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こちらでは、FastReport VCL 2023.2 についての主な新機能や改善点を紹介します。
その他のバージョンについては、 2024.1 2023.3 2022 2021 をご覧ください。
レポート デザイナーでスタイルを編集および使用するためのシステムが改訂されました。 新しいモードでは、レポートの設計中にスタイルの作成、編集、割り当てを行うことができます。
作成されたスタイルは、デフォルトでオブジェクトの書式設定をコピーします。 スタイルを変更すると、このスタイルが設定されているすべてのオブジェクトに影響します。
新しいスタイル テーブル ツールを使用すると、スタイルを使用してレポートの外観をカスタマイズし、その場でスタイルを切り替えることができます。
このツールで下記のことができます。
スタイル テーブルは表示されたレポートでサポートされており、再構築せずにレポート スタイルを変更できます。 これらのスタイルは、他のユーザーにレポートを配布できるように、レンダリングされたレポート ファイルに保存されます。 各ユーザーは自分のスタイルを選択できます。
複合バーコード用の新しいコンテナ オブジェクトを追加しました。 このオブジェクトには、複合バーコード (EAN 8+2、EAN 8+5、EAN 13+2、EAN 13+5) 用の既製の設定があります。 オブジェクト エディターは、複合バーコードを迅速にコンパイルするための機能を提供します。
値札を印刷する際に使用するバーコードの例:
マルチスレッド アプリケーションの効率的な作業のために、マルチスレッドで印刷する機能が追加されました。 各スレッドは、他のスレッドをブロックすることなくプリンターに印刷できます。 このアプローチは、印刷サービス モードで実行されているアプリケーションにとって効率的です。
FastReport ソース コードを変更せずに、標準のエクスポート ダイアログをオーバーライドして置き換える機能がエクスポート フィルターに追加されました。
例:
uses frxExportPDFDialog; type TfrxCustomPDFExportDialog = class(TfrxPDFExportDialog) protected procedure InitControlsFromFilter(ExportFilter: TfrxBaseDialogExportFilter); override; end; procedure TfrxCustomPDFExportDialog.InitControlsFromFilter(ExportFilter: TfrxBaseDialogExportFilter); begin inherited; SignaturePage.TabVisible := False; end; procedure SetDialogClass; begin frxPDFExport1.CustomExportDialogClass := TfrxCustomPDFExportDialog; end;
また、PDF エクスポートは、半透明の SVG 画像がサポートされました。