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Araxis Mergeには、2つのエディション(Standard EditionとProfessional Edition)があり、Professional Editionでのみ、「3つのファイル」または「3つのフォルダー」の間(=3者間)で、比較やマージ(もしくは自動マージ)を実行できる機能が提供されています。その他の機能は、エディション間で同一です。
機能 | 対応エディション | 利点 | |
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クロス プラットフォーム ライセンス | Standard | Professional | 製品ライセンス1Userにつき、WindowsとmacOS両方のプラットフォームで同時にAraxis Mergeを使用できます。(*同じプラットフォームのマシン2台でも同時使用可能) |
64 ビット | Standard | Professional | 最新の64ビット システムで使用可能な大量のメモリを活用することで、ファイルサイズが大きい(例えば100MB以上あるような)場合でも、ファイル比較が可能です。 |
Retina/高-DPI ディスプレイのサポート | Standard | Professional | MacのRetinaディスプレイと100%~500% UIスケーリングを利用する高解像度PCスクリーンを最大限に活用できます。 |
* フォルダーの比較と同期の機能を参照する場合は、こちらをクリックください。
機能 | 対応エディション | 利点 | |
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ファイル比較とマージのインスタント図解 説明図を見る(※) (※ Araxis社のサイトにリンク) |
Standard | Professional | ファイルの比較とマージに関する機能を確認していく前準備として、Araxis Mergeの画面仕様を全体的に把握しておきましょう。 |
2者間ファイル比較 動画を見る |
Standard | Professional | 2つのファイル(異なるバージョンのソースコード、設定ファイル、XMLドキュメント、Webページなど様々なテキストファイル)間で比較を行い、差分のある箇所を色付きで表示します。 |
2者間ファイルマージ 動画を見る |
Standard | Professional | ファイル比較後、差分のある箇所に表示されているマージボタンをクリックすると、相手ファイルの対応する行やブロック(ひとまとまり)を置換または削除します。行やブロックの前後に挿入することもできます。不要な差分はマージさせて解消します。 |
Microsoft WordとExcel、OpenDocument、PDFなどの比較 | Standard | Professional | 上記テキストファイル以外にも、一般的によく使用されるファイル形式を直接読み込んで比較します。また、他のアプリケーションからテキスト部分を画面にコピー&ペーストしたうえで、比較することもできます。 |
3者間ファイル比較とマージ | Professional | 3つのファイル(変更された2つの子ファイルと変更前の親ファイル、または変更された3つのファイル)間で比較を行い、差分のある箇所を色付きで表示します。マージすることによって、1つのファイルにまとめることができます。 | |
自動ファイルマージ | Professional | 3つのファイル(変更された2つの子ファイルと変更前の親ファイル、または変更された3つのファイル)を自動的にマージします。2つの子ファイルの変更箇所が重複していない場合、もしくは変更箇所が重複していても変更内容が同一の場合、共通の親ファイルに変更が適用されます。(*自動ファイルマージは、3者間ファイル比較でのみ使用可能) | |
矛盾を強調表示する不一致マーカー | Professional | 自動ファイルマージを実行後、2つの子ファイル間で矛盾する(=修正内容が異なる)箇所には、手作業でのマージが行いやすくなるように、不一致マーカーが付けられます。矛盾がある箇所の間を移動するためのコマンドとショートカットキーが提供されています。 | |
矛盾への解決済みマーカー | Professional | 自動ファイルマージを実行後、不一致マークが付いた箇所を確認し、共通の親ファイルに変更を適用する必要がない場合、解決済みのマークを付けることで、該当行のテキストは自動ファイルマージされた行と同様に淡色表示されます。 | |
アーカイブファイルのサポート(Windowsのみ) | Standard | Professional | 様々なアーカイブ形式(.zip、.tarなど)に含まれているファイルを解凍することなく比較します。 |
数値比較の絶対許容誤差オプション | Standard | Professional | ファイルタイプが「テキスト(数値データ)」に設定されたテキストファイル内の数値を比較する際に適用する絶対許容差を定義します。数値の差が指定した値以下であれば、それらの数値は同一と見なされます。 |
XML/XHTMLファイルの特別な整形表示 | Standard | Professional | 空白の追加や削除、並べ替えを行うことなく、XMLとXHTMLのテキストを成形します。XML/XHTMLファイルが難解なフォーマットであっても、差分を確認しやすくなります。 |
バイナリファイル比較 | Standard | Professional | バイナリファイルを比較し、バイトレベルで差分を表示します。 |
イメージファイル比較 動画を見る |
