PvGetDbName()
シーケンス番号を使って、接続されたサーバーのデータベース名を取得します。データベース名の番号は、
PvGetDbNamesData()関数を呼び出すことによって取得できます。シーケンス番号は 1 基準です。
ヘッダー ファイル:catalog.h(
ヘッダー ファイルも参照)
関数が最初に利用可能になるライブラリ:w3dbav75.dll(Windows)、libpsqldti.so(Linux)(
リンク ライブラリも参照)
構文
BTI_API PvGetDbName(
BTI_LONG hConnection,
BTI_ULONG sequence,
BTI_ULONG_PTR pBufSize,
BTI_CHAR_PTR dbName);
引数
In | hConnection | サーバーを識別する接続ハンドル。接続ハンドルは PvConnectServer()関数によって取得されます。 |
In | sequence | データベース名のシーケンス番号(1 基準)。 PvGetDbNamesData()によって定義される値を上限とした、有効な範囲内の番号でなければなりません。 |
In/Out | pBufSize | データベース名を取得するために割り当てられたバッファーのサイズを格納する、符号なし Long 型のアドレス。コピーされた文字の実際のサイズを受け取ります。サイズにはヌル終端文字を含める必要があります。 |
Out | dbName | 返された文字列値。 |
戻り値
P_OK | 操作は成功しました。 |
P_E_INVALID_HANDLE | 接続ハンドルが無効です。 |
P_E_DATA_UNAVAILABLE | データベース名に関連するデータがありません。 |
P_E_NULL_PTR | ヌル ポインターによる呼び出しです。 |
P_E_BUFFER_TOO_SMALL | 文字列に対し、割り当てられたバッファーが小さすぎます。 |
P_E_INVALID_SEQUENCE | シーケンス番号が無効です。 |
P_E_FAIL | その他の理由により失敗しました。 |
例
BTI_ULONG i;
BTI_ULONG count = 0;
BTI_CHAR dbName[BDB_SIZE_DBNAME+1];
BTI_SINT status = PvGetDbNamesData(connection, &count);
for (i=1; i<= count; i++)
{
BTI_ULONG dbNameSize = sizeof(dbName);
status = PvGetDbName(connection, i, &dbNameSize, dbName);
}
status = PvFreeDbNamesData(connection);
備考
以下の前提条件を満たす必要があります。
•PvConnectServer()によって接続が確立している。ただし、ローカル マシンで操作を実行する場合は、接続ハンドルとして P_LOCAL_DB_CONNECTION を使用できます。
•呼び出し元には、有効なデータベース名のシーケンス番号がある。
関連項目