高度な操作
 
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高度な操作
パワー ユーザーおよびプログラマー向けの機能
高度な操作は、Audit for PSQL Viewer で提供される監査システムの域を越えてアクセスするためのユーティリティや方法を必要とするユーザー向けのものです。
コマンド ラインからスキーマを管理する
コマンド ラインからスキーマを管理する
Audit for PSQL Schema Maintenance Wizard は、コマンド ライン版の amschemamaint.exe を備えています。デフォルトのインストールの場合、このファイルは <インストール ディレクトリ>\Audit\Bin にあります。Audit for PSQL インストールはこのユーティリティを呼び出して、インストール イメージのルートにある Schema フォルダーから次の 2 つのファイルをインポートすることにより、PSQL Demo および PSQL Generic の監査構成を作成します。
PSQL_Demo_V9.add
PSQL_Generic.add
サード パーティ製のアプリケーションでは、amschemamaint.exe をスクリプトで使用して、カスタム CD の Schema フォルダーのファイルにスキーマをエクスポートし、インストール時にそのスキーマが自動的にインポートされるようにすることができます。使用の順序は次のとおりです。
1 アプリケーションをインストールします。
2 Audit for PSQL をインストールします。
3 amschemamaint.exe を実行して \Schema フォルダーからインポートします。
メモ: amschemamaint.exe を使用してインストール CD をカスタマイズし、PSQL_Demo_V9.add が[監査の設定]ウィンドウに表示されないように削除したい場合は、次のようにします。ただし、PSQL_Generic.add は Audit for PSQL が正常に機能するために必要であるため、削除しないでください。
amschemamaint.exe ユーティリティには 4 つのフォームがあります。
import
export
remove
list
それぞれについて、これ以降で説明します。
import
Audit for PSQL Schema Maintenance インポート ユーティリティ。
説明
PSQL データベースから、またはファイルからスキーマをインポートします。インポート用の .add ファイルを作成するための手順については、export を参照してください。
構文
データベース:amschemamaint import ‑d database_path [-m password] ‑p "product name" ‑v version ‑s description [-a folder]
ファイル:amschemamaint import -i file_path_name [-a folder]
オプション
 
オプション
説明
-a
Audit for PSQL amserver ファイルがある、リモート サーバー上の Data ディレクトリ。amserver がクライアントと同じシステムにある場合は任意です。
-d
インポートするデータベース スキーマ(.ddf ファイル)のパス名。
-m
PSQL v8.5 より前のバージョンの、セキュリティで保護されているデータベースの Master パスワード。
-p
データが属しているアプリケーションの名前。[監査の設定]ウィンドウの[製品名]フィールドに当たります。スペースを含んでいる場合は、引用符を使用します。
-s
製品の詳しい説明。[監査の設定]ウィンドウの[製品の説明]フィールドに当たります。
-v
データが属しているアプリケーションのバージョン番号。[監査の設定]ウィンドウの[バージョン]フィールドに当たります。
-i
インポート元のパスとファイル名。
-h
ヘルプ
C:\>amschemamaint import -d d:\<インストール ディレクトリ>\demodata -p "PSQL Demo" -v 10.0 -s "PSQL Demonstration Data" -a \\server_name\volume_name\data
export
Audit for PSQL Schema Maintenance エクスポート ユーティリティ。
説明
後で Audit for PSQL にインポートするために、PSQL データベースからファイルへスキーマをエクスポートします。
構文
amschemamaint export ‑d database_path [-m password] ‑p "product name" ‑v version ‑s "description" ‑e file_path_name
オプション
 
オプション
説明
-d
インポートするデータベース スキーマ(.ddf ファイル)のパス名。
-m
PSQL v8.5 より前のバージョンの、セキュリティで保護されているデータベースの Master パスワード。
-p
データが属しているアプリケーションの名前。[監査の設定]ウィンドウの[製品名]フィールドに当たります。スペースを含んでいる場合は、引用符を使用します。
-s
製品の詳しい説明。[監査の設定]ウィンドウの[製品の説明]フィールドに当たります。
-v
データが属しているアプリケーションのバージョン番号。[監査の設定]ウィンドウの[バージョン]フィールドに当たります。
-e
エクスポート先のパスとファイル名。
-h
ヘルプ
C:\>amschemamaint export -d d:\<インストール ディレクトリ>\demodata ‑p "PSQL Demo" -v 10.0 -s "PSQL Demonstration Data" -e d:\<インストール ディレクトリ>\demodata\auditschema
remove
Audit for PSQL Schema Maintenance 削除ユーティリティ。
説明
Audit for PSQL システムからスキーマを削除します。
構文
amschemamaint remove -p "product name" -v version [-a folder]
オプション
 
オプション
説明
-a
Audit for PSQL amserver ファイルがある、リモート サーバー上の Data ディレクトリ。amserver がクライアントと同じシステムにある場合は任意です。
-p
データが属しているアプリケーションの名前。[監査の設定]ウィンドウの[製品名]フィールドに当たります。スペースを含んでいる場合は、引用符を使用します。
-v
データが属しているアプリケーションのバージョン番号。[監査の設定]ウィンドウの[バージョン]フィールドに当たります。
-h
ヘルプ
C:\>amschemamaint remove ‑p "PSQL Demo" ‑v 10.0 -a d:\data\audit
list
Audit for PSQL Schema Maintenance リスト ユーティリティ。
説明
現在監査の設定にあるすべてのスキーマを表示します。
構文
amschemamaint list [-a folder]
オプション
 
オプション
説明
-a
Audit for PSQL amserver ファイルがある、リモート サーバー上の Data ディレクトリ。amserver がクライアントと同じシステムにある場合は任意です。
-h
ヘルプ
C:\>amschemamaint list
Current schema configurations:
PSQL Generic [<default version>]
PSQL Demo [12.0]
PSQL Demo [12]
Pstore [1.0]
C:\>amschemamaint list -a \\server_name\volume_name\audit\data
Current schema configurations:
PSQL Generic [<default version>]
PSQL Demo [12.0]
PSQL Demo [12]
Pstore [1.0]