Standard | Professional | 様々な種類のイメージファイルを比較し、どのピクセルが変更されているかを正確に表示します。 |
ファイルのドラッグアンドドロップ | Standard | Professional | Windows エクスプローラーまたは macOS Finder からドラッグすることにより、ファイルを開きます。 |
テキストベースのパッチファイルの包括的なサポート(Windowsのみ) | Standard | Professional | パッチ用のテキスト比較機能が用意されており、パッチファイルに含まれるハンク(プログラムの変更点の集まり)をソースコードに適用できます。 |
テキストの強調表示オプション | Standard | Professional | 変更・挿入・削除された箇所には、それぞれ個別に背景色を付けて強調表示します。 |
構文の強調表示オプション 動画を見る |
Standard | Professional | あらゆるソースコードの構文をスタイル(意味合い)ごとに色付けするため、コーディングの内容が理解しやすくなります。 |
ブックマークとコメント 動画を見る |
Standard | Professional | ファイルの比較や編集を行っている際にブックマークを設定しておくと、ワンクリックでその箇所に戻ることができます。また、ブックマークにはコメントを追加できます。 |
比較の統計情報 動画を見る |
Standard | Professional | 比較した結果の統計情報(差分の有無、変更・挿入・削除された箇所の行/ブロック数)を表示します。 |
HTML、HTMLスライドショー、XMLおよびUNIX diff形式のレポート作成 動画を見る |
Standard | Professional | ファイル比較レポートをエビデンスやアーカイブとして活用できます。また、グループ内での共有や、他のアプリケーションへのエクスポートも可能です。ブックマークとコメントを追加しておくことで、HTML形式のレポートに注釈を付けることができます。 |
比較結果の保存 動画を見る |
Standard | Professional | アーカイブの作成やAraxis Mergeがインストールされた別のマシンでも同じ結果を確認できるように、比較結果を単一のファイルに保存します。ファイルにはブックマークとコメントが含まれます。 |
インプレース編集 動画を見る | Standard | Professional | 画面上のテキストを直接編集できます。比較画面とは別に編集画面を開く必要はありません。 |
編集方法設定オプション | Standard | Professional | Tabキーを使った場合にタブ文字の挿入を行えるようにしたり、タブ挿入箇所の表示スペース数を変更したりします。 |
編集マーカー | Standard | Professional | マージ処理中にファイルに対して行われたすべての変更箇所(直接編集または対応するファイルからテキストがコピーされた箇所)にはマークが付くため、識別しやすくなります。 |
リンク線 | Standard | Professional | 差分のあるテキストのブロックはリンク線で結ばれるので、比較対象が一目でわかります。対応する行を隣り合わせにするために、空白行を埋めてテキストを縦に揃える必要はありません。 |
縦方向のパディング追加オプション(Windowsのみ) | Standard | Professional | リンク線による表示の仕方とは反対に、一律相手ファイルの対応する行と先頭が揃った状態で表示されます。不足箇所には空白行が埋まるため、画面上に表示されるテキスト量は少なくなります。 |
同期リンク | Standard | Professional | 複数行がまとまって移動するといった広範囲での変更がある場合、実際にテキストが変更された箇所を正しく識別しないこともあります。同期リンクを追加し、ファイル間の類似箇所を指定することで、比較結果を向上させることができます。 |
行の詳細パネル表示オプション | Standard | Professional | リンク線で関連付けられた比較対象部分から任意の行を選択すると、相手ファイルの対応した行と一緒に、画面下のパネルに縦に並んで1行ずつ表示されます。相手ファイルの比較対象部分の行数が多いため、対応した行を探しにくい場合に便利です。 |
長い行の折り返しオプション | Standard | Professional | 各行のテキストが長い場合でも、横にスクロールすることなく全て表示できます。 |
スクロールの同期 | Standard | Professional | いずれかのファイルをスクロールすると、それに応じて他のファイルも同時にスクロールされ、対応し合う箇所が縦方向に揃って表示されます。 |
ストリップ | Standard | Professional | 左右のペインの垂直スクロールバー内にあるストリップ(色付き)は、ファイル間で差分のある箇所やその範囲を把握できます。ストリップをクリックすると、スクロールすることなく該当の位置まで直接移動します。 |
行へのジャンプ | Standard | Professional | 行番号を指定すると、該当する行に直接ジャンプします。 |
列/行番号インジケーター | Standard | Professional | 画面下部のステータスバーに、カーソルのある位置の行番号と列番号を表示します。 |
空白オプション | Standard | Professional | 比較する際に空白をどのように扱うかを設定します。例えば、連続した空白文字を1文字として扱うことで差分の発生を抑えます。 |
行終端オプション 動画を見る |
Standard | Professional | ファイル比較時に行終端文字(CRとLF)の違いを無視するかどうか選択できます。 |
