開発者リファレンス : データ アクセス方法 : Btrieve API Guide : Btrieve オペレーションのクィック リファレンス
  
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Btrieve オペレーションのクィック リファレンス
本付録では、オペレーション コードの番号順に Btrieve API オペレーションを要約します。
Btrieve API オペレーション一覧
表 56 Btrieve API オペレーションのクィック リファレンス
オペレーション
コード
定数
説明
Open
0
B_OPEN
ファイルをアクセス可能な状態にします。
Close
1
B_CLOSE
ファイルをアクセス可能な状態から解放します。
Insert
2
B_INSERT
ファイルに新しいレコードを挿入します。
Update
3
B_UPDATE
現在のレコードを更新します。
Delete
4
B_DELETE
ファイルから現在のレコードを削除します。
Get Equal
5
B_GET_EQUAL
指定されたキー値に等しいキー値を持つレコードを返します。
Get Next
6
B_GET_NEXT
インデックス パスで現在のレコードの次にあるレコードを返します。
Get Previous
7
B_GET_PREVIOUS
インデックス パスで現在のレコードの前にあるレコードを返します。
Get Greater Than
8
B_GET_GT
指定されたキー値より大きいキー値を持つレコードを返します。
Get Greater Than or Equal
9
B_GET_GE
指定されたキー値より大きいまたは等しいキー値を持つレコードを返します。
Get Less Than
10
B_GET_LT
指定されたキー値より小さいキー値を持つレコードを返します。
Get Less Than or Equal
11
B_GET_LE
指定されたキー値より小さいまたは等しいキー値を持つレコードを返します。
Get First
12
B_GET_FIRST
指定されたインデックス パスの先頭のレコードを返します。
Get Last
13
B_GET_LAST
指定されたインデックス パスの末尾のレコードを返します。
Create
14
B_CREATE
指定された特性を持つファイルを作成します。
Stat
15
B_STAT
ファイルおよびインデックスの特性とレコードの数を返します。
Extend
16
B_EXTEND
データ ファイルを 2 つ以上の論理ディスク ドライブに分割します。このオペレーションは、Btrieve 6.0 以降ではサポートされません。
Set Directory
17
B_SET_DIR
現在のディレクトリを指定されたパス名に設定します。
Get Directory
18
B_GET_DIR
指定された論理ディスク ドライブの現在のディレクトリを返します。
Begin Transaction
19 1019
B_BEGIN_TRAN
論理的に関連している一連のオペレーションの開始を指定します。オペレーション 19 は排他トランザクションを開始します。オペレーション 1019 は並行トランザクションを開始します。
End Transaction
20
B_END_TRAN
論理的に関連している一連のオペレーションの終了を指定します。
Abort Transaction
21
B_ABORT_TRAN
完了しなかったトランザクション中に実行されたオペレーションを取り消します。
Get Position
22
B_GET_POSITION
現在のレコードの位置を返します。
Get Direct/Chunk
23
B_GET_DIRECT
指定された位置にあるレコードの指定のチャンクからデータを返します。
Get Direct/Record
23
B_GET_DIRECT
指定された位置にあるレコードを返します。
Step Next
24
B_STEP_NEXT
物理的に現在のレコードの次にあるレコードを返します。
Stop
25
B_STOP
ワークグループの MicroKernel エンジンを終了します。別のインスタンスの MicroKernel エンジンでは使用できません。
Version
26
B_VERSION
MicroKernel エンジンのバージョン番号を返します。
Unlock
27
B_UNLOCK
レコードのロックを解除します。
Reset
28
B_RESET
クライアントによって保持されているすべてのリソースを解放します。
Set Owner
29
B_SET_OWNER
ファイルにオーナー ネームを割り当てます。
Clear Owner
30
B_CLEAR_OWNER
ファイルからオーナー ネームを削除します。
Create Index
31
B_BUILD_INDEX
インデックスを作成します。
Drop Index
32
B_DROP_INDEX
インデックスを削除します。
Step First
33
B_STEP_FIRST
ファイル内で物理的な先頭位置にあるレコードを返します。
Step Last
34
B_STEP_LAST
ファイル内で物理的な末尾位置にあるレコードを返します。
Step Previous
35
B_STEP_PREVIOUS
物理的に現在のレコードの前にあるレコードを返します。
Get Next Extended
36
B_GET_NEXT_EXTENDED
インデックス パスで現在のレコードの次にある 1 つまたは複数のレコードを返します。フィルター条件を適用できます。
Get Previous Extended
37
B_GET_PREV_EXTENDED
インデックス パスで現在のレコードの前にある 1 つまたは複数のレコードを返します。フィルター条件を適用できます。
Step Next Extended
38
B_STEP_NEXT_EXT
物理的に現在のレコードの次の位置から 1 つまたは複数の連続するレコードを返します。フィルター条件を適用できます。
Step Previous Extended
39
B_STEP_PREVIOUS_EXT
物理的に現在のレコードの前の位置から 1 つまたは複数の連続するレコードを返します。フィルター条件を適用できます。
Insert Extended
40
B_EXT_INSERT
ファイルに 1 つまたは複数のレコードを挿入します。
Continuous Operation
42
B_CONTINUOUS
アクティブな MicroKernel エンジン ファイルを閉じずに、システム バックアップを実行できるようにします。
Get By Percentage
44
B_SEEK_PERCENT
指定されたパーセンテージ値によって示される位置の最も近くにあるレコードを返します。
Find Percentage
45
B_GET_PERCENT
ファイル内における現在のレコード位置に基づいたパーセンテージ値を返します。
Get Key
+50
KEY_BIAS
実際のレコードを返すことなく、ファイル内に特定のキー値が存在するかどうかを検出します。
Update Chunk
53
B_CHUNK_UPDATE
現在のレコードの指定された部分(チャンク)を更新します。このオペレーションでは、レコードにデータを追加したり、レコードを切り詰めることもできます。
Stat Extended
65
B_EXTENDED_STAT
拡張ファイルの構成要素のパスとファイル名を返し、ファイルがシステム定義のログ キーを使用しているかどうかを報告します。
単一レコードのウェイト ロック
+100
S_WAIT_LOCK
一度に 1 つのレコードだけをロックします。レコードが既にロックされている場合、MicroKernel エンジンではオペレーションが再試行されます。
単一レコードのノーウェイト ロック
+200
S_NOWAIT_LOCK
一度に 1 つのレコードだけをロックします。レコードが既にロックされている場合、MicroKernel エンジンからエラー ステータス コードが返されます。
複数レコードのウェイト ロック
+300
M_WAIT_LOCK
同一ファイルの複数のレコードを並行的にロックします。レコードが既にロックされている場合、MicroKernel エンジンではオペレーションが再試行されます。
複数レコードのノーウェイト ロック
+400
M_NOWAIT_LOCK
同一ファイルの複数のレコードを並行的にロックします。レコードが既にロックされている場合、MicroKernel エンジンからエラー ステータス コードが返されます。
ノーウェイト ページ ロック
+500
NOWRITE_WAIT
並行トランザクションで、変更しようとしたページがアクティブな別の並行トランザクションによって既に変更されている場合、MicroKernel エンジンにウェイトしないように指示します。このバイアスは、どのレコード ロック バイアス(+100、+200、+300、+400)とでも組み合わせることができます。