Actian Zen v16

修正プログラム リリース - 2025/1/16

インストール ビルド バージョン 16.01.002
コンポーネント ビルド バージョン 16.01.003

目次


製品

この修正プログラムは次の Actian Zen 製品に適用します。これ以外の製品には適用できません。

実行ファイル、圧縮ファイル

Windows x86 32/64-ビット

Linux x86 64-ビット

Linux ARM 64-ビット

Raspbian ARM 32-ビット

インストールに関する注記

デフォルトで、ファイル名が「Zen_Patch_*」から始まる実行ファイルは、修正プログラム(パッチ)のインストール ログ ファイルを %temp% に作成します。実行ファイルから展開した .msp ファイルを使用する場合、このパッチの適用時にログ ファイルを作成するには、コマンドラインから /l オプションを使用してパッチの実行ファイルを実行してください。次の例では、このパッチ アップデートで "patch_install.log" という詳細なログ ファイルを作成します。

Zenv16Patch_type.msp /l*v <path>¥patch_install.log

アンインストールに関する注記

Windows システムでは、ほとんどの場合、Zen パッチ アップデートをアンインストールすることでそのパッチ アップデートを "ロールバック" することができます。このアンインストールによって、アップデート前のバージョンの Zen バイナリを復元します(パッチが削除できないケースについては後述の「注意」を参照してください)。

コマンド ラインから Zen の製品アップデートをアンインストールするには次のことが必要です。
次のいずれかのコマンドで製品アップデートを削除することができます。

コマンドを実行するユーザーは、元の Zen インストールによってインストールされたソース ファイルにアクセスできなければなりません。

注意:場合によっては、Zen パッチを削除できないことがあります。"修正プログラム パッケージのアンインストールは、サポートされません。" という警告メッセージ が表示されます。このメッセージはログ ファイルにも記録されます。パッチを削除する必要がある場合は、まず Zen 自体をアンインストールし、必要なバージョンを再インストールしてから、適切なパッチを適用してください。

解決された問題

修正プログラム(Build 16.01.002)では次の問題の解決および機能強化が行われました。
追跡番号
説明
PSQL-11433 結合クエリに複数列インデックスと BIT 列に対する制限が含まれていると、正しくない結果になることがある。
PSQL-11431 Zen System Analyzer のログにレジストリ設定が正しく含まれていない。
PSQL-11418 入れ子になった CASE ステートメントを使用すると、余分なメモリが割り当てられる。
PSQL-11378 同一の列に対する複数の制限、または同一のテーブルに対する複数の制限を含むクエリのパフォーマンスが向上しました。
PSQL-11377 zen.log に重複システム エラー メッセージが書き込まれることがある。
PSQL-11375 SELECT FOR UPDATE では、クエリの条件に一致するすべてのレコードがロックされないことがある。
PSQL-11286 テンポラリ ソート ファイルを必要とするクエリでワイド データ型の列が選択されていると、データが切り捨てられることがある。
PSQL-11285 Btrieve 2 使用時の、Bulk オペレーションのフィルター数を 16 から 128 に増やしました。
PSQL-11284 同じアプリケーションで異なるスレッドからグローバルな一時テーブルを作成したり削除したりすると、エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-11262 Btrieve ファイルと SQL インデックスのセグメント定義の不一致が原因で、一部のクエリで最適化が正しく行われない。
PSQL-11252 32 ビット ODBC Administrator を使用して 32 ビット ODBC Engine Interface DSN を作成できない。
PSQL-11212 データベースの[整合性の設定]設定が無効になっているのに、対応する挿入、更新、または削除が実行されたときにトリガーが発生する。
PSQL-11210 Monitor に表示される SQL 接続の PID が正しくない。
PSQL-11150 クエリのタイムアウト値に達しても、SQL エンジンは ADO.NET を実行しているクライアントにタイムアウトを送信しない。
PSQL-11149 複数のインデックスのセグメントである列を ALTER TABLE を使用して削除すると、エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-11140 EasySync で日本語のファイル名およびパス名がサポートされるようになりました。
PSQL-11087 ALTER TABLE を使用して SYSDATA_KEY_2 を追加する場合、ファイルに前もってシステム データを持っていないと、システム データを追加できない。
PSQL-11082 クエリの SELECT リストに複数のサブクエリ式があると、正しくない結果になることがある。
PSQL-11044 ESCAPE を使用する複雑な LIKE 比較を指定していると、正しくない結果になることがある。
PSQL-11043 BDU は NOT NULL 列にヌル値を挿入することがある。
PSQL-11037 DELETE ステートメントの制限の指定で、セグメント インデックス内の列に対して OR を使用していると、一致するすべての値が削除されないことがある。
PSQL-11011 トリガーが無効な場合に、エラーが発生しないで SQL エンジンがハングする。
PSQL-11007 クエリに複数の左外部結合を指定しており、結果にヌル値が含まれる場合、結果セットの順序が正しくないことがある。
PSQL-10967 MSQuery を使用して [N]LONGVARCHAR 列を持つテーブルにアクセスすると、SQL エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-10917 基となるデータ ファイルよりも多くのインデックスを持つテーブルにアクセスした場合のエラー メッセージがない。
PSQL-10680 PVDDL は、MONEY 型の列を含む CREATE TABLE に対して "無効な列型です" を返す。
PSQL-10630 クエリに、CASE を含むスカラー サブクエリや入れ子になったテーブル サブクエリを指定していると、SQL エンジンがクラッシュすることがある。
PSQL-10584 ZenCC のデータのエクスポートで、CHAR 型の文字列の先頭の空白が間違って除去される。
PSQL-10489 Server Monitor にプロセス ID を追加しました。
PSQL-10479 JDBC アプリケーションの接続文字列のセキュリティが強化されました。
PSQL-10266 Rebuild ユーティリティを管理者以外のユーザーが実行すると、設定が保存されない。
PSQL-10209 JDBC アプリケーションを THREAD_MODE=SINGLE で実行すると、Monitor にネットワーク アドレスとして 0.0.0.0 が表示される。
PSQL-5102 DSN の構成時、配列フェッチ バッファーに無効な値を入力してもエラー メッセージが表示されない。
PSQL-4902 Stat Extended オペレーションのサブファンクション 4 では、トランザクション ステータスが正しく報告されない。

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