v14 SP1 から、Zen Core の組み込みライブラリ製品に SQL エンジンが搭載されました。
最新の「Zen Core v14 SP1 for Android」SDK には、この新しい ODBC スタイルのインターフェイスをデモするサンプル Android Studio プロジェクト「Soundmeter」が含まれています。
以下の手順で、このサンプルプログラムをロードして実行できます。
このインターフェイスは、標準の ODBC インターフェイスと一致するように設計されています。
ODBC の機能やサポートされているデータ型などは、”www.unixodbc.org” が提供した “app/src/main/cpp/” フォルダー内にあるインクルードファイルで確認することができます。
(iOS 開発者向けには、「Zen Core v14 SP1 for iOS」SDK の “TaskListSQL” フォルダー内に SQL インターフェイスのサンプルが含まれています。)
- Zen Core のアプリケーションを開発するための SDK を入手するため、
https://www.agtech.co.jp/actian/zen/core/utilization/
にある「(1) アプリケーション開発に利用したい方はこちら」のリンクから Zen Core を申請してください。 - 申請の完了後に受け取るメールのリンクから「Zen Core for Android」をダウンロードし、適当なフォルダーに展開します。
- Android Studio で Soundmeter のフォルダーにあるサンプル Android Studio プロジェクトを開きます。
- 下記のような SDK の場所に関するエラーが出力されますので以下の手順で修正します。
「The path ‘C:¥Users¥tbates¥AppData¥Local¥Android¥Sdk’ does not belong to a directory.」 - SoundMeter > Gradle > local.properties を開いて、
ndk.dir=C¥:¥¥Users¥¥tbates¥¥AppData¥¥Local¥¥Android¥¥Sdk¥¥ndk-bundle
を自分の Appdata フォルダーに修正します。 - メニューの「Run」から 「Run App」を選択し、アプリを実行します。
プログラムの主な動作を確認するには
app/src/main/java/com/actian/soundmeter/MainActivity.java
を参照してください。
C++ で SQL 呼び出しを行う方法を確認するには、JNI(Java Native Interface)の公式仕様書や、
app/src/main/cpp/native-lib.cpp を参照してください。