Javascript での Btrieve の使用（Windows x64）

以下に記載されているのは、Javascript プログラミング言語用の Btrieve 2 SDK を構成する 1 つの方法です。この例では、Visual Studio 2015 を使用して、ネイティブの Windows x64 環境をターゲットとします。Zen は既にインストールされ、実行されているものとします。

• SWIG および Javascript がまだインストールされていない場合は、インストールします。
  • http://www.swig.org/
  • http://www.nodejs.org/
• Zen の Btrieve 2 Windows SDK をインストールします。
  • https://www.agtech.co.jp/actian/support/reference/sdk/
• Btrieve Javascript を生成、ビルド、およびインストールします。
  • Visual Studio x64 ネイティブ ツールのコマンド プロンプトを開きます。
  • ディレクトリを Btrieve 2 SDK ディレクトリに変更します。
  • ディレクトリを SWIG Btrieve Javascript ディレクトリに変更します。
    • cd swig\btrieveJavascript
  • Btrieve Javascript を生成します。
    • C:\swigwin-4.0.2\swig.exe -cppext cpp -outcurrentdir -javascript -node -c++ -I..\..\include btrieveJavascript.swig
      • 上記で使用されている SWIG へのパスは異なる場合があることに注意してください。
      • Node.js が指定されていることに注意してください。
  • Btrieve Javascript をビルドします。
    • "C:\Program Files\nodejs\node_modules\npm\bin\node-gyp-bin\node-gyp.cmd" configure
    • "C:\Program Files\nodejs\node_modules\npm\bin\node-gyp-bin\node-gyp.cmd" build
      • 上記で使用されている Node.js へのパスは異なる場合があることに注意してください。
      • Node.js バージョン 10.22 が使用されたことに注意してください。
  • Btrieve Javascript をインストールします。
    • copy build\Release\btrieveJavascript.node "c:\Program Files\Actian\Zen\bin"
      • このコピーを実行するには、管理者特権のアクセス許可が必要になる場合があります。
  • Btrieve Javascript サンプル プログラムを実行します。
    • "C:\Program Files\nodejs\node.exe" ..\..\samples\btest.js 9
      • 出力 "record: (9, 81, 3)" が表示されるはずです。
      • 上記で使用されている Javascript へのパスは異なる場合があることに注意してください。
      • "AssertionError [ERR_ASSERTION]: Error: BtrieveClient.FileCreate():94:Permission error" というエラーが返される場合は、現在のディレクトリのアクセス許可を変更する必要があるかもしれません。

Javascript での Btrieve の使用（Ubuntu Linux x64）

以下に記載されているのは、Javascript プログラミング言語用の Btrieve 2 SDK を構成する 1 つの方法です。この例では、Node.js パッケージを使用して、Ubuntu Linux x64 環境をターゲットとします。Zen は既にインストールされ、実行されているものとします。

• SWIG および Javascript がまだインストールされていない場合は、インストールします。
  • 非 "root" ユーザーとしてターミナル ウィンドウを開きます。
  • sudo apt install swig
  • sudo apt install node-gyp
• Zen の Btrieve 2 Linux SDK をインストールします。
  • https://www.agtech.co.jp/actian/support/reference/sdk/
• Btrieve Javascript を生成、ビルド、およびインストールします。
  • 非 "root" ユーザーとしてターミナル ウィンドウを開きます。
  • ディレクトリを Btrieve 2 SDK ディレクトリに変更します。
  • ディレクトリを SWIG Btrieve Javascript ディレクトリに変更します。
    • cd swig/btrieveJavascript
  • Btrieve Javascript を生成します。
    • swig -cppext cpp -outcurrentdir -javascript -node -c++ -I../../include btrieveJavascript.swig
      • Node.js が指定されていることに注意してください。
  • Btrieve Javascript をビルドします。
    • node-gyp configure
    • node-gyp build
  • Btrieve Javascript をインストールします。
    • sudo cp build/Release/btrieveJavascript.node /usr/local/actianzen/lib64
  • Btrieve Javascript サンプル プログラムを実行します。
    • export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/lib/x86_64-linux-gnu:/usr/local/actianzen/lib64
    • node ../../samples/btest.js 9
      • 出力 "record: (9, 81, 3)" が表示されるはずです。
      • "AssertionError [ERR_ASSERTION]: Error: BtrieveClient.FileCreate():94:Permission error" というエラーが返される場合は、現在のディレクトリのアクセス許可を変更する必要があるかもしれません。