PvSecureDatabase2()
既存のデータベースのセキュリティを有効にします。ドメイン認証をサポートしている点が、PvSecureDatabase() とは異なります。
ヘッダー ファイル:dtisecurity.h(
ヘッダー ファイルも参照)
関数が最初に利用可能になるライブラリ:w3dbav90.dll(Windows)、libpsqldti.so(Linux)、libpsqldti.dylib(macOS)(
リンク ライブラリも参照)
構文
BTI_API PvSecureDatabase2(
BTI_LONG hConnection,
BTI_CHAR_PTR dbName,
BTI_CHAR_PTR dbPassword,
BTI_LONG dbAuthentication);
引数
In | hConnection | サーバーを識別する接続ハンドル。接続ハンドルは PvConnectServer() 関数によって取得されます。 |
In | dbName | データベース名。 |
In | dbPassword | Master ユーザーのデータベース パスワード。 |
In | dbAuthentication | 有効にする認証の種類。値は、データベースの場合は 1、ドメインの場合は 2 です。 |
戻り値
P_OK | 操作は成功しました。 |
P_E_INVALID_HANDLE | 接続ハンドルが無効です。 |
P_E_NULL_PTR | ヌル ポインターによる呼び出しです。 |
P_E_ACCESS_RIGHT | 操作を実行するための十分なアクセス権がありません。 |
P_E_FAIL | その他の理由によりデータベースを開けませんでした。 |
PCM_errSessionSecurityError | パスワードが無効です。 |
備考
以下の前提条件を満たす必要があります。
•PvConnectServer() によって接続が確立している。ただし、ローカル マシンで操作を実行する場合は、接続ハンドルとして P_LOCAL_DB_CONNECTION を使用できます。
•セキュリティを有効にする際、Master ユーザーのパスワードを選択している。データベースのセキュリティは、そのデータベースに定義されているアクセス権に基づいて施行されます。このセキュリティは SQL または ODBC アクセス方法で見られる動作と一致します。
•Windows サーバーに接続している。Linux サーバーまたは macOS サーバーへの呼び出しは、一般エラー(ステータス コード 7004)を返します。Active Directory ドメイン認証は Windows のみです。
関連項目