行終端文字の表示オプション | Standard | Professional | 異なるプラットフォームで作成されたファイルの違いを識別するために、個々の行終端文字(CRとLF)を表示します。 |
行の正規表現オプション | Standard | Professional | ソースコード内のコメントや制御キーワードなどを比較対象から外したい場合、それらと一致する正規表現の構文を設定します。 |
ブロックの正規表現オプション | Standard | Professional | 開始および終了の正規表現に一致する行で囲まれるテキストのブロックを無視します。これは特に、自動生成された内容のブロックを無視する場合に有用です。 |
行ペアリングルール設定オプション | Standard | Professional | 対応している可能性がある行/ブロックをどのようなルールのもとでペアリングさせるか、また差分をどのように強調表示するかを設定します。 |
次/前の変更へのジャンプ | Standard | Professional | カーソルのある位置から次の(または前の)差分のある箇所に移動します。 |
印刷のサポート | Standard | Professional | 比較結果のハードコピーを作成します。印刷時には、画面上に表示されたすべての強調表示とリンク線が含まれます。用紙節約のため、差分のあるページのみを印刷できます。 |
印刷プレビュー | Standard | Professional | 比較結果の印刷状態を用紙に出力する前に、プレビューとして確認できます。 |
ソースコード管理および設定管理のマージ | Standard | Professional | Mercurial、Git、Subversion、およびPerforceのようなポピュラーなエディター、ソースコード管理、バージョン管理、およびソフトウェア構成管理システムとAraxis Mergeを統合します。 |
オートメーションAPI(Windowsのみ) | Standard | Professional | Araxis Mergeを他のアプリケーションから制御したり、ワークフローに組み込むことができます。 |
AppleScript API(macOSのみ) | Standard | Professional | Araxis Mergeを他のアプリケーションから制御したり、ワークフローに組み込むことができます。 |
仮想ファイルシステム(VFS)API(Windowsのみ) | Standard | Professional | サードパーティを利用することで、Araxis Mergeを拡張し、設定管理やバージョン制御リポジトリなどを直接参照できるようにします。 |
.NET アセンブリ(Windowsのみ) | Standard | Professional | テキスト比較およびレポーティング機能を .NETのWebアプリケーションに組み込みます。 |
MercurialのVFSプラグイン | Standard | Professional | Mercurialリポジトリのファイルへの読み取り専用アクセス権限を与えます。 |
GitのVFSプラグイン | Standard | Professional | Gitリポジトリのファイルへの読み取り専用アクセス権限を与えます。 |
SubversionのVFSプラグイン | Standard | Professional | Subversionリポジトリのファイルへの読み取り専用アクセス権限を与えます。フォルダー比較機能を使用して、Subversionクライアント ワークスペースとディポを比較できます。 |
PerforceのVFSプラグイン | Standard | Professional | Perforceディポのファイルへの読み取り専用アクセス権限を与えます。フォルダー比較機能を使用して、Perforceクライアント ワークスペースをディポと比較できます。あるいは、異なるブランチ(または異なる時点の同じブランチ)を直接比較できます。 |
VFS FTPプラグイン(Windowsのみ) | Standard | Professional | FTPサーバー上のファイルへアクセスできるようになります。例えば、メインサイトがFTPサーバーで稼働している場合、ウェブサイトのコンテンツとローカルのコンテンツを同期できます。 |
コマンドライン | Standard | Professional | 専用のコマンドライン ユーティリティを使用して、Araxis Mergeを他のアプリケーションから制御したり、ワークフローに組み込むことができます。 |
*ファイルの比較とマージの機能を参照する場合は、こちらをクリックください。
機能 | 対応エディション | 利点 | |
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フォルダー比較と同期のインスタント図解
説明図を見る(※)
(※ Araxis社のサイトにリンク) |
Standard | Professional | フォルダーの比較と同期に関する機能を確認していく前準備として、Araxis Mergeの画面仕様を全体的に把握しておきましょう。 |
2者間フォルダー比較 動画を見る |
Standard | Professional | 2つのフォルダー間で、サブフォルダーやファイルの構成、ファイル内容を比較して差分のあるフォルダーやファイルを色付きで表示します。 |
2者間フォルダー同期 | Standard | Professional | フォルダー間でファイルをコピーする場合は、該当のファイル上で右クリックするか、リボンメニューから「選択範囲をコピー」のリストを表示させて、コピー方法を選択します。ファイルやフォルダーを削除する場合も同様です。不要な差分は同期させて解消します。 |
