Java での Btrieve の使用（Ubuntu 20 x64）

以下に記載されているのは、Java プログラミング言語用の Btrieve 2 SDK を構成する 1 つの方法です。この例では、OpenJDK パッケージを使用して、Ubuntu 20 x64 環境をターゲットとします。Zen は既にインストールされ、実行されているものとします。

• SWIG および OpenJDK がまだインストールされていない場合は、インストールします。
  • 非 "root" ユーザーとしてターミナル ウィンドウを開きます。
  • sudo apt install swig
  • sudo apt install default-jdk
• Zen の Btrieve 2 Linux SDK をインストールします。
  • https://www.agtech.co.jp/actian/support/reference/sdk/
• Btrieve Java を生成、ビルド、およびインストールします。
  • 非 "root" ユーザーとしてターミナル ウィンドウを開きます。
  • ディレクトリを Btrieve 2 SDK ディレクトリに変更します。
  • Btrieve Java を生成します。
    • mkdir -p com/actian/btrieve
    • swig -cppext cpp -outcurrentdir -java -package com.actian.btrieve -outdir com/actian/btrieve -c++ -Iinclude swig/btrieveJava.swig
  • Btrieve Java をビルドします。
    • g++ -c -fPIC -Iinclude -I/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/include -I/usr/lib/jvm/java-11-openjdk-amd64/include/linux btrieveJava_wrap.cpp
      • 上記で使用されている Java へのパスは異なる場合があることに注意してください。
    • g++ -shared btrieveJava_wrap.o -o libbtrieveJava.so -L/usr/local/actianzen/lib64 -lbtrieveCpp
  • Btrieve Java をインストールします。
    • sudo cp libbtrieveJava.so /usr/local/actianzen/lib64
    • sudo cp -r com /usr/local/actianzen/lib64
  • Btrieve Java サンプル プログラムをビルドして実行します。
    • export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/lib/x86_64-linux-gnu:/usr/local/actianzen/lib64
    • export CLASSPATH=$CLASSPATH:/usr/local/actianzen/lib64
    • javac -d . samples/btest.java
    • java btest 9
      • 出力 "record: (9, 81, 3)" が表示されるはずです。
      • "Error: BtrieveClient.FileCreate(): STATUS_CODE_PERMISSION_ERROR:Permission error" というエラーが返される場合は、現在のディレクトリのアクセス許可を変更する必要があるかもしれません。