DataExchange をインストールするための準備
インストールに必要な準備
以下のトピックでは、DataExchange をインストールおよび実行するための準備の一覧を提供します。
チェックリスト
次のチェックリストは、DataExchange をインストールして使用できるよう準備する際に役立ちます。
DataExchange をインストールする前に、適切な事前措置を行っている。
使用前の注意を参照してください。
システムのハードウェアとソフトウェアが DataExchange をインストールする要件を満たしている。これらの要件は Zen の要件と同じなので、通常は問題になりません。
本製品をインストールするシステムにおいて、管理者権限の使用が許可されている。
管理者権限を参照して、これを行う 2 つの方法のいずれかを選択してください。
クラスター環境にインストールするなど、特殊な構成の問題について検討する。
使用前の注意
Zen データベース エンジンは、DataExchange のインストール時に停止および再起動されます。業務上、一定時間はデータベース エンジンを停止できないような環境である場合は、業務時間外に DataExchange をインストールしてください。
目的のハード ディスク ドライブ上の重要なファイルは、データ ファイルも含めて、インストールを開始する前にバックアップしておいてください。
管理者権限
Windows 7、8、10、および Server 2012 のセキュリティ機能では、DataExchange を正常に使用するために次のいずれかの実行が必要となります。
•管理者としてログオンし、常にそのアカウントで DataExchange を実行します。
•DataExchange を実行する前に、C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\bin へ移動し、dpwizard.exe を右クリックして[プロパティ]を開きます。プロパティ シートで[互換性]を選択し、[設定]にある[管理者としてこのプログラムを実行する]をオンにします。
この設定をオンにすると、Administrators グループのメンバーは誰でもレプリケーション プロジェクトを作成、配置、および実行できるようになります。Administrators グループのメンバーは、管理者アカウントで DataExchange を実行する必要はありません。その他のユーザーは DataExchange を使用できなくなります。
DataExchange ライセンス
DataExchange を使用して 2 台以上のコンピューター間でデータをレプリケートするには、製品キーが必要です。インストーラーは製品キーの入力を要求し、これをデコードして有効かどうかを確認します。
DataExchange Real-Time Backup は、第 1 サイトとパートナー サイトの 2 台のマシンにインストールすることができます。DataExchange Data Synchronization は、1 つの第 1 サイトと必要とするだけの数のパートナー サイトにインストールすることができます。どちらのエディションも、すべてのサイトで同じ製品キーを適用します。
Real-Time Backup では、追加のバックアップ用にもっと多くのパートナー サイトを作成するオプションがありますが、最初の 1 つ以外、パートナー サイトごとに DataExchange ライセンスを購入する必要があります。
ライセンスがない場合は、評価版として DataExchange をインストールすることができます。評価版の有効期限を過ぎると、レプリケーション エンジンを起動しようとしたときにエラー メッセージが表示されます。お使いのオペレーティング システムのイベント ビューアーを使用して、アプリケーション イベント ログでこのエントリを見つけてください。
次の手順を使用して、いつでも期限なしライセンスを追加することができます。
►製品キーを使って評価版システムをアップグレードするには
製品キーを適用する最も簡単な方法は、Zen License Administrator を使用することです。
1 製品キーは次の場所から入手してください。
•AG-TECH ライセンス証書
2 ライセンスを購入する必要がある場合は、弊社までご連絡ください。
3 ZenCC で License Administrator ユーティリティを開きます。
4 [キー]フィールドにキーを入力します。
小文字は大文字に自動的に変換されます。
5 Enter キーを押すか[認証]ボタンをクリックします。
キーの認証に成功すると、[キー]フィールドはクリアされます。
6 [ライセンス情報]の一覧に表示された新しいライセンス情報を確認します。必要に応じて、F5 キーを押して一覧を更新します。
これでライセンスは有効になりました。
ライセンスの適用は、licadmin コマンド ライン ユーティリティを使用して行うこともできます。詳細については、『Zen User's Guide』を参照してください。
DataExchange リリース ノート
リリース ノートをお読みいただくことをお勧めします。この readme ファイルには、製品マニュアルには含めることができなかったが、製品をインストールして使用するために必要な重要な情報が記載されています。
64 ビット システムの DataExchange インストールでは、ファイル名 readme_dx.htm として C:
\Program Files (x86)
\Actian
\Zen
\Replication
\Docs に含まれています。ただし、このファイルはリリース後に更新される可能性があるため、最新版は常に
弊社の Web サイトで公開されます。