Actian PSQL v13 SP2 修正履歴

この修正履歴には、Microsoft Windows、Linux、および OS X 版 PSQL 13 SP1 2017 年 11 月以降の PSQL 製品に加えられた変更が記録されています。

PSQL v13 SP1 からの機能強化と問題の修正 - 2018 年 11 月

挙げられている問題のほとんどは、13.01 および 13.11 のアップデートでも修正されています。

追跡番号

機能/問題の説明

PSQL-5035

SUBSTRING() に範囲外のパラメーターを指定すると、不適切な形式の空文字列が返される場合がある。

PSQL-5062

GetCurrentDirectory() は、最後に生成されたステータス コードではなくステータス 0 を返す。

PSQL-5104

Client Reporting Engine を使用するレポートを、レポート エンジンがインストールされていないシステムで実行すると失敗する。

PSQL-5392

結合されたビューから SELECT を実行するとき、あいまいな列参照があってもエラーが返されない。

PSQL-5439

PSQL-5824

Function Executor の統計情報で、2 GB より大きいファイルのファイル サイズが正しく表示されない。

PSQL-5446

ビューに列の値を挿入するとき、値の数が間違っていてもエラーが返されない。

PSQL-5451

Reporting Engine は、サーバーへの接続を失ったときに適切なステータス コード -3489 を返すが、正確でない不使用になった 8010 も返す(これは無視できる)。接続が切断された原因がネットワークの問題であるか、サーバーの停止、再起動、またはシャットダウンである場合には、Reporting Engine アプリケーションを終了し、Reporting Engine に再接続する必要がある。引き続きステータス コード -3489 が返される場合は、Reporting Engine を再起動する必要がある。

PSQL-5462

SELECT <テーブル名>.*, C1 の後、ORDER BY に C1 を指定すると、結果が正しく並べ替えられない場合がある。

PSQL-5469

SELECT で "LIKE '%¥%¥%¥%%" と指定しても、3 つの連続する % 文字を持つ値を見つけることができない。

PSQL-5495

PCC は、二重引用符(")が埋め込まれているデータを正しくエクスポートしない。このようなデータを "" としてエクスポートしていない。

PSQL-5499

日本語 OS 環境で、pvsw.log に漢字を使用したフォルダー名があると文字化けして読み取ることができないことがある。

PSQL-5503

Btrieve Extended オペレーションで LIKE 演算子を使用していてエラーが返された場合、そのエラーが pvsw.log に書き込まれていない。

PSQL-5520

クライアントが SQL クエリで静的カーソルを使用する場合は、前方のみ(順方向専用)カーソルに比べて処理に時間がかかることがある。

PSQL-5522

SQL エンジンは、IN を使用した制限について、使用可能なインデックスを最適化しないことがある。

PSQL-5534

ワークグループ エンジン構成で、ライセンスされている Backup Agent 13.00 に対して Backup Agent 13.10 アップグレード インストールを行うと、製品キーが不要な場合でも入力を求められる。同じ製品キーを再入力しても、製品キー欄を空白のままにしても、インストールは成功する。

PSQL-5538

テーブル スキーマのエクスポートに ISR 照合順序が含まれていない。

PSQL-5546

ALTER 権限を持たないユーザーが、セキュリティで保護されたデータベース内のオブジェクトの名前を変更できてしまう。

PSQL-5552

IN サブクエリにデータ型の不一致がある場合の処理のパフォーマンスが向上した。

PSQL-5598

非 Unicode ODBC ドライバーを使用した Visual Studio 統合サービスでは、文字化けしたデータベース名を返すことがある。

PSQL-5625

コマンド ライン手動認証ユーティリティ(clipaadm/w64clipaadm)は、一部の日本語 OS マシンでは応答しなくなることがある。

PSQL-5629

3 個以上の結合テーブルにサブクエリが伴うクエリに、前方のみ(順方向専用)カーソルを使用すると最適化されずパフォーマンスが低下することがある。

PSQL-5630

[スキーマのエクスポート]は、列名に "COLLATE" を持つデータベースをエクスポートするとき、"No match available"(一致するものがありません)を返すことがある。

PSQL-5631

ADO.NET プロバイダーは、データ グリッドの更新時に "入力文字列の形式が正しくありません" を返すことがある。

PSQL-5658

Python で作成した ODBC アプリケーションで、同じステートメントに異なる値を指定して実行すると、SQLBindParameter エラーが発生することがある。

PSQL-5678

デフォルトのコード ページを使っていないデータベースの場合、ユーザー定義関数を呼び出すときに、その関数名に非 ASCII 文字が含まれていると、"ユーザー定義関数またはスカラー関数が不正です。" が返されることがある。

PSQL-5689

エンジンによって生成された一時テーブルの名前が一意でないことが原因で、エンジンが応答しなくなることがある。

PSQL-5711

Python 3.x を介して Btrieve 2 API の FileCreate メソッドに渡される名前に非 ASCII 文字を使用していると、無効なファイル名が作成される。Unicode エンコード変換を追加することで修正された。

PSQL-5717

Python を介して Btrieve 2 API の GetCurrentDirectory を使用した場合、現在のディレクトリ名に非 ASCII 文字が含まれていると、壊れた文字列を返すことがある。

PSQL-5718

ORDER BY 句に同じ列が 250 回を超えて繰り返し指定されているクエリを実行すると、SQL エンジンが応答しなくなる。

PSQL-5730

ある接続が使用中のテーブルを削除しようとしたとき、別の接続がそのテーブルからデータをフェッチしようとしていると、エンジンが応答しなくなることがある。

PSQL-5747

PARC(自動再接続機能)およびワイヤ暗号化("常時")が有効になっていると、ODBC のパフォーマンスが低下することがある。

PSQL-5763

Microsoft リンク サーバー 2016 以上でデータを挿入/削除すると、"不明なプロバイダー エラー" が発生する。

PSQL-5777

最適化中に Backup Agent がファイルのバックアップを開始すると、エンジンが応答しなくなることがある。

PSQL-5778

SELECT クエリにセグメント インデックスが指定されており、そのインデックスに 255 バイトを超える varchar 型の列が含まれている場合、正しくないデータが返されることがある。

PSQL-5804

ORDER BY、GROUP BY、DISTINCT などを対象に作成される一時的なインデックスが 250 バイトよりも大きく、そのクエリが静的/動的カーソルを使用している場合は、PSQL エンジンがクラッシュすることがある。

PSQL-5811

PSQL 12.11 へのアップグレードが、キャッシュ エンジンのパフォーマンスに影響を与える。

PSQL-5844

CREATE/DROP/ALTER TABLE に IN DICTIONARY を指定していると、既存の PK/FK の関係を誤って更新する場合がある。

PSQL-5856

JDBC 接続文字列内のクライアントのバージョン形式が正しくないと、エンジンが応答しなくなることがある。

PSQL-5880

複数の外部結合を使用するビューが指定された複雑なクエリを実行すると、エンジンが応答しなくなることがある。

PSQL-5882

RAD Studio 10.2(Tokyo)の PDAC サポートが追加された。


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