Plessey/MSI
Plessey バーコードは、1971 年に Plessey Company が開発しました。これは典型的な 1 次元のリニア バーコードで、主に店の棚に並ぶ商品のラベル付けや倉庫管理で使用されました。このコードの作成当時の主な利点は、ドット マトリックス プリンターでの印刷のしやすさでした。現在は古い形式であると考えられ、めったに見かけなくなりました。
Plessey では、16 進数(0 ~ F)をエンコードすることができます。各桁は 4 ビットのバーで表されます。"0" は細バー、"1" は太バーです。数字のほかに、A ~ F の文字もエンコードすることができます。バーコードはスタート コード、エンコードされたデータ、チェックサム コード、ストップ コード、逆向き読み取りコード(コードを全方向で読み取れます)を持ちます。
MSI は、Plessey のバリエーションの 1 つになっています。正規の Plessey とは異なり、数字のみをエンコードすることができ、逆向きに読み取るためのコードはありません。MSI は数種類のチェックサム コードをサポートしており、たとえば Mod-10、Mod-11、Mod-1010、Mod-1110 などがサポートされます。
MSI と正規の Plessey のどちらもコードの長さに制限はありませんが、コードが長すぎると単純に包装に収まらない可能性がありますし、読み取りスキャナーは長いコード用に設計されていません。次は、長いコードがどのようになるかを示しています。
レポート ページに Plessey または MSI バーコードを追加するには、レポート デザイナーのツール バーにあるバーコード オブジェクトをクリックし、対象のコードを選択します。
バーコードの種類を選択した後、レポート ページにオブジェクトを配置できます。バーコードを編集するには、オブジェクトをダブルクリックするか、またはコンテキスト メニューを表示して[編集]を選択します。