フォルダー内のファイル比較およびマージ | Standard | Professional | 比較画面の表示を水平に分割し、画面下側にシングルクリックで選択したフォルダー内のファイル内容を表示して、対応するファイル間で比較を行い、差分をマージします。ファイルをダブルクリックした場合は、別タブにファイル比較画面が表示されます。 |
3者間フォルダー比較と同期 | Professional | 3つのフォルダー(ファイル/フォルダー構成が変更された2つの子フォルダーと変更前の親フォルダー、または変更された3つのフォルダー)間で、サブフォルダーやファイルの構成、ファイル内容を比較して差分のあるフォルダーやファイルを色付きで表示します。同期することによって、1つのフォルダーにまとめることができます。 | |
自動フォルダーマージ | Professional | フォルダー階層全体の2つの更新されたリビジョンにおける変更を共通の親フォルダー(またはほかのフォルダー階層)へすばやく安全にマージします。後の手作業での処理のために、不一致変更のあるファイルにはフラグが付けられます。 | |
フォルダーのドラッグアンドドロップ | Standard | Professional | 比較するフォルダーを Windows エクスプローラーまたは macOS Finder からドラッグして選択します。 |
アーカイブ ファイルのサポート(Windowsのみ) | Standard | Professional | 様々なアーカイブ形式(.zip、.tarなど)をフォルダーと同様の扱いで比較します。アーカイブの内容とフォルダーを比較して、内容を検証したり、アーカイブが作成された以降にどのファイルが変更されたかを確認したりします。 |
HTMLおよびXML形式のレポート作成 | Standard | Professional | フォルダー比較レポートをエビデンスやアーカイブとして活用できます。また、グループ内での共有や、他のアプリケーションへのエクスポートも可能です。フォルダー比較レポートには、フォルダー内の一部または全部のファイル比較がリンクされています。つまり、1回の操作で、フォルダー内の全てのファイルの差分を完全に記録するレポートを作成できます。 |
シングルファイル比較アーカイブ | Standard | Professional | アーカイブのため、または後で別のマシンでも確認するために比較を単一のファイルに保存します。保存されたフォルダー比較には作成済みのブックマークと関連するコメントが含まれるので、確認のために他のチームメンバーに電子メールで送信する前に、ブックマークとコメントによって比較に注釈を付けることが可能です。 |
比較の統計情報 | Standard | Professional | 比較した結果の統計情報(フォルダー間の差分有無とその数、フォルダー内のファイルに対して変更・挿入・削除した箇所の行/ブロック数)を表示します。 |
表示フィルター | Standard | Professional | 条件リストで指定した項目(ファイルに差分あり/なし、挿入または削除されたファイル/フォルダーなど)と一致するファイルまたはフォルダーが非表示になります。 |
行選択 | Standard | Professional | 条件リストで指定した項目(ファイルに差分あり/なし、挿入または削除されたファイル/フォルダーなど)と一致するファイルまたはフォルダーが全て選択されます。 |
バイト単位比較オプション | Standard | Professional | フォルダー比較で一定のサイズを超えるファイルがある場合には、実行速度が速くメモリ効率の良いバイトごとの比較アルゴリズムを使用してフォルダー内のファイル比較を行うことにより、比較の実行速度を上げます。 |
クイック比較オプション | Standard | Professional | 対応するファイルのサイズとタイムスタンプのみを使用してフォルダー比較を非常にすばやく行うことにより時間を節約します。 |
SubversionのVFSプラグイン | Standard | Professional | Subversionリポジトリのフォルダーへの読み取り専用アクセス権限を与えます。フォルダー比較機能を使用して、Subversionクライアント ワークスペースとディポを比較できます。 |
PerforceのVFSプラグイン | Standard | Professional | Perforceディポのフォルダーへの読み取り専用アクセス権限を与えます。フォルダー比較機能を使用して、Perforceクライアント ワークスペースをディポと比較できます。あるいは、異なるブランチ(または異なる時点の同じブランチ)を直接比較できます。 |
VFS FTPプラグイン(Windowsのみ) | Standard | Professional | FTPサーバー上のフォルダーへアクセスできるようになります。 |
機能 | 対応エディション | 利点 | |
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包括的なドキュメント | Standard | Professional | ヘルプメニューのコマンドを使用するか、またはF1キーを押すことにより、いつでもヘルプを参照できます。画面によっては、[ヘルプ]ボタンもあります。このボタンをクリックすると、その画面の目的や、画面内のコントロールの使用方法が表示されます。すべてのヘルプは、オンライン ドキュメントで提供されます。 |
インストール/アンインストールのサポート | Standard | Professional | お使いのマシンからAraxis Mergeを簡単にインストールおよびアンインストールできます。 |