予約済みのテーブル名
Pervasive DataExchange 予約済みの語とテーブル名
DataExchange 予約語は、レプリケーション エンジンが処理する特別な意味を持つキーワードです。これらの語はアプリケーションでデータベース名やテーブル名として使用することはできません。DataExchange で使用されるレプリケーション システムのテーブル名を以下に示します。
表 C‑1 レプリケーション システム テーブル名
ActivateInfo | dActHist | dActSite |
dActTbl | dCmd | dCmdSite |
dCnf | dFKey | dFragF |
dFragI | dGrp | dIDB |
dIDBDef | dKey | dLang |
dMsg | dMsgLang | dPKey |
dPrm | dPrmGrp | dPrmTyp |
dQueue | dSched | dSchema |
dSet | dSFSite | dSite |
dSiteExt | dSiteLnk | dSiteSet |
dSort | dTblChg | dTrn |
dUsr | dUsrGrp | dUsrPrf |
dVer | dWSTS | |
ここで示したシステム テーブル名のほかに、DataExchange ではレプリケーション対象とするデータベースの各ユーザー テーブルに対しそれぞれ一意のレプリケーション テーブルを作成します。DataExchange で作成されたレプリケーション ユーザー テーブルには、元のテーブル名の先頭に "PDC" を追加した名前が付けられます。たとえば、Billing.MKD という名前のテーブルには対となる PDCBilling.MKD という名前のレプリケーション テーブルが作成されます。DataExchange では「PDCテーブル名」という名前付け規則を使用してレプリケーション時にレプリケーション データベース テーブルを追跡します。
異なるフォルダーに同じ名前のテーブルがある場合、DataExchange ではログ ファイルに対して使用するような名前付け規則を用いて一意のファイル名を作成します。たとえば、Billing.MKD という名前の 2 つのテーブルが別々のディレクトリに置かれる場合、これらテーブルにはそれぞれ PDCBilling.MKD と PDCBilling0.MKD という名前が付けられます。
Pervasive DataExchange では、選択したユーザー テーブルから作成されたレプリケーション テーブルには一意の名前を付け、また、その名前の先頭には "PDC" を付加します。Pervasive PSQL ではテーブル名の文字数を 20 文字に制限しています。DataExchange でレプリケーション テーブルを作成する際には、上記のすべての要件を順守します。
メモ: レプリケーションのために配置されるデータベースは PDC で始まるテーブル名を付けることができます。ただし、そのテーブルをレプリケーション テンプレートに追加する場合、テーブルがレプリケーション システム内部のファイルではないことを確認する画面が表示されます。
その他の制限
Pervasive DataExchange では Pervasive PSQL における制限と暗黙の条件にほぼ適合しています。Pervasive PSQL ODBC エンジン インターフェイスに示されている制限とは異なる Pervasive DataExchange の制限で既知のものを次に示します。
Pervasive PSQL 機能 | Pervasive DataExchange の制限または条件 |
データベース テーブル数 | 4,800(1 レプリケーション ネットワーク当たり) |
Pervasive PSQL ODBC エンジン インターフェイスの制限の詳しい説明については、『SQL Engine Reference』を参照してください。