L2 キャッシュは、他のアプリケーションがメモリを必要とした際に、サイズを縮小してメモリの一部を解放することがあります。
この時、メモリの解放に時間が掛かり、一時的にパフォーマンスが低下することがあります。
この問題を回避するには、L2 キャッシュを使用しないことが唯一の対応策です。
「Microkernel の最大メモリ使用量」を 0 にすることで L2 キャッシュは使われなくなります。
パフォーマンスモニターで次のカウンターを監視します。
Actian PSQL Microkernel Cache
‣Level 2 Cache Raw Usage
‣Level 2 Cache Size Relative to Memory
‣Level 2 Cache Raw Size
Memory
‣% Committed Bytes In Use
‣Available MBytes
Level 2 Cache の各値が小さくなる直前の数分間パフォーマンスが低下し、この間 Memory の「% Committed Bytes In Use」が徐々に減少し、「Available MBytes」が徐々に増加している場合、この現象に該当します。
※画面をクリックすると拡大できます。