Guide : DataExchange 14 の初めてのインストール
 
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DataExchange 14 の初めてのインストール
初めてインストールする際の手順
以下の項目で、DataExchange 14 をインストールする手順について説明します。
DataExchange 14 をインストールする前の確認事項
DataExchange 14 のインストール
DataExchange 14 インストール後の操作に関する一般的な質問
DataExchange 14 のアンインストール
DataExchange 14 をインストールする前の確認事項
このセクションでは、DataExchange 14 を正しくインストールするために必要な情報を提供します。インストールを実行する前に、以下のことを確認してください。
DataExchange をインストールするための準備。このトピックには、製品の使用に関するプラットフォーム固有の注意が記述されています。
Readme。このリリース ノートには、ユーザー ガイドには含まれていない最新の情報が記載されています。このドキュメントは DataExchange 14 のインストール ファイルに含まれていますが、リリース後に更新されている可能性があります。この最新版は常に Actian Web サイトで公開されます。
Windows プラットフォームに関する注記
以下の条件に注意してください。
DataExchange 14 をインストールするシステムの完全な管理者レベルの権限を持っている必要があります。
インストールを許可するために、ウイルス対策ソフトウェアを無効にしたり、あるいはその設定を変更したりしておく必要があるかもしれません。
DataExchange 14 のインストール
DataExchange 14 では、まず Zen v14 SP1 Enterprise Server または Cloud Server エンジンがインストールされている必要があります。DataExchange 14 を追加するシステムに、既にデータベース エンジンが存在していることを確認してください。
メモ:DataExchange 14 インストールでは、Zen エンジンの停止、再起動が行われます。業務上、一定時間はデータベース エンジンを停止できないような環境である場合は、業務時間外に DataExchange 14 をインストールしてください。
DataExchange 14 には、購入したライセンスによって決定される 2 種類のエディションがあります。
Real-Time Backup:第 1 サイトとバックアップ システムとして機能する 1 つのパートナー サイトの、2 台のマシンによるレプリケーション ネットワーク。第 1 サイトにおけるデータの変更は、設定されているスケジュールに従ってチェックされ、検出された場合はパートナー サイトにバックアップされます。
DataExchange 14 は、第 1 サイトとパートナー サイトの両方で同じ製品キーを使用します。DataExchange 14 製品キーを購入すれば、追加のバックアップ用にパートナー サイトを追加することができます。
Data Synchronization:第 1 サイトと 2 つ以上のパートナー サイトで構成された、多対 1 レプリケーション ネットワーク。あらゆるサイトにおけるデータの変更がその他すべてのサイトへレプリケートされます。
1 つの DataExchange 14 製品キーが、データを同期するすべてのマシンで使用されます。
インストール時に製品キーを入力しないと、DataExchange 14 は評価版ライセンスを提供します。これは後で期限なしライセンスに置き換えることができます。詳細については、DataExchange ライセンスを参照してください。
インストール プログラムによって、ファイルがインストール先ディレクトリへコピーされる前にエラーが発生した場合は、インストール ログ ファイル DataExchange_vnn_x64_Install.log で現在のログインの %temp% ディレクトリを確かめてください。ファイル名の nn は製品のバージョンに置き換わります。
DataExchange 14 は、Zen Enterprise Server または Cloud Server がインストールされているシステムに電子メール通知エージェントをインストールします。詳細については、dxagent を参照してください。
このセクションの残り部分では、以下の項目について説明します。
Real-Time Backup 用 DataExchange 14 のインストール
Data Synchronization 用 DataExchange 14 のインストール
DataExchange 14 をインストールした後の確認事項
DataExchange 14 での Zen セキュリティ
Real-Time Backup 用 DataExchange 14 のインストール
Real-Time Backup Edition の場合は、以下の手順に従います。Data Synchronization Edition をインストールする場合は、Data Synchronization 用 DataExchange 14 のインストールを参照してください。
DataExchange 14 をリアルタイム バックアップ用の 2 システム構成でインストールするには
インストールを 2 回実行する必要があります。最初は第 1 サイトに、もう 1 度はパートナー サイトにインストールします。
1 以下のどちらかの方法で、Windows システムからインストーラーを実行します。
DataExchange 14 インストール CD をシステムの CD-ROM ドライブに挿入するか、ダウンロードした自己展開型のインストーラー実行可能ファイルを実行します。
CD からインストールする場合、インストーラーが自動的に起動しないときは、オペレーティング システムから次のコマンド「drive:\autorun\autorun」を実行します。"drive" には、お使いの CD-ROM デバイスを表すドライブ文字を指定してください。
