして別のフォルダーを入力するか参照します。[OK]をクリックしてロケーションを受け入れます。
8 [次へ]ボタンをクリックして処理を続行します。
9 このインストールから除外するオプション機能や関連するサブ機能を選択して[次へ]をクリックします。デフォルトでは、Xtreme I/O の除くすべての Pervasive PSQL オプション機能とサブ機能がインストールされるようになっています。
・Xtreme I/O
(この機能はシステム要件を満たす Windows 32 ビット サーバー プラットフォームでのみ使用可能です)
・データ アクセス
•ActiveX インターフェイス コントロール
•ADO.NET Provider
•Btrieve DOS(32 ビットのみ)
•DTO
•JCL
•JDBC ドライバ
•OLE DB
•PDAC
・ユーティリティ
•Java ユーティリティ
•Pervasive Control Center
•PS QL ドキュメント
•Data Definition File Builder
•Notification Viewer
•その他のユーティリティ
•Cobol Schema Executer
•Pervasive System Analyzer
10 [インストール]ボタンをクリックしてインストール処理を開始します。
11 インストール ウィザードが完了すると、完了を通知するダイアログが表示されます。製品は評価版キーでインストールされ、評価期間を過ぎると失効します。
この時点で、引き続き、期限なしキーを使用して製品を認証する処理を行うか、またはインストールを終了するか、2 つの選択肢があります。
•引き続き、製品を認証する処理を行う場合は、インターネット接続が必要です。[次へ]をクリックして手順
12 に進みます。(インターネット接続ができない場合は、[次へ]をクリックした後、[完了]をクリックします。『Pervasive PSQL User's Guide』の
別の認証操作を参照してください。)
•この時点でインストールを終了する場合は、[次へ]をクリックして[完了]をクリックします。(後で、License Administrator ユーティリティを実行して製品キーを適用することもできます。『Pervasive PSQL User's Guide』の
ライセンス管理を参照してください。)
12 製品キーを入力し、[認証]ボタンをクリックしてキーを適用します。
(この時点で製品の認証をキャンセルする場合は、[
完了]をクリックします。後で、License Administrator ユーティリティを実行して製品キーを適用することもできます。『
Pervasive PSQL User's Guide』の
ライセンス管理を参照してください。)
13 認証操作の状態を示すメッセージ ボックスが表示されます。その状態に応じて以下のいずれかの操作を実行します。
•認証状態のメッセージで、キーの認証成功が報告された場合は、[OK]をクリックし、[完了]をクリックしてインストールを完了します。
•認証の状態メッセージで、エラーまたは警告が報告される場合は、[OK]をクリックして手順
12 に戻り、入力した製品キーが有効かどうかを確認してください。
システムの再起動を促された場合は、Pervasive PSQL v11 SP3 製品を正しく稼動させるためにも再起動するようにしてください。
メモ: このインストール プログラムではいくつかの環境変数を変更します。Windows プラットフォームの場合、環境変数はコントロール パネルのシステム情報に保存されています。