dbmaint
説明
dbmaint ユーティリティは、名前付きデータベースを管理します。
メモ: このユーティリティは、pvsw グループに属するユーザー アカウントのみが実行できます。Pervasive PSQL Linux ユーティリティとユーザー アカウントについては、『Getting Started with Pervasive PSQL』を参照してください。
概要
dbmaint a | d | l | m [-nDbname] [-a] [-b] [-c] [-i] [-e]
[-ldictpath] [-ddatapath] [-ssecuritymode]
新しいデータベース名を追加 | a -nDbname [-b] [-i] [-e] [-ldictpath] [-ddatapath] |
データベース名を削除 | d -nDbname |
データベース名一覧を表示 | l [-a] -a オプションは dbnames に関するすべての情報を表示します。 |
データベース名セキュリティ ポリシーを変更 | m -nDbname -ssecuritymode |
オプション
コマンド
add、a | データベース名を追加します。 |
del、d | データベース名を削除します。 |
list、l | データベース名一覧を表示します。 |
オプション
-b | バウンド データベースを作成します。 |
-c=codepage | データベースのコード ページを設定します。ゼロは、サーバーのデフォルト(-c=0)を指定します。 |
-i | 参照整合性を設定したデータベースを作成します。 |
-e | データベースの辞書ファイルを作成しません。 |
-nDBName | データベース名を指定します。 |
-ldictpath | 辞書パスを指定します。 |
-ddatapath | データパスを指定します。 |
-a | データベース リストでデータベース名に関する詳細情報を表示します。 |
-ssecuritymode | Btrieve データベースのセキュリティ ポリシーを指定します。 Classic、Mixed、Database のいずれかを選択します。 |
例
"TEST" という名前で参照整合性を設定したデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -i -nTEST
メモ: データパスの指定がない場合は、新しいデータベースはデフォルトのロケーション $PVSW_ROOT/data に作成されます。同様に辞書パスの指定がない場合は、辞書もデフォルトのロケーションに作成されます。
同じデータベースを削除するには、次のように記述します。
% dbmaint d -nTEST
コード ページ CP932 を使用する "mybase" というデータベースを作成するには、次のように記述します。
% dbmaint a -nmydbase -c=CP932
同じデータベースで、コード ページにオペレーティング システムのデフォルト コード ページを設定するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nmydbase -c=0
有効なコード ページの一覧を表示するには次のようにします(無効なコード ページを指定すると dbmaint は有効なコード ページの一覧を表示します)。
% dbmaint m -nmydbase -c=xzy
dbmaint は、次のように表示します。
Bad code page "xyz" should be: ASCII, ISO8859_1, CP437, CP1252, UTF-8, CP1250, CP1251, CP1253, CP1254, CP1255, CP1256, CP1257, CP1258, CP737, CP775, CP850, CP852, CP855, CP857, CP858, CP862, CP866, CP932, or EUCJP
すべてのデータベース名を、全情報を含めて一覧表示するには
% dbmaint l -a
DefaultDB データベースのセキュリティ ポリシーを混合に変更するには、次のように記述します。
% dbmaint m -nDefaultDB -sMixed
関連項目
dsnadd,
butil(1),
btadmin(1), syslogd(1), smb.conf(5)
『
Getting Started with Pervasive PSQL』の
データのエンコード