2 ようこそ]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
インストーラーが、お使いの Zen バージョンとシステム情報を検出します。これには数分かかることがあります。
3 使用許諾契約書をお読みください。続行するには、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択して[次へ]をクリックします。
4 ライセンスの入力フィールドで、以下のどちらかを実行します。
製品キーを入力します。
入力を省略して、一時的な評価用製品キーが適用されるようにします。
評価版の有効期限を過ぎると、レプリケーション エンジンはエラーを返すようになります。製品キーはいつでも適用することができます。製品キーを使って評価版システムをアップグレードするにはを参照してください。
5 次へ]をクリックし、次のいずれかを行います。
製品キーを入力した場合は、それによって使用するエディションがインストーラーに指示されるため、単に手順 6 へ進むことができます。使用する予定のエディションとライセンスが一致していることを確認してください。
製品キーを空白のままにした場合は、Data Synchronization と Real-Time Backup のどちらのエディションを評価したいかをインストーラーに尋ねられます。一方を選んで[次へ]をクリックします。
6 次のいずれかのインストールを選択します。
第 1 サイト:デザイン、管理、レプリケート
第 1 サイトを使用してレプリケーション ネットワークのデザインや構成を行います。コンポーネントには、管理用ユーティリティおよびレプリケーション エンジンが含まれます。
パートナー サイト:管理、レプリケート
パートナー サイトは第 1 サイトとデータをレプリケートします。パートナー サイトのコンポーネントは DataExchange 14 管理用ユーティリティおよびレプリケーション エンジンです。第 1 サイトをインストールする前にパートナー サイトをインストールすることもできます。ただし、第 1 サイトからのレプリケーション ネットワークを初期化して構成する必要があります。
注意: 1 つのネットワーク上に複数の第 1 サイトをインストールしないでください。レプリケーション競合が発生する場合があります。意図せずに第 1 サイトをインストールしてしまうリスクを軽減するために、この手順のデフォルトの選択は "パートナー サイト" になっています。
7 選択したら、[次へ]ボタンをクリックして以下の処理を続けます。
第 1 サイトをインストールする場合、レプリケーション ネットワーク上に第 1 サイトをインストールしていない場合は、[はい]をクリックして次の手順へ進みます。そうでない場合は[いいえ]をクリックし、インストーラーの使用を完了して終了します。
パートナー サイトをインストールする場合は、次の手順へ進みます。
8 次へ]をクリックし、サイト情報を指定するダイアログを開きます。
どちらのフィールドにも、お使いのマシンのホスト名がデフォルトで設定されます。
サイト名]によってレプリケーション ネットワーク上のシステムを識別します。名前は自由に付けることができます。デフォルトの名前のままにするか、よりわかりやすい名前を入力してください。
ホスト名または IP アドレス]によって DataExchange 14 エンジンがこのシステムを識別します。システムの固定 IP アドレスをご使用になりたい場合は、その IP アドレスを入力してください。IP アドレスが DHCP によって割り当てられている場合は、デフォルトのホスト名を受け入れます。
9 次へ]をクリックします。
10 必要であれば、[戻る]をクリックして、インストール設定の確認や変更を行うことができます。インストールを開始するには、[インストール]をクリックします。
11 インストール処理の最後に、[完了]をクリックします。
Readme ファイルをお読みいただくことをお勧めします。このファイルには、本製品の設定や使用に関する重要なリリース ノートが記載されています。64 ビット システムのインストールでは、ファイル名 readme_dx.htm として C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\Replication\Docs に含まれています。ただし、このファイルはリリース後に更新される可能性があるため、最新版は常に Actian Web サイトで公開されます。
Data Synchronization 用 DataExchange 14 のインストール
Data Synchronization Edition の場合は、以下の手順に従います。Real-Time Backup Edition をインストールする手順については、Real-Time Backup 用 DataExchange 14 のインストールを参照してください。
DataExchange 14 をデータ同期用の 2 システム構成でインストールするには
インストールを 2 回実行する必要があります。最初は第 1 サイトに、もう 1 度はパートナー サイトにインストールします。
1 以下のどちらかの方法で、Windows マシンからインストーラーを実行します。
DataExchange 14 インストール CD をシステムの CD-ROM ドライブに挿入するか、ダウンロードした自己展開型のインストーラー実行可能ファイルを実行します。
CD からインストールする場合、インストーラーが自動的に起動しないときは、オペレーティング システムから次のコマンド「drive:\autorun\autorun」を実行します。"drive" には、お使いの CD-ROM デバイスを表すドライブ文字を指定してください。
2 ようこそ]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
インストーラーが、お使いの Zen バージョンとシステム情報を検出します。これには数分かかることがあります。
3 使用許諾契約書をお読みください。続行するには、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択して[次へ]をクリックします。
4 ライセンスの入力フィールドで、以下のどちらかを実行します。
製品キーを入力します。
