GS1-128
このバーコードは EAN-128、UCC-128 とも呼ばれます。1 次元のリニア バーコードで、数字と文字の両方をエンコードすることができます。包装ラベルの分野で最もよく使われていますが、他の分野でも使用されています。GS1 Logistic Label standard に、GS1-128 コードを含む物流出荷ラベルについて説明されています。
バーコードを作成するために、Code-128 の一連の識別子が使用されます。これらの識別子は情報の種類を示し、"(37)" などのように、かっこ内に示されます。かっこ内に示されたデータの種類を知ることで、それに続くデータの解釈方法が明らかになります。
最初に、識別子コードがかっこ内に示され、次にその値。さらに、スペースなしで、次の識別子コードと値が続きます。結果として、コードの値は次のようになります。
(01)12646846874672(10)ABC11(15)100420
コードの長さは、かっこを除いて 48 個の識別子に制限されています。
サポートされるデータの種類の一覧はかなり大きいので、ここでは一部の例を示します。
コード | 役割 | 文字数 |
---|---|---|
02 | 包装単位 GTIN | 14 |
11 | 製造年月日 | 6 |
12 | 期限 | 6 |
13 | 包装年月日 | 6 |
15 | 有効期限 | 6 |
10 | バッチ番号 | 最大 20 |
00 | 連続出荷コンテナー コード | 最大 20 |
37 | 単位数 | 最大 8 |
FastReport .NET でこのバーコードを生成するときに上記の例を使用した場合は、次のようになります。
レポート ページに GS1-128 バーコードを追加するには、レポート デザイナーのツール バーにあるバーコード オブジェクトをクリックし、対象のコードを選択します。
コードを編集するには、追加したオブジェクトをダブルクリックするか、またはコンテキスト メニューを表示して[編集]を選択します。