FETCH
備考
FETCH ステートメントにより、指定したテーブル行に SQL カーソルを位置付け、ターゲット リストに値を入れる変数を配置して、その行から値を取り出します。
カーソルからデータをフェッチする場合は、NEXT および FROM キーワードを省略することができます。
メモ: PSQL は前方スクロール タイプのカーソルのみサポートします。そのため、NEXT FROM を省略しても、カーソル レコードの流れを制御することはできません。
構文
FETCH [[NEXT] FROM] カーソル名 INTO 変数名
カーソル名 ::= ユーザー定義名
例
この例の FETCH ステートメントでは、カーソル c1 の値が OldName 変数に取り込まれます。また、位置付け UPDATE ステートメントにより、同じ Demodata サンプル データベース内の Course テーブルの Modern European History(HIS 305)の行が更新されます。
CREATE PROCEDURE UpdateClass();
BEGIN
DECLARE :CourseName CHAR(7);
DECLARE :OldName CHAR(7);
DECLARE c1 cursor FOR SELECT name FROM course WHERE name = :CourseName;
OPEN c1;
SET :CourseName = 'HIS 305';
FETCH NEXT FROM c1 INTO :OldName;
UPDATE SET name = 'HIS 306' WHERE CURRENT OF c1;
END;
============
CREATE PROCEDURE MyProc(OUT :CourseName CHAR(7)) AS
BEGIN
DECLARE cursor1 CURSOR
FOR SELECT Degree, Residency, Cost_Per_Credit FROM Tuition ORDER BY ID;
OPEN cursor1;
FETCH NEXT FROM cursor1 INTO :CourseName;
CLOSE cursor1;
END
関連項目