入力を省略して、一時的な評価用製品キーが適用されるようにします。
第 1 サイトとパートナー サイトの両方に同じ製品キーを使用します。この製品キーは、DataExchange 14 の AG-TECH ライセンス証書をご確認ください。
評価版の有効期限を過ぎると、レプリケーション エンジンはエラーを返すようになります。製品キーはいつでも適用することができます。製品キーを使って評価版システムをアップグレードするにはを参照してください。
5 次へ]をクリックし、次のいずれかを行います。
製品キーを入力した場合は、それによって使用するエディションがインストーラーに指示されるため、単に手順 6 へ進むことができます。使用する予定のエディションとライセンスが一致していることを確認してください。
製品キーを空白のままにした場合は、Data Synchronization と Real-Time Backup のどちらのエディションを評価したいかをインストーラーに尋ねられます。一方を選んで[次へ]をクリックします。
6 次のいずれかのインストールを選択します。
第 1 サイト:デザイン、管理、レプリケート
第 1 サイトを使用してレプリケーション ネットワークのデザインや構成を行います。コンポーネントには、管理用ユーティリティおよびレプリケーション エンジンが含まれます。
パートナー サイト:管理、レプリケート
パートナー サイトは第 1 サイトとデータをレプリケートします。パートナー サイトのコンポーネントは DataExchange 14 管理用ユーティリティおよびレプリケーション エンジンです。第 1 サイトをインストールする前にパートナー サイトをインストールすることもできます。ただし、第 1 サイトからのレプリケーション ネットワークを初期化して構成する必要があります。
注意: 1 つのネットワーク上に複数の第 1 サイトをインストールしないでください。レプリケーション競合が発生する場合があります。意図せずに第 1 サイトをインストールしてしまうリスクを軽減するために、この手順のデフォルトの選択は "パートナー サイト" になっています。
7 選択したら、[次へ]ボタンをクリックして以下の処理を続けます。
第 1 サイトをインストールする場合、レプリケーション ネットワーク上に第 1 サイトをインストールしていない場合は、[はい]をクリックして次の手順へ進みます。そうでない場合は[いいえ]をクリックし、インストーラーの使用を完了して終了します。
パートナー サイトをインストールする場合は、次の手順へ進みます。
8 次へ]をクリックし、サイト情報を指定するダイアログを開きます。
どちらのフィールドにも、お使いのマシンのホスト名がデフォルトで設定されます。
サイト名]によってレプリケーション ネットワーク上のシステムを識別します。名前は自由に付けることができます。デフォルトの名前のままにするか、よりわかりやすい名前を入力してください。
ホスト名または IP アドレス]によって DataExchange 14 エンジンがこのシステムを識別します。システムの固定 IP アドレスをご使用になりたい場合は、その IP アドレスを入力してください。IP アドレスが DHCP によって割り当てられている場合は、デフォルトのホスト名を受け入れます。
9 次へ]をクリックします。
10 必要であれば、[戻る]をクリックして、インストール設定の確認や変更を行うことができます。インストールを開始するには、[インストール]をクリックします。
11 インストール処理の最後に、[完了]をクリックします。
Readme ファイルをお読みいただくことをお勧めします。このファイルには、本製品の設定や使用に関する重要なリリース ノートが記載されています。64 ビット システムのインストールでは、ファイル名 readme_dx.htm として C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\Replication\Docs に含まれています。ただし、このファイルはリリース後に更新される可能性があるため、最新版は常に Actian Web サイトで公開されます。
DataExchange 14 をインストールした後の確認事項
次のステップは、インストールした DataExchange 14 のエディションに応じて異なります。
Real-Time Backup Edition のインストール後
両サイトに DataExchange 14 Real-Time Backup Edition をインストールしたら、第 1 サイトとパートナー サイトの間にサンプルのレプリケーション配置を設定してみることをお勧めします。この例を使用するのは任意ですが、サンプル データベースを使った配置の実地体験をステップ実行する上で役立ちます。
この例を使用するには、レプリケーション配置を参照してください。
Data Synchronization Edition のインストール後
DataExchange 14 Data Synchronization Edition では、レプリケーションを行うデータベースのデザインと配置に関していくつかの方法を提供します。これらの方法には、Data Synchronization 配置モデルに記載されているさまざまな判断が関連しています。
DataExchange 14 での Zen セキュリティ
Zen では Btrieve アプリケーションにセキュリティ モデルが提供されています。ただし、ソース データベースにセキュリティが設定されていたとしても、DXdeploy によって作成されたアクティブなデータベースにはセキュリティが自動的に設定されません。レプリケーション データベースにセキュリティを追加することができます。Demodata サンプル データベースの使用例については、Zen セキュリティを使用したデータベースのレプリケートを参照してください。Zen データベース セキュリティの詳細については、『Zen Advanced Operations Guide』の該当するトピックを参照してください。
DataExchange 14 インストール後の操作に関する一般的な質問
インストール後に次のような質問が生じるかもしれません。
DataExchange 14 用に Control Center(ZenCC)で何か設定する必要はありますか?
いいえ。DataExchange 14 は ZenCC での特別な設定を必要としません。
DataExchange 14 はログ ファイルを作成しますか?
はい。ログ ファイルを参照してください。
レプリケーションをスケジュールによって自動的に行うにはどうしたらよいですか?
スケジュールの作業を参照してください。
レプリケーションの障害の通知を電子メールで受け取るにはどうしたらよいですか?
DataExchange エージェントを参照してください。
DataExchange 14 ファイルはどこにインストールされますか?
DataExchange 14 の新しいインストールは次の場所にインストールされます。
プラットフォーム
ファイルの種類
デフォルトのインストール場所
Windows 7 以上 1(64 ビット)
アプリケーション データ
C:\ProgramData\Actian\Zen\Replication
プログラム ファイル(64 ビット)
(イベント ハンドラー)
C:\Program Files\Actian\Zen\bin
プログラム ファイル(32 ビット)
C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\Replication
C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\bin
1 Windows 7 以上とは、Windows 7 および Windows 7 以降にリリースされた Windows オペレーティング システムで、Actian Zen および DataExchange 14 によって現在サポートされているものです。
DataExchange 14 のアンインストール
アンインストール プログラムではシステムからすべての DataExchange 14 コンポーネントを削除します。また、Zen によって登録された、C:\ProgramData\Actian\Zen\Replication または C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\Replication にあるデータベースも削除します。これら以外の場所については、アンインストールはデータベースをそのままにしておきます。また、その他の場所にあるデータベースに関連付けられている DSN およびデータベース名も削除しません。
C:\ProgramData\Actian\Zen\Replication または C:\Program Files (x86)\Actian\Zen\Replication にあるデータベースをアクティブにしていた場合は、DataExchange 14 をアンインストールする前に以下の操作を行ってください。
dxdeact ユーティリティを使用して各データベースを非アクティブ化します。dxdeact を参照してください。データベースの非アクティブ化の例は、配置されたサンプル データベースを削除するを参照してください。
テンプレート リムーバ ウィザードを使用してテンプレートを削除します。trwizard を参照してください。ウィザードの使用例は、配置されたサンプル データベースを削除するを参照してください。
データが必要でなくなった場合は任意で、ZenCC(Control Center)を使用してソース データベースや特定のテーブルを削除することもできます。
テンプレートを削除する前にデータベースを非アクティブ化しなかった場合、アンインストール処理ではデータベース ファイルと関連するレプリケーション ファイルをそのまま残します。レプリケーション ファイルが問題を引き起こすことはありませんが、それらを削除することによって物理ストレージを取り戻すことができます。
メモ:Zen データベース エンジンは、DataExchange 14 の削除時に停止および再起動されます。業務上、一定時間はデータベース エンジンを停止できないような環境である場合は、停止が許可される時間内に DataExchange 14 をアンインストールしてください。
DataExchange 14 をアンインストールするには
メモ:DataExchange 14 は、アンインストールしないでアップグレードすることができます。そのためには、DataExchange のアップグレードの手順を使用します。DataExchange 14 を完全に削除することにより、すべてのレプリケーション デザインとデータベースのアクティブ化情報がシステムから削除されるほか、レプリケーション ディレクトリに作成されたすべてのデータベースも削除されます。アンインストールすると、新しいバージョンをインストールした後にレプリケーション データベースの再デザインが必要になるため、この手順を行わないでアップグレードすることをお勧めします。
DataExchange 14 をアンインストールする必要がある場合は、以下の標準的な手順を使用します。
1 コントロール パネルで、[プログラムと機能]を開きます。
2 一覧の中から DataExchange 14 をクリックし、[アンインストール]を選択します。
3 インストールの完了時にシステムの再起動を求められた場合は、再起動してください。